ヒートショックプロテイン(HSP)で、運動後の筋肉痛、疲労感から素早く回復!

ヒートショックプロテイン(HSP)で、運動後の筋肉痛、疲労感から素早く回復!

お肌の輝きがある肌とない肌
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

令和元年度のスポーツ庁の「スポーツの実施状況などに関する世論調査」では

成人の週1回以上のスポーツ実施率は53.6%

引用元:令和元年度「スポーツの実施状況などに関する世論調査」

と報告されています

半数以上の方が、何らかの運動をされているんですね。

運動をされている方の多くは、運動後の筋肉痛や疲労感を経験されたことがあると思います。

運動をした後の筋肉痛や疲労感はつきもので、時間がたてばおさまるものですが、「筋肉痛が収まるまで筋トレを我慢するのが惜しい」「筋肉痛や疲労感が嫌で運動するのが億劫になる」という方もいることでしょう。

仕方がないことではありますが、できることなら早く痛みや疲労感からは解放されたいですよね。

そこで活躍するのが、もともと私たちの体の中に存在する特殊なタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)です!

ストレスや加齢で減少するヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やして、運動後の筋肉痛、疲労感から素早く回復!快適に運動を続けていきましょう!

1.筋肉痛の原因は?

ふくらはぎの筋肉痛

運動によって生じる筋肉痛には、運動した直後や早ければ運動している最中に起こる筋肉痛(「即発性筋肉痛または急性筋肉痛)と運動して数時間から数日後に生じる筋肉痛(遅発性筋肉痛)がありますが、一般的に筋肉痛と言われるのは「遅発性筋肉痛」のことになります。

筋肉痛のメカニズムは、医学的にはまだはっきりとは解明されていません。
かつては、運動したときに生じる疲労物質「乳酸」の蓄積が原因だとする説が主でしたが、血液中の乳酸値は運動後すぐに低下する、乳酸はエネルギーとして再利用できるなどから、乳酸を原因とする説の矛盾が指摘され、今は、運動によって傷ついた筋線維を修復しようとするときに起こる痛みであるという説が有力となっています。

筋肉痛が起きるプロセスは、

〇普段使わない筋肉を突然使ったり、同じ筋肉を使いすぎたりすることで、筋肉の線維(筋線維)や周りの結合組織に細かい傷がつく。

〇損傷した筋線維を修復するために白血球を中心とした血液成分が集まる。
このとき「炎症」が起き、刺激物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)が生産され、筋膜(筋肉を包んでいる膜)を刺激する。
それが感覚中枢を介し、痛みとして感じる。

つまり筋肉痛とは、傷ついた筋線維を修復する過程で炎症が起き、生成された刺激物質(痛み物質)が筋膜を刺激して起こるものと考えられています。

2.ヒートショックプロテイン(HSP)で、筋肉痛から早く抜け出す!

筋肉痛の痛みは動くことが嫌になることも

筋肉痛から回復する時、筋肉は筋肉痛になる前の状態に戻るわけではなく、筋繊維が修復する時に、以前より少し太く大きな筋肉になります。筋繊維が傷む→回復するを繰り返すことによって、筋肉は鍛えられていくので、筋肉痛が起きることは悪いことではなく、また時間が経てば回復するのですが、できることなら早く痛みから解放されたいですよね。

筋肉痛の症状を緩和するには、温めたり、ストレッチや軽い運動を行って血流を促すことが良いということはよく知られていますが、傷ついた筋肉を修復するために活躍するのがヒートショックプロテイン(HSP)です。

もともと私たちの肌や体に存在している特殊なタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)は、紫外線や熱、病原菌や精神的なストレスなど様々な刺激によってダメージ(損傷)を受け、構造がおかしくなったタンパク質を修復したり、ダメージが大きすぎて修復できなくなったタンパク質を分解する働きがあり「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれています。

運動で傷ついた筋肉もタンパク質!ヒートショックプロテイン(HSP)の働きで、修復・回復するのが速くなれば、筋肉痛も早く収まりますよね!

ヒートショックプロテイン(HSP)には、さらに炎症を抑え、炎症によるダメージ(損傷)を修復する働きもあるんです!

運動後の体のメンテナンスに効果的なヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレスや加齢で減少してしまうので、しっかり増やしておきましょう!

3.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、筋肉の疲労回復にもおすすめ!

筋肉痛の回復には入浴がおすすめ

ヒートショックプロテイン(HSP)は熱のストレスを加えることで生まれます。
40℃~42℃のお風呂で、10分から20分程度、体の芯までゆっくり温めるヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、血流を良くすることからも筋肉痛から早く抜け出すのに効果的です。

また痛みを感じるとまではいかなくても、激しいスポーツを行ったり、普段あまり運動しない人が急にからだを動かしたりすると、疲れや倦怠感を感じることがあります。この疲労感の回復にも血流を促すHSP入浴法は効果的です!

HSP入浴法は、巨人でも疲労回復のために選手に推奨しているそうですよ!

HSPを増やす入浴法についてはこちらで詳しくご紹介しています

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、入浴法のほかにサウナや岩盤浴を活用するという手もあります。

サウナとヒートショックプロテイン(HSP)については、こちらで詳しくご紹介しています!

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

4.糖化だけじゃない!肌の三大老化の原因をケアするヒートショックプロテイン(HSP)

持久力を鍛えるのにお勧めなランニング

運動後の筋肉痛や筋肉の疲労回復に効果的ということで、運動後のHSP入浴法のご紹介をしましたが、実はヒートショックプロテイン入浴法でヒートショックプロテイン(HSP)を増やしておくと「疲れにくくなる」「持久力がアップする」ということでスポーツ選手やマラソンの大きな大会を控えているランナーの方などには、運動後ではなく大会当日の前にHSP入浴法を取り入れている方もいらっしゃいます。

HSP入浴法は一石二鳥…いえいえ一石三鳥くらい効果があるんです。

増加したヒートショックプロテイン(HSP)は1週間ほど体内に残って力を発揮すると言われていますが、 ヒートショックプロテイン(HSP)の力がピークを迎えるのは、体内で作られてから2日後といわれています。

しっかりトレーニングをしようと思われている方、運動パフォーマンスがどのくらい変わるのか試してみたい方は、運動をする2~4日程前にHSP入浴法でヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてみてください!

HSPを増やす入浴法についてはこちらで詳しくご紹介しています。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

5.入浴以外にもある!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす食べ物とは?

食べ物でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすと言われているものの一つ目は“βグルカン”です。βグルカンは、マイタケ、エリンギ、ブナシメジなどキノコ類に多く含まれています。

二つ目は、アスパラガスの茎の部分(根元に近い部分で、通常は出荷する時に切り落とされてしまう部分)から抽出される“アスパラプロリン”という成分です。アスパラプロリンはサプリメントなどに活用されています。

また、辛い食べ物がヒートショックプロテイン(HSP)を増やす良い刺激になるともいわれています。

飲酒をすると、筋肉を分解するコルチゾールが分泌されたり、筋肉の生成を促すテストステロンの分泌を抑制するため筋肉を増やしたいと考えている方には、飲酒に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ヒートショックプロテイン(HSP)にとってどうかといえば、お酒の刺激もヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれるそうです。ただし、度数の高いものは胃を荒らすので要注意。もちろん飲みすぎも禁物です。

〇〇に良いと言われる食べ物も、それだけに偏ってたくさん食べることが体に良いことだとは言えません。やはり栄養のバランスが大切です。
キノコやヒートショックプロテイン(HSP)の材料となるタンパク質を意識しながら、バランスの良い食事をとるようにし、また上手にサプリメントを活用して、筋肉もヒートショックプロテイン(HSP)も増やしていきたいですね!

6.運動習慣を支えるヒートショックプロテイン(HSP)

定期的な筋力トレーニングでヒートショックプロテインを鍛える

プロのアスリートや積極的に筋トレなどで体を鍛えている方にとっては、ヒートショックプロテイン(HSP)で持久力がアップしたり、筋肉痛、筋疲労回復が早くなることはパフォーマンスがアップして嬉しいですよね!

一方でアンチエイジングにもダイエットにとっても、運動で筋肉を増やすことはよいことだとわかっていても、運動後の疲労感や筋肉痛のことを考えると気が進まず、なかなか運動習慣がつかないという方もいらっしゃることと思います。

もしも運動後の疲労感、筋肉痛のことが心配でしたら、運動後の疲労回復が早まり、筋肉痛を早く収めるお手伝いをするヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を試してみませんか?運動した後の筋肉痛、疲労感から早く抜け出せて、辛さが和らぐことと思いますよ!

7.まとめ

「筋肉がしっかりついたカッコイイ身体になりたい!」「贅肉を取るダイエットのため」「いくつになっても元気でいたい」など運動をする目的は違っても、筋肉痛や筋疲労からはできるだけ早く回復したいという気持ちは同じだと思います。

筋肉痛は運動によって傷ついた筋線維を修復しようとするときに起こる痛み。
傷ついた筋肉が修復・回復するのが早ければ、筋肉痛も早く収まりますよね!

そこで活躍するのが、もともと私たちの体の中に存在する特殊なタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)です!

様々な刺激でダメージ(損傷)を受けて構造がおかしくなったタンパク質を修復したり、ダメージが大きすぎて修復できなくなったタンパク質を分解する働き、さらに炎症によるダメージ(損傷)を修復する働きがあるヒートショックプロテイン(HSP)を活用しないのはもったいないです!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすHSP入浴法は血液の流れも良くするので疲労回復にも効果的!

HSP入浴法で、たっぷりヒートショックプロテイン(HSP)を増やして快適に運動を続けていきましょう。

HSPを増やす入浴法についてはこちらで詳しくご紹介しています

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

最後に…
今回は、激しい運動や普段使わない筋肉を使う運動をした後の筋肉痛や筋疲労回復のために、ヒートショックプロテイン(HSP)が役に立つこと、またヒートショックプロテイン(HSP)を増やす入浴法についてご紹介いたしましたが、実は運動でもヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができるのです。

肥満や生活習慣病の予防、身体の機能や筋力の維持など運動の重要性や、自宅でできる運動、ヒートショックプロテイン(HSP)について興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

ヒートショックプロテイン(HSP)は、肌の糖化の救世主!?

ヒートショックプロテイン(HSP)は、肌の糖化の救世主!?

お肌の輝きがある肌とない肌
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

若いころに比べて、
「フェイスラインがすっきりしない」
「あごの下の肉がたるんで2重あごに!」
「目の下のたるみが気になる」
「ほうれい線がくっきり!」など
肌のたるみによる老化サインは増えるばかり…

肌のたるみを引き起こす「糖化」はアンチエイジングの大きな課題です。

この糖化による肌老化に抗い、若々しさを守っていくための頼みの綱が若さのタンパク質「ヒートショックプロテイン」!

年齢とともに減少するヒートショックプロテインをしっかり増やしてハリと弾力を感じる若々しい肌を守り、育てていきましょう!

1.糖化とは?糖化でなぜ肌はたるむの?

糖化というのは、身体の中で余分な糖とタンパク質が結びついて、タンパク質が変性・劣化してAGEs(Advanced Glycation Endproducts:糖化最終生成物)という老化物質を作り出してしまう現象のこと。

私たちの身体の中で、タンパク質はあらゆる場所に存在しています。
タンパク質は身体を作っている筋肉、臓器、皮膚、骨、毛髪などの主要成分であり、また体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料でもあります。

糖化により、血管の組織がもろくなると動脈硬化のリスクが高まり、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクも高まります。骨では骨粗鬆症、目ではドライアイや白内障なども、糖化が引き起こしていると言われています。
糖化は肌や髪、骨、筋肉など全身の老化を進ませ、肌不調や肌老化、体調不良や病気などの大きな原因となってしまうのです。

それでは、肌が糖化すると何が起きるのでしょうか?

若々しいハリのある肌、ぷるんと弾む肌を支えているのは、真皮にあるコラーゲン繊維とエラスチン繊維という繊維です。伸び縮みする伸縮性を持った2つの繊維が網の目のように張り巡らされていることが、肌の弾力性を支えています。

エラスチンやコラーゲンが肌の弾力と関係することを示す図

ハリと弾力を支える、コラーゲンやエラスチンもタンパク質!

ヒートショックプロテインは糖化によりダメージ(損傷)を受けたコラーゲンやエラスチンを修復、修復ができないものは分解排出。
さらに新しいコラーゲンの生成を促す働きもある優れたアンチエイジング成分なのです。

2.糖化による“老化ぐすみ”にもヒートショックプロテイン(HSP)

気になるたるみ

ハリと弾力を失い、たるみが進み、しわが増えると見た目年齢はぐっとあがってしまいます。私たちにとって悩みの種「たるみ」「しわ」の原因となる糖化から肌を守ってくれる救世主!それが“ヒートショックプロテイン”です。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと私たちの肌や体に存在している特殊なタンパク質。紫外線や熱、外部からの刺激物や精神的なストレスなどでダメージ(損傷)を受けないように肌の細胞を「守る働き」、ダメージ(損傷)を受けて構造がおかしくなったタンパク質を「修復する働き」、ダメージが大きすぎて修復できなくなったタンパク質を「分解して排出する働き」があり「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれています。

ハリと弾力を支える、コラーゲンやエラスチンもタンパク質!

ヒートショックプロテインは糖化によりダメージ(損傷)を受けたコラーゲンやエラスチンを修復、修復ができないものは分解排出。
さらに新しいコラーゲンの生成を促す働きもある優れたアンチエイジング成分なのです。

3.糖化による“老化ぐすみ”にもヒートショックプロテイン(HSP)

くすみのある肌とない肌の違い

赤ちゃんの肌を見ると、みずみずしく、くすみも濁りもない清らかな透明感がありますが、年齢を重ねるにつれて肌は、ゆっくりと透明感を失っていきます。
若いころに透明感がない、顔がくすんでいると感じるときは、紫外線などの影響でメラニン色素が増えたり、乾燥で透明感が損なわれたり、代謝の乱れで角質が厚くなることなどが原因でしたが、さらに年齢を重ねていくと、だんだん肌が黄みがかってくすんできていることに気づきます。この“黄みがかったくすみ”は「黄ぐすみ」といわれ、肌の糖化によるものです。

ホットケーキのコゲは糖化の一例

ホットケーキの美味しそうな焦げ色も糖化の一例。
卵や牛乳などのタンパク質と、砂糖に含まれる糖質が過熱され結びついて生まれる老化物質AGEsによるものです。
AGEsは黄褐色をしているため、AGEsが体内に蓄積することで、肌は黄味がかってくすんでいくことから糖化は「こげ(焦げ)」と言われています。

この糖化による“黄ぐすみ”にも、ヒートショックプロテインは素晴らしい働きをしてくれます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、糖化によりダメージを受けて硬く黄褐色化したコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質を修復したり分解して排出!

黄ぐすみを遠ざけて、若々しい透明感を守ってくれる素晴らしい働きをしてくれるアンチエイジング成分です。

4.糖化だけじゃない!肌の三大老化の原因をケアするヒートショックプロテイン(HSP)

糖化は、たるみや黄ぐすみの原因になるだけではなく糖化によって生まれる老化物質(AGEs)は炎症を引き起こし肌にダメージ(損傷)を与えてしまいます。

さらに“炎症”により増加した活性酸素で肌は“酸化ダメージ”を受けるという悪循環に!

なんと“糖化”は老化の三大原因と呼ばれる“酸化”と“炎症”も引き起こすのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は糖化によるダメージだけではなく糖化による炎症、炎症によるダメージ、酸化によるダメージから肌を守る働き、免疫力をサポートする働きなどを備え、まさに 全方位で肌を守ってくれる期待のアンチエイジング成分だと言えます。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして若々しい肌に

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと私たちの肌に存在している特殊なタンパク質ですが、年齢とともに減少。50歳前後をピークにどんどん減少していきます。

糖化から肌を守るために、ヒートショックプロテインたっぷりの肌にするにはどうしたらよいのでしょうか?
ヒートショックプロテインを増やす4つの方法をご紹介します。

ヒートショックプロテインを増やす方法「お風呂」「運動」「食事」「化粧品」

お風呂

ヒートショックプロテインは熱のストレスを加えることで生まれます。
40℃~42℃のお風呂で、10分から20分程度、体の芯までゆっくり温めるHSP入浴法やサウナなどはぜひ、取り入れたいものです。

HSPを増やす入浴法についてはこちらをチェック!

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

運動

ヒートショックプロテインを増やすには、運動も有効です。
汗をかき、身体が温まる有酸素運動などの運動を30分程度続けることが必要だと言われています。有酸素運動は、糖化予防にもおすすめです。

HSPを増やす運動についてはこちらをチェック!

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

化粧品

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテインを補い増やす方法の一つは、スキンケア。
ヒートショックプロテインは、一度増やしても徐々に減っていくので継続して増やしていく必要があります。
無理なく続けられる手軽な方法として、ヒートショックプロテインを補えるスキンケアは効果的です。

HSPを増やす化粧品についてはこちらをチェック!

化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!

食事(サプリメント)

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテインを補い増やすもう一つの方法は、食事。
ヒートショックプロテインを増やしてくれるという“βグルカン”を多く含むキノコや、身体を温める辛い物、良質なタンパク質などバランスの良い食事をとるようにすると良いでしょう。
直接ヒートショックプロテインを増やせるサプリメントを活用するのもおすすめです。

6.まとめ

糖とタンパク質が結びついて、タンパク質が変性・劣化しAGEsという老化物質を作り出してしまう糖化は、老け顔の原因となるたるみや黄ぐすみなどを引き起こす悩みの種であり、アンチエイジングの大きな課題です。

様々なストレスダメージ(損傷、劣化)からタンパク質を守り、修復し、分解排出、さらにする新しいコラーゲンの生成も促す働きのあるヒートショックプロテインは、糖化に対抗する救世主といえるのではないでしょうか!

年齢とともに減少するヒートショックプロテインをしっかり増やして、いつまでも若々しく、美しい肌を守り育てていきましょう!

※ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法についてはこちらで詳しくご紹介していますのでご覧ください。

●入浴
「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

●サウナ
「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

●運動
「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

●化粧品
化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!

くすみのない美しい肌

多くの方が抱える、つらい肩こり!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やせば改善できる?!

多くの方が抱える、つらい肩こり!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やせば改善できる?!

肩こりに悩む女性

肩こりは、日本人の多くが抱える、体の不調のひとつです。
肩こりは、中高年齢の女性の発症頻度が高いのも特徴です。
ひどくなると、頭痛や吐き気まで伴ってしまい、つらい症状も・・・

固まってしまった筋肉をほぐし、血流を改善する、そして、この血流改善には、体を温めることが重要です。

体を温めることで増えるヒートショックプロテイン(HSP)も、肩こりの改善、予防には大きく関わっています。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.肩こりの原因とは!ヒートショックプロテイン(HSP)で肩こりも治る?!

デスクワークに多い肩こり

肩こりは、肩甲骨から首の間の筋肉が強張り、血流が悪くなることで起こります。
重い頭部を支えているため、普通に生活しているだけでも、首と肩に負担がかかってしまいます。

肩こりの原因として考えられるのは・・・

運動不足

重い頭を首から肩の筋肉で支えているため、首から肩にかけての筋肉を鍛えることが大切です。適度な運動を習慣づけ、筋肉を鍛え、筋力をアップさせましょう。
水泳やテニスは、全身の筋肉を使うため、適しているといわれています。

寒さや冷え

寒い時期は、ついつい体を縮こまらせたり、肩に力が入る姿勢をとりがちです。
このような姿勢でいると、血液の流れが悪くなり、肩こりの症状が出やすくなります。
意識的に、体をほぐすように心がけましょう。

暑い時期でも、冷房などで肩が冷やされるような環境は、血行が悪くなるため、肩こりになりやすいので注意が必要です。

目の疲れ

首から肩にかけての筋肉のこりは、目の疲れからくることもあります。
常にパソコンやスマホの画面を見続けることで、まばたきの回数が減り、目が乾き、疲れ目につながります。
パソコンでの作業が多い方は、適度に休憩をとり、目を休めるように気をつけることが大切です。

姿勢

読書やパソコンで作業をするときに、前かがみの姿勢になっていませんか。
首を前に突き出し、両肩を前にすぼめるような姿勢は、首から肩にかけての筋肉を緊張させ、血流が滞ってしまいます。
また、パソコンのディスプレイなどを見続けることで、目やその周辺の筋肉も緊張し、疲れ目の原因になります。

仕事などで同じ姿勢を続けたり、手先を長時間使ったりする場合には、適度に休憩をすることが大切です。立ち上がって背伸びをしたり、肩をゆっくり動かしたり、肩や首のストレッチをしましょう。

椅子の高さやディスプレイの位置が合っていないことも、首や肩への負担になります。
できるだけ、前かがみにならないよう、背筋を自然にのばした姿勢を心がけることも、肩こりにならない秘訣です。

ストレス

肩こりは、物理的な面だけでなく、精神的なストレスからも起こります。
ストレスが原因の肩こりは、特に女性に多いといわれています。
好きなスポーツをしたり、趣味に時間を費やしたり、日常生活の中で、できるだけストレスをためず、リラックスできる空間、時間を作ることが大切です。

1日の終わりに、ゆったりお風呂に入り、疲れを癒すのはいかがでしょう。
HSP入浴法を取り入れることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、肩こりや腰痛の改善に加え、美肌効果、免疫力UPなど、疲れにくい体を作ることができます。

2.肩こりの改善には栄養面も重要!ここにもヒートショックプロテイン(HSP)効果が!!

梅干しは肩こりにもお勧め

毎日の食事で取り入れる栄養素は、血液や筋肉など、私たちの体を作るために、大きな役割をしています。栄養不足は、肩こりを引き起こす、ひとつの要因です。
肩こりを和らげるためにも、食生活を見直すことが必要です。

ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質を分解し、エネルギーに変える役割をしてくれます。
不足すると糖質の分解ができず、乳酸などの疲労物質が蓄積してしまいます。
ビタミンB1は、豚肉、大豆、うなぎ、鮭、ゴマ、などに豊富に含まれています。
たまねぎやにんにくの臭いの元であるアリシンは、 ビタミンB1の吸収を助けるので一緒に食べるのがおすすめです。

ビタミンE

ビタミンEには、毛細血管を広げ、全身の血流をスムーズにし、筋肉の緊張をやわらげる作用があるため、肩こりの原因のひとつである血行障害の改善に効果的です。
ビタミンEは、かぼちゃ、アーモンド、うなぎなどに豊富に含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、病気やストレスへの抵抗力を強める働きのほか、抗酸化作用により、有害な活性酸素から身体を守る働きもあります。ビタミンCを摂取すると疲労が回復し、肩こりが改善するのはこのためです。
ビタミンCは、イチゴ・柿・キウイ・オレンジ・赤ピーマン・ブロッコリーなどに多く含まれています。
ビタミンCは、ストレスによって消費されやすいため、 疲れたなと感じたときは、積極的に摂るようにしましょう。

クエン酸

クエン酸は、肩こりやだるさの原因になる疲労物質、乳酸の分解を促します。
クエン酸を積極的に摂取して、乳酸を溜めないことが、肩こりの解消につながります。
クエン酸は、梅干しや柑橘類などに多く含まれています。

これらの栄養素を意識しながら、バランスのよい食事を摂ることは、もちろん大切ですが、それを、より効果的にするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
体内にあるヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、乳酸の発生を遅らせたり、より抗酸化作用を高めることができます。
温かいお風呂にゆっくり浸かったり、有酸素運動を取り入れたり、少しの工夫をするだけで、大きな効果を得ることができるのです。

3.肩こりが解消すると、こんなメリットが!

肩のストレッチを行う女性

肩こりがなくなると、体が楽になるということだけでなく、免疫力や代謝にも、大きな影響があらわれます。

肩こりが解消すると、免疫力の向上につながります。

肩や首、脊髄の部分の筋肉が凝り固まっていると、血管が圧迫され、脳へ流れる血流も不足し、体のさまざまな部分に不具合が生じてきます。
頭痛や倦怠感、そして、体が疲れた状態になると、免疫細胞も、うまく働くことができなくなり、体内に侵入してきた異物に対しての抵抗力が弱くなってしまいます。

肩や首、腕を動かすことで、血流が改善し、肩や首の凝りを解消することは、免疫力の向上につながるのです。

疲れたなと感じたら、肩を上下させたり、首を回したり、固まった筋肉をほぐしてあげることが重要です。脳への血流が促されることで、こりの改善だけでなく。仕事の能率を上げることにもつながります。

肩こりが解消すると、代謝のアップにつながります。

摂取した栄養分は、胃や腸、肝臓などの消化器官で栄養素に分解され、蓄えられます。こうした物質の化学変化を代謝といい、私たちが生きていくためには、この機能は欠かせません。

長時間、同じ姿勢を続けたり、肩や背中に力を入れた姿勢を続けていると、筋肉が硬くなり、神経も、伸び縮みしなくなってしまいます。
とくに背骨から伸びた神経は、代謝に関連している内臓とつながっているので、機能が低下するだけでなく、体全体の代謝にも大きな影響を与えます。
これらの臓器の機能が低下してしまうと、疲れやすい、元気が出ないなどの症状が現れます。

代謝機能をアップさせるには、背中のストレッチや筋肉を冷やさないことはもちろん、背骨から続く、ひとつひとつの神経のこりをケアしていくことが大切です。
筋肉が柔らかくなると、神経も柔軟化され、代謝があがることにつながります。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、肩こりのない日常を!(まとめ)

血流をよくするサウナや入浴

肩こりは、運動やストレスで筋肉が緊張し、血液が流れにくくなることで起こるため、肩こりの改善には、何より、血行、血流を良くすることが必要です。

体が加温されると、血管は拡張し、体内をより多くの血液が循環するので、筋肉に流れる血液も増え、肩こりの改善につながります。

そこで、最適なのが、入浴やサウナです。
体の細胞に熱が加わると、ヒートショックプロテイン(HSP)も生成され、肩こりの改善だけでなく、美肌や健康にも大きな効果が期待できます。

HSP入浴法
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、お湯の温度は、体温(平熱)プラス5℃が目安です。42°なら10分、41°なら15分、40°なら20分、肩まで湯船に浸かりましょう。週に2回を目安にすることがおすすめです。
入浴後は、体を冷やさないように気をつけましょう。

シャワーだけでなく、湯船に浸かることは、肩こりを予防、改善するのに効果的です。
入浴方法を改善することで、筋肉の緊張によって滞った血行を良くする効果が期待できます。

肩こりの原因である、疲れ目には、蒸しタオルが効果的です。
目に蒸しタオルをのせて温めると血流が促され、疲れ目や肩こりの改善につながります。そして、蒸しタオルでも、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えます。

適度な運動をすることも、肩こりの原因となる血流改善、ストレス緩和に加え、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことに、つながります。

さまざまな加温療法は、肩こりの改善、予防だけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)の生成につながり、健康や美肌など、大きな効果につながっていきます。

風邪やウイルスに負けない体に!!ヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力を上げ、健康な毎日を!

風邪やウイルスに負けない体に!!ヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力を上げ、健康な毎日を!

風邪をひきマスクをする女性

楽しみにしていた旅行なのに、喉の調子が・・・・・
どうしても休めない会議が入っているのに、熱が・・・・・
といった経験、誰しも、一度や二度はあるのではないでしょうか。

気をつけているつもりでも、ひいてしまう風邪。
コロナウィルスの影響もあり、通院するのも、憚られる昨今。
できれば避けて通りたいものです。

風邪をひいてしまったら、なるべく、長引かないように!
そして、できれば、風邪やウイルスを寄せつけない、健康な体を!!
ヒートショックプロテイン(HSP)で、免疫力を高め、ウイルスに負けない体作りを始めてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ウイルスが原因の風邪・・・ヒートショックプロテイン(HSP)で予防できる?!

熱や寒気、咳など風邪の症状のイラスト

風邪は、ウイルスが原因で発症することが大半です。
疲労やストレスなどにより、免疫力が低下していると、鼻や喉から、体内に入ったウイルスを、うまく外に排出することができず、風邪症候群、つまり風邪の症状が引き起こされます。

風邪は冬のイメージがありますが、夏風邪も、つらいものです。
夏の風邪は、冬の風邪に比べて、高熱が続くことが多いといわれています。
夏という季節に加え、高熱が加わるわけですから、脱水症状を起こさように、こまめな水分補給が、とても重要です。風邪のときに不足しがちなミネラルを補給するためには、経口補水液やスポーツドリンクを飲むのもおすすめです。

冬の風邪は、鼻水、鼻づまり、咳といった症状がでる、喉風邪からのウイルス飛沫で感染することが多いのが特徴です。
冬に流行する風邪ウイルスは、低温、乾燥を好むため、部屋の中の保温、保湿が大切です。
室温は20℃前後、湿度は60~70%位がおすすめです。

乾燥は、鼻や喉の免疫力を弱めるだけでなく、ウイルスの増殖にも影響します。
体調管理や、環境を整えることはもちろん、外出時のマスク、こまめな手洗いやうがいなど、風邪の原因となるウイルスをブロックするように心がけましょう。

日頃の体調管理には、やはり、ヒートショックプロテイン(HSP)を忘れてはいけません。体内にヒートショックプロテイン(HSP)を蓄え、免疫力を高めておくことが大切です。

2.風邪の予防は日常生活から・・・基本はやはりヒートショックプロテイン(HSP)!

ウィルスや最近から自分を守るイラスト

風邪のウイルスは、1年を通して存在しますが、とりわけ冬の時期に風邪をひきやすくなるのには理由があります。

・ウイルスは低温や乾燥した空気を好んで、増殖する
・気温が低くなると、異物を排除しようとする気管の働きが落ちる
・体が冷えると、抵抗力、免疫力が弱まる

ウィルスが好まない環境を整え、体の抵抗力、免疫力を落とさないことが、風邪の予防の基本になります。
まずは、規則正しい日常生活を送ることが大切です。

食事は、バランスよく、摂りましょう。
風邪を予防するには、ウイルスなどの外敵から、体を守ってくれる抵抗力を高めておくことが大切です。

ウィルスの感染を防ぐ働きを助けてくれる、ビタミンC。
ビタミンCは、ウィルスが破壊した細胞や組織を回復したり、薬の副作用の防止にも効果があるといわれています。
タンパク質は、喉や鼻の粘膜をつくるもとになります。タンパク質からのアミノ酸摂取は、抵抗力の強化につながります。

ビタミンC

ビタミンCは、ウイルスへの抵抗力と、免疫力を高めてくれる栄養素です。 とくに発熱したときは大量にビタミンCが消耗されるので、しっかり補給することが大切です。

ブロッコリー、パセリ、ほうれん草、キウイ、柿、いちご、みかん、レモンなどに含まれます。

ビタミンA

ビタミンAは、粘膜の新陳代謝を活発にし、強化する働きをしてくれます。ウイルスの侵入を予防し、免疫力を高めるのにも効果的です。

うなぎ、レバー、にんじん、トマト、モロヘイヤ、小松菜などに含まれます。

ビタミンB群

ビタミンB群は、疲れや体力の回復を助け、代謝を活発にします。

豚肉、レバー、あさり、大豆、落花生、バナナなどに含まれます。

ビタミンE

ビタミンEは、抗酸化作用があり、ビタミンCの効果を持続させる働きがあります。

アーモンド、モロヘイヤ、めんたいこ、かぼちゃ、大根などに含まれます。

必須アミノ酸

アルギニンや、グルタミンなどの必須アミノ酸は、 風邪の原因となるウイルスと戦う免疫細胞を活性化する働きがあります。

肉類、大豆、魚介類、大豆、卵、チーズなどに含まれます。

栄養バランスの取れた食事をすることが基本ですが、なかでも不足しないように気をつけたいのは、体のもとになるタンパク質と抗酸化作用をもつビタミンです。
これらの栄養素を摂取する際には、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな役割をします。傷ついたタンパク質を修復し、抗酸化作用をより高める働きをしてくれるのです。健康な体には、欠かすことのできない味方です。

十分な休養、良質な睡眠をとりましょう。
食事だけでなく、良質な睡眠をとることも大切です。
次の日に疲れを残さないためにも、理想的な睡眠時間は1日6~7時間といわれています。
アロマを炊く、照明を工夫するなど、最も落ち着く方法で、良質な睡眠をとり、十分な休養をとるようにしましょう。

温かいお風呂に浸かり、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、免疫力アップだけでなく、自律神経を整えて睡眠を安定させる効果も期待できます。

3.風邪をひいたら・・・体を温めることの重要性

寒気(悪寒)を感じる風邪

風邪の症状を長引かせないためには、上手に体温を上げることが重要です。

風邪の初期、熱が上がる前に、体がゾクゾクしたり、ガタガタ震えるような寒けを感じることがあります。悪寒とよばれるものです。

このときに、身体を温めて免疫力をアップすれば、ウイルスが体内の奥深くに侵入するのを防ぐ効果があるといわれています。

悪寒は、ウイルスが体内に侵入してきたサインです。
悪寒があるうちは、暖かい素材のパジャマを着用し、布団をしっかりかけて休みましょう。ガタガタと震えるほど強い悪寒がある場合、湯たんぽを使うのもおすすめです。
大きな血管が集まっている3つの首(首・手首・足首)を温めると効率的に体温が上がります。
全身を温めたい場合は、ショウガ湯がおすすめです。血流を促進し、冷えを改善する効果や免疫力を向上させる効果が期待されます。

熱が上がり始めたら、熱を発散させるため、薄手のパジャマに着替え、布団は熱がこもらないように調整しましょう。

風邪の症状が比較的軽いものであれば、お風呂に入ることは問題ありません。
入浴は、体を清潔に保つのはもちろん、湯気によって、喉が加湿される効果があります。
また、体が温まることで、熱に弱いウィルスの働きを抑えることも期待できるといわれています。

長湯は、体力を消耗します。ぬるめのお湯に、短時間浸かるのが、おすすめです。入浴前後の水分補給は、忘れないようにしましょう。
水分は、できれば室温程度の水を飲むのが、おすすめです。

もちろん、高い熱が出ていたり、だるさや気分の悪さがあれば、入浴は控えましょう。
自分の体の状態を見極めてから、入浴することが大切です。

免疫力と体温の関係はとても深く、体をしっかりと温めることが、免疫機能をあげ、風邪の緩和、しいては、予防につながります。

4.風邪をひかないために!日頃からヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力アップを!!(まとめ)

免疫力を高めて充実した生活

風邪のウイルスが体内に入っても、体の免疫力が高く、ウイルスの増殖を食い止められれば、風邪は発症しません。

体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下します。
体内に、ウイルスや細菌などの異物が侵入しても、排出できず、発病しやすくなってしまいます。

風邪などのウイルスから体を守るためには、日頃から、低体温を防ぎ、免疫力をあげることが重要です。
体を冷やさず、温めることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力アップ、しいては、健康へとつながっていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復するという特徴を持ったタンパク質です。体に熱による刺激が加わったとき、つまり体温の上昇するタイミングで作られます。

ヒートショックプロテイン(HSP)を効率よく増やすには、入浴や運動があります。
入浴や運動を少し工夫するだけで、体内に、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、さまざまな魅力ある効果が得られます。

HSP入浴法
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。週に2回程度の割合で行うことで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力が上がり、健康な体へと導いてくれます。

適度な有酸素運動
ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、スタミナ増強や怪我予防、くわえて、代謝が活発になることから、免疫力アップにもつながります。

風邪の予防には、日頃から、ヒートショックプロテイン(HSP)の生成を促し、蓄えておくことが大切です。
免疫力を上げ、風邪やインフルエンザ、そして、コロナウイルスにも打ち勝つ、健康な体を手にいれましょう!

更年期のイライラの解消はヒートショックプロテイン(HSP)でできる?!更年期と上手くつきあい、乗り切るために!

更年期のイライラの解消はヒートショックプロテイン(HSP)でできる?!更年期と上手くつきあい、乗り切るために!

更年期特有の症状を抱える女性

どうしても、マイナスのイメージの更年期。

原因はわからないけれど、怒りっぽくなったり、気持ちが沈みやすかったり、イライラしたり・・・・・それは、更年期の始まりかもしれません。

更年期は、年齢を重ねるうえで、誰もが通る時期です。

そんなときは、頑張りすぎず、ストレスをためず・・・ 年齢とともに減少する、ホルモンやヒートショックプロテイン(HSP)を上手に増やして、更年期と上手くつきあう方法を考えてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.更年期は人生のプロセス・・・ヒートショックプロテイン(HSP)でストレス解消!

更年期特有の疲れやすを感じる女性のイラスト

女性は、年齢とともに4つのライフステージ・・・思春期、性成熟期、更年期、老年期を経験します。
更年期は、女性が年齢を重ねれば、必ず通るプロセスなのです。

個人差はありますが、50歳前後の年齢で閉経を迎え、この閉経の時期をはさんだ前後10年間(一般的に45〜55歳頃)を更年期といいます。

年齢を重ねるごとに卵巣の機能は低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少することで、ホルモンのバランスが崩れ、心身にさまざまな不調があらわれます。

女性ホルモンは、脳の視床下部から脳下垂体、そして卵巣へと指令が伝えられることにより、分泌されます。視床下部には自律神経を司る働きがあるため、更年期に女性ホルモンが急激に減少すると、自律神経も乱れてしまいます。

自律神経が乱れてしまうことで、顔がほてったり、汗をかきやくなったりといった症状があらわれます。その他にも、めまい、肩こり、頭痛、皮膚の表面に蟻がいるようなムズムズ感(蟻走感)など、人により、さまざまな症状があり、その程度、強さはまちまちです。

更年期のさまざまな不調を更年期症状といい、仕事や家事など日常生活に支障をきたしてしまうほどの重いものを更年期障害といいます。

まずは、リラックスタイムを設けるのは、いかがでしょう。
温かいお風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聞いたり、体を動かすのもいいかもしれません。
入浴運動は、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれます。
ストレスに立ち向かい、損傷を受けた細胞を修復し、身体を元気にしてくれます。

2.更年期のイライラ、運動でリラックスを!

適度な運動で更年期と向き合う女性

更年期は、体調が、いまひとつよくなかったり、ついつい体を動かすのも面倒になりがちですが、更年期症状の緩和には、適度に体を動かす=運動がおすすめです。

女性ホルモンが減少する更年期以降は、肥満や生活習慣病、骨粗鬆症などになりやすい時期です。これらを予防するためにも、運動はとても大切です。また、精神的にふさぎがちになるため、ストレス解消にもつながります。

更年期には、有酸素運動、リズミカルな運動、そして、ストレッチがいいといわれています。
有酸素運動は、酸素を十分に取り入れながら、全身の筋肉をリズミカルに収縮できるものが多くあります。
たとえば、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、ダンスなどです。
激しい運動をする必要はありません。楽しく、無理なく、続けられるものが理想です。

運動を行うことで、爽快感や達成感を味わうことができ、ストレスの発散やリラックス効果が得られます。体が適度に疲れることにより、良質な睡眠にもつながります。

有酸素運動は、体力や持久力の維持増進、酸素利用率の増加、脂肪代謝の促進などに効果があるため、生活習慣病の予防にもつながります。

また、有酸素運動は、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増加させてくれます。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、加齢やストレスで傷ついた細胞を修復してくれるので、疲れがとれ、元気な体へと導いてくれます。老化やアンチエイジングにも効果があります。

3.更年期で減少したホルモンは食事でケアを・・・抗酸化にはヒートショックプロテイン(HSP)!

イソフラボンを多く含む食品

更年期など年齢を重ねると、それまでの食事の好みが固定化し、新しいものを食べないといった、こだわりがでる方もいます。
更年期に不足しがちな栄養分がとれないままでいると、症状を悪化させてしまいます。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症しやすい時期でもあるので、食生活をきちんと見直すことが、とても大切です。

大豆に多く含まれているイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをし、女性の美しさや、若々しさの手助けをしてくれます。
大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、更年期症状の改善に加え、骨量を増やしたり、コレステロール値の上昇を抑える作用があります。更年期の女性には欠かせない食品なのです。
是非、煮豆や納豆、豆腐、おからなどの大豆食品を日々の食事に加えてみましょう。

更年期といえば、女性のイメージですが、最近では男性の更年期も話題になっています。
女性ではエストロゲンという女性ホルモン、男性ではテストステロンという男性ホルモンの減少がみられます。

男性のテストステロンの生成を助ける栄養素が、ミネラルのひとつである亜鉛です。
亜鉛を多く含む食品には、牡蠣などの魚介類、海藻類、ナッツ類、レバーなどがあります。ビタミンCと一緒に摂取することにより、効率よく吸収されます。

免疫力を低下させないために、抗酸化ビタミン(ビタミンA、C、E)の摂取も大切です。
抗酸化作用、免疫力を高めるには、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が大きな役割をします。
加齢とともに減少してしまっているヒートショックプロテイン(HSP)を、運動入浴で増やしておくことが重要になってきます。

4.女性ホルモンとヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、更年期と上手くつきあう!(まとめ)

更年期の変化と上手に向き合う夫婦

更年期では、卵巣機能の低下から、女性ホルモンの分泌量が減少することにより、自律神経の調和が乱れ、さまざまな症状があらわれます。

また、加齢に伴い、体内のヒートショックプロテイン(HSP)生成量が減少することで、ストレス、そして、免疫力の低下へとつながっていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の中には、加齢により低下した女性ホルモンを、より効率的に作用する働きもあるため、入浴や適度な運動により、減少を防ぐ必要があるのです。

更年期に特有の症状のひとつである、ホットフラッシュ。
ホットフラッシュは、汗をかきにくい人や、冷え症の人に多くみられるといわれています。
冷え症の改善には、血液の循環を改善し、末梢まで血液が流れるようにすることが大切です。
体を温めて血流を改善させる必要があるため、入浴が効果的といえます。

減少したヒートショックプロテイン(HSP)を効率的に増やすためにもHSP入浴法がおすすめです。 42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分が目安です。
週に2回ほど取り入れることで、血流が改善され、疲れがとれ、免疫力が上がります。

体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)の減少を補い、自分自身の治癒力を高めることが重要になってきます。

それに加え、栄養バランスの取れた食事、適度な運動、質のいい睡眠を心がけ、規則正しい生活を送ることが、更年期症状の緩和には大切です。

どうしてもつらいときは、我慢せずに、心療内科や婦人科の診療を受けるのもひとつです。漢方薬やホルモン剤などで、改善されることもあります。

仕事も家事も100% にしなくては!と力を入れ過ぎず、ときには、70%くらいできていればよし!と思える、心の余裕を持つことも必要です。
無理をせず、つらいときは休む・・・更年期に振り回されることなく、上手くつきあっていきましょう。

アンチエイジングが、気になり出したらヒートショックプロテイン(HSP)を増やして健康と美肌を!!

アンチエイジングが、気になり出したらヒートショックプロテイン(HSP)を増やして健康と美肌を!!

顔のアンチエイジングケアをする女性

アンチエイジング・・・化粧品などの広告にも使われ、よく耳にする言葉です。

実際、アンチエイジングをするためには、何をすればいいのか、アンチエイジングには、どのような効果があるのか、そんな疑問をお持ちのかたも、多いのではないでしょうか。

アンチエイジングとは、抗老化。
誰しも年齢を重ねると、身体に、さまざまな悩みが出てきます。

避けて通れない老化・・・
少しでも遅らせ、若々しく、元気に過ごすには!
お肌や健康は、もちろん、心も元気に過ごすには!

そのカギは、貴女の生活習慣の中にあります。
身体を元気にしてくれる、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、エイジングケアしてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.アンチエイジングとヒートショックプロテイン(HSP)の重要性

鏡をみて肌の状態を確認する女性

アンチエイジングとは、抗加齢、抗老化を意味します。
年齢を重ねると、お肌のトラブルだけでなく、筋力や体力の低下、疲れがとれないといった、さまざまな身体の悩みがでてきます。これは、誰しも避けて通ることはできません。
これらの悩みは、加齢に伴う老化が原因となっていることが多くあります。

アンチエイジングの本来の目的は、お肌や体の健康を保ち、健やかに過ごすことだといわれています。
アンチエイジングに取り組むことは、健康寿命を延ばすことにつながります。

そこで・・・アンチエイジングに欠かせないのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
お肌表面に温熱刺激を与えることで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、細胞の新陳代謝が活性化し、肌の老化防止に役立ちます。美容だけでなく、免疫力を高めたり、健康にも大切な役割をしてくれます。

2.食事を見直してアンチエイジングを・・・抗酸化作用とヒートショックプロテイン(HSP)

日頃の食生活で抗酸化作用のある食べ物

抗酸化作用とは、体の中の活性酸素を取り除いて、酸化を防ぐ作用のことをいいます。
抗酸化作用は20代をピークとして、加齢とともに低下するため、普段の食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが、アンチエイジングや健康のためには大切です。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化ビタミンと言い、活性酸素の働きを抑える作用があります。 アンチエイジング効果のある栄養素は、その他にも、ポリフェノール類、ミネラル類、カロテノイドなどがあります。

身体を抗酸化することによって、老化を予防することに加えて、エイジングケアの効果が期待できます。

ビタミンA

ビタミンAは、皮膚や目の健康に欠かせない栄養素で、レチノールとβ-カロテンがあります。抗酸化作用のあるのは、β-カロテンで、トマト、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。

ビタミンC

ビタミンCは水溶性ですので、軽く水洗いをしたら、生で食べることをおすすめします。
緑黄色野菜(パプリカ、パセリ・ブロッコリー、青菜類)や、果物(キウイフルーツ、いちご、柑橘類)に含まれます。

ビタミンE

ビタミンEは、植物性の油(ひまわり油、やし油、べに花油など)や、種実類(ごま、アーモンド、ピーナッツなど)に含まれます。
植物性の油で、緑黄色野菜を炒めて食べると、他のビタミンも同時に摂れて効果的です。

ポリフェノール類

ポリフェノールは、プルーン、りんご、ぶどう、赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれています。
果物の皮には、ポリフェノールが豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。

ミネラル類

ミネラル類は、熱には強いのですが、水に溶けやすい性質です。
茹でるよりも、蒸す料理法がおすすめです。煮込み料理は、煮汁ごと頂くようにすると効率よく摂取できます。
海藻類(わかめ、のり、昆布)や、魚介類(桜えび、うるめいわしなど)、納豆などに多く含まれます。

カロテノイド

アンチエイジングで美容効果を得るには、カロテノイドの摂取もおすすめです。
カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収されやすくなります。

緑黄色野菜や果物の黄色、オレンジ、赤色の色素成であり、赤パプリカやトマト、みかんやほうれん草などに含まれます。 赤いパプリカには、カロテノイドのなかでも、抗酸化力の強いキサントフィルという成分が豊富に含まれているため、おすすめです。

抗酸化作用を、より効果的にするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防に効果があります。

抗酸化作用のある食事に気をつけながら、温かいお風呂に浸かったり適度な運動をすることで、体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
少しの工夫で、より効果を実感できることでしょう。

3.運動はアンチエイジングの基本・・・ヒートショックプロテイン(HSP)効果で倍増?!

日々の運動で若々しい男女

移動手段は車が多いという人や、仕事は座ったままが多いという人は、運動不足になりがちです。
アンチエイジングには、運動をすることが、とても重要です。
いきなり、ハードな運動では続けることが困難になってしまいます。
少し負荷に感じる程度の運動から始めてみましょう。

手軽に始められるものでは、ウォーキングは、いかがでしょう。
ウォーキングなど軽めの運動は、抗酸化物質の働きを高め、細胞の酸化を防いでくれます。少し息が上がるくらいの運動を習慣的に行うことがおすすめです。

ウォーキングをする際、紫外線に注意をすることも忘れてはいけません。
紫外線を浴びると、皮膚の細胞で活性酵素を作ってしまうといわれています。
エイジングを加速させる原因になりますので、日焼け止めや帽子など、紫外線対策は万全に行いましょう。

ストレッチやバランス運動など室内でできる運動も、アンチエイジング効果があると考えられています。コロナ禍の今、なかなか外に出られないという時にでも、手軽にできるアンチエイジングのための運動として、ぜひお試しください。

運動をすることで得られる効果には、美肌、若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンや、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促したり、血行をよくするなどがあります。

成長ホルモンの分泌や血行がよくなると、ターンオーバーによる肌細胞の生まれ変わりが促進され、肌の老化防止、きれいな肌を持続させるなど、アンチエイジングに高い効果をもたらします。
ヨガや太極拳、スクワットなどの筋トレ、ウォーキングなどが、若返りのホルモンと呼ばれる成長ホルモンの分泌を促します。
ゆっくりと途切れることなく行う運動が最も効果的だといわれ、成長ホルモンの分泌を促す効果が高いことで注目されています。

セロトニンは脳内伝達物質で、心にやすらぎを与える役割があります。セロトニンを分泌することでストレスに強くなり、吹き出物などの肌荒れを改善してくれる効果があります。

また、運動することによって、アドレナリンやノンアドレナリンなどのホルモンも分泌されます。これらは体脂肪を分解し、エネルギー源として消費されやすい形にしてくれる働きがあります。
適度な運動を習慣化させ、筋肉量を維持、増加させることで、体型や姿勢を美しく、若々しく、保ってくれます。

筋トレ→有酸素運動→ストレッチという流れで行うことで、さらなる、アンチエイジング効果を得ることができます。
適度な筋肉をつけることで代謝がアップし、有酸素運動で体脂肪を燃焼させることができます。そして、ストレッチにより、血流を促進させ、身体をクーリングダウンさせ、疲労回復や筋肉痛の予防などにつながります。

また、筋トレのあとに、有酸素運動を取り入れることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を大幅に増加させることができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、病気の予防や美肌、しいては、健康な体を作ることができます。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)でアンチエイジング!心も体も元気に!!(まとめ)

もっちりツヤ肌の女性

アンチエイジングの基本的な考え方は、老化させずに未然に防ぐことです。
規則正しい生活習慣を心がけ、正しいスキンケアをすることが大切です。

抗酸化作用のある食事適度な運動、良質の睡眠、そして、正しいスキンケアなど、日常の生活を少しだけ見つめなおし、改善することで、アンチエイジングにつながるといえます。

睡眠中にも、運動時と同様、成長ホルモンがたっぷりと分泌されるので、良質な睡眠は、疲れをとるだけでなく、アンチエイジングに欠かせない重要なものです。

そして、アンチエイジングといえば、スキンケア
清潔、乾燥、紫外線対策の3つを基本に、エイジングケアに適したものを、正しく使うことが大切です。

これに加え、ヒートショックプロテイン(HSP)の存在も忘れてはいけません。
温熱効果、加温療法で増える、ヒートショックプロテイン(HSP)。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、美肌、そして、自己回復力や免疫力を高め、疲れにくい身体を手に入れることができ、アンチエイジングにつながります。

適度な運動で汗を流し、温かいお風呂に浸かる・・・これだけで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、アンチエイジングに効果が期待できます。
体内にヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させ、ぜひ、アンチエイジングやセフルメディケーションにつなげていきましょう。

いつまでも、生き生きと、若々しく、健康に!
日常生活の中での、少しの意識改革で、アンチエイジング効果を生み出すことができます。

低体温からくる体の異変、気づいていますか?温活とヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力アップを!!

低体温からくる体の異変、気づいていますか?温活とヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力アップを!!

低体温に悩む女性

近年、平熱が36℃以下という、低体温の人が増えているといわれています。
極度なダイエットストレス、そして何より、日頃の生活習慣が原因だとか・・・

冷たい飲み物や食べ物、摂りすぎていませんか。
そんな些細なことが、低体温へと結びつく可能性が・・・

低体温は病気ではありませんが、放っておくと冷え性や生理不順など、体に、さまざまな不調をきたす原因になります。

そうなる前に、体を温めることが大切です!
体を冷やさず、温める生活をすることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、免疫力をアップさせましょう。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.低体温とは!ヒートショックプロテイン(HSP)不足も原因?!

体温計で体温を測る

一般的に、平熱が35℃台を低体温といいます。
現代の生活スタイルの影響もあり、日本人の平熱が低下傾向にあるといわれています。

私は冷え性だから、低体温かもしれない!と思いがちですが・・・
手足などの末端だけが冷えるのが「冷え性」で、深部体温が低いのが「低体温」とされています。
冷え性で手足などが冷えるのは、低体温だからではなく、自律神経の乱れやホルモンの乱れ、ストレスなどが原因です。冷え性でも、平熱は平均的(36℃台)ということも、多くみられます。

低体温は体の隅々への血行が悪くなるため、免疫力や代謝が低下します。
体温が約1℃低下すると、代謝は約12%、免疫力は約30%もダウンします。
低体温は、美容や健康にさまざまな不調を引き起こすことにつながります。

低体温を治すには、体を冷やさない、すなわち、体を温めることが大切になってきます。
日頃の生活習慣や食生活を、少し見直すことで、改善できます。
体温が上昇することにより、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力アップにつながっていきます。

2.その生活習慣が低体温に!

ソファーでごろごろする生活習慣

低体温の原因は、生活習慣に多く関わっています。

食生活の乱れ
冷たい物を飲みすぎたり、夏野菜、トロピカルフルーツなど体を冷やす食材を摂りすぎるなど、食生活の乱れは体温の低下につながります。

運動不足
乗り物や家電の充実により、生活は便利になりましたが、その一方、日常生活において運動量が低下しているのが現実です。
運動量が低下することにより、筋肉量が減少し、体温の低下をもたらしています。
筋肉が減少すると、それだけ熱を作る働きが弱くなります。

エアコンを使った生活によって、汗をかきにくい環境であったり、ストレスや自律神経の乱れなども、低体温の原因になります。
ストレスによって分泌するホルモンは、筋肉を分解することによって、ストレスを緩和するため、ストレスが強いと筋肉量が減少し、その結果、低体温になってしまうのです。

普段、何気なく過ごしている生活の中に、低体温の原因は隠れています。

3.体調不良は低体温のせい?!

首の不調が苦しそうな女性

低体温は、体にさまざまなデメリットをもたらします。

・免疫力が低下することにより、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなる
・花粉症、敏感肌、鼻炎などのアレルギー症状が出やすくなる
・代謝が落ちるため、老化や肥満につながりやすい
・皮膚や髪のターンオーバーに影響し、肌荒れ、白髪、抜け毛などのトラブルにつながりやすい
・ホルモンバランスの乱れから、便秘、月経不順、不妊などに影響する

なんだか体がだるい、体調がいまひとつ、よく風邪をひくという人は、低体温が原因かもしれません。

4.低体温を改善するには温活!ヒートショックプロテイン(HSP)で効果UP!

温活効果で汗を拭く女性

低体温を改善するためには、体温を上げることが必要です。 明らかな病的原因がなければ、体を冷やさず、温める生活をすることで改善されます。 体が温まることにより、免疫力も活性化します。

入浴

日常生活において、体温を上げるために取り入れたい習慣のひとつが入浴です。
寒い冬だけでなく、夏も冷房などで体が冷えています。
シャワーで簡単に済ませる人も多いようですが、ゆっくり湯船に浸かって、体を温めることで、低体温の改善につながります。

そして、入浴を少し工夫してみることで、さらなる効果が期待できます。
HSP入浴法を、週に2日ほど取り入れてみませんか。
免疫力もアップし、健康、そして美肌にもつながります。

運動

加齢などにより、筋肉量が減少することでも、体温は低下します。
運動不足になっていませんか。
日常生活に、適度な運動を取り入れることで、体温の低下を防ぐことができます。

筋肉の約70%は下半身に集中しています。
下半身を鍛えることで、筋肉を効率よく増やすことができます。
太ももやふくらはぎ、お尻などを鍛えれば、体全体の筋肉量が増え、基礎代謝もアップします。
有酸素運動は、ヒートショックプロテイン(HSP)の増加にもつながります。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、さらなる効果も期待できます。

入浴の前にスクワットをしてみたり、家事をしながらつま先立ちをする、など、日常生活の中に、取り入れてみてはいかがでしょう。

また、姿勢が悪いと、使うはずの筋肉を使わないうえに血流も悪くなります。
立つ、歩く、座るなどの基本動作の姿勢を美しく保つことも、体温上昇の大事なポイントです。

運動が苦手という方は、ウォーキングから始めてみてもいいかもしれません。
負担にならないように気をつけながら、運動不足を解消していきましょう。

食生活

バランスのよい食事は、すべての基本になります。
口当たりのいい、レタスやトマトなど夏野菜ばかり食べていませんか。
夏野菜が体に悪いわけではありませんが、食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。
エネルギーの元になる炭水化物や脂質、熱を生み出す筋肉のもとになるたんぱく質など、バランス良くしっかり食べましょう。
ゴボウ、大根などの根菜や、ニンニク、生姜、とうがらし、山椒、ネギ等の香味野菜などは、体を温めてくれるので、おすすめです。

また、糖分をエネルギーや熱に変えるためには、ビタミンB1、B2や鉄、亜鉛、セレンなどのミネラル類が必要です。糖分を効率良くエネルギーに代えるために、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜、海藻、きのこなどを積極的に食べるようにしましょう。

食べ過ぎることなく、腹八分目を心がけ、 朝昼晩とバランスのとれた食事をするように心がけましょう。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)で、低体温の改善を!(まとめ)

低体温の改善には入浴も効果的です

体調不良や、ニキビなどの肌荒れ、冷え症、アレルギー症状など・・・
さまざまなトラブルは、体質ではなく、低体温が原因になっていることもあります。

まず、自分の平熱を知るところから始めましょう。
平熱を知るには、3 ~4日間、朝・昼・夜の体温を測って平均値を出します。

もし、35℃台の低体温なら・・・
日常生活に、体を温める、温活を取り入れることが必要です。
入浴や運動をすることで、体の深部体温を上げることを心がけましょう。

加温(体を温めること)は、低体温だけでなく、健康や美肌に効果があります。
入浴や運動を少し工夫するだけで、体内に、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、さまざまな魅力ある効果が得られます。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復するという特徴を持ったタンパク質です。
熱ショックタンパク質とも呼ばれ、すべての人間の細胞のなかに、元々あるタンパク質のひとつです。
体に熱による刺激が加わったとき、つまり体温の上昇するタイミングで作られます。

まず、HSP入浴法
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。週に2回程度の割合で行うことで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、免疫力もアップし、健康や美肌を手に入れることができます。

そして、適度な有酸素運動
ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、スタミナ増強や怪我予防、くわえて、代謝が活発になることから、ダイエット効果や免疫力アップにも効果があります。

コロナ禍である昨今は、体温を気にすることが増えたものの、自分の平熱を知っている人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
体の不調の原因は、実は低体温から来ているかもしれません。

体を冷やさず、温める・・・
生活習慣を少し見直してみませんか。
その少しの気配りで、あなたも健康と美肌を手に入れることができます。

疲労回復は日常生活の改善から!ヒートショックプロテイン(HSP)で疲れ知らずの体に!!

疲労回復は日常生活の改善から!ヒートショックプロテイン(HSP)で疲れ知らずの体に!!

疲労でソファーでぐったりする女性

なんとなく体がだるく何をするのもおっくう、朝起きるのがつらい、集中力がなくなった・・・など、人それぞれ、疲れたーと感じる瞬間があります。

疲労は、知らず知らずのうちに、体に蓄積されています。

加齢や運動不足などが、原因といわれますが・・・
日頃、なにげなく送っている生活習慣の中にも、その原因は潜んでいます。

疲れがとれないのを、年齢のせいだと、あきらめていませんか。
貴女の生活習慣を少し工夫するだけで、疲労回復につながります。

そして、なにより、疲れにくい体をつくることが大事です。
ヒートショックプロテイン(HSP)効果で、疲れ知らずの体を手にいれ、いつまでも輝きつづける、そんな女性でいたい!・・・そう思いませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.日々の疲れの癒し方・・・ヒートショックプロテイン(HSP)で疲労回復を!

疲れは眼精疲労にも

疲労は、働きすぎや運動のしすぎなど、日常のさまざまな要因で、体にあらわれます。
肉体的な疲労だけでなく、仕事や人間関係のストレスからくる精神的な疲労も。

疲労は、一種の防御反応だといわれています。
疲労を自覚することで、組織や器官が回復不能になるまで、使いすぎることを防いでいるのです。

疲労の回復には、身体面と精神面の両方から、働きかけることが必要です。
たとえば、入浴マッサージ、そしてサウナなどは、血行を改善し、疲労により生じた老廃物を取り除き、また、リラックスさせることによって筋肉疲労を回復させます。
適度な運動や飲酒も、心身の緊張をときほぐし、疲労回復に効果的です。
体を温めることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、疲労回復効果が増大します。

疲労回復の手段として、レクリエーションを取り入れるのもひとつです。
仕事を頑張った後、音楽を聴いたり、お酒を飲んで楽しい会話をしたり・・・
週末に、気の合う仲間とスポーツをしたり、旅行をするなどは、気分転換もでき、疲労回復におすすめです。

十分眠ったにもかかわらず、朝起きたとき気分が重く、意欲がわかない、食欲がないなどの症状があらわれたときは、過労です。
そんなときは、無理をせず、十分な休養をとり、積極的な疲労の回復を試みましょう。

2.疲労回復には運動!?ヒートショックプロテイン(HSP)効果で元気に!

休息をとる女性

疲労回復には、体を休ませるのが一番!と思いがちですが・・・
疲労回復には、適度な運動をすることが効果的です。

適度な運動は、身体の疲労をとるだけでなく、精神的な疲労にも効果があるといわれています。筋肉を動かすことで、リフレッシュなど精神面の効果も期待できるからです。

運動するのはちょっと・・・という方は、まずは、軽くストレッチから始めてみてはいかがでしょう。
ストレッチで血流を良くすることは、疲労回復に、とても効果があります。
ストレッチによって、体内に滞っている疲労物質の乳酸が、血流に乗って流れるため、慢性的な疲労の解消が期待できるのです。
まずは、お風呂上がりなどの5分~10分、ストレッチをするだけで、体が楽になるはずです。

習慣的に運動をすることは、疲労回復に有効な可能性があるという報告があります。
日々の生活に、適度な運動を取り入れることで、そもそも疲れにくい、疲れ知らずの体を作ることができます。適度な運動により、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えるためです。
リフレッシュも兼ね、体を動かしてみませんか。

3.疲労回復には、やっぱり入浴!HSP入浴法でパワーUP!

バスタイムは疲労回復にピッタリ

疲労回復には血の巡りをスムーズにすることが大切です。
入浴は、心身ともに高い疲労回復効果が期待できます。

温熱効果

入浴すると、身体が温まることで血管が広がり、血流促進につながります。
血の巡りがよくなると、新陳代謝が活発になるため、体内の老廃物や疲労物質を取り除いてくれます。
自律神経を整える効果もあるため、精神的な疲労回復効果も期待できます。

浮力効果

お湯の中では、体の重さが浮力によって、10分の1程度になります。
筋肉や関節は、身体を支える必要がなくなり、筋肉や関節に過度な力がかからなくなります。筋肉の緊張が緩和され、血流の促進、リラックス効果が得られるというものです。

水圧効果

浸かっているお湯の量が多いほど水圧が大きくなり、肺が圧迫されます。
心肺機能が高まることで筋肉がほぐれ、リンパや血の巡りがよくなり、足の疲れやむくみを取り除いてくれます。

静水圧効果

お湯の重さや圧が身体にかかることで、身体が締め付けられ血流を促します。
足に溜まった血液が心臓へ戻されるため、心臓の働きが活発になり血液の循環が促進され、疲労物質の体外への排出にもつながります。マッサージのように身体の疲労回復へつながることが期待されています。

熱め(41~42℃)の入浴は、起床時に目覚めさせる効果があり、ぬるめ(38~40℃)の入浴は、副交感神経が優位になるため、睡眠前のリラックスに効果的です。

そして、週に2回ほど、取り入れてほしいのがHSP入浴法
疲労回復だけでなく、健康や美容にとって高い効果が期待できます。

お風呂から上がった後にストレッチをすることも、とても効果的です。 自分の疲れている箇所を、入浴後にしっかりと伸ばして疲労回復へとつなげていきましょう。

4.疲労回復には、栄養バラスンを考えた食事を!

バランスの良い食事は疲労回復にもGOOD

疲れているときは、特に食事の栄養バランスに気を配ることが大切になってきます。

身体的な疲れを感じたときは・・・

たんぱく質
ビタミンB1
ビタミンD
カルシウム
アスパラギン酸
亜鉛

精神的な疲れを感じたときは・・・

ビタミンB1
カルシウム
パントテン酸
ビタミンC
トリプトファン

疲れたときは甘いものが欲しくなりますが、糖質の摂りすぎは、ビタミンB群の欠乏につながるため注意が必要です。

食事は、3食バランスよく、眠る3時間くらい前までに、ゆっくりよく噛んで食べることを心がけましょう。

5.質の高い睡眠は、疲労回復に効果が!アンチエイジングにも!!

質の高い睡眠でアンチエイジング

疲労を回復するためには、睡眠も、とても重要です。
一般的に必要な睡眠時間は、成人で7~8時間と考えられていますが、なかなか難しいものです。
疲労回復するには、少ない睡眠時間でも、質の高い睡眠をとることが大切になってきます。

私たちが眠っている間には、睡眠ホルモンのメラトニンが働いています。
メラトニンは、強い抗酸化力を持っています。
寝不足の状態が続くと、メラトニンが減少し、体の抗酸化力が弱まることにより、肌にハリがなくなり、疲れた印象になります。
体内の細胞や組織も、活性酸素からのダメージを受けやすくなり、老化へとつながります。

睡眠中には、成長ホルモンも分泌されています。
子どもの成長に必要なものと思われがちですが、大人になっても分泌されています。
睡眠時間が短いと、成長ホルモンが減少し、疲れをためやすい状態になります。
また、成長ホルモンは、ダメージを受けた細胞の修復、再生、肌のターンオーバーの正常化を促し、アンチエイジングにも影響があります。

疲労回復のために、質の高い睡眠をとるためには・・・
・夜寝る前のスマートフォンや、パソコンの使用を控えましょう。
スマートフォンから出ているブルーライトを浴びることで、メラトニンが減少し、睡眠が浅くなり、睡眠の質が低下してしまいます。

・寝る2~3時間前までに食事を済ませるよう心がけましょう。
就寝後も胃が消化活動をするため、睡眠時に脳や身体を休めることができなくなり、睡眠の質が低下してしまいます。
遅い時間に摂る食事は、肉や揚げ物など、消化に時間がかかる食べ物は避け、魚、豆、卵といった良質なたんぱく質がおすすめです。
眠る前のカフェインや飲酒、喫煙も睡眠の質を低下させるので避けけたいものです。

6.疲労回復はもう不要!ヒートショックプロテイン(HSP)で疲れ知らずの体に!(まとめ)

ヒートショックプロテインで元気な老夫婦

疲労回復も大事ですが・・・何より、大切なのは、疲れにくい体を作ることです!

傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質である、ヒートショックプロテイン(HSP)。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫細胞の働きを活発にしたり、疲労感の原因である乳酸の発生を抑制したりする作用があります。
自己回復力や免疫力を高め、さらに乳酸の発生を抑えてくれるので、疲れにくい身体を手に入れることができるのです。
自己回復力が高まると、怪我の治りが早くなったり、お肌の状態が良くなったり、と嬉しいことが一杯です。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに、まず思い浮かぶのが、HSP入浴法です。
42°なら10分、41°なら15分、40°なら20分を目安に、お湯に浸かるだけ!
途中で熱くなったら、立ち上がったり、湯船から出て休憩しても大丈夫です。

週に2日、入浴を少し工夫することで、免疫力が上がり、ストレス解消、美肌効果、しいては、疲れにくい体へと導いてくれます。

忙しい毎日の中で、どうしても、たまってしまう疲れ。
年齢を重ねると、やはり、若いころに比べ、疲労回復には時間がかかるものです。
HSP入浴法や、適度な運動・・・日頃から、少し意識することで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、疲れにくい体、疲れ知らずの体を手に入れましょう。
いつまでも、若々しく、輝く女性でいるために!

大人になっても、ニキビってできるの?!ストレス解消とヒートショックプロテイン(HSP)で、スベスベお肌に!

大人になっても、ニキビってできるの?!ストレス解消とヒートショックプロテイン(HSP)で、スベスベお肌に!

ニキビを気にする女性

スキンケアに気をつけているのに、いつのまにかニキビが・・・・・

ニキビとひとくちに言っても、10代の頃によくできていたニキビと、思春期が終わってからできる、大人ニキビでは、できる場所や症状、ケアの方法などに違いがあります。

大人ニキビは、頬やあご、首などのフェイスラインにできやすいのが特徴で、睡眠不足や栄養不足、ストレスなどが原因でできます。

日常生活を見直し、ストレス解消を心がけることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、大人ニキビを克服しましょう!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ストレスでニキビ?!リフレッシュでヒートショックプロテイン(HSP)も!

気になる肌荒れニキビ

ニキビといえば、まず思い浮かぶのが、10代に多く見られる、思春期ニキビ。
思春期ニキビは、成長期における皮脂の過剰分泌が原因です。毛穴に皮脂が詰まり、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖することで、できます。

思春期を過ぎ、大人になってからできるニキビが、大人ニキビです。
その原因は、不規則な食生活、寝不足、飲酒や喫煙、ストレス、間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要素が重なっています。
これらの要因によって、肌のターンオーバーのリズムが乱れ、古くなった角質が溜まり、毛穴が詰まりやすくなって、ニキビになります。

大人ニキビには、スキンケアも大切ですが、生活習慣の見直しも重要です。
ストレス解消やリフレッシュ効果のあるものを取り入れるのも、ひとつです。
仕事のあと、少し体を動かしてみるのもいいかもしれません。
運動は、リフッレッシュ効果だけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)効果も期待でき、美肌や健康につながります。

2.ニキビ肌には、やさしい洗顔!美肌にHSP洗顔!

泡洗顔をする女性

肌にいいと思っていたスキンケアやお手入れが、実はニキビを進行させていることも・・・。

余分な皮脂や肌についた汚れを落とすために、洗顔は大切です。
皮脂が気になるからと1日に何度も洗顔をしたり、肌をゴシゴシ摩擦しながら洗ったりしていませんか。

ニキビができるのは、オイリーな肌に限られているわけではありません。
大人ニキビは、乾燥した肌に、できやすいのです。

肌の表面が乾燥すると、うるおいを守ろうとして、肌が余計に皮脂を出そうとします。
過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせて、ニキビにつながります。

ニキビができたからといって、皮脂を取り除くと、ますます乾燥し、ひどくなるケースもあります。ニキビを発見したら、過度の刺激を与えず、皮脂を落としすぎないことが大切です。

乾燥など肌のバリア機能が低下しているため、洗顔後は、保湿ケアを行うことも忘れないようにしましょう。

美肌をつくるには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、肌を健康にするための42℃洗顔も、おすすめです。
42℃のお湯で約3分洗顔し、肌が温まったら、約2分間42℃のお湯で温めたタオルで保温。そして保湿ケアをすることで、潤いのあるお肌につながります。

ポツポツが気にならない肌をめざすには、毎日正しいお手入れを重ねることが基本です。

3.ニキビには保湿ケアを!ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を!

ヒートショックプロテイン配合化粧品

ニキビを繰り返さないためには、うるおいと皮脂のバランスが、とても大切です。
適度な皮脂をキープしながら、潤いを保っている状態が理想です。
毎日の保湿ケアが、ニキビのできにくい、潤いと皮脂のバランスのよいお肌を作ります。

乾燥は、大人ニキビだけでなく、小じわやくすみ、毛穴といった、あらゆる肌トラブルの原因になります。

いくら保湿しても乾燥する・・・など、年齢とともに肌は敏感になります。
そんなときは・・・肌の修復力に着目した美肌成分ヒートショックプロテイン(HSP)配合のものが、おすすめです。
自分にあったスキンケア化粧品を選ぶことは、とても大切です。
ニキビだけでなく、美肌をつくることにより、エイジングケアにもつながります。

4.ニキビに紫外線は禁物!紫外線にもヒートショックプロテイン(HSP)効果!!

紫外線に注意!

紫外線を浴びると、肌の乾燥が進み、角層が厚くなったり、皮脂を酸化させ、ニキビを悪化させたりすることがあります。
ニキビができている肌はいつもより敏感になっているため、紫外線によるダメージも、より強く感じてしまいます。

紫外線防止といえば、まず思い浮かぶのが、日焼け止め。
しかし、ニキビや肌荒れなどトラブルが起きやすい肌には、刺激が強すぎるものもあります。
日焼け止めを落とすときに、普通の洗顔料や石けんで、刺激なく落とせるものを選ぶのも、ひとつの目安です。

ニキビは、日焼けをすると、シミになってしまうこともあります。
肌にやさしいタイプの日焼け止めとあわせて、活性酸素を取り除くビタミンCやビタミンB2を補う内側からのケアも忘れずにしましょう。

紫外線は、お肌の表面のトラブルを引き起こすだけでなく、お肌の細胞の奥にあるDNAまで傷つけてしまうこともあり、皮膚ガンを引き起こす可能性もある、こわいものです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、その傷ついたDNAの修復を促進し、しみやしわの予防に加えて、皮膚ガンの予防にも効果があると言われています。

紫外線対策には、日焼け止めを塗ることだけでなく、普段の生活から、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことを心がけることが大切になってきます。

5.栄養バランスを考え、ニキビ知らずに!

栄養バランスを意識した食材

肌のトラブルは、栄養バランスの乱れが原因となることも多くあります。

健康や美肌に必要なタンパク質、肌の新陳代謝を促したり、皮脂量をコントロールしたりするビタミンB2やビタミンB6、血行を促進して、肌荒れの解消を助けるビタミンE、便秘の改善に役立つ食物繊維などが、おすすめです。

•タンパク質…肉や魚、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品
•ビタミンB2…卵、納豆、レバー、焼き海苔
•ビタミンB6…マグロやカツオ、サケ、肉、バナナ、にんにく
•食物繊維…穀物、イモ類、豆類、野菜・果物、海藻類、きのこ類

大人ニキビの改善には、肌のターンオーバーを整えるビタミンA、ストレスによる肌のバリア機能の低下を防ぐビタミンB1やビタミンCも効果的です。

•ビタミンA…ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜、チーズ、卵
•ビタミンB1…胚芽米や玄米、豚肉、うなぎ、豆類、青海苔、焼き海苔
•ビタミンC…赤ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、レモン

カロリーの摂り過ぎは、もちろん、カロリーを抑え過ぎる無理なダイエットも禁物です。
肌に栄養が行き渡らず、肌荒れを起こし、ニキビができやすい状態になります。
バランスのとれた食生活が、なにより大切です。

6.ニキビの大敵、ストレス!HSP入浴法で良質な睡眠を!

良い睡眠でストレス軽減

ストレスは、大人ニキビの大敵です。
適度に体を動かしたり、入浴や香りでリラックスしたり、歌や音楽を楽しんだり、親しい知人とおしゃべりするなど、自分に合った方法でストレスを解消しましょう。

また、睡眠不足も、肌トラブルの大きな要因です。
お肌は、眠っている間にダメージを修復して、新しい皮膚をつくります。
寝不足が続くと、修復がうまくいかずにターンオーバーにも影響します。
古い角質が残ったままになり、毛穴の詰まりとニキビの原因につながるのです。
ニキビをはじめ、荒れてしまった肌をすこやかに生まれ変わらせるには、十分な睡眠が欠かせません。

質のよい睡眠をとるためには、毎日決まった時間に入眠できるようなライフスタイルをつくることが大切です。
ベッドに入る1~2時間前に入浴して体温を上げておく、寝る直前の飲食や、スマホなどブルーライトを発する機器は使用しない…など少しの配慮が、快眠へとつながっていきます。

入浴を週に2回ほど、HSP入浴法にするのは、いかがでしょう。
加温療法のあとは、少しの疲労感を感じるため、寝つきが良くなり、深い眠りへと導いてくれます。

ニキビに悩まない肌には、ストレス解消、質のよい睡眠が、とても大切です。

7.ヒートショックプロテイン(HSP)でニキビのできない、スベスベお肌に!(まとめ)

ニキビを気にしない肌へ

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレス防御タンパク質とも呼ばれ、ストレスや病気で傷ついたタンパク質を見つけて修復してくれます。
また、ストレスダメージを受けた肌を補修、リセットし、健やかな肌へと導きます。

HSP入浴法や、適度な有酸素運動などの加温療法で、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、ニキビのできない、スベスベお肌を手に入れることができます。

また、ニキビのないスベスベお肌になるためには、蒸しタオル美容法も、効果的です。

1)毛穴の汚れが落ちやすくなる

蒸しタオルで温めることにより、毛穴が開き、毛穴の奥にたまった汚れが落ちやすくなります。

肌のザラつきや角栓のつまりが気になる時は、洗顔前に蒸しタオルを使うことで、なめらかな肌を手に入れることができます。

2)化粧水の浸透力を高める

蒸しタオルで毛穴が開くと、化粧水や美容液などの保湿成分が肌に浸透しやすくなります。
保湿力の高い化粧水を使うよりも、蒸しタオルで毛穴を開く方が化粧水の浸透力は高いといわれています。保湿ケアをするときは、蒸しタオルで温めてからすると、より効果的です。

3)血行改善

睡眠不足やストレスは血行不良と深い関わりがあります。睡眠不足が続くと血管が縮まり、血行が悪くなります。疲れた時は、蒸しタオルで血行を改善することで、心も体もリラックスすることができます。

4)安眠効果

蒸しタオルで目元を温めると、眼精疲労の回復だけでなく、副交感神経を活発化させます。
副交感神経は人がリラックス状態にあるときに活発に働く部分で、眠りとも深い関係にあります。
眠る1時間くらい前に、蒸しタオルで目元を温めることにより、快眠、安眠へと導いてくれます。

さまざまな加温療法を取り入れることで、お肌、そして、身体も健やかになれます。

ホルモンバランスを整えつつ、角質ケアや充分な保湿で、肌のターンオーバーを整えることが、大人ニキビを防ぐ最善策です。

年齢に負けない美魔女を目指す!・・・ヒートショックプロテイン(HSP)で年齢不詳の若々しさを!

年齢に負けない美魔女を目指す!・・・HSPで年齢不詳の若々しさを!

実年齢と見た目が離れるほど美魔女

女性にとって、いつまでも若く、きれいでいたいのは世の常です。
昨今、美魔女という言葉をよく耳にします。

美魔女とは、35歳以上の美しい女性を指し、外見だけでなく、いろいろな知識を持ち合わせている才色兼備。つまり、身も心も美しい女性を表す、褒め言葉の1つとして使われます。

女性なら誰しもが、いくつになっても、若々しく美しくいたいものです。

日頃の生活習慣を少し見直し、工夫するだけで、美魔女も夢ではありません。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美肌、美ボディを手に入れ、美魔女の仲間入りしてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美魔女には欠かせないスキンケア・・・ヒートショックプロテイン(HSP)で近道?!

年齢に応じたスキンケアで美しく

いくつになっても魅力的でありたい!・・・女性であれば、誰しもが、もっている願いではないでしょうか。

年齢を重ねるたびに、女性は魅力を増す、といわれることもありますが・・・
やはり年齢には勝てず、加齢に伴い、疲れが取れにくくなったり、目の下のくまなど顔に疲れが出てしまったり、お肌の調子がいまひとつよくない、といった悩みが増えてきます。

年齢を感じさせない、美しい女性・・・美魔女であるためには、毎日のスキンケアは、とても大切です。若々しく美しい肌を保つためには、スキンケアは欠かすことができません。

洗顔、化粧水や美容液といったスキンケア。
10代や20代の若い頃と同じようなスキンケアをしていませんか。
35歳を過ぎても、みずみずしいハリのあるお肌を保つためには、年齢に応じたエイジングケアが必要になってきます。

美肌といえば、コラーゲン・・・
コラーゲンは皮膚に多く存在し、弾力や強度に関与しており、これが壊れると、肌の質も低下してしまいます。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、その特徴を活かして、コラーゲンを修復し、生成を増やすといった、健康や美容を促進する効果を持っています。

炎症や赤みには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)が紫外線やストレスから細胞を守り、日焼けなどの炎症を抑えます。
しわやたるみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)が疲労や活性酸素、老化による弱ったコラーゲンを修復して、ハリのある健やかで美しいお肌を保ってくれます。
しみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)がメラニンの生産を抑制してシミを防ぎます。
気になる毛穴の黒ずみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)がコラーゲンの生成を高めハリのある肌に導き、毛穴の目立たないお肌にしてくれます。

これらの気になるお肌のトラブル解消に、ヒートショックプロテイン(HSP)は、大きな効果があります。

美魔女になるためのエイジンケアには、まずは、ヒートショックプロテイン(HSP)を配合している基礎化粧品を使うことから始めてみてはいかがでしょう。

化粧品を選ぶ際には、ヒートショックプロテイン(HSP)の他に、どんな成分が配合されているのか、お肌に必要な成分をきちんと見極めることが、とても大切です。

2.美魔女のお肌はツルツルすべすべ・・・温活でヒートショックプロテイン(HSP)効果!

美魔女が持つツルツルすべすべ肌

加温効果より、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、壊れたタンパク質が修復、分解され、肌の細胞が元気になります。

これにより、免疫力が上がり、肌トラブルの予防につながり、体の内側から美肌をつくることが可能になるのです。
また、細胞の修復をサポートするため、紫外線ストレスを防御し、しみ、しわを防ぐ効果もあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、体の中から肌を美しくしてくれるのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、HSP入浴法が効果的です。
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安です。
入浴後は、体の水分をしっかり拭き取り、体が冷えないように衣類を身につけて保温します。
入浴後、10分から15分は熱を逃さないように、気をつけてください。
また、この時に水分補給をしっかりすることも、忘れてはいけません。
週に2〜3日を目安に取り入れてみることで、お肌スベスベの美魔女になれること、間違いなしです。

もっと簡単に!というときには・・・
HSP42℃洗顔は、いかがでしょう。
皮膚の表面、顔の細胞だけであれば、熱が伝わるのが早いため、42℃のお湯で顔を洗顔、保温するだけで、お肌のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

また、蒸しタオル美容法も効果があります。
1)タオルをロールケーキ状にし、水に濡らし、軽く絞ります。
2)電子レンジで、約1分(700W の場合)温めます。
3)温めたタオルを顔にのせます(約5分)

顔を洗うことで冷えてしまうお肌表面を蒸しタオルで温めると、温度差により血行が促進され、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えるといわれています。
お肌にあるコラーゲンの合成力を高めるため、洗顔→蒸しタオルの手順を続けていると、お肌がふっくらしてくるのが感じられると思います。

これらの温活により、美肌効果が得られ、美魔女へと導いてくれます。

3.適度な運動で美魔女ボティに!ひと工夫でヒートショックプロテイン(HSP)も?!

美魔女が行う運動

お肌のケアのあとは・・・引き締まった体を作ることも、美魔女にとって大切です。
ただ痩せているだけの身体では、魅力的ではありません。
適度に、筋肉のメリハリのある美ボディが、美魔女の条件です。

忙しく、ジムに通う時間がないという方は、おうちでできるエクササエイズを取り入れてみてはいかがでしょう。

おうちで運動といえば、まず筋トレを思い浮かべる人が多いと思います。
無酸素運動である筋トレに、プラスα、有酸素運動を取り入れることで、ダイエット効果も期待でき、HSP入浴法と同様に、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどといった、体内に酸素を取り入れて、糖質や脂肪を燃焼させていく運動のことをいいます。
そして無酸素運動とは、筋力トレーニング(筋トレ)など、酸素を必要とせずに短時間で強い負荷をかけて筋肉量を増やし、基礎代謝を高める運動です。

筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動していないときにも、脂肪分解を高める効果があります。
このとき、有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながります。
これにより、知らず知らずのうちに元気の源である、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させています。

屋外はちょっと、という方には、室内でできる、有酸素運動もあります。

踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。
ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

運動のあとに積極的に摂取してほしい栄養素は、タンパク質、炭水化物(糖質)、アミノ酸、電解質(ミネラル)だといわれています。
頑張ってトレーニングをした後は、特にタンパク質の補給を心がけることが大切です。
体内でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす手助けをします。

顔がキレイなだけでなく、引き締まった体でいることも、美魔女にとって大切です。

4.温活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、貴女も美魔女に!(まとめ)

年齢より若く見える女性

年齢より若く見られる、年齢不詳の美魔女になるためには、若々しくみずみずしいお肌を保ち、引き締まった美ボディを手に入れることが大切です。

そこには、美肌効果や健康効果に大きな影響のある、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きく影響してきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレスや病気で傷ついたタンパク質を見つけて修復し、紫外線による細胞のダメージや炎症を防ぎ、コラーゲンの生成を助けてくれます。

このヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと私たちの体の中にある成分ですが、年齢とともに減少していくため、温活により、体内で増加させる必要があるのです。

毎日使用する基礎化粧品をヒートショックプロテイン(HSP)配合のものに変えたり、週に2~3回のHSP入浴法、そして適度な運動を取り入れる・・・少しの工夫が、大きな効果となってあらわれます。

ヒートショックプロテイン(HSP)を上手に利用することで、アンチエイジング効果がもたらされ、貴女を美魔女へと導いてくれることでしょう。