ハリと弾力のある肌に!ヒートショックプロテイン(HSP)とナールスゲン

ハリと弾力のある肌に!ヒートショックプロテイン(HSP)とナールスゲン

ハリと弾力の美容成分ナールスゲン
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

年齢を重ねるにつれ気になる、肌のゆるみ、たるみ…。

「このたるみを何とかしたい!」
「いつまでもすっきり若々しい印象でいたい」と思われる方がほとんどではないでしょうか?

たるみ、ゆるみに抗い、ハリと弾力を守り、育んでいくために注目したいのが、私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

注目の化粧品原料ナールスゲンやヒートショックプロテイン(HSP)入浴法などでヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やして、ハリを感じる若々しい肌を目指していきましょう!

1.若々しいハリと弾力を守るタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)

ハリのある肌

年齢を重ねるにつれ、徐々に肌はたるんでいき、フェイスラインのシャープさは損なわれ目じりが下がり、目の下のたるみやほうれい線なども目立つようになっていきます。

なんとかしたいハリと弾力のために注目したいのが、もともと私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

①ヒートショックプロテイン(HSP)70

「ヒートショックプロテイン(HSP)70」は、紫外線や熱、病原菌や精神的なストレスなどでダメージ(損傷)を受けて構造がおかしくなったたんぱく質を修復して元気にしたり、ダメージが大きすぎて修復できなくなったたんぱく質を分解する働きがあり「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれています。

ハリと弾力のある肌を支えるコラーゲンやエラスチンもタンパク質!

ヒートショックプロテイン(HSP)70は、紫外線や活性酸素、糖化などによるダメージ(損傷)からコラーゲンやエラスチンを守り、ダメージ(損傷)を受けた場合は修復し、さらに修復できない場合は分解して良い状態に整える働きがあります。

②ヒートショックプロテイン(HSP)47

「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は肌のハリと弾力を支えるコラーゲンと深いかかわりがあります。

「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は、コラーゲンの生成を促進する働きと、コラーゲンが正しい三重らせん線維(=丈夫な強いコラーゲン)を作っていく過程に必要なタンパク質です。「ストレス防御タンパク質」と呼ばれている「ヒートショックプロテイン(HSP)70」に対して「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は「ハリ増強タンパク質」と言うのがぴったりだと思います!

どちらのヒートショックプロテイン(HSP)も、もともと私たちの肌に存在している特殊なタンパク質ですが、年齢とともに減少。50歳前後をピークにどんどん減少していきます。

健康のため、美容のため、アンチエイジングのためにヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やしていきたいですね!

2.ヒートショックプロテインを増やす化粧品原料「ナールスゲン」

ナールスゲンを確認する研究員

「ナールスゲン」は、京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院の共同研究の成果を基に、日本科学技術振興機構(JST)が支援をして設立した大学発・株式会社ナールスコーポレーションで取り扱っている化粧品原料です。
「ナールスゲン」は「ヒートショックプロテイン(HSP)70」と「ヒートショックプロテイン(HSP)47」の産生を増やす働きがあると報告されている期待の化粧品原料です!

3.ナールスゲンは、エイジングケアにも期待大!

ナールスゲンはヒートショックプロテインの産生を促すだけではなく、ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生、肌の潤いに欠かせないヒアルロン酸の産生も促す働きがあることが報告されています。また、肌の表皮細胞を活性化し、抗酸化力に優れるグルタチオンの産生を促し、紫外線などによる活性酸素種の発生を抑えて、肌のダメージ(損傷)を抑える働きもあると言われています。

[参考]
「ナールスゲンについて-About Nahlsgen」
参考元:株式会社ナールスコーポレーション

紫外線によるダメージの保護、肌の弾力性の増加、保湿効果の増大、ハリや艶の保持、小じわの防止などアンチエイジングにとって多方面で役立つ原料と聞けば、使ってみたくなりませんか?

4.化粧品原料と化粧品と薬事法(化粧品の選び方)

化粧品原料と成分

いつまでも綺麗でいたい、いつまでも若々しくありたいたるみ、しわを何とかしたいと思う時に化粧品に頼らない女性はいないと思います。

そして、化粧品を開発する者は、使っていただいた方に手ごたえを感じていただく、喜んでいただく商品をお届けすることを考え続けています。

ところが、ここでちょっと法律的な制約をお話しします。

法律では

『「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。』

引用元:厚生労働省/改正後の薬機法

と定められ、化粧品の効能の範囲も下記のように記載されています。(皮膚に関わる部分を抜粋)


(19)肌を整える。
(20)肌のキメを整える。
(21)皮膚をすこやかに保つ。
(22)肌荒れを防ぐ。
(23)肌をひきしめる。
(24)皮膚にうるおいを与える。
(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26)皮膚の柔軟性を保つ。
(27)皮膚を保護する。
(28)皮膚の乾燥を防ぐ。
(29)肌を柔らげる。
(30)肌にはりを与える。
(31)肌にツヤを与える。
(32)肌を滑らかにする。
(35)あせもを防ぐ(打粉)。
(36)日やけを防ぐ。
(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。

引用元:東京都福祉保健局/化粧品の効果効能の範囲について

ナールスゲンのように、アンチエイジングに素晴らしい働きが期待できる化粧品原料と出会うと、商品として完成した時に、どれだけ多くの人が喜んでくださるかと楽しみになりますが、一方で化粧品の製造・販売に関わる者はそれをそのまま表現できないジレンマを抱えています。

つまり薬機法では、この商品を使うと「ヒートショックプロテイン(HSP)が増えます」「コラーゲンが増えてハリのある肌になります」「アンチエイジングにとても役に立ちます」とは言えないわけです。

期待をしていただきたいのに表現できないジレンマさを感じますが確かにどんなに良い原料でも、しっかりたっぷり配合している商品もあれば入っているのか入ってないのかわからないほどしか配合しない商品もあるので原料としては効果があるとしても、商品としては言えないというのは仕方がないと言えば、仕方がないのかもしれません。

私がお伝えしたいのは、化粧品の原料開発の技術は素晴らしいことナールスゲンのように、アンチエイジングに効果があるという実験結果がでている原料には期待をしてほしいこと、そういった原料を使用している商品を選ぶときはどんな会社が作っているかを見極めて使っていただきたいということです。

化粧品の選び方については、ぜひこちらをご覧ください!
 ↓
化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!

5.入浴法や運動でもヒートショックプロテイン(HSP)を増やそう!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす化粧品原料ナールスゲンのお話をしてきましたが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためには、化粧品以外にも入浴や運動など日常生活にいろいろな方法があるので積極的に取り入れていくことをおすすめします。

お風呂

ヒートショックプロテイン(HSP)は熱のストレスを加えることで生まれます。 40℃~42℃のお風呂で、10分から20分程度、体の芯までゆっくり 温め、入浴後は10分から15分身体を覆って保温します。 ※お湯の温度目安/42℃→入浴10分、41℃→15分、40℃→20分 ※体温38℃を超えるくらいまで温まる

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法についてはこちらをご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、入浴法のほかにサウナや岩盤浴を活用するという手もあります。

サウナとヒートショックプロテイン(HSP)については、こちらをご覧ください。

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

運動

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、運動も有効です。
汗をかき、身体が温まる有酸素運動などの運動を30分程度続けることが必要だと言われています。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす運動についてはこちらをご覧ください。

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

化粧品

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテイン(HSP)を補い増やす方法の一つは、スキンケア。
ヒートショックプロテイン(HSP)を補える商品やナールスゲンのようにヒートショックプロテイン(HSP)の生成を促す原料を配合している商品に注目してみてください。

食事(サプリメント)

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテイン(HSP)を補い増やすもう一つの方法は、食事。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれるという“βグルカン”を多く含むキノコや、身体を温める辛い物、良質なタンパク質などバランスの良い食事をとるようにすると良いでしょう。
直接ヒートショックプロテイン(HSP)を増やせるサプリメントを活用するのもおすすめです。

6.まとめ

年齢を重ねるにつれ進んでいく、肌のゆるみ、たるみに抗い、ハリと弾力を守り、育んでいくために頼りにしたいのが、私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

一つ目は、紫外線や活性酸素、糖化などのダメージ(損傷)からコラーゲンやエラスチンを、しっかり守り、ダメージ(損傷)を受けた場合は修復し、修復できない場合は分解して良い状態に整えてくれる「ヒートショックプロテイン(HSP)70」。

二つ目はコラーゲンの生成を促進する働きと、コラーゲンが正しい三重らせん線維(=丈夫な強いコラーゲン)を作っていく過程に欠かせない「ヒートショックプロテイン(HSP)47」です。

これらのヒートショックプロテイン(HSP)は年齢とともに減少するので、しっかり増やすことを考えなければいけません!そこで、注目したいのがナールスゲンという化粧品原料です!

ナールスゲンは、ヒートショックプロテイン(HSP)70とヒートショックプロテイン(HSP)47のの産生を増やす働きがあると報告されている期待の化粧品原料。
さらに、ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生、肌の潤いに欠かせないヒアルロン酸の産生も促す働きがあることも報告されています。

ヒートショックプロテイン(HSP)を化粧品で増やしたいと思った時には、ヒートショックプロテイン(HSP)自体を配合したものやナールスゲンのように、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす原料を使っているかどうかをチェックしてみてくださいね。

また、日常生活にヒートショックプロテイン(HSP)入浴法や運動などを取り入れて、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、若々しいハリと弾力のある肌を目指しましょう!

コラーゲンたっぷりのお肌

日常生活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法や化粧品の選び方について詳しくは下記にてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!