アンチエイジングが、気になり出したらヒートショックプロテイン(HSP)を増やして健康と美肌を!!
アンチエイジング・・・化粧品などの広告にも使われ、よく耳にする言葉です。
実際、アンチエイジングをするためには、何をすればいいのか、アンチエイジングには、どのような効果があるのか、そんな疑問をお持ちのかたも、多いのではないでしょうか。
アンチエイジングとは、抗老化。
誰しも年齢を重ねると、身体に、さまざまな悩みが出てきます。
避けて通れない老化・・・
少しでも遅らせ、若々しく、元気に過ごすには!
お肌や健康は、もちろん、心も元気に過ごすには!
そのカギは、貴女の生活習慣の中にあります。
身体を元気にしてくれる、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、エイジングケアしてみませんか。
1.アンチエイジングとヒートショックプロテイン(HSP)の重要性
アンチエイジングとは、抗加齢、抗老化を意味します。
年齢を重ねると、お肌のトラブルだけでなく、筋力や体力の低下、疲れがとれないといった、さまざまな身体の悩みがでてきます。これは、誰しも避けて通ることはできません。
これらの悩みは、加齢に伴う老化が原因となっていることが多くあります。
アンチエイジングの本来の目的は、お肌や体の健康を保ち、健やかに過ごすことだといわれています。
アンチエイジングに取り組むことは、健康寿命を延ばすことにつながります。
そこで・・・アンチエイジングに欠かせないのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
お肌表面に温熱刺激を与えることで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、細胞の新陳代謝が活性化し、肌の老化防止に役立ちます。美容だけでなく、免疫力を高めたり、健康にも大切な役割をしてくれます。
2.食事を見直してアンチエイジングを・・・抗酸化作用とヒートショックプロテイン(HSP)
抗酸化作用とは、体の中の活性酸素を取り除いて、酸化を防ぐ作用のことをいいます。
抗酸化作用は20代をピークとして、加齢とともに低下するため、普段の食事によって、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが、アンチエイジングや健康のためには大切です。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは抗酸化ビタミンと言い、活性酸素の働きを抑える作用があります。 アンチエイジング効果のある栄養素は、その他にも、ポリフェノール類、ミネラル類、カロテノイドなどがあります。
身体を抗酸化することによって、老化を予防することに加えて、エイジングケアの効果が期待できます。
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や目の健康に欠かせない栄養素で、レチノールとβ-カロテンがあります。抗酸化作用のあるのは、β-カロテンで、トマト、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれます。
ビタミンC
ビタミンCは水溶性ですので、軽く水洗いをしたら、生で食べることをおすすめします。
緑黄色野菜(パプリカ、パセリ・ブロッコリー、青菜類)や、果物(キウイフルーツ、いちご、柑橘類)に含まれます。
ビタミンE
ビタミンEは、植物性の油(ひまわり油、やし油、べに花油など)や、種実類(ごま、アーモンド、ピーナッツなど)に含まれます。
植物性の油で、緑黄色野菜を炒めて食べると、他のビタミンも同時に摂れて効果的です。
ポリフェノール類
ポリフェノールは、プルーン、りんご、ぶどう、赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれています。
果物の皮には、ポリフェノールが豊富に含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。
ミネラル類
ミネラル類は、熱には強いのですが、水に溶けやすい性質です。
茹でるよりも、蒸す料理法がおすすめです。煮込み料理は、煮汁ごと頂くようにすると効率よく摂取できます。
海藻類(わかめ、のり、昆布)や、魚介類(桜えび、うるめいわしなど)、納豆などに多く含まれます。
カロテノイド
アンチエイジングで美容効果を得るには、カロテノイドの摂取もおすすめです。
カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収されやすくなります。
緑黄色野菜や果物の黄色、オレンジ、赤色の色素成であり、赤パプリカやトマト、みかんやほうれん草などに含まれます。 赤いパプリカには、カロテノイドのなかでも、抗酸化力の強いキサントフィルという成分が豊富に含まれているため、おすすめです。
抗酸化作用を、より効果的にするのが、ヒートショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗酸化作用、免疫力を高め、美肌や病気の予防に効果があります。
抗酸化作用のある食事に気をつけながら、温かいお風呂に浸かったり、適度な運動をすることで、体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
少しの工夫で、より効果を実感できることでしょう。
3.運動はアンチエイジングの基本・・・ヒートショックプロテイン(HSP)効果で倍増?!
移動手段は車が多いという人や、仕事は座ったままが多いという人は、運動不足になりがちです。
アンチエイジングには、運動をすることが、とても重要です。
いきなり、ハードな運動では続けることが困難になってしまいます。
少し負荷に感じる程度の運動から始めてみましょう。
手軽に始められるものでは、ウォーキングは、いかがでしょう。
ウォーキングなど軽めの運動は、抗酸化物質の働きを高め、細胞の酸化を防いでくれます。少し息が上がるくらいの運動を習慣的に行うことがおすすめです。
ウォーキングをする際、紫外線に注意をすることも忘れてはいけません。
紫外線を浴びると、皮膚の細胞で活性酵素を作ってしまうといわれています。
エイジングを加速させる原因になりますので、日焼け止めや帽子など、紫外線対策は万全に行いましょう。
ストレッチやバランス運動など室内でできる運動も、アンチエイジング効果があると考えられています。コロナ禍の今、なかなか外に出られないという時にでも、手軽にできるアンチエイジングのための運動として、ぜひお試しください。
運動をすることで得られる効果には、美肌、若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンや、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促したり、血行をよくするなどがあります。
成長ホルモンの分泌や血行がよくなると、ターンオーバーによる肌細胞の生まれ変わりが促進され、肌の老化防止、きれいな肌を持続させるなど、アンチエイジングに高い効果をもたらします。
ヨガや太極拳、スクワットなどの筋トレ、ウォーキングなどが、若返りのホルモンと呼ばれる成長ホルモンの分泌を促します。
ゆっくりと途切れることなく行う運動が最も効果的だといわれ、成長ホルモンの分泌を促す効果が高いことで注目されています。
セロトニンは脳内伝達物質で、心にやすらぎを与える役割があります。セロトニンを分泌することでストレスに強くなり、吹き出物などの肌荒れを改善してくれる効果があります。
また、運動することによって、アドレナリンやノンアドレナリンなどのホルモンも分泌されます。これらは体脂肪を分解し、エネルギー源として消費されやすい形にしてくれる働きがあります。
適度な運動を習慣化させ、筋肉量を維持、増加させることで、体型や姿勢を美しく、若々しく、保ってくれます。
筋トレ→有酸素運動→ストレッチという流れで行うことで、さらなる、アンチエイジング効果を得ることができます。
適度な筋肉をつけることで代謝がアップし、有酸素運動で体脂肪を燃焼させることができます。そして、ストレッチにより、血流を促進させ、身体をクーリングダウンさせ、疲労回復や筋肉痛の予防などにつながります。
また、筋トレのあとに、有酸素運動を取り入れることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を大幅に増加させることができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、病気の予防や美肌、しいては、健康な体を作ることができます。
4.ヒートショックプロテイン(HSP)でアンチエイジング!心も体も元気に!!(まとめ)
アンチエイジングの基本的な考え方は、老化させずに未然に防ぐことです。
規則正しい生活習慣を心がけ、正しいスキンケアをすることが大切です。
抗酸化作用のある食事、適度な運動、良質の睡眠、そして、正しいスキンケアなど、日常の生活を少しだけ見つめなおし、改善することで、アンチエイジングにつながるといえます。
睡眠中にも、運動時と同様、成長ホルモンがたっぷりと分泌されるので、良質な睡眠は、疲れをとるだけでなく、アンチエイジングに欠かせない重要なものです。
そして、アンチエイジングといえば、スキンケア。
清潔、乾燥、紫外線対策の3つを基本に、エイジングケアに適したものを、正しく使うことが大切です。
これに加え、ヒートショックプロテイン(HSP)の存在も忘れてはいけません。
温熱効果、加温療法で増える、ヒートショックプロテイン(HSP)。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、美肌、そして、自己回復力や免疫力を高め、疲れにくい身体を手に入れることができ、アンチエイジングにつながります。
適度な運動で汗を流し、温かいお風呂に浸かる・・・これだけで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、アンチエイジングに効果が期待できます。
体内にヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させ、ぜひ、アンチエイジングやセフルメディケーションにつなげていきましょう。
いつまでも、生き生きと、若々しく、健康に!
日常生活の中での、少しの意識改革で、アンチエイジング効果を生み出すことができます。