肌のキメを整えるためには身体に備わっている特殊たんぱく質のHSP70やHSP47などヒートショックプロテインの働きが重要です!

肌のキメを整えるためには身体に備わっている特殊たんぱく質のHSP70やHSP47などヒートショックプロテインの働きが重要です!

今の時代、化粧品も進化し、みなさんメイクも上手になり、メイクをすればほとんどの人がきれいになれますが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす美容法は、コラーゲンやその他のたんぱく質のダメージを修復し、常に元気なたんぱく質や細胞にしてくれると共に、免疫力も高めるので、体の中から肌を美しくしてくれます!!

頬に手をあてる女性
ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.肌に与えるヒートショックプロテイン(HSP)の種類と効果

顔に美容液をつける女性

ヒートショックプロテイン(HSP)は、肌のダメージを修復して、紫外線やストレスなどが起こすダメージから肌を守ります。 また、ヒートショックプロテイン(HSP)の種類によっても効果が変わってきます。

1-1 HSP70

ダメージによる異常を、一度分解して正常に戻す働きがあり、リフレッシュした肌に生まれ変わります。
また、コラーゲンの生産を持続させてシワを防ぎ、シミの原因となるメラニンの生産を抑制してシミを防ぎます。

1-2 HSP47

たまご肌を保つのに欠かせないコラーゲンの生成に働きます。
疲労や老化、ストレスで歪んだコラーゲンを、正しいカタチにリフレッシュさせてくれます。肌のハリを高め、シミやたるみを防ぎ、肌荒れを防ぎます。老化の素である活性酸素から守ってくれます。

1-3 HSP32

病気や老化の素とも言われている活性酸素を無害化してくれます。
アンチエイジングとして健康と美容に働きかけ、体力や代謝を上げてくれます。

1-4 HSP60

細胞内のミトコンドリアへたんぱく質を送り届けて、体を動かすエネルギーを作り出す働きをしてくれます。
また、たんぱく質は、キレイに整っていないと免疫や代謝、身体をつくる働きが鈍りますが、このHSPはたんぱく質がキレイに整っている状態をキープさせて、病気の原因を防いでくれます。

1-5 HSP104

たんぱく質の絡まりを防ぎます。たんぱく質は長いひも状になっています。
その為、疲労やストレスによって、ひもが絡まり、本来の働きが出来なくなってしまいます。たんぱく質のひもが絡まるとアルツハイマーなどの病気の原因となりますが、HSP104はもとのたんぱく質の状態に戻してくれます。また、免疫力を上げて、癌などから守ります。

1-6 gp96

癌細胞などを、免疫細胞に知らせてくれます。 免疫力が上がり、様々な病状を防ぎ、ホルモンを活発にして炎症を抑えます。

1-7 HSP90

ホルモンを活発にして、吹き出物や胃炎などの炎症を抑えてくれます。
また、しわやたるみを防ぎます。

肌の状態を示すイメージ

2.美肌の条件とは?

美肌になりたい!きれいな肌になりたい!とよく言いますが、そもそも美肌とは、どのような肌の事をいうのでしょうか?

美肌の条件とは・・・
●うるおいがある
水分量と油分のバランスがとれ、みずみずしく潤っている状態。
潤いのもとは水分であり、キープするのが油分です。

●なめらか
肌のキメが細かく整っており、すべすべしている。
肌の表面は、溝が走っておりその溝が均一に走っているのが理想です。

●ハリがある
ターンオーバーがスムーズに行われ引き締まった肌。
新陳代謝がスムーズだと、古い角質が表面にたまりにくく水分保持力もアップします。

●弾力がある
重力に負けず元に戻ろうとする力を持っている。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった弾力成分を生み出す真皮を、健やかにするには、やはり内側からの食事ケアが大切になってきます。

●血色がよい
くすみや色むらがなく、血液の巡りが良い。
肌に栄養がきちんと巡るよう血流を良くすることが、とても重要と言われています。

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす化粧品の選び方

では、ヒートショックプロテインの種類、効果は、分かったものの、ヒートショックプロテインの何を意識して選べばいいのでしょうか?

これには、秋から冬にかけての寒暖差が関係していると言われており、寒暖差は、自律神経の乱れを引き起こし、自立神経が乱れる事で体に不調を起こします。
さらにこの寒暖差以外にも、冬は、イベントごとが多く疲れやすい季節なので、溜った疲労による体調不良も、冬バテの原因の1つだと言えるでしょう。

ヒートショックプロテイン(HSP)の種類で選ぶ

先程ご紹介したようにヒートショックプロテイン(HSP)には、複数の種類があります。
をれぞれ効果が異なりますので、症状に合わせて選びましょう。
ヒートショックプロテイン(HSP)をプラチナナノ化し、吸収力や持続力を高める、プレミアムヒートショックプロテイン(HSP)などもあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)の質で選ぶ

ヒートショックプロテイン(HSP)配合と記載されていても、合成なのか天然成分なのか、各社異なります。
そのため化粧品に配合されているヒートショックプロテイン(HSP)がどのようなものか、確認する必要があります。
※小さな分子であればあるほどより多く肌内部に届ける事ができ、より肌内部の根本力を高める効果が期待できます。

ヒートショックプロテイン(HSP)以外の成分で選ぶ

エクトイン、ナールスゲン、βグルカンなどの成分は、ヒートショックプロテインの生成を誘導し、何倍にも増やしてくれる働きがあります。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、重要なエイジング成分ですが、それだけで肌悩みが解決し、若々しい肌になれるわけでは、ありません。
その他の成分が肌に刺激や負担を与えてしまう、石油系油脂やアルコール、合成着色料のような添加物や成分が配合されていては、元も子もなくなってしまいます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の他にどんな成分が配合されているのかも、チェックしましょう。(原料参照)

4.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす洗顔法

洗顔をする女性

1.洗顔料は使わず、42度のお湯を用意し3分間顔にかけ続けます。
2.顔が十分に温まったら、そのお湯が冷めないうちに、蒸しタオルを作り、タオルで顔をおおって2~3分保温します。
3.タオルを外し、顔が温かい内に丁寧に保湿ケアをします。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす運動方法

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、その名の通り、熱ストレスによって体内に増えるたんぱく質のことです。
最近話題のヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の他、サウナやエステ、サロンでのスチーマーなどもヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができますが、運動でも増やす事ができます。

●1日10分の運動ではヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事は、できず、30分以上の運動を2週間続けると有意にヒートショックプロテイン(HSP)が増加します。
ゆっくりなジョギング(心拍数が変わらない、疲れない程度)と普通のジョギングで比べたところ、ゆっくりなジョギングではヒートショックプロテイン(HSP)は増えず、普通のジョギンでは、有意にヒートショックプロテイン(HSP)は増加しました。
結果としては、身体への負荷の無い運動(疲れない、ゆっくりな散歩)では、ヒートショックプロテイン(HSP)は増加しませんが、自分がきついなと思うくらいの負荷が加わる運動であれば、ヒートショックプロテイン(HSP)は増加するという事が分かりました。
お風呂嫌いの方は、運動でヒートショックプロテイン(HSP)を増加させてはいかがでしょう。
ちょっと疲れるくらいのジョギングを毎日30分、2週間程続けてみてください!

●また、運動をやり過ぎると逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少するので、ヒートショックプロテイン(HSP)が最高になる適切な運動をしましょう。
また、運動が体に良いことは、広く知られていますが、その原因の1つは、運動によって全身の細胞にヒートショックプロテイン(HSP)が増加し、体(細胞)を元気にするからです。

6.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして老化速度を遅くする食事法

●バランスのよい食事
ヒートショックプロテイン(HSP)の材料となる良質のたんぱく質を増やすために、1日3食バランスの良いメニューを食べることが一番重要です。

●キノコ、海藻類を食べる
キノコや海藻にはヒートショックプロテイン(HSP)を増やすβグルカンという成分が多く含まれているので、積極的に摂るようにしましょう。

●辛い食べものを食べる
取りすぎは、良くないですが、辛い食べものは、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす刺激になります。

●お酒は、始めにビールから飲みましょう
アルコールの刺激もヒートショックプロテイン(HSP)を増やす作用があります。
ただ、先に度数の低いもの(ビールは3~5%)で胃を慣らしておくことが大事で、その後度数10%前後の焼酎や日本酒、ウイスキーなどを飲んでも、胃粘膜細胞がダメージを受けにくくなります。

7.まとめ

コラーゲンを食べたからといって、そのまますぐにコラーゲンが増えるわけでは、ないですが、食事で体が作られていくように、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす運動、食事、化粧品で自分自身のヒートショックプロテイン(HSP)の働きを高めて増やし、質の高いコラーゲンを作り、年齢に左右されない美肌をめざしましょう!!

冬に感じる不調はもしかすると冬バテかも?ヒートショックプロテインを増やすこと乗り切りましょう!

冬に感じる不調はもしかすると冬バテかも?ヒートショックプロテインを増やすこと乗り切りましょう!

冬は、夏よりも昼夜の寒暖差が大きく、急激な気温変化で自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。 また、日照時間が短くなる事で、セロトニンが活性化されず、脳の活動が低下し、冬バテになる方も多いようです。

湯船に浸かることは、代謝を上げたり老廃物を出したりと、いいことが多いと言われていますが、さらに入り方によっては、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができ、免疫力アップも期待できます!!

冬の寒さに向かって風邪対策やインフルエンザ、コロナ予防のためにも、今からしっかり体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増やしておき、今年はヒートショックプロテイン(HSP)で寒い冬を乗り切りましょう!!

雪が積もった道路
ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)がなぜ冬に大事なのか?

ヒートショックプロテイン(HSP)がなぜ冬に大事なのか?

ヒートショックプロテイン(HSP)というのは、細胞内の傷ついたタンパク質を修復し、損傷を防ぐ成分のことで、肌を作っているのもタンパク質です。

このヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やすことで、美肌効果だけでなく、自律神経を整えて睡眠を安定させたり、自己回復がアップするので免疫を高めたりする効果、も期待できると言われています。
また、ヒートショックプロテイン(HSP)は、熱刺激によって誘導されることがわかっています。

熱めのお湯や温風などを浴びることで、そのストレスを退治しようとして増えていきます。

入浴する女性

2.ヒートショックプロテイン(HSP)を入浴で増やす!

そこで注目を浴びているのが、お風呂です。(入浴参照)

運動やジム通いのように、特別に時間を取らなくても、私たちが毎日行っているお風呂で、このヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができるのです!

年とともにどんどん減ってしまうので、意識して補う事が、健康にも美容にも大事になってきます。(年齢とHSP参照)

2-1 ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす具体的な入浴法

ヒートショックプロテイン(HSP)が増える体温は、38度以上になったときです。
その38度以上の体温を、15分〜20分維持することでヒートショックプロテイン(HSP)の効果が発揮されます。

おすすめの湯船の温度は40度〜42度です。
40度であれば15分程度、42度であれば10分程度の入浴がおすすめです。
お湯は常に一定の温度に保ち、蓋をしたり追い焚きをしてお湯が冷めないようにしましょう。

次に、お風呂で体温を上げたら、その体温を維持します。
お風呂から上がったら体を冷やさないように、タオルを巻いたり靴下を履いたりして温度を保ちましょう。
いきなり熱いお湯に浸かると、血管収縮が起きて危険ですので、入る前に水分をしっかり摂り、ある程度体の冷えが引いた後に、長時間の入浴は避けましょう。

温かい服装の女性

2-2 ヒートショックプロテイン(HSP)入浴についての疑問

Q.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の入浴時間が長くてきつい

入浴中つらくなったら、浴槽から立ったり、湯船から出て休息しても大丈夫です。
合計でそれぞれの時間湯船に浸かって下さい。ただ、ちょっと熱いかなと少し負荷を感じるくらいでヒートショックプロテイン(HSP)が増加します。

Q.汗があまり出ずのぼせそうになる

入浴前に水分を取ってから入浴しましょう。
入浴前に水分を補給すると汗が出やすくなり、入浴中にも補給しましょう。
普段あまり入浴しない人、入浴時間が短い人、普段あまり汗をかかない人は、汗が出にくいので、体に熱がこもりのぼせやすくなります。
数回ヒートショックプロテイン(HSP)入浴を経験すると自然に汗が出るようになります。

Q.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴は、いつ入るのが一番効果的ですか?

入浴の時間帯によるヒートショックプロテイン(HSP)の増え方に大きな差は、ないようですので、都合の良い時間で大丈夫です。
ただ、一般的には、入浴で上がった体温が下がっていく時に眠気に誘われるので、寝る1~2時間前にヒートショックプロテイン(HSP)入浴するのがいいと思います。
また、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴を行った後は、適度な疲労感があり、寝付きの悪い人もぐっすり眠れ、夜中に何回もトイレで起きる人も、回数が減りぐっすり眠れると思います。

Q.入浴剤を使用した方がいいですか?

入浴剤を使用した方が効果的で、特に炭酸系の入浴剤が効果的です。
炭酸は、血管を拡張するので、早く体を温めることができます。
実際に、炭酸系入浴剤(CMでもお馴染みのファインヒート)の使用で、40度20分の入浴が、15分の入浴でもヒートショックプロテイン(HSP)は、増えたそうで、入浴時間の5分短縮は、大きいと思います。
また、入浴剤には、保温効果もありヒートショックプロテイン(HSP)入浴後の保温が簡単にできます。

Q.毎日した方がいいですか?

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴の2日後をピークに1~3日後頃まで増加します。
なので、1回目のヒートショックプロテイン(HSP)入浴で増加したヒートショックプロテイン(HSP)が減少し始める3~4日後に、2回目のヒートショックプロテイン(HSP)入浴をすると、その2日後にまたヒートショックプロテイン(HSP)が増加し、とヒートショックプロテイン(HSP)が高い日が継続できます。

例えば、月曜日はブルーマンデーと言われますが、学校や会社に行くのが憂鬱な方も多いといいますので、月曜日に元気に出れるよう2日前の土曜日にヒートショックプロテイン(HSP)入浴を実施すると、月曜日はヒートショックプロテイン(HSP)が増加し元気に学校や会社に行けると思います。

低体温の方は、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴を毎日1時間程続けてみて下さい。
1日おきなら10日~2週間ほど続けて下さい。
必ず基礎体温が0.5度程上がります。
基礎体温が36.6度に改善したら、週2回のヒートショックプロテイン(HSP)入浴法にして大丈夫です。

また、ストレスがかかると前もって分かっている日の2日前にヒートショックプロテイン(HSP)入浴を行い、ヒートショックプロテイン(HSP)を高めてストレスに備えましょう!

ベッドの上で頭をおさえる女性

3.冬に多い「冬バテ」とは?

気温が下がり、寒さが厳しい季節になると、体調が優れない、疲れがとれない、など頭痛や肩こり、倦怠感、意欲低下など、不調を感じる事はありませんか?
もしかしたら冬バテかもしれません。

これには、秋から冬にかけての寒暖差が関係していると言われており、寒暖差は、自律神経の乱れを引き起こし、自立神経が乱れる事で体に不調を起こします。
さらにこの寒暖差以外にも、冬は、イベントごとが多く疲れやすい季節なので、溜った疲労による体調不良も、冬バテの原因の1つだと言えるでしょう。

●冬バテの症状

・十分睡眠をとっても疲れが残っている
・寝つきが悪い
・眠りが浅く、夜中に目が覚める
・体が重く、すぐイライラする
・インフルエンザや風邪などの感染症にかかりやすい
・頭痛・肩こりがある
・食欲がなくなる
・病気の治りが悪い

★冬バテを防ぐには

最も大事なのは、体を温める事です。
気温が下がると体の血行が悪くなり、頭痛、肩こり、腰痛などの不調を引き起こします。
まずは、体を温める事を意識して下さい。

・朝起きたら、太陽の光を浴びましょう
・ストレッチやヨガなど、ゆったりした運動をしましょう
・バランスのよい食事をとりましょう
・体を温める食材をとりましょう
(玉ねぎ、にんじん、ニラ、しそ、しょうが、にんにく等)
・湯船にしっかり入りましょう
・防寒対策をして、急激な気温差に気を付けましょう

冬の透き通った景色の中でストレッチをする女性

4.まとめ

冬は、仕事や学業も忙しく、イベントごとも多いので、健康管理にまで意識がいかず、体調を崩しがちです。
冬バテになってしまうと、悪化して春まで引きずってしまう事もありますので、冷えた身体を温めるためにも、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴をして、免疫力にも負けない身体を作りましょう!!

ホットヨガで汗を流して、心も体もスッキリ!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康と美肌に!

ホットヨガで汗を流して、心も体もスッキリ!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康と美肌に!

ヨガの基本姿勢を行う女性

室温35℃から39度前後、湿度60%前後に保たれた室内で行う、ホットヨガ。
美容や健康に効果があるといわれているため、女性を中心に人気のあるエクササイズです。

ホットヨガは、身体を温めながら行うため、ヨガの特徴である精神面の安定や、ストレス発散などの効果に加え、若返りのタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)の増加が期待できます!

近年、ホットヨガスタジオも増え、体験レッスンも、さまざま。
少しは運動をしたいけれども、いきなりハードなエクササイズは・・・
と考えているなら、一度体験してみるのもいかもしれません。

ホットヨガで、いい汗流してみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ホットヨガの魅力…ヒートショックプロテイン(HSP)が影響?!

色々なヨガのポーズ

ホットヨガとは、室温39度前後、湿度60%前後の環境に保たれた室内で行うヨガのことをいいます。

ホットヨガと普通のヨガの違いは・・・・・
常温で行うヨガは、自分と向き合う時間を作ることにより、強い精神力を養います。

ホットヨガは、これらの目的、魅力に加え、身体が温まり、汗を流しながら行うことにより、
痩せる
•体の内側からキレイになることより、体質が変わる
•美肌になる
•リラクゼーション効果が得られる
•筋肉が柔らかくなり、インナーマッスルを鍛えられる
などの魅力的な効果があります。

また、ホットヨガは、美肌や健康に導いてくれるヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことも期待できます。
体の内側からも、元気に導いてくれます。

2.ホットヨガのさまざまな効果…知らず知らずのうちにヒートショックプロテイン(HSP)も!

ホットヨガで汗を流す女性

ホットヨガは、室温と湿度が高い環境で行われることにより、老廃物が排出されやすく、ダイエットや美肌効果が高いといわれています。

1.ダイエット効果

ホットヨガの効果といえば、まず、ダイエットを期待するかたが多いのではないでしょうか。

ホットヨガは、高温多湿の環境で行うことで、常温で行うより筋肉が柔らかくなり、筋肉を痛めることなくポーズを取ることができます。
筋肉が鍛えられることで、脂肪を燃焼しやすい体になり、ダイエット効果につながります。

また、代謝が盛んになることより、通常よりカロリーを消費し、痩せやすくなるのです。

2.美肌効果

ホットヨガでは、たくさんの汗をかきます。
汗をかくことによって、毛穴の汚れや角質などの老廃物を排出して新陳代謝を促してくれるため、美肌効果を期待することができます。

 

レッスン中は、きれいにメイクを落とし、こまめに汗を拭きとることがポイントです。
汗をかいたときに、毛穴にメイクの汚れが詰まっていたり、汗の拭き残しで、お肌に雑菌が残ってしまうと、逆効果です。

 

レッスンが終わったら、シャワーで汗を洗い流し、スキンケアをするのが大切です。

3.血行促進による効果

ホットヨガは、たくさんの汗をかき、水分をたくさんとることで、老廃物が排出され血液がサラサラになります。
それに加えて、ヨガのポーズを行うことで血流を全身に巡らせ、血行促進につながります。

血行が促進されることにより、腰痛や肩こりの改善、冷え性の改善、そして、むくみの改善も期待できます。

4.便秘の解消に効果

ホットヨガをすることで、血行が良くなり、また、体を温めることによって、内臓の働きが活発になるため、便秘解消に効果があります。
また、ホットヨガで十分な水分をとることにより、体内にも水分が行き渡り、スムーズな排便へとつながるというわけです。

これらの効果に加え、ホットヨガは、入浴サウナと同じように加温効果があるため、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の増加により、さらなる美肌、健康へとつながっていく、魅力あるエクササイズのひとつかもしれません。

しかし、ホットヨガのこれらの効果は、1~2回しただけでは十分に得ることはできません。
通常、ホットヨガのレッスンに参加して、ダイエット効果を実感できるようになるまでには、3ヶ月〜半年ほどは継続する必要があるといわれます。

3.ホットヨガの効果を最大限に生かすために

日々の食事からホットヨガの効果を高める

ホットヨガには、さまざまな効果・・・それらを効率よく活かすために、気をつけなければいけないことがあります。

1.食事

ホットヨガの効果を活かすためには、食事に気をつける必要があります。

レッスンをした後は、たくさん汗をかき、代謝が良くなっているため、食事をすると、栄養を吸収しやすくなっています。
そのためホットヨガの後、2時間くらいは、あまり食事を摂らないことが大切です。

どうしてもお腹が空いてしまう、というときには、プロテインを摂ることをおすすめします。プロテインは、高タンパク質のため、筋肉をつける助けをしてくれます。筋肉をつけることで、脂肪を燃やしやすくなり、太りにくい体を作ることができます。

ホットヨガの後、体への吸収が良くなっている時におすすめの栄養素は、タンパク質とビタミンCです。これらは、ダイエットの際に摂取するとよいといわれています。
鶏のささみ、卵の白身、大豆製品、赤ピーマンなどがおすすめです。

脂っこいものや高カロリーの食べ物をとると、せっかくのホットヨガの効果が半減してしまいますので、気をつけてください。

ホットヨガの後、すぐにお酒を飲むのも、おすすめできません。
体内のアルコール濃度が高くなり、酔いが回りやすくなります。
また、アルコールの利尿作用によって脱水症状を引き起こすこと危険性もあります。
どうしても!というときは、水を一緒に摂るなど、セーブしながら飲むことをおすすめします。

2.水分補給

ホットヨガのレッスン時には、一般的に、500〜1500ml程度の水分補給を行います。「ごくごく」ではなく「ちびちび」補うのがコツです。

普段の生活で、1時間ほどの間に、1リットル以上の水を飲むことは、あまりありませんが、たくさん汗をかくホットヨガでは、とても大切なことです。

ホットヨガの効果を高めるためには、常温の水が最適です。
特に、レッスン直後は、冷たい水が飲みたくなるかもしれませんが、おすすめできません。

ホットヨガにより、体内の温度が上がり、代謝が良くなっているので、急激に冷やすのは禁物です。

3.呼吸

ホットヨガに限らず、ヨガのポーズをとる際に気をつけたいことは、呼吸です。
ポーズをとることに一生懸命になっていると、呼吸が止まってしまうことがあります。

呼吸を意識してヨガを行うことで、自律神経が整い、インナーマッスルをより効率的に鍛えることができるようになります。

深くて長い、ゆったりとした呼吸を繰り返せば、心は穏やかになし、リラックスすることができるでしょう。

ホットヨガは、室温や湿度が高いため、呼吸がしにくいと感じる方もいらっしゃいます。無理のない範囲で、呼吸を意識して、徐々にホットヨガでの呼吸に慣れていってください。

4.ホットヨガを楽しむ…適度な運動とヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ヨガを行う笑顔の女性

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、人間の体内に存在するタンパク質の一種です。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることによって
・多くの細胞を活性化させる
・傷ついた細胞を修復し、細胞を正常な状態に戻す
・疲労回復や美肌効果
・免疫力向上
など、さまざまな効果があります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、身体を芯から温め、熱による適度なストレスを与えることで増やすことができます。

入浴サウナ蒸しタオルなど、その方法は、いろいろありますが、ランニングやウォーキング、エアロビクスや登山などの有酸素運動も、身体の芯から体温を上昇させ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させてくれます。

ホットヨガなど、身体を温めながら行うエクササイズなら、さらに効果が期待できるというわけです。

運動不足は、肥満や生活習慣病を引き起こしますが、かといって、運動をやればやるほど、体にいいというわけではありません。
運動を過度にすると、逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少してしまいます。

ホットヨガもしかり!です。
ホットヨガが逆効果になり、体調不良を引き起こしては、意味がありません。
高温多湿の環境も考慮し、無理をせず、楽しむことをおすすめします。

マッサージとヒートショックプロテイン(HSP)の秘密~差がつくスキンケア講座~

マッサージとヒートショックプロテイン(HSP)の秘密~差がつくスキンケア講座~

エステの準備をする女性

日頃のスキンケアだと、どうも物足りない。
アンチエイジングに取り組んでいらっしゃる方はもちろん、これから取り組んでいきたいと考えておられる方にとっても、誰もがぶち当たる壁ではないでしょうか。

洗顔の化粧品を変えたり、きちんと汚れを残さないように毎日スキンケアを行っているのに、なんとなく効果の実感が得られないという悩みは、多くの方がもしかしたら経験されているかもしれません。このまま続けていて、果たして自分が望むようなアンチエイジング効果を得ることができるのだろうか…と。

こうしたお悩みは、お肌の根本力を高めることで解決されます。
本稿で扱う内容はヒートショックプロテイン(HSP)とマッサージです!

ヒートショックプロテイン(HSP)という単語をご存知でしょうか。
お肌のダメージをケアし、美しさと強さを兼ね備えたお肌を作り出す、特殊なタンパク質の1種の名称です。人間の自然治癒力の源で、お肌のみならず身体全体の健康にも関わる大切な成分ですが、どうしても年齢と共に体内から減ってしまうものなのです。
ヒートショックプロテイン(HSP)を体内で生成し、活性化させていくことがアンチエイジングの有力な対策と考えられています。

ちょっとしたコツ、工夫、知識が、スキンケアの質の差を分けます。それどころか健康や美を保ったボディを得られる、といったところまで影響を及ぼします。
その秘訣がマッサージです。マッサージは血流促進をはじめ、ヒートショックプロテイン(HSP)を活性させる意味で大変重要な位置を占めます。
本稿ではマッサージとヒートショックプロテイン(HSP)を中心に取り上げ、普段のスキンケアなどにもうひと手間加えることで得られるアンチエイジング効果をご紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください!

交告承己

美容アドバイザー

この記事は美容管理アドバイザー交告 承己(こうけつ うい)が執筆しました

日々、お肌について悩むお客様からのご相談をお受けしているお肌美容の専門家です。おひとりおひとりに対して懇切丁寧に、アドバイスをさせていただいております。スポーツ記者だった経歴を活かし、運動や健康管理の側面からも、美容に関して鋭く迫ります!

1.アンチエイジングのためのマッサージ徹底解析

顔のマッサージをうける女性

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復する働きがある特殊なタンパク質です。例えばお肌が紫外線などのダメージを受けても、ヒートショックプロテイン(HSP)がお肌にたくさん貯蓄できていれば、すぐに傷ついたお肌の状態を整えて美肌をキープしてくれます。

ヒートショック(熱ショック)という名称からも想像できますが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるためには、身体の体温を上げることが必要となります。
ですので、普段の生活時やスキンケアするときに心がけたいことは、血流をアップさせて身体の活力を上げていくこと。この点が大事になるので覚えておいてくださいね。

そこで最も手軽かつ、効果的な方法として浮上するのがマッサージです!
洗顔時に行うフェイシャルマッサージと、洗髪時に行う頭皮マッサージ。この2点を行うだけで血液循環がさらに良くなり、新陳代謝を促して肌の働きを良好に保ってくれます。それでは早速みていきましょう!

1-1 ヒートショックプロテイン(HSP)をフェイシャルマッサージで活性

フェイシャルマッサージをうける女性

血流が悪いと毛細血管まで栄養が行きわたらないため、ターンオーバーが乱れて肌荒れが生じます。また老廃物などがうまく排出されずに堆積することでむくみやタルミがうまれると同時に、お肌の水分量が減って乾燥を起こしてしまうのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は25歳前後から、年齢を重ねることによって減少してしまいます。
ところが血流が悪い身体だと、そこに拍車がかかってしまうのです。折角ヒートショックプロテイン(HSP)を補填したり、栄養素を体内に取り入れても、それを身体中の細胞に届けてくれる血流が鈍くては充分な効果が得られません。いつもの洗顔後に、フェイシャルマッサージを足していただくことで、血流を大幅に促進することができます。やり方は簡単です!
洗顔後の清潔な状態で、肌を傷つけないようにローションや保湿クリームを手につけていただいてから行っていただきます。使うのは手のひらの軟らかいところ、指の力が入りにくい親指の付け根あたりでマッサージをしていきます。

まず、頬骨の下から耳に向かって優しく抑えるようにマッサージをします。
同じやり方で今度は顎の下から耳に向かってマッサージしてみましょう。
次に、両手の指で目頭を、力を入れずに押さえ、小鼻の横まで優しく力を加えてください。最後に手をグーの形にして、おでこから髪の毛の生え際に向かってマッサージをしましょう。これだけで、1日のお顔のハリが変わってきます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の活性につなげるためにも、お顔の血流に意識を向けていきたいところ!

頬骨の下はリンパが流れる経路にあたり、この部分を優しく刺激することで顔の筋肉の凝りがほぐれ、血行の促進につながります。
お時間があまりない場合は、ホットタオルを顔に当ててリラックスするだけでも大変効果的なので、ぜひお試しください♪

1-2 ヒートショックプロテイン(HSP)で忘れがちな、頭皮マッサージの重要性

頭皮マッサージをうける女性

洗顔と同様に、私たちの生活で欠かせないのがシャンプーです。アンチエイジングケアというと、フェイススキンケアだけを思い浮かべがちですが頭皮も立派な皮膚ですので、しっかりとしたケアを施すことがとても重要です。

そして、頭皮改善の方法として挙がるのが頭皮マッサージです。目的は筋肉の凝り解消と、それによるヒートショックプロテイン(HSP)の活性にあります!
いわゆる「老け顔」の悩みを解消する決定打のひとつが“頭筋”といわれています。たるみやほうれい線は頭の筋肉と直結しており、ここでは特に老け顔に関係する前頭部と側頭部のマッサージをマスターしましょう!

1.前頭部マッサージ

前頭部の筋肉は、額と直接つながっています。前頭部には思考を司る前頭葉があります。考えることが多くある方や、神経質に考え込んでしまう方が影響を受けやすいとされています。マッサージ法は簡単です。親指と人差し指を、目の上の延長線上にある生え際にセットします。頭蓋骨を指の先で掴むようなイメージで、中央に寄せるようにつまんでみましょう。すぐに離すのではなく、2秒間くらいキープしましょう。同様のマッサージを、生え際から頭頂部に向かって3~4回繰り返します。目の酷使などによる筋肉の緊張や凝りがほぐれ、血流が大幅に促進されていきます。それによって額の横シワやまぶたのたるみ、眼瞼下垂の改善も期待できますので、考え事の多い方に是非お試しいただきたいマッサージです!

2.側頭部マッサージ

フェイスラインのたるみや、ほうれい線・口角下がりなどにお悩みの方にお勧めなのが側頭部マッサージです。側頭部が凝ってしまうのは、強いストレスなどが原因で無意識に奥歯を食いしばったりしてしまうこと、などが影響しています。力みが恒常的に続くと、強い凝りが発生してしまいます。逆にここをしっかりとほぐせば、顔全体の印象を左右するたるみに直接働きかけることができますし、血液循環もよくなってヒートショックプロテイン(HSP)が活性化します!印象を大きく変えられますのでチャレンジしてみましょう。

側頭部のマッサージは、ギュッと引き上げてあげるイメージです。人差し指と中指で耳を挟むように手のひらを広げます。5本の指でしっかり頭皮を持ち上げるようにし、5秒ほどの時間をかけて地肌をスライドさせるようにします。そして頭頂部で左右の指を交差させます。交差させたら、髪の毛を引っ張るように上に持ち上げて1クール終了です。1クールを、10回くらい繰り返しましょう!たるみやむくみが解消され、すっきりした感覚を得られること間違いなしです!

アンチエイジングの道も、まずは1歩からです。いつものスキンケア・シャンプー時に、マッサージのひと手間を加えることでヒートショックプロテイン(HSP)機能が高まる条件が整うのです。身体全体に血流が行き届き、身体が元気で綺麗になるイメージを膨らませながら、楽しんで頭皮マッサージを行ってみて下さいね♪

2.ヒートショックプロテイン(HSP)と運動・マッサージ

腰に手を当ててマッサージを行う女性

ヒートショックプロテイン(HSP)を高めるために効果的なことが運動です。
体温が高まり、身体に負荷をかける運動はヒートショックプロテイン(HSP)を増加させます。ゆっくり歩くお散歩ではヒートショックプロテイン(HSP)は増えません。効率的に増やすためには、少し呼吸が乱れるくらいの有酸素運動を30分くらい続けたいものですが、「なかなかそれは難しい!」という貴方にお勧めしたいのがマッサージです。運動の前後に行うことで、身体の表面から適度な刺激を与えて血行を促進させることができます。より運動によってヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させやすくなるので、毎回30分以上走らないといけない、ということではなくなってくるのです。

2-1 マッサージ(運動前編)

運動前には皆さんウォーミングアップをされると思いますが、マッサージもその一環と考えて頂いて大丈夫です。運動前のマッサージには実は多くの役割があり、筋肉や関節のコンディションを整え、パフォーマンスを高める集中力を高めるサポートにもなります。

運動前に行うマッサージは、身体で気になる箇所を重点的にケアしてください。強く刺激するのではなく、優しくさすったり手のひらで押さえたり、揉んでみるような感じです。時間としては3~5分くらいで大丈夫!たったこれだけですが、これから行う運動や試合のことをイメージして、体と心を「動くぞ!」という状態にさせていくことを意識してみましょう。このことが運動中の集中力やパフォーマンス向上につながり、ヒートショックプロテイン(HSP)活性の源となるのです!

2-2 マッサージ(運動後編)

運動の後は筋肉が疲労して硬くなっている状態です。その状態のままですと怪我などに繋がりやすく疲労も抜けにくいため、縮んだ筋肉を伸ばして緊張を緩めるためにもマッサージが欠かせません。 運動をした後に関しては運動の直後ではなく、シャワーで汗を流して身体の熱をとってからのマッサージがよいとされています。疲労している箇所を中心に、20~30分くらいをかけて、ゆっくり念入りに行いましょう。ゆったりと手をさすったり、少し強めに揉むなども効果的です。疲労回復のためには、運動後のマッサージでリンパや血液の流れを促進させることが非常に重要です。それによって疲労物質が停滞をしなくなり、ヒートショックプロテイン(HSP)を活性させ、ダメージを受けた細胞の修復を促してくれるのです。

運動による血行促進は毛細血管の働きを促し、肌のターンオーバーを正常に導いてくれます。運動は美肌のためにも大変重要な要素となります。運動前後にマッサージをしていただくことで、その効果は高まりますし、運動後の疲労も改善されます。美を極めるためには身体全体の環境を高めることが大事! ちょっとの工夫が、今後の美と健康を変えていきますよ♪

運動前に行うマッサージは、身体で気になる箇所を重点的にケアしてください。強く刺激するのではなく、優しくさすったり手のひらで押さえたり、揉んでみるような感じです。時間としては3~5分くらいで大丈夫!たったこれだけですが、これから行う運動や試合のことをイメージして、体と心を「動くぞ!」という状態にさせていくことを意識してみましょう。このことが運動中の集中力やパフォーマンス向上につながり、ヒートショックプロテイン(HSP)活性の源となるのです!

3.まとめ

マッサージ効果でピンッとハリのあるフェイスライン

スキンケア効果は一朝一夕では実感できるものではありません。日々の努力を継続すること、小さなことでもよいので身体やお肌に良いことを続けていくことで徐々にお肌は変わっていきます。いつものスキンケア時に、いつもの運動時に、ちょっとひと手間マッサージの時間を設けてみませんか?

折角いい商品を使って洗顔をしても、普段何気なく行ってしまっては駄目です。マッサージを行うことは、しっかりと心を込めて丁寧に洗顔することに繋がります。最後は気持ちと愛情です。お肌はしっかりと、答えてくれますよ♪

ヒートショックプロテイン(HSP)効果もある、アスパラガスの魅力!食べて美肌に、摂って健康に!!

ヒートショックプロテイン(HSP)効果もある、アスパラガスの魅力!食べて美肌に、摂って健康に!!

新鮮なアスパラガス

春から初夏にかけて、旬を迎えるアスパラガス。
食卓に彩を添える鮮やかな緑に食欲が増すだけでなく、その栄養素には、さまざまな効果があります。

アスパラガスには、しみやそばかすの原因を取り除き、新陳代謝を活発にする成分など、美肌効果や疲労回復を促す成分が多く含まれているのです。

そして・・・
アスパラガスから抽出された成分を摂取することで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えるのをご存知ですか。

アスパラガスは、美肌と健康を手に入れることができる、とても優れた野菜なのです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.アスパラガスの魅力ある成分…アスパラガスでヒートショックプロテイン(HSP)も増える?!

アスパラガスと香辛料

アスパラガスは、料理に彩りを添えてくれる、おしゃれで美味しい野菜です。

アスパラガスの成分では、疲労回復効果の高いアスパラギンというアミノ酸が有名ですが、そのほかにも、抗酸化ビタミンと呼ばれるβ-カロテンや、ビタミンをバランスよく含んでいます。

美肌になるためには、まず、肌を作るもととなるタンパク質をしっかりと摂取することが、大切です。その上で、身体の代謝を活性化し、肌のターンオーバーを促進させることで美肌へとつながります。

アスパラギン酸は、タンパク質の合成に使われ、お肌のターンオーバーが乱れるのを防ぎ、肌トラブルの予防だけでなく、疲労回復などにも効果があります。

ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンCは糖質、脂質、タンパク質などの代謝に欠かせないもので、これらも美肌へと導いてくれます。

美肌の大敵であるしみしわは、身体の酸化と関係があります。
アスパラガスには抗酸化作用のあるβ-カロテンも豊富に含まれているので、アスパラガスを積極的に食べることは、しみやしわの予防にもつながります。
またβ-カロテンは、免疫力の強化やアンチエイジングにも大切な栄養素です。

アスパラガスは、美味しいだけでなく、健康や、お肌の悩みも解決してくれる、女性にとって、とても魅力のある野菜なのです。

また、食べることができない、茎の下側の堅い部分からの抽出物を摂取することで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増やすことができます。
アスパラガスの栄養素は、多岐にわたり、とても魅力のあるものなのです。

2.アスパラガスのレシピ…さまざまな効果効能!ヒートショックプロテイン(HSP)も?!

サーモンのムニエルにアスパラガスを添える

美肌や、免疫力など健康を手に入れることができるアスパラガス。
相乗効果のある食材と組み合わせることにより、アスパラガスの栄養素を際立たせることができます。

1.免疫力の向上におすすめの食べ方

アスパラガスは、ビタミンA(β‐カロテン)、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類とアミノ酸をバランスよく含んでいます。
抗酸化物質を豊富に含むアスパラガスを食べることで、肌の老化やしみの予防、そして美白にも効果が期待できます。

 

ビタミンA(β‐カロテン)と、ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油で炒めた料理にすることで、吸収率が高まります。
きのこは、食物繊維の一種のβ-グルカンを多く含んでいるため、免疫力アップ、抗ウィルス効果があり、アスパラガスときのこの相性は抜群です。

2.しみ、そばかすなどの肌荒れや、アンチエイジングにおすすめの食べ方

アスパラガスに含まれるビタミンCは、お肌にハリや潤いを与え、紫外線によって増える、しみやそばかすを防ぎます。
また、アスパラガスのビタミンEは、細胞の老化を防いでくれます。

アンチエイジングには、アスパラガスと豚肉を合わせた料理がおすすめです。
豚肉に含まれるたんぱく質は、肌をみずみずしく保つ働きがあり、ビタミンB₂には、皮膚の新陳代謝を促す働きがあります。
アスパラガスに含まれるビタミンA、C、Eと、豚肉に含まれるたんぱく質、ビタミンB₂が合わさり、効果がアップします。

3.貧血の予防におすすめの食べ方

貧血を緩和、予防するためには、鉄分やたんぱく質を摂ることが大切です。
アスパラガスに含まれるビタミンCには、鉄の吸収を促進し、ヘモグロビンの合成を助ける働きがあります。

絹さや、そら豆とアスパラガスでグリーンサラダにするのは、いかがでしょう。
そら豆には、鉄分の吸収率を高めるたんぱく質が豊富です。
アスパラガスと絹さやに多く含まれるビタミンCは、造血作用があるだけでなく、鉄分やたんぱく質の吸収を高める働きがあります。

サラダとあわせて、魚料理や肉料理を食べることで、たんぱく質をしっかりと摂ることができるため、効率的な造血作用が期待できます。

いろいろなレシピがあり、美味しいアスパラガスですが、実は、出荷時に切り落とされる茎の部分に、もっと大きな魅力が隠されています。
この茎の部分を原料にしたものを摂取すると、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができ、ストレスや睡眠改善、そして美肌にも効果があります。

3.美味しいアスパラガスとは

美味しいアスパラガスの見分け方

アスパラガスは春に芽が出始め、秋まで収穫ができる野菜です。
輸入品もあるので、通年スーパーで見かけますが、春から夏にかけてが、アスパラガスの一番美味しい季節です。

アスパラガスを選ぶ時のポイントは、4つあります。 ・緑色が濃い
・みずみずしく、ほどよくしまった穂先
・形よく、まっすぐ伸びている
・茎が太すぎない

アスパラガスは鮮度が落ちやすい野菜です。
ラップに包み、冷蔵庫で立てて保存し、2~3日を目安に食べきるようにするのが、おすすめです。

4.アスパラガスの茎からHSPを増やす!

ヒートショックプロテインが含まれるサプリメント

アスパラガスが出荷される際、切り落とされて通常は食べることのない、アスパラガスの茎の下位の部分を加熱、酵素処理することで、抽出される物質があります。

このアスパラガス由来成分には、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす働きがあり、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、自律神経やホルモンを調整したり、 体内リズム(体内時計)を整え、睡眠を改善する効果があるといわれています。

この成分は、アスパラガスを特別な方法(アスパラガスの茎の下位の部分の加熱、酵素処理)で加工することで得られるものであり、アスパラガスをそのまま食べても同様の効果を得ることはできません。

アスパラガスは、美味しい料理として食べるだけでなく、このような方法でも使われています。

5.アスパラガスを食べて、そして、摂って、ヒートショックプロテイン(HSP)を!(まとめ)

摘みたてのアスパラガス

細胞修復たんぱく質と呼ばれる、ヒートショックプロテイン(HSP)70
HSP70は、ヒートショックプロテイン(HSP)の代表的タンパク質で、細胞を保護する作用があるといわれています。
ストレスに立ち向かい、損傷を受けた細胞を、ストレスがかかる前の状態に修復、整備する働があります。
HSP70は、誰の肌にもあるタンパク質ですが、加齢とともに減少してしまいます。
HSP70を高めることができれば、年齢や紫外線などのストレスに負けない肌をつくることができます。

このHSP70を増やす働きが、アスパラガスの茎からの抽出物にあります。
この成分は、アスパラガスをそのまま食べても、効果を得ることはできないため、サプリメントとして摂取することが、おすすめです。

美味しいアスパラガス料理を食べ、そして、茎の未利用部分をサプリメントで摂ることにより、あなたも健康と美肌が!
女性にとって、嬉しい効果のある栄養素を含んだアスパラガスは、万能野菜です。

体温は健康のバロメーター!温活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美と健康を手に入れる!!

体温は健康のバロメーター!温活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美と健康を手に入れる!!

グーサインをだす親子

自分の平熱をご存知ですか・・・
体温は、私たちの健康や美容にかなりの影響力をもっています。

生活スタイルが変化していくなか、日本人の平熱は低下傾向にあるといわれています。
体温が低いと、血流が悪くなり、免疫力も低下し、美容や健康にさまざまなデメリットが出てきます。
最近、体やお肌の調子がよくない、とお悩みのかた・・・トラブルの要因のひとつに、低体温が影響しているかもしれません。

温活を取り入れてみませんか。体温を上げ、 ヒートショックプロテイン(HSP) が増えることで、健やかな日々を送ることができます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.体温と免疫力・・ヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力を高める!

健康的な笑顔の女性

健康を維持してくれる免疫力は、体温が下がると低下することがわかっています。

これには、ヒートショックプロテイン(HSP)が関わっています。
体温を上げることで、体内でヒートショックプロテイン(HSP)が増加します。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質で、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力を持っています。
つまり、このヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、免疫力がアップし、体を元気にしてくれます。

まずは、自分の平熱を知り、低体温を克服して、血流をよくしておくことが、免疫力向上につながります。

体温は、高くなったり低くなったりと1日の中でも変化します。
自分の平熱を知るには、数日間、朝・昼・夜の体温を測り平均を出すといいかもしれません。

2.冷えから低体温へ・・・冷えは万病のもと?!

様々な生活習慣を抱えるイラスト

生活習慣病をはじめ、体調不良の原因のひとつに、冷えがあるといわれています。

夏に冷房が効きすぎている室内や、冬に冷たい食べ物で体を冷やしたりと、生活環境の中で、冷えに悩まされている人も多いかと思います。
こうした生活環境や食生活、さらにはストレスなどが原因で、体温が低下し、平熱が35度台の低体温となってしまうのです。
体温が下がると、体の内部のさまざまな活動に支障をきたし、病気に対抗する力も弱まってしまいます。

近代型冷え性ともいうべきものがあります。体全体が冷える自律神経型冷え性です。
過度のストレスやスマホなどのブルーライトや電磁波を大量に浴びることににより、自律神経のバランスが乱れることがその一因とされています。

冷えから低体温へとなることにより、体によくない影響をもたらしてしまいます。

免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなる
・花粉症、敏感肌、鼻炎などのアレルギー症状が出やすくなる
・代謝が落ちるため、老化や肥満のもとになり、体の疲れも残りやすい
・皮膚や髪のターンオーバーに影響し、肌荒れ、ニキビ、くすみに加え、白髪や抜け毛などにも影響する

体温が低下することで、内臓の働きも悪くなります。
特に、肝臓、腎臓などは代謝と関わる臓器です。冷えによりエネルギー代謝が落ちるだけでなく、体調不良の原因にもなるので、気をつけなければなりません。

3.体温を上げる温活とは

体温を上げる温活に欠かせない健康的な食事

温活とは、健康を維持するために、適正な体温まで基礎体温を上げる活動をいいます。

昔の人と比べると、現代人は0.5℃から1.0℃程度、体温が低い傾向にあるといわれています。
運動量の低下で筋肉量が減少し、それに伴い体温も下がり、基礎代謝も下がってきているのです。基礎代謝が落ちれば、エネルギーが消費されにくくなって、内臓脂肪が増加してしまいます。
加齢とともに基礎代謝は落ちていくので、筋肉量を増やすことは、あらゆる病気対策に必要なのです。

筋肉量の減少以外では、運動不足、そして、エアコンがある生活によって、汗をかきにくい環境であることも低体温の原因と考えられています。

そこで注目されるのが温活です。
理想の体温へ導くために、体を温めていく温活で、基礎体温を適正温度に保つことにより、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康な体になりましょう!

1.体を冷やさないよう気をつけましょう

冷えた飲み物や食べ物など、ついつい冷たい食品を多く摂っていませんか。
冷暖房のよく効いた環境で、お腹や足腰を冷やしていませんか。

これらのことが重なり、体を冷やしてしまいます。

体温が低めの人は、温かい食事や飲み物を摂ったり、服装に気をつけるなど、心がけることが大切です。

2.適度な運動と、適正な姿勢が重要です

筋肉の内部は血管が多く、血流によって筋肉が温められています。
脂肪には、毛細血管しか通っていないので、熱が伝わりにくいのです。
筋肉が多い人ほど、体温も上がりやすいので、適度な運動により、筋肉量を維持することが大切です。

また、姿勢が悪いと血流が悪くなります。
立つ、歩く、座るなどの基本動作の姿勢を美しく保つことも、体温を上げるのに大切なことです。そして何より、美しく見えることは若さの秘訣です。

3.バランスのいい食事をとりましょう

夏野菜は、食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。
ゴボウや大根などの根菜や香味野菜などの体を温める食材も、うまく組み合わせて食べることが大切です。

また、ビタミン((B1、B2)、ミネラル(亜鉛、鉄、セレンなど)なども大切ですので摂取するように心がけましょう。

<ビタミン(B1・B2)を多く含む食材>
豚肉、大豆、昆布、うなぎ、たらこ、のり など

<亜鉛、鉄を多く含む食材>
海藻類、牡蠣、玄米、小麦胚芽、大豆、ごま、ナッツ、たらこ、たけのこ など

<セレンを多く含む食材>
かつお節、かつお、アワビ、たらこ、小麦胚芽、大豆 など

4.質のいい睡眠をとりましょう

低体温の原因のひとつに、寝不足があげられます。
人間の体温は、日中は高くなり、夜は低くなるという体温リズムがあります。

睡眠中は体を休息させるために、体温は低下します。
それにより、日中の体温を上げることができるという、正しい体温リズムを作ることができるのです。
質のよい十分な睡眠をとることで、適正な体温に導くことができます。

4.適正体温を導く温活・・・ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康な体に!(まとめ)

子供と温活運動をする親子

日頃の生活を見直すことで、体温を上げる温活を習慣化することは、とても大切です。温活によりヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やし、健康と美しさを手に入れることができます。

1.HSP入浴法

夏場だったり仕事で忙しかったりすると、ついついシャワーだけで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、お風呂に入ることは体温を正常に保つ上でとても重要なのです。
10分以上湯船に浸かることで、体温は約1度上がると言われています。
身体が温まるのはもちろんのことですが、湯船に浸かることで、リラックス効果もあります。自律神経を整え、体温調節のできる身体を作ることができます。

効果的な入浴法といえば、HSP入浴法です!
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。週に2回程度の割合で行うことで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力もアップし、健康な体を取り戻せます。

2.有酸素運動をする

体の中で一番熱を生産するのは、筋肉です。
筋肉を動かすのはもちろん、筋肉を増やせば基礎代謝も上がり、低体温を改善するのに効果的です。
下半身に全体の70%の筋肉が集中しているので、下半身の筋肉を鍛えると、効率よく基礎代謝をあげることができます。
朝と夜、5回ずつのスクワットを続けるだけでも、体温の変化が見られるでしょう。

有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながり、知らず知らずのうちに元気の源である、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加します。
適正な体温を維持し、免疫力の低下を防ぐことができます。

健康維持において、体を“温める”ことは、とても大切です。
低体温を改善して、健康で穏やかな生活を楽しみましょう。

レタスで体もお肌も健康に!ヒートショックプロテイン(HSP)効果で、レタスもお肌も元気に!!

レタスで体もお肌も健康に!ヒートショックプロテイン(HSP)効果で、レタスもお肌も元気に!!

みずみずしいレタスの写真

レタスって、栄養あるの?!
ほとんど水分だけでできているんだよね?!

あまり栄養がないイメージのレタスですが、実はさまざまな栄養素を含んでいます。
むくみを解消し、美肌効果そして、アンチエイジング効果も期待できる野菜なのです。

お肌だけでなく、レタスも元気にしてくれる ヒートショックプロテイン(HSP)
みずみずしく鮮度の高いレタスを食べて、健康と美肌を手に入れましょう。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.レタスとヒートショックプロテイン(HSP)で健康と美肌を!

色々な種類のレタス

淡色野菜で栄養価が低いと思われがちなレタスですが、 じつは・・・・・
レタスには、白血球を活性化し、体の抵抗力を高め、免疫力を上げてくれるのはもちろん、ガンなどの腫瘍を抑制するTNF–αという成分の含有量がとても多い野菜です。
抗酸化力の高さで知られるブロッコリーの2倍も含まれているのです。

レタスにはビタミンCやビタミンEも含まれているので、風邪予防やエイジングケアなどの効果も期待できます。
一度に食べることができる量のレタスに含まれるビタミン郡の含有量は少ないので、風邪予防をするのであればレタス以外の野菜も摂取するようにしましょう。
トマトやピーマンなどの緑黄色野菜と上手に組み合わせることによって、より健康的で、免疫力を上げることができます。

また、温活をすることにより、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やせば、体の内側からも、免疫力を上げることができます。
健康と美肌を手に入れるには、最強のタッグかもしれません。

2.レタスの栄養と効能

レタスの入った健康的なサラダ

レタスは、低カロリーで、さまざま栄養素を含んでいる野菜です。

β-カロテン

β-カロテンは、強い抗酸化作用で老化防止や免疫力を高める効果があります。
体内に入るとビタミンAに変化するため、お肌を健康にし、目にもよいと言われています。レタスの中ではサニーレタスに特に多く含まれています。

ビタミンC

レタスにはビタミンCも含まれています。免疫力を高め、ストレスへの抵抗力を高めるので、風邪やインフルエンザなどの予防にいいと言われています。

ビタミンE

ビタミンEは若返りのビタミンと言われ、抗酸化作用があり、細胞の劣化を予防してくれます。お肌のシミやしわ、そばかすなどにも効果があり、アンチエイジング効果が期待できます。

体の機能を正常に保つ働きがあるビタミンは、体内では、ほとんど作り出すことができないため、食べ物から摂取する必要があります。

カリウム

カリウムはミネラルの一種で、体内の余分なナトリウムを、汗や尿で排出してくれる機能があります。塩分の取り過ぎを調節する役割があるため、高血圧の予防にも役立ちます。

食物繊維

食物繊維は、体内で消化されずに体外へ排出されることから便秘の予防に役立ちます。
新陳代謝が促進され、ダイエット効果も期待できます。
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがありますが、レタスには不溶性のものが多く含まれています。

3.レタスの効果がスゴイ!ヒートショックプロテイン(HSP)でより効果的に!

レタスを調理する女性

レタスには、さまざまな効果があります。

1.加熱でビタミン&食物繊維をたっぷりと!

レタスは、生のままサラダで食べるのが定番ですが、加熱調理もおすすめです。
レタスは95%が水分なので、少し、加熱するだけでカサが減り、生の2倍以上の量を食べることができます。

加熱で量を多く摂り、食物繊維やビタミン類を摂取した方がお得なのです。加熱が短時間だとシャキシャキ感が残り、ビタミンCの流出も防ぐことができます。
さらに油で炒めれば、β-カロテンやビタミンEの脂溶性ビタミンも摂取することができます。

芯のまわりに多い苦みも、加熱すれば甘みに変わります。
レタスは包丁で切ると、切り口から酸化が始まってしまうので、手でちぎってから調理しましょう。

おすすめメニューは、レタスチャーハンです。最後にレタスを入れてさっと炒めれば、美味しく出来上がります。

2.レタスの美肌効果とリラックス効果

レタスに含まれるビタミン類は、βカロテンやビタミンC、ビタミンEなどです。
これらのビタミン類は、美肌効果に欠かせない栄養素でもあります。

ビタミンCは、コラーゲンを生成するために必要なビタミンです。
ビタミンEは、血行を促進して肌の新陳代謝を促すビタミンです。
βカロテンには、お肌を健康に保つ働きがあります。
その他にも、レタスに含まれる鉄分は、ほんのりピンク色の頬を作ってくれます。

また古くから、レタスには、鎮静効果があり、不眠に効くといわれています。
レタスの葉の部分より、芯に多く含まれるラクチュコピクリンが、眠りを誘うメラトニンと似た働きをしてくれるのです。

レタスを食べたあと、温かいお風呂に、ゆっくり浸かる
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことにより、より一層、効果が期待できます。

4.レタスの保存方法、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな役割を!

レタスの保存方法にHSPが関わっている!?

レタスは、みずみずしいだけに鮮度が落ちるのも早い野菜です。

レタスの生長点は芯にあるため、ここの働きを素早く止めることがカギです。
芯をくりぬいてキッチンペーパーを詰めたり、芯の切り口に水で溶いた小麦粉を塗ると、鮮度が長持ちします。
簡単な方法では、芯に2~3本のつまようじを刺し、生長点を壊す方法があります。これにより、通常2~3日で傷んでしまうレタスも1週間ほど保存可能になります。

しかし・・・気が付くと、しなびて元気がなくなっている、こともあります。

野菜がしなびるのは、水分が無くなってしまうことが原因です。
50℃のお湯にレタスを浸けると、元気のなかったレタスが、シャキッとみずみずしく復活するのです。

これは、ヒートショックプロテイン(HSP)の影響です。
50℃のお湯に浸し、レタスに熱ストレスを与えることにより、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加し、酸化を防御し、鮮度が蘇ったのです。

50℃洗いしたレタスは、熱湯での雑菌などの汚れ落ち効果とHSPの作用で、50℃洗いしなかったものより、長く鮮度を保ってくれます。
また、水だけのものに比べて、菌が10分の1に減ると言われています。

適温は、50℃前後 (48℃~55℃でも大丈夫です)、43℃以下は、逆に菌が繁殖するので、気をつけてください。
*沸騰したお湯と水道水を1対1で合わせると、ほぼ50℃~55℃のお湯ができるそうです。

できるだけ早く食べるのが理想ですが、残ってしまったら、この方法を是非、お試しください。

5.ヒートショックプロテインで、レタスも体も元気に健康に!(まとめ)

収穫したての新鮮なレタス

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞や弱った細胞を修復したり、免疫細胞の働きを強くする効果があります。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させることで、免疫力が上がり、風邪をひきにくくなったり、怪我の治りが早くなったり、と体にさまざまなメリットが現れます。
免疫力が上がることにより、コロナウイルスの予防にも効果がありそうです。

健康面だけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、お肌にも効果があります。
紫外線によるダメージを抑えたり、ダメージを受けた皮膚を修復させたりするため、お肌を健やかに保つことができます。
乳酸の発生を遅らせることにより、疲れにくい体を作ることにも繋がります。

また、50℃洗いは野菜以外にも、大きな効果があります。
肉は赤味が鮮やかになり、うま味も閉じ込めてくれます。
アサリ、カキなどの魚介類をはじめ、きのこ類、果物、加工品にも効果があります。
*肉や魚、貝類は50℃洗いをしたら、保存はせず、すぐに調理してください。
*刺身等の生で食べるものは、1分ほど50度洗いしたら、すぐに氷水で冷やしてください。

レタスなど食べものの鮮度を保つことにも、人間の体の健康や美肌にも、大きな効果があるヒートショックプロテイン(HSP)!
まさに、万能の力を持つヒートショックプロテイン(HSP)を増やさない手はない!と思いませんか。