ほうれい線を目立たなくする方法!ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌に!!

ほうれい線を目立たなくする方法!ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌に!!

ほうれい線に悩む女性

年齢とともに、目立ち始める、口元に刻まれるほうれい線。

老けた印象を与えるため、悩んでいる方も多い、肌悩みのひとつです。

マスク生活が続く中、鏡で口元を見る機会も減り、気づくと、以前より、はっきり、くっきりとほうれい線が・・・という声も聞きます。

歳だから仕方がない、と諦めていませんか。

ほうれい線は、日々のケアによって改善できる可能性があります。

そして、そこには、美肌に大きな影響を与える、ヒートショックプロテイン(HSP)の存在があります。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ほうれい線は、ヒートショックプロテイン(HSP)で予防できる?!

ほうれい線は、ヒートショックプロテイン(HSP)で予防?!

加齢とともに目立ちはじめるほうれい線。普段からケアをしていても、シワやほうれい線などの年齢サインはどうしても出てきてしまいます。どんなケアをすれば、目立たなくなるのか悩みどころです。

ほうれい線やシワの原因には、加齢や紫外線ダメージなどによる真皮のコラーゲンの質と量の低下があげられます。

ヒートショックプロテイン(HSP)には、コラーゲンを正しい形に整えるのを助け、紫外線ダメージを軽減する働きがあり、お肌の老化の予防に大きな効果があるため、シワやほうれい線の予防には、欠かせない存在です。

ヒートショックプロテイン(HSP)には、いくつかの種類がありますが、お肌の老化を予防する働きがあるのが、HSP47とHSP70です。

HSP47には、コラーゲンが美しい構造になるのを助ける働きがあります。つまり、コラーゲンの質を高めて、ほうれい線やシワを予防します。

HSP70には、紫外線ダメージを防ぐ働きがあり、コラーゲンの減少や変性を抑えることで、ほうれい線やシワなど、お肌の老化を防ぎます。

ほうれい線の予防には、ヒートショックプロテイン(HSP)の働きが、とても重要なのです。

2.ほうれい線とコラーゲンの関係、修復にはヒートショックプロテイン(HSP)!

ほうれい線とコラーゲンの関係、修復にはヒートショックプロテイン

私たちの体は、全体の約70%を占める水分を除くと、最も多いのがたんぱく質です。そして、そのタンパク質のうち、約30%がコラーゲンであり、皮膚の約70%はコラーゲンが占めています。ほうれい線の予防には、このコラーゲンが大きな影響を与えます。

バネのように弾力のある元気なコラーゲンが衰えていくのは、加齢や紫外線ダメージによるところが大きいといわれています。

減少していくコラーゲンをただ補うだけではなく、この衰えたコラーゲンを、元の元気な状態に戻してくれるのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。

体内に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、お肌の細胞を修復し、ハリや弾力がよみがえり、ほうれい線やシワなどのエイジングケアにもつながるのです。

3.ほうれい線とシワは別物!ほうれい線って何者?!

ほうれい線とシワは別物!ほうれい線って何者?!

ほうれい線は、口の周りにできるシワだと思っている方も多いようですが、実は、ほうれい線とシワは別物です。

3-1.ほうれい線の特徴

ほうれい線とは、私たちの鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線のことを指し、シワではなく、頬の境界線です。笑ったときにほうれい線が目立つことが多いですが、笑うこと自体は影響がないといわれています。30代以降から目立ち始め、加齢とともに深くなっていくことが特徴です。ほうれい線の深さは、見た目の年齢を大きく左右してしまうため、気になる存在です。

3-2.ほうれい線とシワとの違い

実は、ほうれい線の正体は、シワではなく、たるみです。ほうれい線とシワは、まったく別物なのです。

ほうれい線は、骨格や筋肉などの影響で刻まれる溝のことで、年齢の若い方にもあります。骨格の形や、筋肉のつき方には個人差があるため、ほうれい線の深さも人によって異なるのです。

シワは、皮膚の表面にできる細い筋のような線のことで、皮膚の水分や柔軟性が失われることで、できます。

ほうれい線とシワとは別物ですが、乾燥や紫外線、加齢の影響で深くなることは共通しています。ケアには、ヒートショックプロテイン(HSP)をお肌に増やすことが不可欠です。

4.ほうれい線ができる原因とヒートショックプロテイン(HSP)の関係

ほうれい線ができる原因とヒートショックプロテイン(HSP)の関係

ほうれい線は、頬全体のたるみが大きく関係していますが、その原因には、コラーゲンやエラスチンが影響しています。

皮膚のハリ不足

ほうれい線などのたるみは、お肌の弾力やハリがなくなることで起こります。そのもとになるのが、真皮にあるコラーゲンやエラスチンです。これらの成分が、お肌のハリを支えています。

ほうれい線は、コラーゲンやエラスチンといったお肌のハリを支える成分が減少することで起こります。加齢、紫外線、そして、体の酸化や糖化によって、コラーゲンやエラスチンが破壊され、弾力がなくなり、シワやシミだけでなく、ほうれい線などたるみの原因につながるのです。

表情筋の衰え

表情筋は、お肌を支えたり、表情を作るときに使う筋肉です。

お肌のハリは、コラーゲンやエラスチンなどの成分と、顔の筋肉(表情筋)により、保たれています。表情筋が衰えると、皮膚や脂肪が全体的にたるみ、ほうれい線が目立つようになってしまいます。

ほうれい線に関係する表情筋は、口輪筋と頬骨筋です。

・口輪筋…口元を囲むように覆う筋肉

・頬骨筋…口角からこめかみにかけて伸びる筋肉

表情筋の衰えには、加齢による筋力の低下も影響しますが、あまり笑わないなど、無表情でいることが多い人は、起こりやすくなるといわれています。

ほうれい線の予防、ケアには、コラーゲンやエラスチンの減少や変形を抑える必要があり、ヒートショックプロテイン(HSP)の力が必要になってきます。ヒートショックプロテイン(HSP)は紫外線ダメージにも有効であるため、必要不可欠な存在です。

40代以降のお肌は、バリア機能が低下し、ダメージを受けやすくなっています。ケアをしないと、ほうれい線が、深く長くなってしまうことも少なくないため、身体にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことが大切になってきます。

5.ほうれい線ケア、まず蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす

ほうれい線ケア、まず蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす

ほうれい線の原因である、皮膚のたるみをケアするには、血流を促す必要があります。血液によって、栄養をお肌へ届けることで、ハリや弾力を取り戻すことができます。

そこで、効果的なのが、蒸しタオルです。蒸しタオルで、顔を温めることで、血行促進、そして、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

蒸しタオル美容法

水に濡らしたタオルを、おしぼりのようにクルクル巻き、電子レンジで加熱します。手で持つと熱いと感じるくらいが適温です。顔全体をタオルで覆い、タオルが冷めるまで、そのままで。できれば、これを2,3回繰り返すと効果的です。

蒸しタオルで温めたお肌は、水分が蒸発して乾燥しやすい状態です。

化粧水で、たっぶり保湿をしたあとは、美容液やクリームで、しっかり蓋をすることを忘れないようにしましょう。このときに、ほうれい線にそって、優しくマッサージをすると、より効果的です。お気に入りの化粧品でスキンケアすることで、リラックス効果も得られ、ストレス解消にもつながります。

6.ほうれい線ケア、たまには42℃洗顔も!ヒートショックプロテイン(HSP)効果あり!!

ほうれい線ケア、たまには42℃洗顔も!ヒートショックプロテイン(HSP)効果あり!!

洗顔の際、42℃のお湯で洗顔することで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、コラーゲンやその他のたんぱく質の傷が修復され、ほうれい線ケアに効果的です。

42℃洗顔法

洗顔料は使わず、42℃のお湯で、3分を目安に、顔をマッサージするようにお湯をかけます。顔全体がしっかり温まったら、42℃のお湯で蒸しタオルをつくり、顔を覆って、2~3分保温します。

洗顔を行う前に、一度、冷水で顔を洗うのもオススメです。冷水と42℃の温度差が、細胞へのストレスになり、ヒートショックプロテイン(HSP)のさらなる増加につながります。

熱いお湯での洗顔は、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれますが、お肌の潤いを奪い、乾燥させてしまいます。洗顔後は、いつも以上にしっかり保湿しましょう。やり過ぎは禁物です。週に1,2回を目安に、取り入れてみてください。

7.ほうれい線ケア、ヒートショックプロテイン(HSP)以外に気をつけること!

ほうれい線ケア、ヒートショックプロテイン(HSP)以外に気をつけること!

ほうれい線をケアするためには、頬のたるみにアプローチすることが重要です。

表情筋を鍛える

ほうれい線の周りの表情筋を鍛えることで、皮膚のたるみをケアできます。顔の筋肉の70%は、口周りの筋肉につながっているため、口輪筋を鍛えるトレーニングがおすすめです。

1)口全体を大きく開き、「あ」と発音する

2)口を真横に引きのばし「い」と発音する

3)口をしっかりとすぼめ、突き出すようにして「う」と発音する

4)笑顔をつくり、口角を上げて「え」と発音する

5)口を大きく縦に開き、鼻の下を伸ばすようにして「お」と発音する

6)それぞれ5秒程度同じ表情をキープしながら行う

声を出すので、ストレス発散にもつながります。毎日こつこつと続けることが大切です。

保湿ケア

お肌の乾燥は、紫外線によるコラーゲンやエラスチンへのダメージを高めるため、保湿ケアが重要になってきます。保湿をしっかりと行うことで、お肌に弾力やハリが出てくるため、皮膚がたるんでしまうことを防ぎます。

保湿ケアは、ほうれい線だけでなく、シワ予防など、スキンケアにとって、とても大切です。お気に入りの化粧品で、お肌に潤いをたっぷり補給しましょう。

8.ほうれい線や気になるエイジングケアは、ヒートショックプロテイン(HSP)で!(まとめ)

ほうれい線や気になるエイジングケアは、ヒートショックプロテイン(HSP)で!

ほうれい線は、たるみであり、シワとは別物ですが、乾燥や紫外線、加齢の影響で、目立ったり、深くなってしまうことは、共通しています。これらのダメージを防ぐには、体の中のヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、ダメージを受けた細胞やコラーゲンを修復する必要があります。

ただコロナ禍である昨今、仕事がリモートワークになったり、なかなか外出できず、運動不足になることで、体の中のヒートショックプロテイン(HSP)は減少しています。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、蒸しタオルや洗顔で、お顔に直接働きかけるだけでなく、体の中に増やすことでも、効果を発揮します。シャワーで済まさず、ゆっくり湯船に浸かったり適度な運動を取り入れ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすようにしましょう。入浴や運動で貯めたヒートショックプロテイン(HSP)は、健康、そして、美肌にも、大きな影響をもたらしてくれます。

また、人と話す機会が減ることで、表情筋が衰え、ほうれい線に影響を与えていることも否めません。

普段は、マスクを着けているからと、人目を気にせず、緊張感をなくしていませんか。少しのことが、表情に現れ、口角が下がったり、ほうれい線や頬のたるみを招きやすくなってしまいます。意識して、口角を上げたり、表情筋を使うようにしましょう。

ほうれい線ケアをしないと、実際の年齢より、老けて見えてしまいます。

まずは、体の中に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、乾燥や紫外線に負けないお肌を作り、保湿ケアや表情筋トレーニングなど、ほうれい線ケアを是非、取り入れてみてください。年齢に負けない、お肌が蘇るはずです。

美肌は日々の生活から!ヒートショックプロテイン(HSP)が肌免疫を上げ、スベスベお肌に!!

美肌は日々の生活から!ヒートショックプロテイン(HSP)が肌免疫を上げ、スベスベお肌に!!

肌を気にする女性

美肌の条件、「うなはだけつ」って、ご存知ですか。
う=潤い
な=滑らかさ
は=はり
だ=弾力
け=血色
つ=艶 
の6つのコンディションが整っているお肌が、美肌と呼ばれるお肌だといわれています。

健康でハリのあるお肌は、女性にとって理想です。
日々の習慣やスキンケアによって、美肌をキープすることは可能です。
身体にヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美肌を手に入れましょう!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美肌にはコラーゲン、そしてヒートショックプロテイン(HSP)!

私たちのお肌は、表皮、真皮、皮下組織の3層からできています。
表皮の内側にある真皮は、お肌の組織の大部分を占め、見た目の老化に一番関係が深いといわれています。真皮は、主にコラーゲンからできています。その他、ヒアルロン酸、エラスチンなどで構成され、美肌になるための、お肌のハリや弾力を生み出しています。

お肌の中の健康なコラーゲンの量は、年齢を重ねるごとに減少していきます。25歳をピークに、40歳では約1/2、60歳で約1/3になってしまうといわれています。これは、加齢により、お肌の新陳代謝が悪くなり、古くなったコラーゲンが分解されず、新しい健康なコラーゲンができなくなってしまうのが原因です。加齢とともに、お肌にハリや弾力がなくなり、美肌から遠ざかるのは、このためです。

減少したコラーゲンを補うには、まず保湿が大切です。化粧品に配合されているコラーゲンは、お肌の潤いを保つための保湿成分に分類されます。その形態によって保湿のメカニズムは異なりますが、いずれも、角層の潤いをしっかり保持し、お肌にハリを与え、美肌へと導いてくれます。

美肌に必要なコラーゲンを増やすには、ヒートショックプロテイン(HSP) も大きく関係しています。ヒートショックプロテイン(HSP)47は、コラーゲンと結合して、コラーゲンの生成を助け、コラーゲンの品質管理も行っています。コラーゲンの質を高めることにも影響しているのです。

加齢とともに減少する、コラーゲン、そして、ヒートショックプロテイン(HSP)を、いかに、お肌に増やしていくかが、美肌にとって大きなポイントになってきます。

2.美肌の大敵、ブツブツ毛穴!正しい洗顔とヒートショックプロテイン(HSP)

毛穴の黒ずみ、開き、たるみが気になる

スベスベの美肌になるには、毛穴の黒ずみ、開き、たるみは大敵です。

クレンジングや洗顔が正しくできていないと、メイクや汚れが、お肌に残り、それが皮脂や古い角質と混ざり、毛穴の中に蓄積していきます。これが、ブツブツとした黒ずみ毛穴となります。
美肌でいるためには、正しいクレンジングや洗顔をすることで、毛穴ケアをしっかり行い、この毎日分泌される皮脂や汚れを取り除いていかなくてはいけません。

2-1 毛穴ケアは、まず正しい洗顔から

美肌でいるためには、まず正しい洗顔をすることが大切です。ゴシゴシこすらず丁寧に、ぬるま湯で汚れを優しく洗い流して、皮膚を刺激しないようにしましょう。

毛穴が気になるからといって、洗顔のしすぎは、よくありません。洗顔の回数は、1日2回。毛穴の黒ずみが気になるからといって、1日に何度も洗顔すると、お肌の負担になり、お肌のバリア機能が低下してしまいます。お肌の潤いが不足すると、皮脂が潤いを取り戻そうとして、必要以上に皮脂腺が活発になり、余分な皮脂が分泌されることで、毛穴に詰まりやすくなり、逆効果となってしまいます。

2-2 洗顔+温熱効果、入浴や蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)をどうしても毛穴の汚れが気になるときは、夜の洗顔を少し工夫してみましょう。

入浴のとき、湯船にゆっくり浸かった後に、洗顔をしてみてください。温熱効果により、毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。

また、蒸しタオルで、鼻(顔)を温めてからの洗顔も、毛穴ケアには効果的です。

蒸しタオルを使うと、お肌が柔らかくなり、毛穴の汚れも取れやすくなります。
洗顔の前に蒸しタオルをプラスするだけで、毛穴汚れも、すっきり落とすことができます。
さらに、蒸しタオルでお肌を温めることにより、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美肌効果に加え、疲労回復、免疫力アップなど、さまざまな効果が期待できます。

また、洗顔の後に、蒸しタオルをすると、スキンケアの浸透がよくなるので、しっかり保湿をしたい時は、このタイミングがおすすめです。

2-3 サウナで、ヒートショックプロテイン(HSP)効果増大

少し時間がとれたら、リフレッシュをかね、サウナに行くのも効果的です。
蒸しタオルの効果同様、蒸気をあてると角質がふやけて、毛穴の入口が柔らかくなるので、汚れを落としやすくなります。サウナの熱い空気が体を温め、蒸気が水分となり、お肌につくため、毛穴が開きます。
サウナやお風呂で血行がよくなることで、お肌の代謝が上がり、美肌効果が期待できます。

サウナで、血行をよくしてから、冷水もしくは冷たいタオルで冷やすことにより、​さらなる血行促進につながり、毛穴の引き締め効果が期待できます。毛穴を引き締めることで、保湿の際に使用した化粧水や美容液の成分をしっかりとお肌に閉じ込めることができ、美肌へとつながります。

3.美肌キープには、紫外線、日焼け対策を!ヒートショックプロテイン(HSP)で紫外線予防!

強い日差し

紫外線は、お肌の乾燥やしわ、しみ、そばかすなど、あらゆる肌トラブルの原因となります。美肌を保つには、紫外線対策や、日焼け対策をしっかり行うことが必須です。

日焼け止めを塗ることはもちろん、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことも忘れてはいけません。ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、ヒートショックプロテイン(HSP)70は、紫外線保護の役割があります。ヒートショックプロテイン(HSP)70を高めることができれば、年齢や紫外線などのストレスから、お肌を守ることができるのです。

しかし、年齢とともに体内のヒートショックプロテイン(HSP)は減少していきます。年齢肌の自己回復力が落ちるのはこのためです。

美肌をキープするためには、日頃から入浴や適度な運動で、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、貯めておくことが重要になってきます。

4.美肌と免疫力、お肌にも免疫力がある!?

生活習慣を整える

私たちの周りには、ウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。これらの有害物質から、身体を守ってくれているのが免疫です。
免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、体調を崩したり、体調にさまざまな変化が生じます。これは体だけでなく、お肌にも同じことがいえるといわれています。

4-1 肌免疫とは

肌免疫とは、お肌本来が持つ防衛機能です。
肌免疫の機能が下がると、お肌が異物などの刺激を受け、肌荒れなどの肌トラブルが起きてしまいます。トラブルを未然に防ぎ、肌本来の美しくなろうとする力を発揮させるためには、肌免疫を上げておく必要があります。

4-2 美肌=肌免疫を下げないために、ヒートショックプロテイン(HSP)で生活改善

肌免疫は、加齢や乱れた生活習慣によって下がってしまいます。加齢を止めることはできませんが、生活習慣を改善し、肌免疫を下げないように気をつけることは可能です。

生活習慣を整えるうえで、大きく関わっているのがヒートショックプロテイン(HSP)です。
入浴や運動とあわせて、体を温める根菜類(にんじん、ごぼう、大根など)や、香味野菜(ニラ、ニンニク、生姜など)を摂取することで、体の中にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
きのこ類や海藻類、パン酵母などに多く含まれている βグルカンも、身体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させる作用があるとされています。

体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、質の良い睡眠をもたらすことができます。ヒートショックプロテイン(HSP)70は、深い眠りである、徐波睡眠が長くなることが確認されており、脳のストレスをコントロールする指令塔に働きかけることで、眠りを改善すると考えられています。

こうして生活習慣が改善されることにより、肌免疫が上がり、美肌へとつながっていきます。
美肌につながる肌免疫のアップに、ヒートショックプロテイン(HSP)は大きく関わっているのです。

5.美肌習慣は、ヒートショックプロテイン(HSP)から!(まとめ)

目覚める女性

美肌づくりは容易ではありません。当たり前のことが、なかなかできないのが日常です。
スキンケアや生活習慣を少しずつ見直し、身体の外側と内側の両方から、お肌にアプローチし、美肌習慣を身につけることが大切になってきます。

まずは、年齢とともに減少していくヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことを意識しましょう。
バランスのいい食事をとり、1日の終わりは、シャワーではなく、ゆっくり湯船に浸かりましょう。湯船に浸かることで、疲れがとれるだけでなく、美肌、そして免疫力のアップにつながるヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
この習慣が、質のよい睡眠へとつながり、やがては、美肌へとつながります。

美肌習慣を身に着け、継続したケアを行うことで、自分らしい健康的な美肌を手にすることができるはずです。
諦めず、コツコツと続けていくことが美肌を手にいれる、成功の秘訣です。