健康、美肌に欠かせない栄養素、タンパク質!ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を元気に!!

健康、美肌に欠かせない栄養素、タンパク質!ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を元気に!!

たんぱく質が豊富な食材

私たちの体は、水分と脂質を除くと、ほとんどがタンパク質でできています。 筋肉や骨、臓器、皮膚、爪などの主成分もタンパク質です。

ダイエットや、偏った食生活など、さまざまな要因で食生活が乱れることにより、体に必要なタンパク質が不足してしまいます。

タンパク質を補い、ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を正常な形に戻すことは、健康、美肌に大きな影響があります。

私たちの体の中で、タンパク質は、とても重要な役割をしているのです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.タンパク質の役割とヒートショックプロテイン(HSP)の関連性

健康とヒートショックプロテイン

私たちの体は、約10万種類のタンパク質から構成されています。
タンパク質は、筋肉や臓器、遺伝子まで含め体内で多くの役割を担っています。

タンパク質が不足すると・・・

1)筋肉量が減少してきます

タンパク質は、筋肉を作る重要な栄養素です。
体内のタンパク質が不足してしまうと、基礎代謝量が落ち、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
摂取した脂肪が消費されず、内臓の回りに溜まる状態、いわゆる「メタボリックシンドローム」を引き起こしてしまう可能性もあります。

2)お肌や髪にも影響します

みずみずしいお肌を保つために欠かすことのできないコラーゲンも、タンパク質でできています。そのため、体内のタンパク質が不足してしまうと、コラーゲンそのものも減少し、しわやたるみの原因につながるのです。

また、髪の毛の大部分はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。 タンパク質が不足すると、枝毛や切れ毛の原因にもつながり、薄毛を招く可能性もあります。

3)集中力や思考力が低下します

やる気を出してくれるドーパミンや、気持ちをリラックスさせるセロトニンなどの神経伝達物質は、アミノ酸(タンパク質を作る最小成分)からできています。

タンパク質が不足すると、神経伝達物質の働きが鈍くなり、集中力や思考力が低下する可能性があります。

体内のタンパク質が不足してしまうと、体など目に見える部分だけでなく、心にも影響がでてきます。

また、ストレスなどの外的要因によって、体内のタンパク質が正常な構造でなくなってしまうことでも、肌荒れなどのトラブルを引き起こします。

タンパク質の品質管理を行ってくれるのが、ヒートとショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)が、体内で壊れたタンパク質を修復したり、分解促進をすることで、正常な働きを取り戻します。
すなわち、健康や美肌に導いてくれるのです。

2.ダイエットに欠かせないタンパク質、HSP入浴法も!

ダイエットとタンパク質

ダイエットをしているのに、なかなか痩せない、ヘルシーな食生活をしているのに体調がよくない、など感じている方・・・タンパク質が不足していることで、筋肉量が減ってしまっているからかもしれません。

健康的にダイエットをするためには、栄養バランスのとれた食事をとり、筋肉量の減少を防ぎ、余分な体脂肪を減らすことが大切です。

タンパク質は、肉類、魚介類、豆・大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれています。
これらの食品には脂質も含まれていることから、ダイエットにより控えてしまうという傾向があります。
これにより、体脂肪が減るだけではなく、筋肉のタンパク質が分解されて筋肉量が減少してしまうのです。

健康的にダイエットをするなら、タンパク質の摂取は必要です。

また、HSP入浴法も、ダイエット効果があるといわれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やすことで、ダイエット効果だけでなく、美肌効果や免疫力を高める効果もあるため、取り入れない手はありません。

3.運動とタンパク質の重要性、そしてヒートショックプロテイン(HSP)も?!

たんぱく質とヒートショックプロテイン

筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質から、できています。

タンパク質は、筋肉、骨、血液の材料となるため、スポーツや筋トレなど、全身を動かすためには、とても大切です。
タンパク質が不足すると、筋肉量が増えないばかりか、骨や血液にも影響がでてきます。
故障しやすくなったり、スポーツ貧血の原因になったりすることもあります。

タンパク質を摂るタイミングも大切です。
トレーニング後の30分は、筋肉アップのためのゴールデンタイムといわれています。
成長ホルモンが活発に分泌され、栄養が最も吸収されやすいのです。
ゴールデンタイムに、タンパク質をとることで、筋肉の修復や再合成に大きな効果がでてきます。
プロテインで補給するのも、おすすめです。

成長ホルモンは、眠っている間にも分泌されるため、寝る1、2時間前に、タンパク質を補給するというのも効果的です。

スポーツや筋トレをする際に、タンパク質は欠かせない栄養素なのです。

筋トレをしたあと、もうひとがんばり、有酸素運動を取り入れることで、脂肪燃焼効率の促進につながります。
筋肉量を落とさず、脂肪量を落としたいときは、この順番で行うと効果が期待できます。
適度な運動により、万能のタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)が体内に増え、さらなる健康体へと導いてくれます。

4.タンパク質を多く含む食品

たんぱく質を多く含む食品(たまご、牛乳、大豆など)

タンパク質は、体内で一度に吸収できる量に限度があるため、朝昼夕と均等に摂ることが理想です。

ツナ

缶詰のため、すぐに食べることができ、手軽にタンパク質の補給ができます。
水煮タイプのツナは、オイル漬けと比べて余分な油分を含んでいないため、おすすめです。

牛乳

牛乳にはタンパク質を吸収するのに役立つミネラルも多く含まれているため、骨を作るのに欠かせない成分も摂取できます。
脂肪の摂取を抑えたい方には、無脂肪牛乳がおすすめです。
牛乳が苦手な方は、豆乳でも大丈夫です。

納豆

植物性タンパク質、そしてカルシウムや鉄分などミネラルも含まれているため、重宝される食材です。
納豆に含まれるビタミンKは骨の中のタンパク質を活性化し、新しい骨の形成を促す効果があります。

5. 熱ストレスによって増産されるタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ジョギングをしてヒーショックプロテインを活性化

タンパク質は、アミノ酸が、ひも状に連なった物質です。

私たちの身体の細胞は、種々のたんぱく質でできており、ストレスをうけたり、また加齢によって、このタンパク質の構造が壊れてしまうことがあります。
壊れたタンパク質は、その働きや機能を失ってしまいます。

タンパク質だらけの細胞の中で、もつれ合ったり、壊れたり、変性したりしないように、タンパク質の折り畳みを管理しているタンパク質があります。
これは、タンパク質の介添え役という意味から、分子シャペロンといわれています。
この分子シャペロンの多くが、熱によって増える、ヒートショックプロテイン(HSP)なのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質で、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力を持っています。
ストレスを防ぎ、免疫力を増強するといった、さまざまな作用によって、私たちの健康を守ってくれます。
また、健康効果だけでなく、みずみすしくハリのあるお肌を保ってくれる、美容効果も期待できます。

身体を元気にし、美容効果も発揮してくれる、とてもうれしい存在のタンパク質です。

しかし、加齢とともに、私たちの細胞の中で、ヒートショックプロテイン(HSP)の産生が減少してきます。
そのため、年齢を重ねていくと、いろいろなストレスや病気を防ぐ力が弱まってしまいます。

日ごろから、加温により、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしておくことが、とても重要になってきます。

日常生活の中で手軽にできる、HSP入浴法や、適度な運動蒸しタオル美容法などが、おすすめです。
入浴のあと、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使うことで、より効果を実感できるのではないでしょうか。

タンパク質不足にならないよう、食生活に気をつけ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、心身を健康に保つ!
少しの配慮で、大きな効果が期待できます。

体がサビるってホント?!抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジング!

体がサビるってホント?!抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジング!

にぎやかな食卓

毎日の食事は、体に栄養を与えるという非常に重要な役割を果たしています。

一言で、バランスのよい食事といっても、年齢やそれぞれの生活スタイルによって、異なってきます。

鏡で自分の顔をみながら、老けたな、とガッカリすることが増えてくる40代から50代。
ストレス過多のこの年代は、体内が酸化しやすい状況に陥っています。

いつまでも、若々しく、健康でいるために・・・
抗酸化作用のある食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、アンチエイジングしてみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.食事の重要性・・・体がサビないために!

身体のサビの原因となる食事

人間にとって、食事という行為は、とても大切です。
食事は、必要な栄養を補給するためのものであり、また、生活をする上での楽しみでもあります。

また、加齢に伴い、アンチエイジングのためにも、食事は、とても大切です。

金属は酸化すると錆び、食べ物は酸化すると腐ります。
人の体でも同じように、酸化が起こります。活性酸素による体のサビつき(酸化)です。

体内にある活性酸素は、病原菌やウイルスから体を守る重要な働きをする一方で、過剰に発生すると細胞を傷つけてしまいます。細胞がスムーズに働かなくなることにより、酸化が起こります。

活性酸素により細胞が酸化することは、シミやたるみなどお肌のトラブルをはじめとした老化の原因につながっていきます。更に酸化度が高くなると、やがて動脈硬化のリスクも高くなることが知られています。

人間の体にはもともと、尿酸、アスコルビン酸、メラトニンといった抗酸化物質が存在します。体内には抗酸化作用が備わっているものの、20代をピークとして、加齢とともに低下します。

体がサビつかないようにするためには・・・
食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが基本になってきます。

万能のタンパク質・・・ヒートショックプロテイン(HSP)も、体のサビつきを止める役割をしてくれます。
ヒートショックプロテイン(HSP)の増加は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防にも、つながっていきます。

2.食事は抗酸化作用の基本・・・+ヒートショックプロテイン(HSP)効果で倍増!

錆びつかせない抗酸化作用のある食材

抗酸化の基本は、日頃の食事です。
アンチエイジングには、抗酸化作用のある栄養素をバランスよく食べることが基本です。

【ビタミンC】

ビタミンCは水溶性なので、生で食べるのが、おすすめです。
緑黄色野菜(パプリカ、ブロッコリーなど)や、果物(キウイフルーツ、いちご、柿、柑橘類など)に多く含まれます。

【ビタミンE】

ビタミンEは油に溶けやすい性質があるため、油を使うと体内に吸収されやすくなります。
緑黄色野菜を炒めて食べると、他のビタミンも同時に摂ることができるので、より効果的になります。
種実類(ごま、アーモンド、ピーナッツなど)や、かぼちゃ、アボカド、うなぎに多く含まれます。

【ポリフェノール類】

ポリフェノールは野菜の色素や苦味、渋味の成分となる化合物の総称で、ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。
プルーンやりんご、あずき、カカオ、赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれます。
果物は、皮にも豊富に含まれているため、皮ごと食べるのが、おすすめです。

【ミネラル類】

ミネラルは、熱に強く、水に溶けやすい性質ですので、茹でるよりも蒸すのが、おすすめです。煮込んだときは、煮汁ごといただくと、より効果的です。
魚介類(桜えび、うるめいわしなど)、海藻類(わかめ、のり、昆布など)や、納豆などに含まれます。

【カロテノイド】

カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収されやすくなります。
濃い色の野菜や、黄色、オレンジ、赤色の色素成分の果物などに含まれます。
トマト、ほうれん草、みかん、そして、一番のおすすめは赤いパプリカです。
赤いパプリカには、カロテノイドの中でも、抗酸化力が強いキサントフィルという成分が豊富に含まれています。

バランスのよい、効果的な食事をとることは、もちろんですが、食事のあとに、温かいお風呂に浸かったり適度な運動をすることで、より抗酸化作用を高めることができます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の増加により、抗酸化作用だけでなく、美肌や健康も手に入れることができます。

体を抗酸化することによって、老化を予防や、エイジングケアの効果も期待できることになります。

3.バランスのとれた食事で、アンチエイジング!

食事はバランスが大事

化粧品やエステ、運動などもアンチエイジングにとって大切ですが、バランスのとれた食事がとれていないと、効果は半減してしまいます。

バランスのよい食事、食生活は、アンチエイジングの第一歩です。

1)食事は、腹八分目にし、摂取カロリーをおさえましょう。
活動量の少ない成人女性の1日の摂取カロリーは、1400~2000kcalです。

 

たんぱく質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂り、炭水化物や脂肪の摂取を少なめにした腹八分目の食事が、アンチエイジングには効果的です。

2)食事は、食べる順番に気をつけましょう
食事をする際に、食べる順番は、とても大切です。食物繊維の多い野菜、たんぱく質である肉や魚、そして炭水化物のご飯という順番で食べるようにしましょう。

食物繊維を摂ることで、炭水化物がゆっくりと消化、吸収され。血糖値の上昇を防ぎます。よく噛んで、ゆっくり食べることも大切です。
食べ過ぎの防止、消化の促進、活性酸素の活性を減らせるなどの効果があります。

3)食事は、規則正しくとりましょう。
食事は、朝、昼、夜の1日3回、できるだけ、決まった時間に摂ることが大切です。
規則正しい食事をすることで、内臓機能が正常に働きます。
食事と食事の間を4時間あけることが理想とされています。

特に、朝1番の食事は、内臓を動かしてくれるので便秘解消にも効果的です。
ヨーグルトや果物だけでもいいので、何か口にする習慣をつけることをおすすめします。

免疫力を高める発酵食品も、おすすめです

発酵食品は、アンチエイジングに効果的な食べ物のひとつです。
抗酸化物質であるカロテンやポリフェノール、フラボノイドなどは、発酵させることで、体内に取り込みやすくなります。腸内環境を改善し、免疫力を高めてくれます。
朝食にヨーグルト、夕食に味噌汁、というように、毎日数種類の発酵食品を少量ずつ食べるのが理想です。

4.食事とヒートショックプロテイン(HSP)で、サビない体に!(まとめ)

健康的な食事で錆びないからだを

体内には、酸化力の強い活性酸素があり、増えすぎると鉄がサビるように、細胞を傷つけてしまいます。
また、活性酸素の増加は、老化や動脈硬化、がんなどの原因にもなります。

体をサビさせないためには、活性酸素の増加を防ぐため、抗酸化作用のある栄養素を摂取し、バランスのとれた食事をとることが大切です。

抗酸化作用をより効果的にするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防に効果があるため、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、より効果を上げることができます。

バランスのとれた食事に加え、HSP入浴法を取り入れたり、適度な運動を心がけたりすることで、老化を防ぎ、美容効果と健康増進効果も得ることができます。

気の合う人とゆっくり食事をしたり、ときには、ひとりでのんびり食事をしたり・・・食事の方法は、さまざまです。
ただ食べるだけでなく、見る、匂いを嗅ぐ、触る、嚙む、喉ごしを感じる、といった五感で楽しむことで、脳細胞が活性化し、免疫力も上がります。

少しの気配りで、楽しいお食事=アンチエイジングにつながります。

シャワーだけで、疲れって取れる?!シャワーの上手な使い方と、噂のHSP入浴法!

シャワーだけで、疲れって取れる?!シャワーの上手な使い方と、噂のHSP入浴法!

ヒートショックプロテインとシャワー

入浴は、人間にとって、1日の疲れを癒すために欠かせないものです。

帰宅後、湯船にゆっくり浸かり、身も心もリラックス!
体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、お肌ツヤツヤ美人に!
理想ではありますが・・・本当に疲れている時や、時間がない時は、ついついシャワーだけで、済ませてしまうこともあります。

シャワーだけでも疲れを軽減する方法や、サウナや、HSP入浴法。 入浴方法には、いろいろあります。
その時々に応じて、ストレスなく、上手く、使い分けるといいかもしれません。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.シャワーでヒートショックプロテイン(HSP)は増える?!

シャワールームのイラスト

忙しくて湯船につかっている時間がない、夏は暑くてお風呂に入りたくない、このような経験は、誰しもあるかと思います。

湯船にゆっくり浸かり、体を温めると、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美容や健康維持にとても効果があります。 しかし、シャワーだけでヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことはできません。

そこまでの効果は得られないものの、シャワーを浴びるだけでも、良質な睡眠に導くことは可能です。

シャワーを浴びて、体の汚れや汗を流した爽快感は、副交感神経の働きを高めます。
これにより、眠りに必要なリラックス効果が得られます。

少し高めの温度で、いつもより少し長い時間、全身にシャワーをかけるのがおすすめです。
表面体温が一時的に高まることで、その後の放熱作用で深部体温(身体の内部や脳の温度)を低下させることができ、リラックス効果が得られ、良質な睡眠が期待できます。

《夜にシャワーだけを使うメリット》

・忙しいときも短時間で疲れを緩和できる
・湯船にお湯を溜める時間が省ける
・汗を流すことにより、さっぱりできる

《夜にシャワーだけを使うデメリット》

入浴には、血行を促進して疲労物質の排出を促す「温熱効果」、身体をほどよく締め付けてむくみを改善する「水圧効果」、無駄な筋肉を使わずにリラックスできる「浮力」があるといわれています。
シャワーだけでは得られない効果なのです。

2.シャワーを効果的に!・・・ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには?!

花びらを浮かべた足湯

忙しい、疲れた、面倒くさい、など・・・・・ どうしても湯船にゆっくり浸かることができない日もあるでしょう。

そんな時、シャワーだけで疲れを軽減する、ひと工夫があります。

・首を温める

首を温めて血流が改善すると疲労物質が押し流され、自律神経のバランスが整います。 また、凝りもすっきりすることで、リラックス効果を得ることができます。

シャワーの当て方のポイントは、シャワーヘッドをなるべく皮膚に近づけることです。 なるべくお湯の塊として、皮膚が感じることができるように、シャワーを近づけると効果的です。 マッサージをするようなつもりで温めるのも大切です。

シャワーを浴びた後、たとえば髪を乾かす時に、ドライヤーを首の後ろにあてたり、 蒸しタオルをあてたりして、首を温めると、より効果的です。

・シャワーを浴びながら、足湯も!

体や髪を洗うときに椅子に座り、お湯を溜めた風呂桶や洗面器に足を浸けておくようにすると、ただシャワーを浴びるよりも、ずっと疲れが取れやすくなります。
温度は少し熱めの43℃くらいが、おすすめです。
炭酸系の入浴剤を入れると、より体が温まり、血液の流れも良くなります。

疲労回復には、血液の流れを良くして、体にたまった疲労物質の排出を促しましょう。

疲れをとったり、リラックスするには、首や足(末端)を温めるなど、少しでも温熱効果が得られるように工夫することが大切です。

本当に疲れているときは、少し面倒くさくても、湯船にゆっくり浸かるのが一番です。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えれば、リラックス効果だけでなく、体もお肌も、健康で元気になります。

3.朝のシャワーと、夜の入浴

おすすめの朝シャワー

眠気がまだ残る朝にシャワーを浴びて、すっきり爽快!
一日を気分よく始めたいという方も多いようです。

朝シャワーのメリットは・・・・・

1)交感神経を刺激して、目覚めがすっきりします

朝起きてシャワーを浴びると、眠気が吹き飛び、すがすがしい1日を迎えられます。

人間の体の自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
眠っている間は、副交感神経が活発になり、リラックス状態となっています。
朝、シャワーを浴びて刺激を受けることで、交感神経のスイッチが入り、体を活動状態にうまく切り替えてくれる効果が得られます。

目覚めを促すツボがあるうなじの少し上から背中にかけて、20秒ほど冷水を当てるとさらに眠気がすっきりします。

2)代謝を活性化することで、ダイエット効果が期待できます

シャワーで温かいお湯を浴びると、体の血行がよくなり、代謝が活発になります。 朝シャワーをすると、朝から代謝が活発になり、早い時間からエネルギー消費が行われることで、ダイエット効果が期待できます。

また、体の血行が良くなることで、寝ている間に下がった体温が温められますので、冷え性にお悩みの方にもオススメです。

3)体臭予防にも効果的です

人間は、寝ている間に、コップ一杯ほどの汗をかくといわれています。
また、寝ている間には、皮脂の分泌が行われていますので、雑菌が繁殖したり、酸化したりすることで、体臭の原因になります。
朝にシャワーを浴びて、汗や皮脂を洗い流すことで、体臭の予防につながります。
洗い流すことで、お化粧のノリも、よくなります。

朝シャワーのデメリットは・・・・・

・バタバタしている朝は、洗い残しやすすぎ残しが多くなります

朝は、誰でも忙しいものです。
限られた時間の中で、急いで洗うことで、洗い残しやすすぎ残しが多くなりがちです。
シャワーでしっかり落としきれず、シャンプーが残っていると、痒みやフケなど、頭皮のダメージや乾燥の原因になります。
頭皮湿疹の原因になることもありますので、気をつけましょう。

・頭皮の皮脂膜が薄くなり、紫外線の影響を受けやすくなります

人間の頭皮は、薄い皮脂膜で保護されており、さまざまな刺激から守られています。
シャンプーの後は、一旦洗い流されて、数時間かけて、また新しい膜が作られます。
シャワーによって、頭皮の皮脂膜が洗い流された状態で外出すると、頭皮が紫外線などの刺激を直接受けやすくなってしまいます。
抜け毛や薄毛の原因になる恐れがありますので、日傘や帽子をなどで、紫外線対策をして外出することが大切です。

・ヒートショック現象で、体に負担がかかる恐れがあります

朝シャワーを浴びる際に、最も注意しなければならないのが、ヒートショックです。
ヒートショックは急激な温度変化によって体に大きな負担がかかる現象で、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす恐れもあります。
ヒートショック現象は、家の中の温度差が大きい冬に多く起こります。
冬場に朝シャワーをするときは、脱衣所や浴室内の温度をなるべく上げておくなど、急に熱いシャワーを浴びたりして体に負担をかけないように注意しましょう。

また、起きてすぐの朝風呂も同様に危険です。 起きてすぐに、お風呂場に直行することは避け、まずは陽の光を浴びたり、新聞を読んだり・・・一息ついてから、入ることをおすすめします。

朝のシャワーには、さまざまなメリット、デメリットがあります。

入浴によるリラックス効果や、疲労回復効果を望むには、忙しい朝のシャワーだけでは、少し物足りないのではないでしょうか。
ゆっくりと湯船に浸かって、一日の疲れを癒す・・・入浴には、そんな醍醐味があります。

4.シャワーだけでは得られない効果、HSP入浴法!(まとめ)

シャワー前の準備

シャワーは、手軽にできるというメリットもありますが、湯船に浸かるほどの効果は得られないというデメリットもあります。

シャワーだけでは体温も十分に上がらないため、お風呂がもたらす温熱効果がしっかりと発揮されません。体が温まらなければ、血液が循環せず、疲労回復効果も低くなってしまうのです。

疲れをとるためには、やはり、湯船に浸かることが大切です。
体に熱ストレスをかけることで分泌されるタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)が、細胞の損傷を修復したり、抗ストレス、また免疫力を高めてくれます。
ゆっくり湯船に浸かって、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことが、疲労回復に繋がるといえます。

HSP入浴法とは・・・・・
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。週に2回程度の割合で行うことで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

忙しく、ついシャワーで済ませてしまう日もあると思います。
シャワーで済ませる場合は、浴び方を少し工夫することが大切です。

また、シャワーを浴びる際は、楽しいことを考える時間にすることも、おすすめです。
その日の仕事の達成感を味わったり、週末の予定を考えたりする時間にすれば、オンとオフの切り替えができ、よりリラックス効果が得られるでしょう。

シャワーと入浴、その時々に上手く活かすことで、充実のお風呂タイムを、お楽しみください。

夏はヒートショックプロテインが減少するってホント!?

夏はヒートショックプロテインが減少するってホント!?

パソコンの前で悩む女性
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

健康のためにもアンチエイジングにも効果的なヒートショックプロテインが、夏に減少することをご存じですか?

私はこのことを最初に聞いたときは、ヒートショックプロテインって、身体を温めると増えるのだから暑い夏は減りにくくて、冬のほうが減りやすいんじゃないかな???って思いました。

夏バテ、肌老化、コロナや夏風邪、胃腸炎など心配なことが多い夏の季節、丈夫な身体と肌に必要なヒートショックプロテインが減っていたらまずいです!

私たちの健康と、美容のためにヒートショックプロテインはいつもたっぷりにしておきたいもの!

そのためには、やっぱりヒートショックプロテイン(HSP)入浴法がおすすめです。
夏のHSP入浴法は、ちょっぴり気楽ですよ♪

夏バテ回復にも効果的!一石二鳥のHSP入浴法で、元気な毎日を送りましょう!

1.夏はヒートショックプロテインが減少する

年齢的には50歳前後から急激に減少するヒートショックプロテインはストレスでも減少してしまいます。

夏にヒートショックプロテインが減少するのは夏は、私たちにストレスを与えるものがとても多いからです。

ヒートショックプロテインを減少させる夏の習慣

・暑さ
・紫外線
・冷房による冷え
・冷えにより血流が悪くなり、むくみや肩こり、だるさが!
・冷房の効いた部屋の室温と、一歩外に出た時の気温との差
・暑くて寝苦しい
・睡眠不足になる
・寝冷え
・冷たいものを飲んだり食べたりする回数が増える
・胃腸の働きが低下して食欲が落ちる(食事ストレス)
・過度なダイエット
・汗をかく
・肌がベタベタ
・メイク崩れ
・今年はマスクが手放せない夏…
・コロナ感染の不安
・旅行や帰省(行くのも行けないのもストレス…)

書き出してみると、確かにたくさんありますね!
あたりまえにあることばかりなので、ストレスがない生活ってあるの?って思ってしまいます。

こうしてストレスに囲まれて起きていても、寝ていてもヒートショックプロテインは減り続けているんですね!

2.日焼けによる老化の悪循環とは?

ダメージを受けたたんぱく質を修復する働きで“若返りのたんぱく質”とも言われているヒートショックプロテインは、免疫力を高める働きも備えています。

ウィルスや細菌から体をまもる免疫システムには数多くの細胞が関わっています。

・外部からウィルスや細菌のような異物が侵入すると、異物を食べてしまう大食いの細胞。
・異物を攻撃する細胞(NK細胞)
・異物が侵入してきたと知らせる細胞(樹状細胞)
・抗体を作らせて、攻撃させる細胞
・抗体を量産させる細胞
・異物に感染した細胞を攻撃して破壊する細胞
・異物がいなくなると攻撃を終了させる指令を出す細胞
・侵入してきた異物を記憶する細胞

こういった数多くの細胞がうまく役割を分担し、連携して機能しているのが免疫システムですが、ヒートショックプロテインはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)や樹状細胞と深く関わって免疫力を高める役目を果たしているのです。

つまり、ヒートショックプロテインが減ってしまうと、免疫力が低下するということ!

免疫力が低下すると、病原菌やウイルスから体を守る働きが弱くなって、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなったり、腸の調子が悪くなるなど、病気になりやすくなったり、症状が長引いたり、感染を繰り返したりすることになるので、元気な毎日のために、ヒートショックプロテインが減ったままにはしておけません!

3.夏のヒートショックプロテイン不足で肌老化が加速!

肌老化を気にする女性

私たちの肌や体に存在している特殊なたんぱく質ヒートショックプロテインは、紫外線や乾燥など様々な刺激ストレスでダメージ(損傷)を受けたたんぱく質を修復して元気にしたり、修復できないたんぱく質を分解して排出したり新しいたんぱく質の生成を助ける働きがあります。

紫外線による炎症やダメージ、酸化ダメージ、汗による刺激ダメージ新陳代謝の乱れなど、肌老化を加速させるものがたくさんある夏にヒートショックプロテインが少なくなっていたら肌のダメージは進行し、肌の力は弱まり、老化は加速していきます。

美容のためにも、ヒートショックプロテインは満タンにしておきたいですよね!

4.夏の疲れにも効果的!HSP入浴法~夏バージョン~

ヒートショックプロテインを増やすためには、入浴、運動、食事、スキンケアなどいろいろな方法がありますが、夏こそ体の芯まで温める入浴法がお勧めです。

夏こそ入浴でヒートショックプロテインを活性化

今回は、夏ならではのHSP入浴法をご紹介します!
ヒートショックプロテイン入浴法について詳しくはこちらをご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

夏は冬のように、お風呂場が冷え切っているということがないので浴室の床や浴室内を温めておかなくてもよくお風呂から出た後の保温も室温でできるので楽ですよ!

★★ヒートショックプロテインを増やす夏の入浴法★★

【HSP入浴法のポイント】
〇入浴で38℃以上まで体温を上昇させる
平熱が低い人は、(平熱+1.5℃)
〇保温で37℃台をキープする

【入浴手順】
1)すぐに湯船に入らず、心臓から離れた手、足からかけ湯をする
2)浴槽には、足から手、体の順にゆっくりと浸かった後に、肩まではいって温める。全身浴と半身浴を繰り返してもOK
3)40度のお風呂で20分が目安と言われますが、夏はもう少し短い時間で体温は38℃まで上がると思います。
慣れるまでは、体温計(舌の下で測る)で測ってみるのもよいですね。
4)入浴後は10分~15分間、体温を37~37.5℃以上に保つように保温する必要がありますが、夏は、冬のように急速に体温が下がらないので、クーラーや冷たい飲み物だけ我慢すればTシャツなどラフな服装で過ご せるので楽ですね。

【夏のHSP入浴法の注意】※夏は脱水症状に要注意!
・入浴前にも、たっぷり水分補給を
・夏は特に大量の汗をかくので、入浴中も水分補給を
・水分補給には、冷たいドリンクを避け、常温のものを

増加したヒートショックプロテインは1週間ほど体内に残って力を発揮すると言われています。 ヒートショックプロテインの力がピークを迎えるのは、体内で作られてから2日後といわれているので週に2回、HSP入浴法を行うのが理想です。

私は、平日はなかなかゆっくりお風呂に入る時間が作れないので、週末だけでもHSP入浴法やサウナを活用して、しっかりヒートショックプロテインを増やそうと思っています。

サウナとヒートショックプロテインについては、こちらで詳しくご紹介しています!

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

ちなみに、HSP入浴法を頻繁に行うと、ストレスを感じなくなってヒートショックプロテインが作られなくなってしまうので週に2回以上はやらないほうがよいそうです。

夏はエアコンの冷えで血液やリンパの流れが悪くなり、足のむくみや肩や首のこりなどが起こりやすいですよね。肩こり、首こり、むくみ、夏の疲労回復のためにも、身体をしっかり温めるヒートショックプロテイン入浴法は効果的です。

肌にとっても、血液やリンパの流れが良くなって、新陳代謝が良くなってとアンチエイジングにとって嬉しいことばかり。シャワーで済ませてしまうのとは全く違って、くすみも取れて肌の透明感もぐっとアップしますよ!

ヒートショックプロテインがい圧排の輝く女性

5.まとめ

健康のためにもアンチエイジングにも効果的なヒートショックプロテインが夏に減少するというのは意外ではないでしょうか?

ヒートショックプロテインが減少すると免疫力が低下!
夏バテ、肌老化、コロナや夏風邪、胃腸炎など心配なことが多い夏の季節、丈夫な身体、丈夫な肌に必要なヒートショックプロテインが減っていたらまずいです!

肌の調子も悪くなったり、老化も進んでしまうじゃないですか!

私たちの健康と美容のためにヒートショックプロテインはしっかり増やして満タンにしておきたいものです。

ヒートショックプロテインを増やす入浴法は夏バテ回復にも効果的!
一石二鳥のHSP入浴法で、元気で綺麗な毎日を送りましょう!

※ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法についてはこちらで詳しくご紹介していますのでご覧ください。

●入浴
「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

●サウナ
「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

●運動
「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

コラーゲンを増やす最大のカギは「ヒートショックプロテイン(HSP)」だった!

コラーゲンを増やす最大のカギは「ヒートショックプロテイン(HSP)」だった!たるみ、弾力、シワの悩みは実は自力で解決できる!その他「シミ」の悩みまでカバーする美容成分「ヒートショックプロテイン(HSP)」の効果と簡単便利な取り入れ方を大公開!

コスメコンシェルジュ 川子

コスメコンシェルジュ 川子

日本化粧品検定1級

元国際線キャビンアテンダント。若い頃は今思えば大したことのない毛穴、たるみに、肌の悩みに何十万もかけてエステに通い、有名どころの海外コスメは全て網羅、ホットヨガにもジムにも通い、肌、体形の維持!そんな若かりし頃を過ごしたアラフォーワーママが調べに調べて簡単&効果がある美容法を紹介します。2019年11月 日本化粧品検定1級取得!!

コラーゲンボール流行りましたよね。テレビの食レポではお鍋などに入れて食べて「翌日お肌ぷるっぷるー♪」なんて言ってましたっけ?「そんな訳ない」と気づくまで時間はかかりませんでしたよね。今ならインスタ映えはするかも知れませんが…
コラーゲンボール入りのお鍋で翌日たるみもシワも無くなっているなら、毎日食べます!!!喜んで!!

コラーゲンボール入りのお鍋

そんなわけで、私たちアラフォー女子は現実に立ち向かわなければなりません。限られた時間、限られた予算、そのくせ、無限に増えていく肌の悩みに対抗するにはどうするか?!
調べに調べていきついた、今注目の神成分「ヒートショックプロテイン(HSP)」をご紹介します。

1.肌の中でのコラーゲンの働き

真皮層でのコラーゲンとエラスチンの働きを示す図

コラーゲン線維は真皮に存在する丈夫なタンパク質の一種。真皮の約70%がコラーゲン繊維で占められており、外から加わる力(衝撃)から保護すると同時に、皮膚のしなやかさやハリ、弾力を保っています。

2.コラーゲンが足りなくなる?!その原因と対策

鏡で肌の状態を確認する女性

しかし、コラーゲン線維は加齢や紫外線ダメ―ジ、疲労、ストレスなど、様々な原因で歪み、衰えます。

目には見えませんが、実は肌の中でコラーゲンは合成と、分解という「コラーゲン代謝」を繰り返し、バランスを保ちながら生まれ変わっているのです。ただ、加齢とともに、分解、排出されるコラーゲンの量が増え、作られるコラーゲンの量が減ってきてしまいます。結果、肌を支える事が出来ない為、たるみやシワの原因になってしまうのです。

では、コラーゲンの量が多ければよいのかといえば、そうではありません。コラーゲンが正常に働けるよう質を維持していかなければ、意味がありません。「ぷるっぷるー♪肌」の維持には、「正常」なコラーゲンが「一定量必要」なのです。

3.コラーゲン入り化粧品で深いシワを改善できる?

コラーゲンマシン

真皮の深いシワの進行を抑えるにはコラーゲンを増やすケアが有効ですが、化粧品に配合されているコラーゲンは分子の大きさが大きいため肌の内部まで浸透しません。保湿の効果あるので肌表面の小じわ対策には効果があると言えます。
外から与えられないのでは、やはり医療レーザーなどに頼るしかないのでしょうか?

4.「ヒートショックプロテイン(HSP)」は破壊されるコラーゲンの救世主

ヒートショックプロテインはコラーゲンの救世主

そこで私が大注目したのが「ヒートショックプロテイン(HSP)」というタンパク質なんです。「ヒートショックプロテイン(HSP)」は傷んだ細胞を修復するという特徴を持った「タンパク質」です。「熱ショックタンパク質」とも呼ばれ、全ての人間の細胞のなかに、元々備わっているタンパク質です。痛んだ細胞を修復するとあって、疲れた体から素早く回復させてくれたり、ケガを治りやすくさせてくれたり、日焼けダメージから回復させてくれたりと大活躍のタンパク質として医療業界や美容業界で取り上げられている成分です。

そして、ありがたいことにこの「ヒートショックプロテイン(HSP)」は上記のように、様々なダメージを受けて異常を起こしてしまったコラーゲンを一度分解し、正常に戻す働きの他、さらに、コラーゲンそのものの生産を高め、その生産性を持続させる効果もある事が分かっています。
つまり、化粧品でどれだけ肌の外側から補充しても追いつかないコラーゲンの量、食べても食べても吸収されないコラーゲンを、ヒートショックプロテイン(HSP)を補う事で体の中から作り出し、保護してくれるという事なんです!画期的だと思いませんか?!

5.「シミ」もケアするヒートショックプロテイン(HSP)

肌にできたシミ

では、ヒートショックプロテイン(HSP)はコラーゲンを増やしてくれるだけの成分なのでしょうか?
いえ。ヒートショックプロテイン(HSP)は「シミ」にも効果的と言われています。
「シミ」の最大の原因は、紫外線ですよね。ヒートショックプロテイン(HSP)がたくさんある肌と、ヒートショックプロテイン(HSP)が少ない肌に紫外線を当てた実験では、ヒートショックプロテイン(HSP)がたくさんある肌の方にはシミの原因となるメラニンがほとんど増えなかったことがある実験で分かっています。つまり、ヒートショックプロテイン(HSP)にはシミの原因となるメラニンの生産を抑制してシミを防ぐ効果もあるのです。

「この口元の気になるシワには「純粋レチノール」が入ったものを買わなきゃ!」
「ここの気になるシミには「トラネキサム酸」は必須よね!」
なんて、それぞれの症状に合わせた商品を揃えなくても、ヒートショックプロテイン(HSP)の特性を利用すれば、あらゆる年齢肌のお悩みを解決できちゃうんです。
めちゃくちゃお得じゃないですか?私はこの神成分を知った時に「嘘でしょ!?」とすごく興奮したのを覚えています。

6.効果的にコラーゲンを増やし美しくなる近道は、ずばりヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!

ヒートショックプロテインはサプリメントでも

そこで、コラーゲンの効果的な増やし美しくなる方法を最後にご紹介します!この答えはずばり「ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす」こと!
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためには、特殊な入浴法や、有酸素運動、サウナや岩盤浴など、良く紹介されていますが、子供の世話で忙しく、自分のための時間なんて全く取れない私がお勧めしたいのがなんと言っても手軽なサプリメント。国内産のアスパラガスの根っこの部分から特殊抽出した成分に、ヒートショックプロテイン(HSP)を発現させる効果があると分かり、それを毎日の習慣として飲むだけで、体の中でヒートショックプロテイン(HSP)がドンドン増えてくれるんです。外から化粧品で与えても、コラーゲンボールを食べても増えなかったコラーゲンを、サプリメントによりヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、コラーゲンを増やしつつ、あらゆる肌悩みをケアしてくれるなんて、願ったりかなったり!!!取り入れない手はありませんよね。

7.まとめ

ヒートショックプロテイン(HSP)含有と謳うサプリメント、数は多くありませんが、何社からか発売されているようです。しかし、その含有量が少ない物もあります。サプリメント購入の際には、値段や有名な会社が出しているのかだけでなく、一日の摂取量できちんとエビデンス確認量のヒートショックプロテイン(HSP)がきちんと補充できるのかを確認して商品を選ぶことを強くおススメします。きちんとヒートショックプロテイン(HSP)が増えなければコラーゲンは増やせんませんので、こちらは注意が必要ですよ!

冷えは万病のもと!身体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康できれいな身体を手に入れましょう!!

冷えは万病のもと!身体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康できれいな身体を手に入れましょう!!

体内が冷えているのに、本人は、自覚していないという人が、実は、沢山いるそうです。 「冷え」と「冷え性」は、違い、冷えている部分がある、と自覚があるのが冷え性、冷えている自覚がなく、身体の中が冷えている人の状態を冷えといいます。 ヒートショックプロテイン(HSP)を補充しケアして、冷え性体質を変えていきましょう!

厚着をして寒さに震える女性
ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)が「冷え症」に効果的な理由!

筋力トレーニングで適度なストレスを加える

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレスで傷付いた細胞を修復し、元気にしてくれるたんぱく質です。
身体は、適度なストレスを与えると、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、身体をストレスから守る力が高まります。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると・・・
・傷や病気が治りやすくなる
・疲れにくくなる
・風邪やインフルエンザにかかりにくくなる
・冷え症が改善される

2.実は多い「隠れ冷え症」!?

最近増えている隠れ冷え性

暑がりで冷えなんて関係ない、と思っている人の身体が、実は冷えている暑がり冷えタイプの人もいます。
こういうタイプの人は、身体が冷えているので、快適だと感じる温度が他人より低く、暑がりになっているのです。

こうした隠れ冷え性を見つける一番の目安は、体温です。
隠れ冷え性の人は、体温を測ってみると、おそらく35度台ではないかと思います。

冷えは、女性特有と思いがちですが、最近男性にも増えているそうです。
胃腸が弱い、疲れやすい、運動が苦手、腰痛がある、最近よく眠れない、肩こり、頭痛持ち、目が疲れる、アレルギー体質、関節痛、花粉症、風邪を引きやすいといった症状があります。

★自分が冷えているかチェック!
・1年中膝掛けや靴下が手放せない
・身体がだるくて疲れやすい
・肩がこる
・立ちくらみがする
・脚がむくむ
・階段を上っただけで息切れ、動悸がする
・汗っかき
・暑がりなのに足は冷たい
・お腹を触ると冷たい
・周りの人に顔色が悪いといわれる

朝起きた時に自分の手を脇の下に入れ、そのままその手をおなかにあててみましょう。
おなかが脇の下と同じ位暖かいと感じれば冷え性では、ありませんが、もしおなかの方が冷たく感じたら、あなたの体は、冷えています。

また、夜寝ているときにしょっちゅうトイレに起きるのも冷えの症状です。
普通は、寝ている間は、脳の下垂体という部分から抗利尿ホルモンが分泌されるので、夜はあまり尿意を感じず、尿が出ないのが普通ですが、身体が冷えていると膀胱が委縮してしまい、溜っている尿の量が少なくても、尿意を感じて目が覚めてしまうのです。

3.そもそも「冷え」とは?

身体の不調は冷えが原因かも

冷える原因

1)筋肉量が少ないと生み出せる熱が少ないので慢性的な冷えに結びついてしまいます。

2)自立神経のバランスが乱れると血流が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。
これはエアコンの効いた室内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり拡張したりする事でもおこります。

3)食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、筋肉やほかの器官への血流供給が減ってしまい冷えの原因になります。

冷えがもたらすトラブル

疲れやすい・頭痛・めまい・立ちくらみ・肩こり・冷えのぼせ・眠りが浅い・朝起きられない・身体がだるい・食欲がない・腰が痛い・下痢・便秘・むくみ・トイレが近い・生理痛・自律神経失調症・神経痛・関節痛・生理不順・不妊症・しもやけ・膀胱炎・顔のほてり・おへその下の冷え・花粉症など・冷えで深刻なのは内蔵温度の低下です。

4.冷えのタイプと対策法

冷え具合のチェック

あなたの冷えタイプは?
手足が氷のように冷たい → 手足冷えタイプ
お腹に手を当てるとお腹が冷えている → 内臓冷えタイプ
足先だけではなく、お尻や太ももが冷える → 下半身冷えタイプ
全身が冷たい → 全身冷えタイプ

●手足冷えタイプ

手足の先が冷えるタイプで、末端冷え性ともいわれています。
私たちの体は自律神経の働きによって、暑い時には血管を拡張して熱を放出し、寒い時は血管を収縮させて熱を逃さないようにすることで、体温を一定に保つ仕組みがあります。
また、寒い時には内臓が冷えるのを防ぐために、手足の血管を収縮させることで、体の中心部分に優先的に血液がいくよう働きます。

そのため、運動不足や食事量が少なく、体内で熱を十分に作り出すことができないと、末端まで血液が巡りにくくなって、手足が冷えてしまうのです。
このタイプは、ダイエット中の女性に多くみられ、肌トラブルや月経トラブルも起こしやすくなります。

★対策

・筋肉は体の中で最も多くの熱を生み出しますので、運動をして筋肉をつけましょう。
・食事を消化吸収するときには熱が生じますが、これを食事誘発性熱産生といい、特にたんぱく質は食事誘発性熱産生が高い栄養素で、食事にしっかりと取り入れることで、より多くの熱が生み出されます。
・冷えている手足を温めるのももちろん良いですが、内臓を温めてあげることで、手足まで血液が流れやすくなりますので、お腹や背中を温めましょう。
・シャワーだけでなく湯船につかって温まりましょう

●内臓冷えタイプ

手足や体の表面は温かいのに、内臓が冷えてしまうタイプです。
冷えていることに気づきにくく、胃腸の不調などの症状が現れてから気づくこともあり、隠れ冷え性とも呼ばれています。

起床直後にお腹に手を当ててみて冷えている人は、このタイプです。
このタイプは、ストレスによる自律神経の乱れが原因の1つです。

自律神経が乱れることで、末端の血管が収縮せず、内臓に血液を優先的に送れなくなり、内臓が冷えてしまいます。
また、冷たい食べ物や飲み物をよく取る人にも多くみられます。

★対策

冷たい食べ物や飲み物を控えて、温かいものを取りましょう。
生野菜の食べ過ぎやスムージーなどはお腹を冷やしてしまうので、食べ過ぎには注意しましょう。

ストレスを溜め込まず、寝る前などリラックスする時間をつくり、体内時計を整えて、自律神経の乱れを整えましょう。
また、薄着は避け、カイロや腹巻でお腹を温めるのも良いでしょう。

●下半身冷えタイプ

上半身は冷えていないのに、お尻や太もも脚が冷えているタイプです。 このタイプは、加齢により血管が細くなったり、筋力が衰えたりすることで、下半身が血行不良になって起こります。

第二の心臓と呼ばれている「ふくらはぎ」の筋力が弱くなると、足元の血液を心臓に送り返せず、血液循環が悪くなっています。
また、太ももやお尻は脂肪が蓄積されやすく、運動不足や体の冷えによりセルライトが生じます。
セルライトは、老廃物や余分な水分が脂肪細胞に付着してできた塊のことで、毛細血管や水分の通り道であるリンパ管を圧迫し、循環を妨げるため体を冷やします。塩分や水分を多く取ってむくんでいる人や、長時間のデスクワークをしている人にも、多いタイプです。

★対策

太ももやふくらはぎの筋力をつけましょう。
階段を使い、かかとの上げ下げ運動、スクワットなどをして、血流やリンパ液の循環を促しましょう。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢の場合は、時々立ち上がって歩いたり、足のマッサージをしたりして、血液が滞らないように注意しましょう。
むくんでいる場合には塩分や水分を控えて、利尿作用のあるカリウムの多く含む食品(野菜など)を多くとるよう意識しましょう。

●全身冷えタイプ

このタイプは、基礎代謝が低下している高齢者などに多くみられるタイプです。
また、慢性疲労や甲状腺の機能低下による場合もあります。

★対策

基礎代謝を上げるためには、食事をバランスよく取り、適度な運動をすることが大切です。そして、靴下や腹巻きなどで体を冷やさないよう心がけ、体を内側から温めてくれる食材を取るのもよいでしょう。
他のタイプの冷え対策方法も試してみて下さい。

5.まとめ

冷え改善方法の入浴

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、体温より2℃高い温度がいちばん活性化すると言われていますが、表面だけでなく、深部まで温めなくてはいけません。
41℃の少し熱めのお湯に15分間、40℃でしたら20分間つかると、ヒートショックプロテイン(HSP)が活性化するといわれています。

根本から冷えを改善したい場合、週に1~2度くらいのペースでこのヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を試されると、免疫力も高まって体調がよくなるので、ぜひお試しください!
また、体温以上の物を飲んだり食べたりすることが冷えを防ぐ事につながります!

息が切れるくらいの運動を行う 
サウナやエステ、サロンでのスチーマーなどもヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができますが、運動でも増やす事ができます。

ゆっくり歩く散歩程度では、ヒートショックプロテイン(HSP)は増加しませんが、息が切れる位の運動でしたらヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができます。
例えば、ジョギングをするとしたら、少し疲れるくらいのペースで、毎日30分、2週間程続けてみましょう!!
ただ、運動をやり過ぎると逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少するので、ヒートショックプロテイン(HSP)が最高になる適切な運動をしましょう。

身体を温める食品

ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、山芋、肉、魚、鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、味噌、ニンニク、コショウ、シナモン、小豆、黒豆、納豆

身体を温める食品の代表として生姜を挙げる人が多いと思いますが、生姜は、生で食べても身体をほとんど温めません。 生の生姜に含まれるジンゲロールという成分は、刺激は、ありますが、身体を温める事はなく、胃には非常にいいのですが、冷えが解消されるわけでは、ありません。 紅茶に入れて温めたり、蒸して乾燥したものでしたら、ショウがオールという成分が増え、身体を温めてくれます。

始めに、冷えは万病のもと、と言いましたが、反対に言えば、身体を温める事を意識した生活をしていれば、健康体でいられるという事です。 身体を温めて、身体にも、お肌にも、いい事づくしなヒートショックプロテイン(HSP)を貯めていきましょう!!

ハリと弾力のある肌に!ヒートショックプロテイン(HSP)とナールスゲン

ハリと弾力のある肌に!ヒートショックプロテイン(HSP)とナールスゲン

ハリと弾力の美容成分ナールスゲン
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

年齢を重ねるにつれ気になる、肌のゆるみ、たるみ…。

「このたるみを何とかしたい!」
「いつまでもすっきり若々しい印象でいたい」と思われる方がほとんどではないでしょうか?

たるみ、ゆるみに抗い、ハリと弾力を守り、育んでいくために注目したいのが、私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

注目の化粧品原料ナールスゲンやヒートショックプロテイン(HSP)入浴法などでヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やして、ハリを感じる若々しい肌を目指していきましょう!

1.若々しいハリと弾力を守るタンパク質ヒートショックプロテイン(HSP)

ハリのある肌

年齢を重ねるにつれ、徐々に肌はたるんでいき、フェイスラインのシャープさは損なわれ目じりが下がり、目の下のたるみやほうれい線なども目立つようになっていきます。

なんとかしたいハリと弾力のために注目したいのが、もともと私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

①ヒートショックプロテイン(HSP)70

「ヒートショックプロテイン(HSP)70」は、紫外線や熱、病原菌や精神的なストレスなどでダメージ(損傷)を受けて構造がおかしくなったたんぱく質を修復して元気にしたり、ダメージが大きすぎて修復できなくなったたんぱく質を分解する働きがあり「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれています。

ハリと弾力のある肌を支えるコラーゲンやエラスチンもタンパク質!

ヒートショックプロテイン(HSP)70は、紫外線や活性酸素、糖化などによるダメージ(損傷)からコラーゲンやエラスチンを守り、ダメージ(損傷)を受けた場合は修復し、さらに修復できない場合は分解して良い状態に整える働きがあります。

②ヒートショックプロテイン(HSP)47

「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は肌のハリと弾力を支えるコラーゲンと深いかかわりがあります。

「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は、コラーゲンの生成を促進する働きと、コラーゲンが正しい三重らせん線維(=丈夫な強いコラーゲン)を作っていく過程に必要なタンパク質です。「ストレス防御タンパク質」と呼ばれている「ヒートショックプロテイン(HSP)70」に対して「ヒートショックプロテイン(HSP)47」は「ハリ増強タンパク質」と言うのがぴったりだと思います!

どちらのヒートショックプロテイン(HSP)も、もともと私たちの肌に存在している特殊なタンパク質ですが、年齢とともに減少。50歳前後をピークにどんどん減少していきます。

健康のため、美容のため、アンチエイジングのためにヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やしていきたいですね!

2.ヒートショックプロテインを増やす化粧品原料「ナールスゲン」

ナールスゲンを確認する研究員

「ナールスゲン」は、京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院の共同研究の成果を基に、日本科学技術振興機構(JST)が支援をして設立した大学発・株式会社ナールスコーポレーションで取り扱っている化粧品原料です。
「ナールスゲン」は「ヒートショックプロテイン(HSP)70」と「ヒートショックプロテイン(HSP)47」の産生を増やす働きがあると報告されている期待の化粧品原料です!

3.ナールスゲンは、エイジングケアにも期待大!

ナールスゲンはヒートショックプロテインの産生を促すだけではなく、ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生、肌の潤いに欠かせないヒアルロン酸の産生も促す働きがあることが報告されています。また、肌の表皮細胞を活性化し、抗酸化力に優れるグルタチオンの産生を促し、紫外線などによる活性酸素種の発生を抑えて、肌のダメージ(損傷)を抑える働きもあると言われています。

[参考]
「ナールスゲンについて-About Nahlsgen」
参考元:株式会社ナールスコーポレーション

紫外線によるダメージの保護、肌の弾力性の増加、保湿効果の増大、ハリや艶の保持、小じわの防止などアンチエイジングにとって多方面で役立つ原料と聞けば、使ってみたくなりませんか?

4.化粧品原料と化粧品と薬事法(化粧品の選び方)

化粧品原料と成分

いつまでも綺麗でいたい、いつまでも若々しくありたいたるみ、しわを何とかしたいと思う時に化粧品に頼らない女性はいないと思います。

そして、化粧品を開発する者は、使っていただいた方に手ごたえを感じていただく、喜んでいただく商品をお届けすることを考え続けています。

ところが、ここでちょっと法律的な制約をお話しします。

法律では

『「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。』

引用元:厚生労働省/改正後の薬機法

と定められ、化粧品の効能の範囲も下記のように記載されています。(皮膚に関わる部分を抜粋)


(19)肌を整える。
(20)肌のキメを整える。
(21)皮膚をすこやかに保つ。
(22)肌荒れを防ぐ。
(23)肌をひきしめる。
(24)皮膚にうるおいを与える。
(25)皮膚の水分、油分を補い保つ。
(26)皮膚の柔軟性を保つ。
(27)皮膚を保護する。
(28)皮膚の乾燥を防ぐ。
(29)肌を柔らげる。
(30)肌にはりを与える。
(31)肌にツヤを与える。
(32)肌を滑らかにする。
(35)あせもを防ぐ(打粉)。
(36)日やけを防ぐ。
(37)日やけによるシミ、ソバカスを防ぐ。
(56)乾燥による小ジワを目立たなくする。

引用元:東京都福祉保健局/化粧品の効果効能の範囲について

ナールスゲンのように、アンチエイジングに素晴らしい働きが期待できる化粧品原料と出会うと、商品として完成した時に、どれだけ多くの人が喜んでくださるかと楽しみになりますが、一方で化粧品の製造・販売に関わる者はそれをそのまま表現できないジレンマを抱えています。

つまり薬機法では、この商品を使うと「ヒートショックプロテイン(HSP)が増えます」「コラーゲンが増えてハリのある肌になります」「アンチエイジングにとても役に立ちます」とは言えないわけです。

期待をしていただきたいのに表現できないジレンマさを感じますが確かにどんなに良い原料でも、しっかりたっぷり配合している商品もあれば入っているのか入ってないのかわからないほどしか配合しない商品もあるので原料としては効果があるとしても、商品としては言えないというのは仕方がないと言えば、仕方がないのかもしれません。

私がお伝えしたいのは、化粧品の原料開発の技術は素晴らしいことナールスゲンのように、アンチエイジングに効果があるという実験結果がでている原料には期待をしてほしいこと、そういった原料を使用している商品を選ぶときはどんな会社が作っているかを見極めて使っていただきたいということです。

化粧品の選び方については、ぜひこちらをご覧ください!
 ↓
化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!

5.入浴法や運動でもヒートショックプロテイン(HSP)を増やそう!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす化粧品原料ナールスゲンのお話をしてきましたが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためには、化粧品以外にも入浴や運動など日常生活にいろいろな方法があるので積極的に取り入れていくことをおすすめします。

お風呂

ヒートショックプロテイン(HSP)は熱のストレスを加えることで生まれます。 40℃~42℃のお風呂で、10分から20分程度、体の芯までゆっくり 温め、入浴後は10分から15分身体を覆って保温します。 ※お湯の温度目安/42℃→入浴10分、41℃→15分、40℃→20分 ※体温38℃を超えるくらいまで温まる

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法についてはこちらをご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、入浴法のほかにサウナや岩盤浴を活用するという手もあります。

サウナとヒートショックプロテイン(HSP)については、こちらをご覧ください。

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

運動

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、運動も有効です。
汗をかき、身体が温まる有酸素運動などの運動を30分程度続けることが必要だと言われています。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす運動についてはこちらをご覧ください。

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

化粧品

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテイン(HSP)を補い増やす方法の一つは、スキンケア。
ヒートショックプロテイン(HSP)を補える商品やナールスゲンのようにヒートショックプロテイン(HSP)の生成を促す原料を配合している商品に注目してみてください。

食事(サプリメント)

時間も負担も、我慢もしないでヒートショックプロテイン(HSP)を補い増やすもう一つの方法は、食事。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれるという“βグルカン”を多く含むキノコや、身体を温める辛い物、良質なタンパク質などバランスの良い食事をとるようにすると良いでしょう。
直接ヒートショックプロテイン(HSP)を増やせるサプリメントを活用するのもおすすめです。

6.まとめ

年齢を重ねるにつれ進んでいく、肌のゆるみ、たるみに抗い、ハリと弾力を守り、育んでいくために頼りにしたいのが、私たちの肌や体に存在している2種類のヒートショックプロテイン(HSP)です!

一つ目は、紫外線や活性酸素、糖化などのダメージ(損傷)からコラーゲンやエラスチンを、しっかり守り、ダメージ(損傷)を受けた場合は修復し、修復できない場合は分解して良い状態に整えてくれる「ヒートショックプロテイン(HSP)70」。

二つ目はコラーゲンの生成を促進する働きと、コラーゲンが正しい三重らせん線維(=丈夫な強いコラーゲン)を作っていく過程に欠かせない「ヒートショックプロテイン(HSP)47」です。

これらのヒートショックプロテイン(HSP)は年齢とともに減少するので、しっかり増やすことを考えなければいけません!そこで、注目したいのがナールスゲンという化粧品原料です!

ナールスゲンは、ヒートショックプロテイン(HSP)70とヒートショックプロテイン(HSP)47のの産生を増やす働きがあると報告されている期待の化粧品原料。
さらに、ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンの産生、肌の潤いに欠かせないヒアルロン酸の産生も促す働きがあることも報告されています。

ヒートショックプロテイン(HSP)を化粧品で増やしたいと思った時には、ヒートショックプロテイン(HSP)自体を配合したものやナールスゲンのように、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす原料を使っているかどうかをチェックしてみてくださいね。

また、日常生活にヒートショックプロテイン(HSP)入浴法や運動などを取り入れて、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、若々しいハリと弾力のある肌を目指しましょう!

コラーゲンたっぷりのお肌

日常生活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法や化粧品の選び方について詳しくは下記にてご紹介していますので、ぜひご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

「適度な運動していますか?!HSPでいつまでも若く健康でいられるために」

化粧品は、まず基礎化粧品選びから!キレイの味方HSPで貴方も美肌美人に!!

あなたのお肌は大丈夫ですか?!お肌の大敵、紫外線・・・その対策にもヒートショックプロテイン(HSP)の力が!

あなたのお肌は大丈夫ですか?!お肌の大敵、紫外線・・・その対策にもヒートショックプロテイン(HSP)の力が!

夏のプールでくつろぐ女性

明るい太陽の光は気分を盛り上げてくれます、が・・・
太陽の光に含まれる紫外線は、お肌に大きなダメージを与えます。

肌の老化の大きな原因として知られる紫外線。
紫外線は、まだ寒さの残る春先から急激に増えてきます。

強い紫外線にも耐えるお肌、免疫力のあるお肌になれたら・・・
食べ物やスキンケアに加え、効果的な方法があります。
今注目のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことにより、紫外線に負けないお肌を手に入れることがきます!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.紫外線の種類と症状・・・回復のカギはヒートショックプロテイン(HSP)?!

日差しが差し込む室内で休む女性

紫外線には、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)の3つがあります。このうち、UVCは大気中のオゾン層に吸収されるため、地球上に届くことはありません。 私たちの肌に直接影響を与える紫外線は、UVAとUVBの2つになります。

UVA

UVAは波長が長いため、肌の奥深く真皮まで届き、肌の弾力の低下や、しわ、たるみなど皮膚の老化に影響を与えます。
屋外だけでなく、室内にも侵入してきます。

強い日ざしを浴びた直後に肌が黒くなり、30分から数時間で消える反応(即時黒化)は、UVAが関係しています。
活性酸素を発生させるので、シミや色素沈着の原因にもなる紫外線です。

UVB

UVBは大部分が表皮で吸収され、短時間で皮膚に炎症(赤み、腫れ、水疱など)が起こります。炎症がおさまると、数日して皮膚のメラニン色素が増加して、黒く変化するのも特徴です。(遅延黒化)。メラニンが増加するため、日やけによるシミ・ソバカスの原因を作ります。
また、皮膚がんや白内障などの原因にもなり、健康面にも影響を及ぼすため注意が必要です。

紫外線のダメージを受けないように防御することは大切ですが、ダメージを受けた後のケアも、とても重要です。

そこで、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きなカギとなります。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、自己回復力を高めるたんばく質です。ヒートショックプロテイン(HSP)をどれだけ早く、たくさん出せるかが、肌のダメージ回復に大きな影響を与えます。

2.紫外線のお肌への影響、ヒートショックプロテイン(HSP)との関わり

気になシミそばかす

紫外線は、お肌にさまざまなダメージを与えます。
しみやしわ、たるみといった、お肌の老化に大きく関わってきます。

色素沈着(しみやそばかす、くすみなど)

紫外線を浴びると、肌を紫外線から守ろうとする働きが活発になり、メラニン色素が過剰に生成され、しみやそばかすの原因となります。
乾燥が進んで機能が低下したお肌は、代謝がスムーズに行われず、メラニン色素を含んだ余分な角質が増え、色素沈着してしまいます。

しわ、たるみ

紫外線を浴び続けていると、UVAが皮膚の真皮にまで透過することにより、真皮にあるコラーゲンを破壊してしまいます。
これにより、お肌の弾力やハリが失われ、しみやしわ、たるみの原因になります。
お肌がたるむことで、毛穴も目立ちやすくなってしまいます。

肌荒れ、乾燥

紫外線を浴びることで、お肌が乾燥し、免疫力が低下することにより、肌が荒れやすくなってしまいます。また、皮脂が酸化するため、ニキビや吹き出物の原因にもなります。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、壊れてしまったコラーゲンを正常な形に戻したり、生成したり、また低下した免疫力をアップさせることができます。

紫外線は、さまざまな肌トラブルの原因となります。
紫外線への注意はもちろんですが、可視光線、いわゆる目に見える光にも注意が必要です。

太陽に含まれる光線の割合は紫外線が10%、そして残りの90%はほぼ可視光線なのです。ブルーライトも可視光線の一種と言われています。日焼け止めを塗っていても、日焼けしてしまった、というときは、可視光線が原因となっていることがあるかもしれません。

3.体の内側からする、紫外線予防

紫外線対策と食事

紫外線によるダメージを少なくするためには、食事による予防も有効的です。
日常生活の食事で、どのような栄養素を摂取していけばいいのでしょうか。

リコピンとビタミンA・C・E(エース)。
紫外線によって発生する活性酸素を除去する代表的な抗酸化成分です。
これらを摂取することで、体の内側から紫外線予防をしてくれます。

リコピン

リコピンは、熟したトマトに多く含まれる抗酸化成分です。 紫外線によって発生する活性酸素を消去するため、日焼けの予防に、そして日焼けをした後の回復に効き目があります。

ビタミンA・C・E(エース)

ビタミンA、C、Eも、優れた抗酸化力をもつ栄養素です。
新鮮な野菜や果物に多く含まれています。
これらを摂取することで、しみやしわを予防できます。

ビタミンA

ビタミンAは、油に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンです。
にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜や、レバー、うなぎ、牛乳、卵黄などの動物性食品に含まれています。

お肌の中のビタミンAは、紫外線などの光の影響を受けると急速に壊れてしまいます。
潤いのある皮膚や、粘膜の維持に大切な栄養素で、肌にうるおいやハリを与え、紫外線から守る天然の美容液のような働きをするため、毎日欠かさず取ることを心がけましょう。
特に、紫外線の強い季節は、サラダやスムージー、スープなどで積極的に摂取をすることをおすすめします。

ビタミンC

アスコルビン酸としても知られるビタミンCは、食品に含まれている水溶性の栄養素です。
いちご、レモン、ブロッコリー、小松菜などの新鮮な野菜や果物に多く含まれます。
コラーゲンの生成を促進し、肌に弾力と潤いをもたらします。

しみの原因であるメラニンの生成を抑制し、黒くなったメラニンを薄くする美白効果もあります。

ビタミンE

若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEには、血液の流れをスムーズにする血行促進作用、ホルモンバランスを整える作用、老化を防ぐ抗酸化作用、血管の老化を防ぎ体内で発生する過酸化脂質の増加をおさえる作用などがあります。

レバー、たまご、植物油、アーモンド、ごまなどに含まれる脂溶性ビタミンです。
お肌の代謝機能が上がり、ターンオーバーがしっかり行われ、お肌のバリア機能を高めてくれます。
また、メラニンの排出をスムーズにすることにより、しみやそばかすを防いでくれます。

ビタミンEは、同じく抗酸化作用のあるビタミンCと一緒に摂取すると、より効果的です。

日常の食生活の中に抗酸化力を高める食品を取り入れて、シミやくすみ、細胞ダメージのもとになる活性酸素を作らないように、体の中からしっかりとケアすることで、紫外線ダメージから、お肌を守ることができます。

4.紫外線対策に欠かせないヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ヒートショックプロテインで健康

紫外線は、お肌の表面のトラブルを引き起こすだけでなく、お肌の細胞の奥にあるDNAまで傷つけてしまうこともあり、皮膚ガンを引き起こす可能性もある、こわいものです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、その傷ついたDNAの修復を促進し、しみやしわの予防に加えて、皮膚ガンの予防にも効果があると言われています。
お肌のトラブルを回避するために、とても大切な働きをし、健康でみずみずしいお肌を手に入れる、大きな味方になってくれるのです。

紫外線対策に欠かすことができない、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには・・・

40℃から42℃のお風呂に、のんびり浸かる、HSP入浴法が有名です。
42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分、浸かるだけでヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

ゆっくりお風呂に浸かれない時には、蒸しタオルを電子レンジで温める、蒸しタオル美容法も効果的です。

ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP70が、紫外線ダメージから肌を守り、色黒、しみの原因となるメラニンの抑制をしたり、しわを防いだり、と重要な役割をしてくれます。

入浴や有酸素運動、蒸しタオルにサウナなど、さまざまな温熱対策により、HSP70を高めることができれば、年齢や紫外線などのストレスに負けないお肌を作ることができます。

紫外線の量は季節で多少違いますが、日中は常に降り注いでいます。
健康なお肌のためには、年間を通した紫外線対策を是非おすすめします。

ヒートショックプロテイン(HSP)の増やし方

ヒートショックプロテイン(HSP)の増やし方

岩盤浴とヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテイン(HSP)は、熱刺激を受けて体内で生まれるタンパク質で、細胞の修復をしてくれる働きがあり、ストレスや紫外線で傷んでしまったタンパク質を正常な状態に戻してくれる若返りタンパク質とも言われています。
身体の免疫機能を高めて、風邪やインフルエンザなどの病気を未然に防いだり、お肌を若々しく保つ効果が期待できるので、ヒートショックプロテイン(HSP)の増やし方を知ってどんどん貯めていきましょう!!

ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)の岩盤浴での効果

ヒートショックプロテインの増やし方

岩盤浴をすると、ヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれる特殊なタンパク質が細胞内で増加します。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、細胞に熱ストレスを加えると増える特別なタンパク質で、傷んだ細胞を修復する働きがあると同時に、修復できないくらい傷付いた細胞や、異常な細胞を早めに壊して代謝を活発化する働きがあります。
そのため、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすと言われている岩盤浴を利用すると、健康や美容のために様々な効果が期待できます!

アンチエイジング

お肌の張りを保つコラーゲンは年齢と共に作る量が少なくなります。
コラーゲンを作るには、ヒートショックプロテイン(HSP)が必須なのですが、このヒートショックプロテイン(HSP)は、岩盤浴で細胞に熱ストレスを与えると増えるので、結果としてコラーゲンを作る力を増やす事ができます。

冷え性

体を内側から温める事ができる岩盤浴は、温まって血液循環が良くなるため、冷えが改善されます。
特に女性は、筋肉量が少ないため、男性より冷えやすいと言われています。
一度岩盤浴に行っただけですぐに冷え性が治るわけではないので、自分に合った頻度で利用するのがおすすめです。

むくみ

むくみの原因は、長時間の同じ姿勢、ヒールの高い靴、アルコールや塩分の過剰摂取、寝不足、疲労などの不摂生などが考えられます。
むくみは、本来なら排出されるべき水分が体内に残っている状態です。
岩盤浴で余計な水分を汗と一緒に排出し、血行を促進する事でむくみ予防につながります。

美肌

ヒートショックプロテイン(HSP)には、細胞の補修や異常のある細胞の代謝を活発化する働きがあるので、肌の代謝が上がります。
結果的にお肌のシミやたるみ、シワを改善して美肌への効果が期待できます。

ダイエット

岩盤浴に入ると体が温まり代謝がアップします。
代謝がアップすると脂肪が燃え、さらに体が温まるといったサイクルができ、体質的に痩せやすい燃焼体質になります。

疲労回復

年齢を重ねると、病気やケガ、日焼けや肌荒れが治りにくくなりますが、それは、傷ついたタンパク質の修復に時間がかかっているためです。(年齢とHSP参照)

体内にあるヒートショックプロテイン(HSP)の量が減少していることのあらわれと言えるでしょう。
そこで、実際に、ヒートショックプロテイン(HSP)が活性化すると、疲労回復やストレスの軽減につながります。
さらに、病気予防、鬱予防、ガン予防への効果も期待できるようです。

ヒートショックプロテイン(HSP)には、疲労物質である「乳酸」を抑制する働きがあり、疲れづらい体になります。
スポーツなどを行う日の3日前ぐらいが効果的です。

熱中症予防

クーラーに頼る生活が続くことで汗腺機能を使わなければ、体温調節機能や、脳の働き、身体機能もどんどん低下してしまいます。

そもそも熱中症は、汗があまり出ずに体内に熱がこもってしまう状態になると、なりやすいといわれています。
今はどこへ行ってもクーラーが効いており、夏でも汗をかくという事が少なくなっているため人間の汗腺機能や免疫力などが低下している場合が多いそうです。

自分の力でしっかりと汗をかくことにより体温をコントロールして、しっかりと水分補給をする事が大事です。 岩盤浴に定期的に入ることによって、最初は汗が出ない人でも繰り返し通う事で汗腺機能を活性化させることができ、次第にたくさんの汗が出るようになってきます。

2.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす岩盤浴の入り方

1.入浴前に水分補給をします。
足湯かシャワーで10分程身体を温め、汗をかきやすい状態に整えます。

2.岩盤浴にうつ伏せの状態で5~10分寝ます。
先に内蔵を温める事によって身体が温まりやすくなります。

3.うつ伏せで温まったら、次は、あお向けの状態で10~15分寝転びます。
ふだん温まりにくい背中やお尻がじんわりと温まって、気持ちがいいと思います!

4.あお向けで身体を温めたら、15〜20分の休憩を挟みます。その時に水分補給をしっかりおこない、のぼせや脱水症状になるのを防ぎましょう

5.2~3を3回繰り返せば、岩盤浴の効果が高まります。
3回以上繰り返すと、必要以上に体内のビタミンやミネラルが排出されやすくなってしまうので、過度な入浴は控えましょう。

岩盤浴でかく汗はサラサラしていて保湿効果があるので、シャワーで流さないことをおすすめします。
ダイエット中の方は積極的に岩盤浴を取り入れましょう。

ヒートショックプロテインを日常で増やす

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を化粧品で増やすには?

最近は、化粧品やサプリメントからヒートショックプロテイン(HSP)を補充できるものも出てきています。 ヒートショックプロテイン入浴法や岩盤浴も、忙しい方にとっては、時間をとるのが大変だと思いますが、化粧品やサプリメントは、毎日使うものなので、そこから補充できれば、手軽にヒートショックプロテイン(HSP)を補充でき、一石二鳥です!!

化粧品で外からヒートショックプロテイン(HSP)を補充し、サプリで中から補充すれば、相乗効果も期待できます!

4.ヒートショックプロテイン(HSP)のその他の増やし方

入浴

少し熱めのお風呂に短時間つかることで、体に熱ストレスを与え、体内のタンパク質の増加を促す入浴法で、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法と言われています。

週に2〜3日、熱めのお湯(40~42度)に20分程度入浴し、自分の平熱から+1.5度を目安に体温を上げます。
入浴後は、バスタオルなどで全身をくるみ、熱を逃がさないようにして10~15分間安静にしながら、しっかりと保温します。
入浴前後で500mlの水分補給を目安に摂りましょう。

増加したヒートショックプロテイン(HSP)は、1週間ほど体内に残り、その力を発揮します。
ヒートショックプロテイン(HSP)のパワーがピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、この入浴法でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのは、週に2回の割合が最適と言われています。

運動

身体の芯から体温を上昇させるランニングやウォーキング、エアロビクスや登山などの有酸素運動もヒートショックプロテインHSPを増加させてくれます。 ホットヨガなど身体を温めながら行うエクササイズは、更に効果があります。

食事

きのこ類や海藻類、パン酵母などに多く含まれているβグルカンは、身体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増加させる効果があります。
それによって、胃潰瘍、神経性の下痢を抑える効果があると言われています。
ちなみに唐辛子などの辛い料理は、胃腸に適度な刺激を与えヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるのに効果的です。

まとめ

5.まとめ

岩盤浴でヒートショックプロテイン(HSP)を補充する効果的な方法は、前述した内容を行うだけです。
ただし一度きりの利用では効果は持続しないので、週1、2回程度継続して岩盤浴をおこないましょう。
1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後と、体調が整う実感が出てくると思います。

毒素や老廃物が排出されることで身体がスッキリ爽快になるだけでなく、血行促進効果によって顔色がよくなり、健康的な見た目に近づきます。
岩盤浴でかくサラサラの汗は、天然の化粧水であり、岩盤浴は、血行促進や身体の毒素を排出、さらにはダイエットにも効果的です!
岩盤浴の正しい入り方と効果を上げるポイントをしっかり抑えて、岩盤浴に出かけてみて下さい。

美を極めるものが知る“分子シャペロン”~ヒートショックプロテイン(HSP)スキンケア応用講座~

美を極めるものが知る“分子シャペロン”~ヒートショックプロテイン(HSP)スキンケア応用講座~

人体と細胞

ヒートショックプロテイン(HSP)が美容について有効であることをご存知の方は、アンチエイジングにおける最先端の知識を持っていると言っていいでしょう。
そもそもタンパク質というものが、いかに人間の身体の形成、また老化システムなどに影響を及ぼしているかを知ることが、美と健康に関しての意識の持ち方に大きな差をもたらします。

私たちの身体の中には60兆もの細胞があり、その細胞を構成するのがタンパク質です。タンパク質がフルに働くためには、なにか変化が起きた時にそれを修復するなど、正しい構造を維持するためのメンテンナンスが極めて重要です。その役割を担うのがヒートショックプロテイン(HSP)と呼ばれるストレスタンパク質、および分子シャペロンと呼ばれるタンパク質なのです。

美と健康のメカニズムを、“分子シャペロン”“ヒートショックプロテイン(HSP)”をテーマに探っていこう、というのが本稿のテーマです。一般に「身体を元気にさせる」「綺麗な肌をつくる」という表現が出回っていると思いますが、ではそれは具体的にどういうことなのか、ということを解明していきます。皆様の実生活においての、美肌育成や健康維持に大きく関与してきますので、ぜひお役立てください!

交告承己

美容アドバイザー

この記事は美容管理アドバイザー交告 承己(こうけつ うい)が執筆しました

日々、お肌について悩むお客様からのご相談をお受けしているお肌美容の専門家です。おひとりおひとりに対して懇切丁寧に、アドバイスをさせていただいております。スポーツ記者だった経歴を活かし、運動や健康管理の側面からも、美容に関して鋭く迫ります!

1.タンパク質を知る者は 美と健康を制す

健康的で肌の美しい女性

人間の身体の60%以上は水分が占めておりますが、その次に多くを占める重要な構成要素が各種タンパク質です。タンパク質が正常に働くことで、私たちは健康に身体が作動し、お肌などの状態も艶やハリを持ったいい状態でいられるのです。

しかしタンパク質が常に正常であることはなかなか難しいのです。その大きな要因が“老化”です。
美容にとっても健康にとっても、人はいかに老化と向き合っていくかがとても大切です。そのメカニズムを知ることで、年齢を重ねても元気に美しく輝くことが可能になるのです。そこで登場するキーワードが分子シャペロンというわけです。
アンチエイジングの根本となるものです。

第1章では、タンパク質が乱れると人間にどういう症状が起きてしまうのか、またタンパク質の構造を分析し、タンパク質が乱れるというのは一体どのようなことなのか、を具体的に探っていきます。そしてその中で、分子シャペロンがとても重要な役割を担うことを見ていきます。
日頃のスキンケア・美肌育成・健康維持に、繋がってくる根本的な知識となりますので、早速みていきましょう!

1-1 タンパク質の乱れで起きてしまう、世にも恐ろしいこと

老齢の女性

人間の身体がなにか異変を起こし体調不良となったり、様々な病気や傷害を発してしまうのは、何らかの原因によってタンパク質が傷ついてしまうためです。
傷つくということを正確に表現しますと、タンパク質を形作っている構造が歪んで崩れてしまったりしてしまうことで、正常な働きができなくなるということです。これに対応するべく、傷ついたタンパク質を修復することで細胞を守っていくことが、極めて重要になってくるというわけなのです。

現代社会では肉体的のみならず精神的なストレスも日常的に抱えることがありますが、こうした様々なストレスによってタンパク質が傷害され、異常なタンパク質が細胞内に溜まってきてしまうと、侵された細胞は正常ではない、いわゆる病的な状態となります。加えて、老化により肉体機能が衰えるとストレスへの抵抗力も更に弱まってしまい、高齢者の熱中症やウイルス感染の割合はどうしても高くなってきてしまいます。

タンパク質が正常に構成されていない状態を“凝集体”といいます。これについての詳細は後述いたします。高齢者の認知症やパーキンソン病は、タンパク質の凝集体が原因となり、異常タンパク質が蓄積されることによって生じることがわかっています。細胞の老化により、異常タンパク質の修復・分解能力が低下することがその引き金となっていると考えられています。

「美しく年を重ねたい」という人間の永遠の欲求に対しても、暗い影を投げかけるのが、タンパク質が受けるダメージです。加齢による年齢肌の悩み、紫外線などがもたらす肌荒れ、日常のストレスから結びつく肌悩みなども、お肌を構成するタンパク質がダメージを受けているから引き起こされてしまうものなのです。

大事なことはストレス傷害により構造異常を起こしたタンパク質を修復し、タンパク質を正しい構造に戻してあげることに意識を向けることです。そこで脚光を浴びるのが“分子シャペロン”、というわけです。

タンパク質の構造が乱れ、正常でなくなることの恐ろしさをご理解いただけたでしょうか。では、タンパク質の構造って、そもそも一体どのようなことなのかを具体的に見ていきましょう!

2.タンパク質のできる仕組みを知ろう!

活動的な女性

生命活動の担い手で、美と健康の中枢であるタンパク質は、アミノ酸が連なったひも状の状態がもともとの原型です。このひも状のことをポリペプチドと呼びますが、ひものようにブラブラしている状態とお考えいただければよいと思います。

タンパク質は、このひも状のブラブラな状態では働くことが実はできません。アミノ酸の並び方にある特有のかたちに、しかるべき立体構造に折りたたまれる必要があります。そのしかるべき折れたたみのことを「フォールディング」といい、こうしてはじめてタンパク質の構造ができあがります。

しかし生まれてきたばかりのタンパク質は非常に不安定なため、安定しようと、周りに同様の不安定な状態にあるひも状に安易に結合しようとします。また、たとえうまくフォールディングした後でも、例えば熱が加わってしまうと運動エネルギーが発生してタンパク質の結合が崩れ、崩れたタンパク質同士が結合してしまうこともあります。これらのことで、タンパク質の“凝集体“ができてしまいます。先ほど出てきた凝集体の実体が、こちらというわけです。

細胞の中でタンパク質が凝集してしまうと、細胞は死んでしまいます。それでは困りますよね? しかしながらなんだかんだ言って、タンパク質は凝集せず、私たちの身体の中で働いています。それは結合しようとするタンパク質に寄り添い、他と結合しないようにしてくれる存在がいるからです。

いよいよ“分子シャペロン”、“ヒートショックプロテイン(HSP)”の登場です!

2.分子シャペロンがタンパク質を救う 老いからあなたを守る救世主

細胞を守るイメージ図

タンパク質が普段正しく働いてくれる背景には、それを可能にしてくれる“分子シャペロン”という存在があります。いったい分子シャペロンとはなんなのか、そしてヒートショックプロテインとの関係性はどのようなものなのか。そのことに迫っていきます。ワンランク上のアンチエイジングを目指すためにも、是非とも知識として身に着けておきましょう!

2-1 分子シャペロン様様!人が美と健康を目指せる秘密

外敵から人体を守る細胞

シャペロンという単語は、chaperoneと綴るフランス語が語源です。

原義は、「デビューしたての若きレディーが(周辺の輩たちとの不適切な関係などを防ぎながら)一人前になるのを介添えする年配の婦人」

引用元:一般社団法人 日本生物物理学会

という意味とされています。

1章で解説した通り、タンパク質はしかるべき折れたたまれ方でフォールディングされなければ、働くことができません。分子シャペロンは、細胞内でタンパク質が正しくフォールディングされるのを助けているのです。つまり、あたかも社交界デビューのレディーを介添えする貴婦人のように、タンパク質が産まれてから死に至るまでの「タンパク質の一生」の様々な過程における介添えタンパク質全般を指す用語して、分子シャペロンという言葉が定着しました。

わたし達の身体は60兆個に及ぶ細胞で作られていますが、水分を除けば身体の大部分は各種タンパク質で作られています。筋肉も髪の毛も、爪も、そしてお肌も、タンパク質できています。常に新しいタンパク質が各組織の細胞でつくられ、古くなったタンパク質は分解処理をされます。
こうした一連のサイクルでタンパク質を正しいフォールディングに導き、身体各所に運搬し、その後の分解に至るまで、分子シャペロンがタンパク質の付き人となるのです。そして、様々な病気や傷害をひきおこす原因になるようなストレスが細胞に加わった時、そうした傷害からタンパク質を守るために増加し、防御・修復をしてくれるのです!

2-2 ヒートショックプロテイン(HSP)の正体HSPスキンケアとは

髪の美しい女性

ヒートショックプロテイン(HSP)は、分子シャペロンの1種と言っていいですが、簡単に違いを述べると以下のごとくとなります。

新しく生まれたタンパク質のフォールディングを助ける役割をもったタンパク質が“分子シャペロン”、一度作られたタンパク質がストレスなどによってミスフォールド(タンパク質の構造が崩れる)したものを正しくフォールドし直すものを“ヒートショックプロテイン(HSP)”と分類されます。

つまり一度かたちとなったタンパク質が、何らかの原因でストレスが加わることでかたちが崩れてしまったときに活躍するのがヒートショックプロテイン(HSP)ということです。スキンケアで例えると、お肌の細胞内のタンパク質が、紫外線などのストレスダメージを受けることでかたちが崩れ、シミやシワといった肌荒れ症状が生じるときに、肌内部にヒートショックプロテイン(HSP)があることで、そういったダメージや症状を修復してくれるんですね♪

HSPスキンケアとは、上記の点に着目し、ヒートショックプロテイン(HSP)をスキンケアの度に補填していくものです。タンパク質に働きかけるというのが、その正体だったわけです!

3.3 まとめ

記事の終わり

ヒートショックプロテイン(HSP)は、身体の中に存在するリペア機能です。しかし、どうしても加齢、ストレス、疲労で減少してしまうものなので、それを維持することがとても重要なテーマになります。

それは美容面にとどまらず、健康面においても同じです。それは身体の大きな割合を占めるタンパク質であるからです。

このタンパク質の構造を正しく保つことが、健康で美しくいられる秘訣でした。そのためには分子シャペロン効果を壊さないようにするため、ヒートショックプロテイン(HSP)をできるだけ減らさないように心掛けることです。

そのことを意識して、健康・美容維持、アンチエイジングを行っていくと、中長期的な効果が全く変わってきます。本当の効果は、身体の芯から得られるものなのです。