50代スキンケアの極意。エイジングサイン見逃さず、目指せ!美肌キープ!!

50代スキンケアの極意。エイジングサイン見逃さず、目指せ!美肌キープ!!

変化の多い50代

エイジングの波が押し寄せ、さまざまな肌悩みが増える、50代。
年齢を重ねれば、シミやしわができるのは、当り前!
そんなふうに、諦めていませんか。

若い頃と同じお肌を手に入れることは難しいかもしれませんが、50代は50代の輝き方を手に入れることは可能です。

お肌は、スキンケアをしてあげることで元気になります。
いつまでも美しくいるためのスキンケア、一緒に始めてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.50代の肌悩みランキング、トップ3はシミ、たるみ、乾燥!

鏡を見て肌の状態を確認

50代女性の肌悩みトップ3は、シミ、たるみ、乾燥です。

シミ

50代は、若い頃に比べて、お肌のターンオーバーの周期が長くなり、大体45日周期だといわれています。ターンオーバーの周期が長くなることで、古い角質が代謝されにくく、お肌表面に定着して、顔がくすんで見えたり、シミが濃くなったり、肌トラブルが表面化してきます。
シミに効果があるといわれる成分には、ビタミンC誘導体、アルプチン、トラネキサム酸があります。これらの成分は、美白有効成分として認められているため、美白化粧品には必ず配合されています。
代表的な成分であるビタミンC誘導体はメラニンの排出を助けるだけでなく、メラニンの生成を抑制する働きがあります。
水溶性ビタミンC誘導体は、化粧水やローションタイプの化粧品に配合されることが多く、皮脂をコントロールし、メラニン色素を還元することで、シミを改善してくれます。シミを薄くしたいために高濃度なものを使い続けると乾燥の原因になるため、注意が必要です。

脂溶性ビタミンC誘導体は、美容液や保湿クリームなどに配合されることが多く、お肌への刺激も少ないといわれています。とろみのある美容液などのエイジングケア化粧品に多く配合されています。持続性があるため、水溶性に比べて吸収に時間がかかること欠点です。

近年、注目されているのが両親媒性ビタミンC誘導体です。水溶性の即効性と、脂溶性の持続性の両方を持ち合わせているといわれています、価格が高いものが多く、手を伸ばしづらいのが難点です。

しわ

50代のお肌は、水分保持力の低下とともにバリア機能も低下することで、乾燥によるしわを引き起こします。目尻や口元は乾燥の影響を受けやすいので、保湿効果の高い化粧水で充分に水分を補ったあと、美容液やクリームなどでしっかり蓋をしましょう。

年齢を感じさせる首元のしわも、顔と同じく、保湿スキンケアを忘れないように気をつけなければなりません。首のリンパの流れをよくするマッサージや、肩の力を抜いた状態で首を傾ける運動も効果的です。 スキンケアアイテムには、コラーゲンやレチノールなど、エイジングケアにも優れた高保湿タイプのものがおすすめです。

たるみ

年齢を重ねると、ハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少するだけでなく、顔の筋力の低下により、皮膚や脂肪が下垂することで、たるみを引き起こします。
お肌にハリや弾力を与えるクリームや美容液を基本のスキンケアにプラスしてみてはいかがでしょう。コラーゲンやエラスチン配合のクリームはハリを与える作用、ヒアルロン酸には保湿作用があるため、おすすめです。

目元のたるみの改善には、目元専用のクリームを使うと効果的です。目元は皮膚が薄く、摩擦や乾燥などダメージを受けやすい部分です。アイクリームは高価なものが多いですが、専用のもので丁寧にケアすることで、予防や改善につながります。是非使ってみてください!

たるみは、筋力の低下も原因の一つであるため、筋力を鍛えるためのマッサージやエクササイズも大切です。外側(スキンケア)からのケアだけでなく、内側(マッサージやエクササイズ)からも行うことで更なる効果が期待できます。

自分のお肌にあった適切なケアで、老化による肌トラブルを食い止めましょう。50代のお肌はターンオーバーが長いため、効果がでるまで時間がかかります。諦めず、スキンケアを続けることが大切です。

2.50代のスキンケア、お肌に必要なのは保湿です!

50代のスキンケアは保湿が大事

50代になると、お肌のハリがなくなり、しわやたるみが目立ち始めるなど、お肌の衰えを実感してきます。お肌の乾燥や女性ホルモンの低下など、加齢による変化が起因していることが多くあります。適切なスキンケアをしないと、お肌の老化は進むばかりです。

そこで、適切なスキンケアをするための化粧品選びが大切になります。
50代のお肌は、水分を保持する力が著しく低下していくため、保湿力のあるものがおすすめです。シワ、たるみ、肌荒れなどの肌トラブルは、乾燥が原因でできることが多いため、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合された化粧品で、しっかり保湿してあげましょう。

保湿成分やハリ成分など、気になるところをチェックしながら、貴女に合ったもの、スキンケアの成果を実感できる化粧品を選んでください。
デリケートなお肌を抱える年代だからこそ、自分のお肌にあったもので、少しずつ改善させていくことが大切になってきます。

3.50代、忙しい貴女の基礎化粧品はオールインワンで!

50代にはオールインワン

50代になり、お肌も体も、老化を感じるのはあたりまえのことです。若い頃は無理のきいたお肌や体も、加齢にともない、回復に時間がかかります。面倒くさいからとスキンケアをさぼっていると、気がつけば、しみやしわが・・・ということになりかねません。

オールインワンは、基礎化粧品である化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどをひとつにまとめ、スキンケアを手軽に、そして短時間で行うことができます。複数のスキンケア商品がひとつにまとまっているので、誰でも簡単にケアすることができます。
家事や仕事で忙しく、限られた時間で自分磨きをしたい、そんな貴女におススメのスキンケア化粧品です。

ひとことでオールインワンといっても、有効成分やテクスチャーなど、種類は豊富です。
たとえば、オールインワンジェルは、化粧水や美容液などのスキンケアに必要な成分がすべて入ったジェルです。手軽さ、そして、コストパフォーマンスの高さが魅力です。大手化粧品ブランドのものから、オーガニックなど自然派のものまで、多くの種類のオールインワンジェルがあるため、お気に入りを見つけましょう。

スキンケアは、お肌だけでなく、心もリラックスさせてくれるといわれています。忙しい毎日の中、自分へのご褒美の時間を作り、スキンケアを楽しんでみてください。

4.美肌にはシンプルスキンケア?!50代の肌力を信じて!

50代のスキンケアはシンプルさを

最近は、50代になっても若い頃と変わらない美しさを持続している方が増えているように思います。
女優さんやモデルさんしかり、いつまでも美しくいられる方は、どんなスキンケアをしているのだろうと思いませんか。高価なブランド化粧品やエステを想像しがちですが、美の秘訣を聞くと、意外にも特別なことは何もしていないという回答をよく聞きます。

そこで気になるのが、シンプルスキンケアです。

年齢を重ねると、お肌の気になるところが増えるため、スキンケアに使うアイテムが増えていってしまう傾向があります。しかし、いくつものアイテムを使用することで、逆にお肌に負担をかけてしまっていることもあるのです。
必要な皮脂まで落としきった後に、油分たっぷりのクリームでお肌に蓋をしてしまう、これは、お肌が自ら潤う力を奪っていることになります。

お肌に必要以上の力添えをせず、お肌本来の力を引き出すのが、シンプルスキンケアです。
本当に必要なアイテムだけを選んで、やりすぎていたスキンケアを、少しシンプルなものに変えてみてはいかがでしょう。
たくさんのスキンケアアイテムを使うのではなく、自分にあったものを選び、使いこなすのも、ひとつの方法かもしれません。

5.美肌でいるために!50代のスキンケアとヒートショックプロテイン(HSP)!

50代のスキンケアにもHSP入浴

たとえば、スキンケアの基礎となる化粧水。お肌に水分を与える目的だけで、若い頃と同じものを使い続けていませんか。
年齢とともに、お肌の悩みは変わってきます。20代には20代の、50代には50代の、その年齢のお肌に合わせたものを選ばないと効果は期待できません。

50代は、シミ、たるみ、乾燥などの肌悩みに合わせて、エイジングケアが必要になってきます。閉経による女性ホルモンの減少でコラーゲンが減り、お肌のハリや弾力が失われたり、お肌の乾燥に伴いバリア機能が低下したりと、お肌の衰えが顕著にあらわれてきます。

50代のスキンケア化粧品は、高保湿な成分、 肌悩みにあった成分、そして、使い続けられるものを選ぶことをおすすめします。
どのアイテムが自分のお肌に合うのか、口コミなどを参考に、使い心地や効果、価格のバランスを検討しましょう。そして最終決断は、やはりお肌に合うかどうかです。まずはトライアルセットで使い心地を実感し、使い続けられるものを選びましょう。

自分に合った化粧品で、適切なスキンケアをすることは、もちろん大切ですが、美肌でいるためには、体の冷えを改善し、血流をよくすることも忘れてはいけません。女性の8割が冷え性で悩んでいるといわれています。1日の疲れを癒す意味でも、お風呂にゆっくり浸かり、体を温めましょう。体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで美肌効果にもつながるため、一石二鳥です!

6.まとめ

外側からのスキンケアと、内側からのヒートショックプロテイン(HSP) が、いつまでも輝き続ける貴女を演出してくれるはずです。

健康でいつまでも輝き続ける、そんな50代でいるために・・・エイジングの波を乗り越えましょう!

スキンケアに欠かせない洗顔!正しい洗顔、できていますか?!

スキンケアに欠かせない洗顔!正しい洗顔、できていますか?!

正しい洗顔とは?

朝起きて、ただなんとなく顔を洗っている、洗顔は、ごしごし適当に済ませている、なんて、そんな洗顔の仕方、していませんか。

洗顔を正しく行わなければ、お肌にストレスがかかり、肌トラブルにつながります。
知らず知らずのうちに、お肌に負担がかかっているかもしれません。

毎日のことだからこそ、その積み重ねが、貴女のお肌を変えていきます。

洗顔は、お肌の土台をつくるための、とても大切なスキンケアです。
肌悩みを解決するためにも、まずは洗顔方法を見直してみましょう。
正しい洗顔、正しいスキンケアを続けていくことで、お肌は生まれ変わるはずです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.正しい洗顔していますか?!洗顔は大切なスキンケアです!

洗顔をする女性

洗顔とは、美肌を保つために必要な、基本的なスキンケアのひとつです。洗顔がきちんとできていないと、ニキビやさまざまな肌トラブルにつながっていきます。

1.まずは手を清潔にしましょう

清潔な手でおこなうことは、スキンケアの基本です。洗顔の前には、まず、手を洗いましょう。手に汚れがついていると、雑菌により、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなるほか、手にハンドクリームが残っていると、油分の影響で、洗顔料の泡立ちが悪くなり、せっかくの洗顔の効果も半減してしまいます。

2.ぬるま湯で予洗いしましょう

洗顔料をつける前に、ぬるま湯(32度前後)で、軽く汚れを落とします。ごしごしとこするのではなく、お湯で、顔の表面の汚れをさっと落としましょう。

冷たい水だと、毛穴が閉じて汚れが落ちににくくなり、熱すぎると、汚れと一緒に、お肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥につながります。

3.洗顔料をしっかりと泡立てましょう

少量のぬるま湯で、洗顔料をよく泡立てます。手を逆さにしても、泡が落ちないくらいが目安です。もちもちの泡で洗うことで、手とお肌の摩擦を軽減することができます。キメの細かい泡は、洗浄成分が毛穴に入りやすくなるため、泡が汚れを包み込み、ゴシゴシとこすらなくても、毛穴に詰まった皮脂や古い角質まで、すっきりと落としてくれます。

4.泡立てた洗顔料を転がすように洗いましょう

ゴシゴシこすらず、たっぷりの泡を、お肌の上で転がすように洗いましょう。まずは、皮脂量の多いおでこや小鼻、Tゾーンに濃密な泡をおき、優しく洗います。角層がたまりやすいフェイスラインも、指先でらせんを描きながら、泡を転がすように洗いましょう。

あご、頬のUゾーンは、皮脂の分泌が少ないので、洗い過ぎに注意です。乾燥しがちな目元や口元などは、泡をのせるだけで大丈夫です。

5.ぬるま湯で十分にすすぎましょう

洗顔料が残っていると、肌トラブルにつながります。髪の生え際や、フェイスラインは、すすぎ残しがないように、ぬるま湯で丁寧に、そして十分にすすぎましょう。

6.タオルで押さえるように拭きましょう

よくすすいだ後は、清潔なタオルで、優しく押さえるようにして、水分を拭き取ります。タオルでゴシゴシこするのも禁物です。
1日に何度も洗顔すると、乾燥や過剰皮脂などの肌トラブルの原因になります。洗顔は、朝と晩の1回ずつで大丈夫です。

2.間違った洗顔で肌トラブルが悪化?!ニキビ肌の正しいスキンケア

肌トラブルを起こしにくい洗顔とは

ニキビは、思春期の成長に伴い出てくるものと、大人になってから、お肌の状態やストレスからできるものがあります。原因は違っても、スキンケアは、基本的には同じです。
洗顔でしっかりと汚れを落とし、お肌にニキビができにくい環境を作りましょう。

ニキビの原因は、皮脂の過剰分泌により毛穴に皮脂が詰まったり、毛穴の出口の角層が厚くなることで、毛穴をふさいでしまったりすることが考えられます。
お肌を清潔に保とうとするあまり、頻繁に洗顔をしてしまうと、お肌が乾燥し、かえって皮脂が多く分泌されてしまいます。洗顔は、朝と夜の2回だけ、丁寧におこないましょう。

洗顔のときに、指でニキビを触ると、ニキビを刺激し、悪化してしまう恐れがあります。洗顔料は、泡にして顔に乗せるだけで、汚れを自然に吸着してくれるため、必要以上に、ごしごしこする必要はありません。成分や原料を見極め、お肌にあった洗顔料で、スキンケアをしましょう。

また、成分だけでなく、スキンケアのタイミングも大切です。乾燥は、ニキビだけでなく、さまざまな肌トラブルに繋がるため、洗顔後は、化粧水で水分を補い、美容液やクリームで、しっかり保湿をしましょう。正しく洗顔したお肌は、水分をぐんぐん吸い込んでくれます。しっかりスキンケアをすることで、ニキビなどの肌トラブルに負けない、健やかなお肌につながっていきます。

3.メンズスキンケアの基本は、まず洗顔!

男性にも洗顔は大事

洗顔は、男性のスキンケアにとっても大切です。
メンズスキンケアは、洗う、潤す、保護する、この3つのステップが重要だといわれています。

メンズ洗顔料には、皮脂や汗、汚れなどを洗い流す役割があり、女性用のものに比べて、洗浄力が高いものが多い傾向にあります。女性と男性では皮脂の分泌量に違いがあり、女性に比べて、皮脂量が2倍以上あるといわれています。そのため、お肌についた汚れを放置しておくと、雑菌が繁殖してしまい、肌トラブルにも繋がってしまいます。
お肌を清潔に保つためにも、日々の洗顔は、女性同様、とても大切なのです。

洗顔料を選ぶ際は、自分の肌質を見極めることが大切です。肌質や用途に応じて、成分を確認し、適したものを選ぶことで、スキンケアの効果は倍増します。
皮脂が多く、肌がベタつく方・・・酵素など、皮脂や汚れを排出してくれる成分を含んだもの。
乾燥が気になる方・・・ヒアルロン酸やコラーゲンなど、保湿効果の高い成分を含んだもの。
ニキビを治したい方・・・グリチルリチン酸、ジカリウムやサリチル酸など、消炎効果の高い成分を含んだもの。

皮脂が多く、水分量が少ない男性のお肌は、スキンケアをしいないと、テカリやニキビ、いちご鼻などの肌トラブルを引き起こします。清潔で健康なお肌を保つためにも、丁寧な洗顔を心がけましょう。

4.お肌にあった洗顔料を選び、美肌スキンケアを!

正しいスキンケアには正しい洗顔料

スキンケアの基本のひとつである洗顔は、1日2回、正しく行うことで効果が期待できます。朝の洗顔は、寝ている間に蓄積した皮脂汚れを落とす役割があり、夜の洗顔には、メイクや皮脂汚れを落とす役割があります。

洗浄力が強い洗顔料は、皮脂をしっかり洗い流すので、乾燥が気になる人や敏感肌の人が使うと、より乾燥を招いてしまいます。逆に、洗浄力が弱いものを、皮脂やテカリが気になる人が使っても、皮脂が落としきれず、肌トラブルにつながってしまいます。

お肌の状態は、季節などの環境や、心身の健康状態、日々のストレスなどによって、少しずつ違ってきます。ずっと乾燥肌、ずっと脂性肌といったふうに、肌質は固定されているわけではありません。お肌の状態をしっかり見極めて、洗顔料を選び、スキンケアをすることが必要になってきます。

洗顔料を選ぶ際のポイントに、洗顔後に、お肌がつっぱらないかどうかも気になるところです。洗顔後に、お肌のつっぱりを感じるのは、洗顔料によって肌表面の潤いを保ってくれている皮脂が洗い流されてしまうため、水分を捕まえておく力が一時的に弱まることが原因です。
モイスチャーという言葉を耳にしたことがあると思いますが、これは、湿気,水分を意味します。スキンケアでは、皮膚の角質層の水分を保持して、お肌を乾燥から守る目的でつくられた製品です。その他にも、セラミドや乳酸Na、アミノ酸などの保湿剤が配合されている洗顔料は、お肌の潤いを保ち、お肌を守りながら洗顔をすることができます。

洗顔料はあくまでも汚れを落とすための洗浄剤です。長時間、使用することで、必要な皮脂まで洗い落としてしまう恐れもあるため、洗顔は1分以内を目安にすることをおすすめします。

6.まとめ

日常生活の中のひとつの流れのように行っている洗顔ですが、美肌にとっては、大きな意味を持っています。
スキンケアの中では、目立たない存在ですが、実はとても重要なポストなのです。
健やかなお肌に、洗顔あり!正しい洗顔で、スッキリ、スベスベのお肌を手に入れましょう!

入浴や運動のやりすぎでヒートショックプロテイン(HSP)が減少?!ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増やす頻度とは!

入浴や運動のやりすぎでヒートショックプロテイン(HSP)が減少?!ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増やす頻度とは!

木陰で休む

近頃、よくヒートショックプロテイン(HSP)という言葉を耳にします。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、ヒートショック、つまり身体に熱によるストレスが加わることによって増加し、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質です。

ストレス解消、美肌作り、疲労回復、免疫力アップなど、魅力的な効果が目白押し!
入浴や運動など、身近な日常生活の中で、簡単に増やすことができます。

でも、やりすぎたら逆効果というのを、ご存知でしょうか。
ヒートショックプロテイン(HSP)を効率的に増やすには、その頻度が重要になってきます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)とは・・・その効果と頻度

運動後の水分補給

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと、私たちの体に備わっている特殊たんぱく質です。ヒートショックという言葉にあるように、体に熱が加わったときに、このタンパク質が作られます。ストレスから身体を守り、自己回復力を高めてくれるタンパク質で、さまざまなストレスによって傷ついたタンパク質を、元のきれいな形に戻す働きがあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、免疫力が上がったり、コラーゲンの生成や代謝を活発にするといった、健康や美容の効果が期待できます。免疫細胞の働きを活発にしたり、疲労感の原因である乳酸の発生を抑制したりする作用をもった、私たちの身体にとって、とても嬉しい働きをしてくれるものです。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加すると、基礎体力が底上げされるだけでなく、シワやたるみの予防や、紫外線によるしみ、炎症防止にまで効果があるといわれています。老化速度を緩やかにし、アンチエイジングにもつながります。

しかし、ヒートショックプロテイン(HSP)は、年齢やストレスで減少してしまいます。
年齢とともに、ケガが治りにくかったり、体調を崩すと、なかなか治らないのは、ヒートショックプロテイン(HSP)が減少していることが関係しているといわれています。

体内に減少したヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、精神的な緊張や運動、または紫外線や放射線、加圧や低酸素など、体がストレスと感じる刺激を与えることが必要です。なかでも、一番効率的かつ効果的なのが、体を温めることです。

そして、その頻度を守ることが、大切になってきます。

2.HSP入浴法、最適頻度は週2回で!

入浴頻度がHSPと関係あり

体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、まず入浴があります。
シャワーだけでは、体の深部体温まで上げることができません。
温かいお風呂にゆっくり浸かることは、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすだけでなく、体をリラックスさせ、1日の疲れを癒してくれることでしょう。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、42°なら10分、41°なら15分、40°なら20分の入浴が目安です。炭酸系の入浴剤を入れることによって、40°なら15分の入浴で、ヒートショックプロテイン(HSP)の増加が見込まれます。

できれば、肩までしっかり浸かるのが理想ですが、暑さで途中つらくなったら、湯船から出て休憩しても大丈夫です。無理のないよう、入浴を楽しみましょう。

10分くらい浸かると、自然に体温は1度ほど高くなり、そのままさらに10分ほど浸かれば1.5度ほど高くなります。体温を38度に上げることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を効果的に増加させることができるといわれています。

入浴後は、体温を37℃前後に保つことが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすポイントとなります。体の水分をタオルで拭いたら、すぐに着替えて、10分程度は、暖かい部屋で、体温をキープするために保温することを意識しましょう。
入浴前や入浴後の水分補給は、常温の水がおすすめです。

ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増加させる頻度は、週に2回だといわれています。これは、入浴の2日後をピークに、3日前後までヒートショックプロテイン(HSP)が増加する傾向にあるとされるためです。
ヒートショックプロテイン(HSP)が減少し始める3~4日後に、次のHSP入浴をすることが効果的であるため、週2回の頻度で行うことが最適なのです。

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、適度な頻度で、適度な運動を!

ジョギングで体を温める

運動で、体を温めることでも、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

適度な運動で、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、さまざまな効果が期待できます。 ・免疫力の向上
免疫力が上がることで、病気のリスクを減らし、健康な身体を維持することができます。
・代謝の促進
基礎代謝が促進されることで、痩せやすい体を作ることができます。ダイエットにも効果的です。
・乳酸の遅延化
運動すると発生する乳酸は疲労物質とされており、この乳酸の発生を遅らせることで、疲れにくい体にすることができます。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、運動のなかでも、有酸素運動が適しているといわれています。有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことをいいます。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった運動が代表的です。

外での運動は、ちょっと・・・という方は、まずは室内でできる有酸素運動から始めてみてはいかがでしょう。

踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。

ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

頻度は、ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。
運動をやりすぎると、ヒートショックプロテイン(HSP)の減少につながるだけでなく、健康を損ねることにもなりかねます。
適度な運動を心がけ、心身共にリラックスできるよう、体を動かすことが大切です。

4.やりすぎは逆効果!頻度を守り、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!

自宅でヒートショックプロテインケア

ヒートショックプロテイン(HSP)の魅力ある、さまざまな効果を期待するあまり、頻度を間違い、やりすぎてしまうと、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすどころか、減少につながってしまいます。

入浴では、2日後にピークを迎え、3日前後まで増加し、7日後に戻るというデータがあります。この研究の結果から、週に2回、3日おきの頻度が最適だといわれています。

運動も同じで、頻度を間違えると、ヒートショックプロテイン(HSP)の減少につながります。 トレーニングの2週間後に、最大のヒートショックプロテイン(HSP)の増加が見込めるといわれています。
大切な試合を控えている方は、試合の前の2~3週間のトレーニングが、最も効率よくできるため、おすすめです。ヒートショックプロテイン(HSP)には、疲労回復、運動能力向上の効果があるため、タイミングをうまく合わせると、効果が期待できます。

そして、試合の1~2日前に、ゆっくり湯船に浸かり、HSP入浴を取り入れれば、最強のコンディションになること、間違いなしです。

5.まとめ

頻度を間違えず、うまくタイミングを合わせることで、ヒートショックプロテイン(HSP)の効果は、ますます期待できます。是非、お試しください。