睡眠の質は、ヒートショックプロテイン(HSP)で決まる?!快適な目覚めの決め手は、このタンパク質にあり!!

睡眠の質は、ヒートショックプロテイン(HSP)で決まる?!快適な目覚めの決め手は、このタンパク質にあり!!

窓から差し込む朝日

いつまでも元気で、健康でいるために、良質な睡眠は、欠かすことのできない大切なことです。

横になっても、なかなか寝つくことができない、
夜中に何度も目覚めてしまう、
・・・歳をとったから、仕方がないと諦めていませんか。

年齢を重ねると、睡眠が浅くなり、睡眠の質は変化していきます。
これは、年齢とともに減少する、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きく関わっています。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)が減ると、睡眠にも影響が出る?!

ぐっすり睡眠をとるには

ヒートショックプロテイン(HSP)は、筋肉や皮膚など、私たちの体を構成するタンパク質の一種で、傷んだ細胞を修復する働きを持っています。
もともと私たちの体内に存在しているのですが、年齢とともに、体内のヒートショックプロテイン(HSP)は、減少していきます。 年齢とともにケガの治りが遅くなったり、体調を崩すと、なかなか治らないのは、このヒートショックプロテイン(HSP)が減少していることが関係しています。

私たちの心身の健康に欠かすことのできない睡眠。
なかなか寝付けない、眠りが浅いなどの睡眠の悩みは、20~30歳代に始まり、年をとればとるほど増加するといわれています。
これは、体内のヒートショックプロテイン(HSP)の減少が影響しています。
健やかに、元気でいるためには、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす必要があるのです。

2.良質な睡眠には・運動でヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、ストレスを緩和する!

良質な睡眠にかかせない運動

悩みやイライラ、緊張など、さまざまなストレスがかかることで、睡眠に障害が出ることがあります。不安や心配事が気になって眠れない、楽しいイベントの前に気持ちが高ぶり、なかなか寝付けないといったことは、誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。
一過性のものなら心配ありませんが、この状態が長く続くと、不眠が慢性化してしまい、日常生活に支障をきたしてしまいます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗ストレス作用があり、ストレスを防御するタンパク質として、睡眠の質の改善にも効果があるといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、ストレス緩和につなげるには、運動がおすすめです。テレワークなど自宅で過ごすことが多い昨今、ついつい運動不足になりがちです。
人混みを避けジョギングするなど、少し汗をかいてみはいかがでしょう。
適度な運動をすることで、生活のリズムにメリハリが出て、リフレッシュできるだけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、睡眠の質の改善につながります。

運動をすると、体が疲れることで、眠りに誘導されると思われがちですが、実は、そこには、ヒートショックプロテイン(HSP)の力が作用しています。運動によって、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、睡眠の質が高まっているのです。

たまに激しい運動をするより、運動を習慣づけることが大切です。毎日の生活の中に、体を動かす習慣を是非取り入れましょう。

3.良質な睡眠には・ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法で、体温リズムを整える!

良質な睡眠のために身体を温める

体の内部の体温(深部体温)は、朝から夕方にかけて高くなっていき、夜から朝にかけて下がっていくというリズムがあります。
深部体温が下降期にあるほど眠りやすく、上昇期には眠りにくくなるしくみです。

ここに、眠りのポイントがあります。
赤ちゃんが、ぐずり始め、手足がぽかぽかと温かくなると、そろそろ眠くなってきたサインというのは、よくご存じかと思います。
温かくなった後には、末梢血管が拡張し、手足の表面からの熱放散が増え、深部体温が低下しやすくなります。より急速に深部体温が下がるほうが、眠りにつきやすく、深い睡眠も出やすいのです。

朝までぐっすり眠るためには、まずは、眠る前の深部体温を上げ、体温リズムを整えておく必要があります。手足が冷たいままでは、良質な睡眠へと入ることはできないのです。

体温リズムを整えるためには、眠る前に、ゆっくり体を温める、すなわち、お風呂が最適です。
そこで、おすすめなのが、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法です。
40℃で20分、41℃で15分、42℃で10分を目安に、湯船に浸かることで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、睡眠の質が改善されます。

入浴の睡眠への効果は、加温効果にあります。私たちの体は、深部体温が下がると、眠気が起こるようにできています。お風呂で、深部体温を高めてあげると、お風呂上りに体温が下がるタイミングで眠気を誘発させることができるのです。

ゆっくり湯船に浸かり入浴した人は、シャワーだけの人より、質の良い睡眠を確保できるというデータがあります。睡眠は時間も大切ですが、質の良さが、より重要です。
長時間の睡眠を確保しなくても、すっきり目覚める、そんな朝を迎えた経験はありませんか。
これは、入浴により増えたヒートショックプロテイン(HSP)の効果だといえます。ヒートショックプロテイン(HSP)が、しっかり貯まった体は、朝の快適な目覚めを与えてくれます。

睡眠は、体温が下がり始めたタイミングで起こるため、眠る直前の入浴は逆効果になります。床につく2時間から3時間前に入浴を済ませ、お気に入りの化粧品でスキンケアを楽しみ、お気に入りの音楽を聴く、そんな、リラックスタイムが心も体も癒してくれるはずです。

4.良質な睡眠には・アスパラガス抽出物からヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、自律神経を整える!

良質な睡眠に注目のアスパラガス抽出物

私たちの体の中で、体温を調節したり、呼吸をしたり、代謝や消化などさまざまな内臓の機能を調整してくれる神経を自律神経といいます。
自律神経には体を興奮モードにする交感神経と、沈静モードにする副交感神経があります。このバランスが崩れ、自律神経が乱れると、体や心に不調があらわれます。その症状は、さまざまですが、自律神経の乱れは、不眠を引き起こす原因のひとつです。

最近増えたテレワークが、自律神経の乱れの原因に?!
自律神経は、24時間のサイクルでバランスを取っています。生活リズムが乱れたり、偏った食事や運動不足、環境の変化など、自分の中で決まっていたサイクルが崩れると、自律神経の不調があらわれる原因になります。

最近増えているテレワークでも、自律神経の乱れを訴える人が少なくありません。
通勤によるストレスは減ったものの、孤独感や家族を気にしながらの仕事など、環境の変化によるストレスを感じている人が増えているのです。

自律神経を整えるには、アスパラプロリンが有効

自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減するには、アスパラプロリンを含む食品を摂ると効果的です。
アスパラプロリンは、出荷時に切り落とされて通常は食べることのないアスパラガスの茎の下位の部分を加熱、酵素処理することで得られるため、アスパラガスを食べても効果はありません。

アスパラプロリンは、抗ストレス作用のある食品成分で、ヒートショックプロテイン(HSP)70の発現を促すことがわかっています。
ヒートショックプロテイン(HSP)70は、深い眠りである、徐波睡眠が長くなることが確認されており、脳のストレスをコントロールする指令塔に働きかけることで、眠りを改善すると考えられています。ここにも、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きく関わっているのです。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、睡眠の質を確保する!

HSPを増やして良質な睡眠を

睡眠には、疲労を回復し、ストレスを解消する働きがあります。 睡眠不足は、思考の低下につながるだけでなく、前頭葉の血流が低下することで、記憶や感情のコントロールにも影響がでてきます。

適切な睡眠時間や、そのパターンは、人それぞれですが、その人に応じた快眠を得るためには、1日の生活リズムを守ることが大切です。

食事は、眠る3時間以上前にすませ、胃腸を休めてから寝るのが理想的です。人は、高い体温が下がるときによく眠れるため、質のよい睡眠のためには、体を温める食事を選ぶことも効果的です。

運動は、適度な疲労感とヒートショックプロテイン(HSP)効果を得ることができるため、日常生活の中に是非、取り入れてみてください。眠る直前の運動は、体温が高くなりすぎ、寝つくことが難しくなることがあるため、気をつけましょう。

入浴は、シャワーですませるのではなく、湯船に浸かると効果的です。リラックス効果が得られるだけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、睡眠改善につながります。お風呂上がりに、手首や足首を伸ばすといった軽いストレッチを行うことも、質の良い睡眠につながることでしょう。

6.まとめ

現在の睡眠時間や質が適切かどうかは、日中に眠気を感じることなく、活動的に動けることがひとつの目安です。
睡眠時間を確保することは大切ですが、まとまった睡眠時間がとりにくい環境であっても、食事や入浴法を工夫し、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、質の良い睡眠を確保できます。

ぐっすり寝て、すっきり目覚める!
睡眠で、明日への活力を養いましょう!!

インフルエンザに感染しないために…ウイルス予防には、ヒートショックプロテイン(HSP)?!

インフルエンザに感染しないために…ウイルス予防には、ヒートショックプロテイン(HSP)?!

インフルエンザの予防アイテム

インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症にならないためには、免疫力が大切だという話が、よくでてきます。

インフルエンザ対策や風邪予防のために、免疫力をあげようと思ってはいるものの、実際、何をどうすれば、免疫力があがるのでしょうか。

体温を1℃あげることで免疫力が3割上がるといわれています。
体を温めることは、私たちの健康にとって、とても重要なことなのです。
そこには、ヒートショックプロテイン(HSP)が、大きく関わっています。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすと、インフルエンザにかかりにくい?!

HSP入浴でウィルス対策

私たちの体の約60%は水分でできていますが、15~20%はタンパク質でできています。これは、水分を除いた重量の約半分をタンパク質が占めていることになります。
熱ストレスによって増える、ヒートショックプロテイン(HSP)。人間の体を構成するタンパク質の一種で、もともと、私たちの体内に存在しています。ストレス防御タンバク質とも呼ばれ、ストレスを受けて傷ついた細胞を修復する働きがあります。

毎日お風呂に入っている人は、シャワーだけで済ませている人に比べて、風邪やインフルエンザなどに、かかりにくいという研究結果があります。これは、湯船に浸かり、体を温めることで、体温が上がり、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えているためです。体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、免疫力が上がり、ウイルス感染の予防につながるといわれています。

2.インフルエンザにかかる人とは?!免疫力の下がった体は、ウイルスの標的!

ウイルスの標的になってしまう人は?

インフルエンザの主な感染ルートは、くしゃみや咳などの飛沫によって感染する飛沫感染、屋内で飛び散ったウイルスが空気中に漂って感染する空気感染、ウイルスが付着したものに手で触れて目、鼻、口などから感染する接触感染の3つがあります。

私たちの体に病気を起こすことがあるウイルスには、インフルエンザウイルスの他に、今最も注意が必要なコロナウイルス、そして、ノロウイルスなどがあります。ごく身近にある風邪は、さまざまなウイルスが原因で発症するといわれています。

これらのウイルスが体内に入り、感染し、発症するわけですが、十分な免疫力や抵抗力があれば、これに打ち勝つことができます。感染しない、感染しても発症しないというわけです。

マスクや、手洗い、うがいは、もちろん大切ですが、体の中から予防する=自分の免疫力を増強することが重要になってきます。常に、免疫力を上げることを心がけていれば、発症のリスクを下げることができるのです。

3.インフルエンザにかからないために必要な免疫力と、ヒートショックプロテイン(HSP)との関係性!

ウイルス予防に必要な免疫とは?

インフルエンザにならないために、免疫をつける方法として、予防接種があります。

インフルエンザなどの感染症にかかると、原因となる病原体に対する免疫(抵抗力)ができます。免疫ができることで、その感染症に再び、かかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。

予防接種とは、このような体の仕組みを使って、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。ワクチンを接種することにより、ウイルスや細菌に対する免疫(抵抗力)を作り出し、病気になりにくくするのです。

予防接種で、抗体をつけることは感染症予防にとっての第一歩ですが、それだけで万全とはいえません。病原体が体の中に入ってきたとき、 実際に戦うのは白血球(リンパ球)です。この白血球(リンパ球)を増強しておく必要があります。
免疫を上げ、白血球(リンパ球)を増加させるには、ヒートショックプロテイン(HSP)の力が関係するといわれています。

4.インフルエンザ予防は、体を温めることから!加温とヒートショックプロテイン(HSP)

体調管理は体温から

健康な人の平熱は、36.5℃から37℃だといわれていますが、さまざまな生活習慣の影響により、現代人は、体温が36℃より低い、いわゆる、低体温の人が少なくありません。 低体温になると、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。 血液の中には、免疫機能を持った白血球が存在しているため、血流が悪くなることで、免疫力も低下し、ウイルスや細菌に負けて、発病しやすくなってしまいます。

インフルエンザにかからない、ウイルスに負けない体を作るためには、体を温かく保つことから始める必要があります。 体を温めることにより、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力アップにつながっていくのです。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには!

HSP入浴法には少し集めのお風呂が最適

体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに最適なのが、お風呂です。
忙しいと、ついついシャワーだけで済ましてしまいがちですが、週に2回だけ、ゆっくり湯船に浸かることをおすすめします。
42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分、肩まで浸かり、体を温めます。
この入浴法により、体の中に、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力を高めてくれます。

このHSP入浴法に加え、バランスのとれた食事、質のよい睡眠、そして、適度な運動をすることで、さらなる効果が期待できます。

有酸素運動を、1日30分、1~2週間を目途に続けることでも、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

適度な運動をしたあと、ゆっくり湯船に浸かり、疲れを癒す、これだけで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力が上がり、健康につながるのです。

6.インフルエンザにかからないために!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康な身体を!

湯治で心も身体もリフレッシュ

日本には、昔から湯治という習慣があります。体を温めることで痛みを和らげ、病気の治療や療養をすることが、研究や実績で証明される前から、行われてきました。

体を温め、体温を上げることは、私たちの体にとって、とても大切なことなのです。

日頃から生活習慣を整え、運動や入浴などにより、体を温めることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしましょう。 インフルエンザにかからないために、また、コロナウイルスにかからないためにも、日頃から、免疫力を高めていく必要があるのです。

それと同時に、外からの予防も、是非、心がけましょう。

マスクの着用

空気中のウイルスや、咳、くしゃみなどに含まれるウイルスに感染しないように、マスクの着用を心がけましょう。また、人にうつさないためにも、大切なことです。

手洗い

インフルエンザなど、感染症の多くは、手を介して、体内に侵入することが多いといわれています。手からの侵入を遮断するためにも、手洗いはとても大切です。

うがい

うがいは、インフルエンザなどのウイルスが粘膜から侵入する前に、外へ洗い流す効果があるため、感染予防につながります。気温が低く空気が乾燥すると、異物に対抗する防衛機能も弱ってしまうため、うがいをして乾燥を防ぐことが大切です。

7.まとめ

病気になると、いろいろなことが制限されてしまいます。
毎日を笑顔で、楽しく、充実して過ごすためにも、健康が第一です。

万能のタンパク質である、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、いつまでも、若々しく、元気で過ごしましょう!