炭酸美容のもたらす美肌効果とは!炭酸の効果で、ヒートショックプロテイン(HSP)がさらに増える?!

炭酸美容のもたらす美肌効果とは!炭酸の効果で、ヒートショックプロテイン(HSP)がさらに増える?!

鏡で顔をチェックする女性

炭酸ときくと、まず、飲む炭酸水が多く知られています。
満腹感を得られ、ダイエットにも効果が期待できるため、お水の代わりとして飲んだり、シュワシュワ感を楽しんだり・・・

そんな炭酸水が、健康や美容に効果があるのは、ご存知でしょうか。
炭酸には、血行促進をはじめ、健康や美容にとって、さまざまな効果が期待できることから、炭酸美容が注目され、化粧品にも使われています。

そんな炭酸の効果と、万能のタンパク質であるヒートショックプロテイン(HSP)効果で、貴女の美肌レベルを上げることができます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美肌レベルを底上げする、炭酸の美容効果!

炭酸のシュワシュワ

炭酸は、お肌と同じ弱酸性のため刺激が少なく、美容効果が期待できます。

お肌の代謝を上げ、活性化します。

分子量が小さい炭酸は、お肌に触れると、炭酸ガスが皮膚を通り抜けて、毛細血管の中まで浸透し、血管を広げ、血行促進につながります。血流が良くなることで酸素や栄養などの供給が活発になり、体の隅々まで行き渡り、老廃物をスムーズに排出してくれます。これにより、細胞が活性化し、肌のターンオーバーが促進され、血色のいい健康なお肌へと導いてくれます。

皮脂や老廃物を取り除き、毛穴の中まで綺麗にしてくれます。

炭酸には、たんぱく質を吸着し、お肌の汚れを一掃してくれる効果があります。
余分な皮脂や古い角質などを吸着し、通常のケアでは落としきれない、毛穴に詰まった小さな汚れも除去してくれます。くすみのないお肌を手に入れることができます。

2.炭酸泉×ヒートショックプロテイン(HSP)で、美容と健康を!

お風呂の効果を上げる炭酸泉

炭酸は、お風呂でも活躍します。いわゆる炭酸泉とよばれるものです。
炭酸泉とは、炭酸ガスが溶け込んだお湯のことで、発泡水のように細かな泡が、お肌を包み、お肌の老廃物を取り除いてくれるだけでなく、炭酸の力で温浴効果を高め、血行を促進することで、全身の血流が良くなり、冷えやむくみの解消につながります。

下半身がむくんで、だるさを感じるという方や、冷え性の方には、とても適した入浴法だといえます。
また、炭酸が、全身の汚れや古い角質を吸着してくれるので、お肌のくすみが解消し、スベスベのお肌にしてくれるのも魅力です。

炭酸泉は、通常の入浴と比べると、体の中に生成されるヒートショックプロテイン(HSP)が多く生成されます。ヒートショックプロテイン(HSP)は、疲労回復や免疫力アップ、そして美肌にも効果があるため、炭酸の効果に加え、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、より美肌になれるというわけです。

お風呂に入るだけで、元気になり、お肌もスベスベになれる!炭酸とヒートショックプロテイン(HSP)は、最強の組み合わせなのです。

3.炭酸で美肌に!最強美肌には、ヒートショックプロテイン(HSP)も!

美肌効果抜群の炭酸パック

炭酸水が、お肌に触れると、毛穴がキュッと引き締まるような感覚があります。
これは、お肌を形成するタンパク質を引き締めるアストリンゼント効果によるもので、収れん化粧水のようにお肌をひきしめ、お肌のキメを整えることができます。

炭酸泡クレンジングをご存知でしょうか。
炭酸が作るきめ細かい泡が、お肌の表面に残る古い角質や汚れを柔らかくして、毛穴の奥の汚れまで落としてくれます。炭酸ガスが弾け、シュワシュワしているときに、毛穴の汚れが取り除かれています。さらに炭酸が持つ血行促進作用により、お肌のターンオーバーが整い、美肌へと導いてくれます。

お肌の古くなった角質が取り除かれるため、スベスベの柔らかなお肌になり、炭酸が角層に浸透することにより、クレンジングに配合されている美容成分や、化粧水などの基礎化粧品の美容成分の浸透もよくなります。

さらなる効果を期待するなら、蒸しタオルで、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのはいかがでしょう。 電子レンジなどで40度から42度に温めた蒸しタオルで、顔全体を温めましょう。さらに血行が促進され、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美肌効果が倍増します。

蒸しタオルは血行をよくする反面、お肌が乾燥しやすい状態になってしまうため、蒸しタオルの後は、すぐに保湿ケアが必要です。お気に入りの化粧品で保湿ケアを忘れないようにしましょう。

4.顔だけでなく、頭皮も炭酸美容でスッキリ!

炭酸効果でサラサラ髪

頭皮のクレンジングも、肌ケアと同様に、炭酸美容が効果的です。
髪の毛も、炭酸と同じ弱酸性のため、髪にもやさしく、負担がかかりません。
肌のクレンジングと同じように、頭皮クレンジングで、シャンプーでは落とし切れない皮脂や古い角質などをしっかり除去してくれます。炭酸ガスは、皮脂やホコリなどの汚れに反応すると気泡となり、気泡は皮脂や汚れを包むように取り込んでくれるため、頭皮を強くこすり痛めることなく、クレンジングができます。

マッサージをすれば、頭皮の血行を促進することで、抜け毛や白髪の予防、改善などエイジングケアにも役立つといわれています。

炭酸でクレンジングすることで、シャンプーより心地よく、スッキリとした爽快感を実感でき、リフレッシュ効果やストレス解消にもつながります。

また、炭酸は、ダメージヘアなどのpHバランスが崩れた髪に使うことで、髪の毛本来のもつ正常なpH値に戻してくれる効果があるといわれています。
週に1、2回することで、頭皮が元気になり、さらさらヘアになれます。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を引き出す、炭酸の魅力(まとめ)

炭酸のシュワシュワに含まれる秘密のパワー

炭酸が、美容にもたらす効果で、一番大きいのは血行促進です。
毛細血管の血行が促進され、血流が増えることで、体のすみずみまで、酸素や栄養分がしっかりと運ばれていくことになります。これにより新陳代謝が活性化されて、お肌のターンオーバーも整えられるため、スベスベの美肌になっていきます。

炭酸には、タンパク質を吸着するという性質もあるため、メイクや皮脂、古い角質などの汚れを吸着します。炭酸の分子は、とても小さいので、皮膚に浸透し、毛穴の汚れもしっかり落としてくれるのです。

そして、炭酸は血管を拡張するため、早く身体を温めることができます。
炭酸泉での入浴は、通常のお湯より低い温度、そして、短時間の入浴で、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加させることができます。より簡単に、HSP入浴法が実現できるということです。
42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安とされているHSP入浴法ですが、熱いお湯が苦手な方、あるいは負担がかかることが懸念される高齢者にとっては、大きな利点です。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、年齢やストレスにより減少してしまうため、増やし、そして貯めていくことが重要です。
炭酸美容で血行を促進された身体は、普段より容易に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができるため、これを逃す手はありません。

炭酸クレンジングした顔を蒸しタオルで温めたり、炭酸泉のお風呂に浸かったりすることで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、健康や美肌など、さまざまな効果が期待できます。

炭酸美容×ヒートショックプロテイン(HSP)で、是非、美肌レベルを上げてみてください。

体の保温は、健康への第一歩!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、免疫力アップを!!

体の保温は、健康への第一歩!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、免疫力アップを!!

寒さ対策グッズと体温計

私たちの体は、気温などを問わず、常に同じくらいの体温に保たれています。
つまり、一定のところで保温されている状態です。

近年、平熱が36℃以下という、低体温の人が増えているといわれています。
体が冷えると、血流が悪くなり、免疫力も低下します。

冷えた体を温めることは、おうちで簡単にできます。
体温を上げ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、免疫力が上がり、ウイルスに負けない健康な体につながります。

健康維持には、体を温め、保温することが、とても大切です。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.健康には、保温とヒートショックプロテイン(HSP)!

体温を保つことは健康につながります

体を保温することは、逆に言えば、体を冷やさないことにつながります。
体を冷やさず、体を温め、その状態を保つことが大切です。

体を温める(体温が上がる)ことで、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、覚醒状態で、生命活動を維持するために必要最低限なエネルギーです。
昨今多いとされる低体温。体温が35℃台の人の体では代謝が、スムーズに行われません。基礎代謝が低下すると、低体温や冷えだけでなく、お肌の新陳代謝も悪くなり、肌トラブルにもつながります。

病気にかからないよう、健康に過ごすには、適度な運動バランスの取れた食事、規則正しい生活習慣に気をつけて、免疫力をあげておくことが大切です。
運動により基礎代謝を上げ、血流をよくし、バランスのとれた食事を摂ることで腸内環境を整え、そして、普段から体を温め、保温することが、健康な体つくりへとつながっていきます。

運動により増えたヒートショックプロテイン(HSP)も、免疫力アップ、そして、健康に大きな効果が期待できます。

2.自律神経は体温調節にも影響!冷えの改善にはHSP入浴法!

冷え対策にはやっぱりお風呂!

体を温め、保温するのに、一番身近で簡単に取り入れることができるのが入浴です。
シャワーだけでは、体の芯まで温めることはできません。ゆっくり湯船に浸かり、疲れを癒し、体も心も元気にしましょう。

HSP入浴法は、ご存知でしょうか。 熱めのお湯(40~42度)で20分程度入浴し、38度程度を目安に体温を上げます。入浴後は、熱を逃がさないようにして保温します。
普段の入浴の中に、週に2度ほど、HSP入浴法を取り入れるだけで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、ストレス解消だけでなく、免疫力が上がり、健康や美肌を手にいれることができます。
さらに、湯船に浸かりながら、お腹や体全体をマッサージすることで、血流の巡りがよくなり、疲れた身体にとっては、最高のリラックスタイムとなることでしょう。

体を温め、保温するには、自宅での入浴だけでなく、岩盤浴やサウナもあります。
岩盤浴とは、温められた石の上に横になり、岩盤から発する遠赤外線などの温熱効果を得る入浴方法で、体の芯まで温めることができます。
岩盤浴とサウナは、体の温め方が大きく異なります。サウナは体の表面を温めていきますが、岩盤浴は体の芯から温めていくのが特徴です。
発汗が始まった時には、体温が38℃前後にはなっているため、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

入浴をはじめ、サウナや岩盤浴を正しく利用することで、体が温まるだけでなく、身体が、もともともっていた根本力を高めることができるのです。

3.適度な運動で、体をポカポカ、保温状態に!

身体を温める運動のスクワット

体を保温することは、適度な運動をすることでも可能です。
運動量の低下にともなって、筋肉量は減少します。筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。基礎代謝が下がれば、エネルギーが消費されにくくなり、内臓脂肪が増加し、生活習慣病を招くことにもつながります。

普段から、運動をすることで、基礎代謝が上がり、体温を上げることができます。体が温まり、保温されます。血行が促進されることにより、血液の中の栄養素や白血球が全身の細胞に届き、免疫力が上がることで、コロナやインフルエンザなどのウィルス感染による病気の予防にもつながります。

まずは、おうちでできるものから、始めてみてはいかがでしょう。
たとえば、スクワット・・・
ふくらはぎや太もも、腰の筋肉を鍛えることができます。下半身の脂肪が落ちるとともに、必要な筋肉がつくので、引き締まった下半身をつくりながら、血行を改善できます。
入浴後に行えば、入浴と運動で体温が上がることにより、万能のタンパク質であるヒートショックプロテイン(HSP)の生成に、大きな効果が期待できます。
また、適度な疲労感から、質の良い睡眠にもつながります。

運動は、肥満や生活習慣病の予防にもなり、さまざまなメリットが得られます。自宅にいることが増え、ついつい運動不足になりがちですが、少し体を動かしてみませんか。

4.体を温める食材で、体を保温する!

身体を温める食材の代表はショウガ

体を温め、保温するには、食事も大切です。体が温まる食材だけでなく、食事を摂ること自体にも意味があります。体内に熱が生まれ、体温が上がるのです。

体を温める食材といえば、まず生姜があります。
スープに入れたり、炒め物に使ったり、生姜には、さまざまな使い道があります。生姜は、体を温めるだけでなく、細菌の増殖を抑え、免疫力を高めたり、脂肪を分解し、基礎代謝を上げる働きもあります。
また、生の生姜に含まれているジンゲロール、加熱、乾燥で変化するショウガオールは、抗酸化物質であるため、活性酸素による老化を予防してくれる効果が期待できます。
入浴や運動で貯めたヒートショックプロテイン(HSP)が合わされば、健康パワー倍増です。

生姜が苦手という方に・・・体を温め、保温してくれる食材は、他にもあります。
冬に旬を迎える食材、または寒い地域でとれる食材です。主なものには、カボチャやカリフラワー、ねぎ、ゴボウ、ニンジン、レンコンなどがあります。りんごやさくらんぼなど、寒い地域で栽培されているものにも、保温効果が期待できます。

赤や黒、オレンジなど暖色系の食材にも、体を温め、保温する効果が期待できます。ニンジンやカボチャ、トウガラシ、ゴボウなどがあります。

ゴボウ、山芋、レンコン、ニンジン、カブなど、土の中で成長する野菜にも、体を温め保温する効果があるといわれています。

寒い季節に旬を迎える食材を積極的に摂り、体を温め、保温しましょう。

5.加温で貯めたヒートショックプロテイン(HSP)で、体を保温し、健康に!

足湯も保温効果ばっちり!

身体をポカポカの状態にするためには、シャワーだけではなく、湯船に浸かる入浴や、適度な運動、体を温めるといわれる食べ物の摂取など、いろいろあります。 体の保温には、首を温めるのも、効果的です。首や手首は、体の表面に近いところに、血管が流れているため、これらを冷やさず、熱を逃さないようにするためにも、首の部分を温めることは効果的です。また、足湯もおすすめです。下半身を温めておくと、戻ってくる血液も温かいままですから、体全体が温まるのです。

体が温まり、保温状態にあることで、代謝や血流の促進につながります。 血流がスムーズに流れることで、身体のすみずみまで免疫細胞がめぐり、病原菌の発見や撃退につながっていきます。

また、体を温めることによって、熱によるストレスが加わることにより、ヒートショックプロテイン(HSP)が、体内で増加します。 ヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなど、身体にとって、とても頼もしい存在です。 免疫力を上げ、健康で元気に、そして、美肌にも効果が期待できます。

6.まとめ

体を低体温にせず、温め、保温することは、とても大切です。
これからの寒い時期、風邪、インフルエンザ、そしてコロナに負けないためにも、しっかり体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を貯め、免疫力アップに備えましょう。

身体の不調は自律神経の乱れが原因?!体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善を!

身体の不調は自律神経の乱れが原因?!体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善を!

頭を抱えて悩む女性

ストレスや不規則な生活習慣が重なり、自律神経が乱れると、私たちの身体には、さまざまな不調が現れます。

人間関係の悩みや、仕事でのプレッシャーなどの精神的なストレス、過労による肉体疲労など、その原因はさまざまです。

なんとなく身体がだるい、眠れない、イライラする、といった身体の不調を感じたら、自律神経が乱れているサインかもしれません。

自律神経を整えるためには、生活習慣を見直し、適度な運動を取り入れ、そして、体を冷やさないことなどが大切です。

温活は、自律神経を整え、さらに、体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康な体へと導いてくれます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.身体の不調、自律神経の乱れかも?!

スマートフォンでオンライン会話

自律神経とは、身体の働きを調整する神経のことで、交感神経と副交感神経のふたつからできています。
交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は逆に休ませるといった役割があります。
自律神経のバランスが崩れると、身体のコントロールがうまくいかなくなり、頭痛、めまい、吐き気などの胃腸の不調、全身の倦怠感、動悸、気分の落ち込み、などといった、さまざまな不調が生じてきます。

女性では、月経前や、更年期など、女性ホルモンが急激に低下することで、自律神経が乱れやすくなります。
気圧や気温、湿度などの気候の変化がきっかけとなって生じる不調である気象病も、自律神経の乱れが原因であるといわれています。

自律神経は、生活習慣にも大きく影響されます。
スマートフォンやパソコンを長時間見ていると、交感神経が刺激されます。
夜眠る前に、交感神経が刺激されると、脳神経が興奮し、眠気がなくなってしまうのです。生活サイクルの乱れから、自律神経に不調をきたすことで、睡眠障害を招く恐れがあります。
また、姿勢が悪く、前屈みになっていると、副交感神経の働きが悪くなり、不調の原因につながります。

2.自律神経が乱れやすい更年期、ヒートショックプロテイン(HSP)の影響も!

自立神経の乱れは身体の不調に

更年期では、卵巣機能の低下から、女性ホルモンの分泌量が減少することにより、自律神経の調和が乱れ、さまざまな症状があらわれます。

ほてり、のぼせ、頭痛、めまい、むくみ、動悸など、更年期に起こる体調不良の多くは、血行の悪化により、臓器の機能が低下して起こります。血行を左右する、自律神経を整えておくことで、更年期の症状を軽減することができます。

また、加齢に伴い、体内のヒートショックプロテイン(HSP)生成量が減少することで、ストレス、そして、免疫力の低下へとつながっていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の中には、加齢により低下した女性ホルモンを、より効率的に作用する働きもあるため、入浴や適度な運動により、減少を防ぐ必要があるのです。

3.自律神経は体温調節にも影響!冷えの改善にはHSP入浴法!

手足の冷えは自律神経の乱れかも?

自律神経は、消化吸収、呼吸、代謝、分泌などとともに、体温調節を行い、私たちの体や精神を安定した状態に保つために大切な働きをしています。

血行は、自律神経によって調節されています。
自律神経は、血管の周りに巻き付いているため、ストレスなどで交感神経が働きすぎると、血管が収縮し、血行が悪くなります。 反対にリラックスして副交感神経が活発になると、血管が拡張して、血行が良くなるのです。
冷え性の最大の原因は、この自律神経のバランスが乱れることにあります。

冷えの改善には、入浴がおすすめです。
温かいお風呂にゆっくり浸かることで、体の芯から温め、そして、体内に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、健康や美肌につながります。

運動で体を動かすことも、冷えの改善には有効的です。

4.ストレスで自律神経が乱れたら・・・運動でヒートショックプロテイン(HSP)を!呼吸でリラックスを!

外の空気を吸ってリラックス

強いストレスがかかり続けると、交感神経が優位にたち、自律神経のバランスが崩れ、身体に不調があらわれます。
不安や緊張、あるいは抑うつなどの不快な気分を感じるなど、ストレスが慢性的に続くことで、緊張信号が過度に出ることにより、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

自律神経のバランスを整えるためには、ストレスをできるだけ溜め込まずに発散させ、規則正しい生活を送ることが大切です。

普段、意識することなく行っている呼吸ですが、呼吸によって自律神経に働きかけ、心身をリラックスさせることができます。
呼吸法には、自律神経の交感神経と副交感神経、それぞれの働きを高めるものがあるため、その使い分けを意識することがポイントとなります。

呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸があります。 胸式呼吸とは、普段、無意識に誰もが行っている呼吸です。腹式呼吸とは、ヨガなどに用いられる、横隔膜の動きを重点においた呼吸法です。

胸式呼吸は、交感神経が優位になった状態ですが、腹式呼吸は、副交感神経を活性化させる呼吸法です。
腹式呼吸は、おなかが膨らむイメージで、鼻から息を吸い、吐くときにはおなかをへこませるイメージで行います。胸式呼吸とは異なり、ゆっくりとした呼吸法となるため、心身をリラックスした状態に導いてくれます。一般的に、深呼吸をすると落ち着くといわれていますが、ただ深く息を吸うだけではなく、腹式呼吸を意識することがリラックスのポイントになります。

人は、ストレスや不安を感じている時は、呼吸は浅くなり、普段より速くなります。反対に、リラックスしている時には深く、落ち着いたリズムでの呼吸をしています。
浅く速い呼吸は不安を生み、深くゆっくりとした呼吸はリラックスを生じるのです。ストレスや不安を感じている時は、呼吸の方から心身の状態にアプローチし、自分自身で落ち着かせてあげることが大切になってきます。

ストレス解消には、腹式呼吸を取り入れるヨガだけでなく、体を動かすことが、とても有効的です。
適度な運動をすることで、心臓から血液が送り出され、セロトニンをはじめとした神経伝達物質が活性化し、爽快な気分になれます。
そして、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、自律神経を整えてくれることで、更なる効果が期待できます。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)で自律神経を整える!(まとめ)

自律神経を整える生活習慣

自律神経は、あらゆる内臓器官を促進、抑制し調節する神経で、自動的に機能するのが特徴です。
自律神経は、私たちの身体を常にベストな状態にしようとしています。暑い時に汗をかいて体温を下げたり、食事をした時に食べ物を消化するといったことも、自律神経の働きのひとつです。私たちの体の生命維持機能をコントロールする、大切な役割を担っています。

自律神経が乱れると、心身にさまざまな不調が現れます。つまり、自律神経を整えるということは、心身の健康を保つことになります。

自律神経のバランスが崩れないようにするためには、生活習慣を整えることが大切です。
そして、その多くは、ヒートショックプロテイン(HSP)と大きな関わりがあります。

適度な運動をする

適度な運動は、ストレス解消につながります。いきなり、ハードな運動を取り入れても続きません。まずは、ジョギングやヨガなど、無理のない範囲で、体を動かしましょう。

お風呂に浸かる

ついつい、シャワーで済ませてしまっているという方も少なくないと思いますが、夜に、ゆっくりと湯船に浸かることで得られるメリットは、たくさんあります。心身がリラックスした状態になることで、良質の睡眠にもつながります。

週に2度ほど、HSP入浴法を取り入れることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、健康な体へと導いてくれます。

良質な睡眠

自律神経のバランスを整えるには、良質な睡眠は必要不可欠です。副交感神経が働く睡眠時は、心身の疲れを解消し、成長ホルモンを分泌し、細胞の修復も行われる大切な時間です。就寝前は、スマホなどを見ることなく、リラックスした状態で、眠りにつくことをおすすめします。

栄養バランスのとれた食事

日々の食事からとる栄養は、自律神経のバランスに、大きく関わってきます。
普段の食生活で不足しがちなミネラルやビタミンは、抗ストレスや、自律神経のバランスを保つために、大切な栄養素です。
偏ることなく、バランスのとれた食事をするようにしましょう。

首を温める

自律神経を整えるためには、首を温めることが効果的だといわれています。首を温めることで、全身の血流が良くなり、冷えや疲れも、解消されやすくなります。血流が良くなることで、首や肩こりの解消し、心身のリラックスにもつながります。

首を温める方法としては、蒸しタオルがおすすめです。首元と合わせて、目元も温めると、よりリラックスし、効果大です。

運動、入浴、蒸しタオルなど、加温することにより、自律神経を整えることができます。
加温は、リラックス効果により、ストレス解消につながるだけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)の生成にもつながります。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、自律神経の調節作用や睡眠の質の改善、そして、うつ症状の改善にも効果があるといわれています。

不規則な生活習慣やストレスなどにより、自律神経は乱れてしまいます。
疲れを感じた日は、ゆっくり湯船に浸かり、身体を休めることが大切です。