体がサビるってホント?!抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジング!

体がサビるってホント?!抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジング!

にぎやかな食卓

毎日の食事は、体に栄養を与えるという非常に重要な役割を果たしています。

一言で、バランスのよい食事といっても、年齢やそれぞれの生活スタイルによって、異なってきます。

鏡で自分の顔をみながら、老けたな、とガッカリすることが増えてくる40代から50代。
ストレス過多のこの年代は、体内が酸化しやすい状況に陥っています。

いつまでも、若々しく、健康でいるために・・・
抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジングしてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.食事の重要性・・・体がサビないために!

身体のサビの原因となる食事

人間にとって、食事という行為は、とても大切です。
食事は、必要な栄養を補給するためのものであり、また、生活をする上での楽しみでもあります。

また、加齢に伴い、アンチエイジングのためにも、食事は、とても大切です。

金属は酸化すると錆び、食べ物は酸化すると腐ります。
人の体でも同じように、酸化が起こります。活性酸素による体のサビつき(酸化)です。

体内にある活性酸素は、病原菌やウイルスから体を守る重要な働きをする一方で、過剰に発生すると細胞を傷つけてしまいます。細胞がスムーズに働かなくなることにより、酸化が起こります。

活性酸素により細胞が酸化することは、シミやたるみなどお肌のトラブルをはじめとした老化の原因につながっていきます。更に酸化度が高くなると、やがて動脈硬化のリスクも高くなることが知られています。

人間の体にはもともと、尿酸、アスコルビン酸、メラトニンといった抗酸化物質が存在します。体内には抗酸化作用が備わっているものの、20代をピークとして、加齢とともに低下します。

体がサビつかないようにするためには・・・
食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが基本になってきます。

万能のタンパク質・・・ヒートショックプロテイン(HSP)も、体のサビつきを止める役割をしてくれます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の増加は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防にも、つながっていきます。

2.食事は抗酸化作用の基本・・・+ヒートショックプロテイン(HSP)効果で倍増!

錆びつかせない抗酸化作用のある食材

抗酸化の基本は、日頃の食事です。
アンチエイジングには、抗酸化作用のある栄養素をバランスよく食べることが基本です。

【ビタミンC】

ビタミンCは水溶性なので、生で食べるのが、おすすめです。
緑黄色野菜(パプリカ、ブロッコリーなど)や、果物(キウイフルーツ、いちご、柿、柑橘類など)に多く含まれます。

【ビタミンE】

ビタミンEは油に溶けやすい性質があるため、油を使うと体内に吸収されやすくなります。
緑黄色野菜を炒めて食べると、他のビタミンも同時に摂ることができるので、より効果的になります。
種実類(ごま、アーモンド、ピーナッツなど)や、かぼちゃ、アボカド、うなぎに多く含まれます。

【ポリフェノール類】

ポリフェノールは野菜の色素や苦味、渋味の成分となる化合物の総称で、ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。
プルーンやりんご、あずき、カカオ、赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれます。
果物は、皮にも豊富に含まれているため、皮ごと食べるのが、おすすめです。

【ミネラル類】

ミネラルは、熱に強く、水に溶けやすい性質ですので、茹でるよりも蒸すのが、おすすめです。煮込んだときは、煮汁ごといただくと、より効果的です。
魚介類(桜えび、うるめいわしなど)、海藻類(わかめ、のり、昆布など)や、納豆などに含まれます。

【カロテノイド】

カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収されやすくなります。
濃い色の野菜や、黄色、オレンジ、赤色の色素成分の果物などに含まれます。
トマト、ほうれん草、みかん、そして、一番のおすすめは赤いパプリカです。
赤いパプリカには、カロテノイドの中でも、抗酸化力が強いキサントフィルという成分が豊富に含まれています。

バランスのよい、効果的な食事をとることは、もちろんですが、食事のあとに、温かいお風呂に浸かったり適度な運動をすることで、より抗酸化作用を高めることができます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の増加により、抗酸化作用だけでなく、美肌や健康も手に入れることができます。

体を抗酸化することによって、老化を予防や、エイジングケアの効果も期待できることになります。

3.バランスのとれた食事で、アンチエイジング!

食事はバランスが大事

化粧品やエステ、運動などもアンチエイジングにとって大切ですが、バランスのとれた食事がとれていないと、効果は半減してしまいます。

バランスのよい食事、食生活は、アンチエイジングの第一歩です。

1)食事は、腹八分目にし、摂取カロリーをおさえましょう。
活動量の少ない成人女性の1日の摂取カロリーは、1400~2000kcalです。

 

たんぱく質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂り、炭水化物や脂肪の摂取を少なめにした腹八分目の食事が、アンチエイジングには効果的です。

2)食事は、食べる順番に気をつけましょう
食事をする際に、食べる順番は、とても大切です。食物繊維の多い野菜、たんぱく質である肉や魚、そして炭水化物のご飯という順番で食べるようにしましょう。

食物繊維を摂ることで、炭水化物がゆっくりと消化、吸収され。血糖値の上昇を防ぎます。よく噛んで、ゆっくり食べることも大切です。
食べ過ぎの防止、消化の促進、活性酸素の活性を減らせるなどの効果があります。

3)食事は、規則正しくとりましょう。
食事は、朝、昼、夜の1日3回、できるだけ、決まった時間に摂ることが大切です。
規則正しい食事をすることで、内臓機能が正常に働きます。
食事と食事の間を4時間あけることが理想とされています。

特に、朝1番の食事は、内臓を動かしてくれるので便秘解消にも効果的です。
ヨーグルトや果物だけでもいいので、何か口にする習慣をつけることをおすすめします。

免疫力を高める発酵食品も、おすすめです

発酵食品は、アンチエイジングに効果的な食べ物のひとつです。
抗酸化物質であるカロテンやポリフェノール、フラボノイドなどは、発酵させることで、体内に取り込みやすくなります。腸内環境を改善し、免疫力を高めてくれます。
朝食にヨーグルト、夕食に味噌汁、というように、毎日数種類の発酵食品を少量ずつ食べるのが理想です。

4.食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、サビない体に!(まとめ)

健康的な食事で錆びないからだを

体内には、酸化力の強い活性酸素があり、増えすぎると鉄がサビるように、細胞を傷つけてしまいます。
また、活性酸素の増加は、老化や動脈硬化、がんなどの原因にもなります。

体をサビさせないためには、活性酸素の増加を防ぐため、抗酸化作用のある栄養素を摂取し、バランスのとれた食事をとることが大切です。

抗酸化作用をより効果的にするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防に効果があるため、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、より効果を上げることができます。

バランスのとれた食事に加え、HSP入浴法を取り入れたり、適度な運動を心がけたりすることで、老化を防ぎ、美容効果と健康増進効果も得ることができます。

気の合う人とゆっくり食事をしたり、ときには、ひとりでのんびり食事をしたり・・・食事の方法は、さまざまです。
ただ食べるだけでなく、見る、匂いを嗅ぐ、触る、嚙む、喉ごしを感じる、といった五感で楽しむことで、脳細胞が活性化し、免疫力も上がります。

少しの気配りで、楽しいお食事=アンチエイジングにつながります。

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