美肌は日々の生活から!ヒートショックプロテイン(HSP)が肌免疫を上げ、スベスベお肌に!!
美肌の条件、「うなはだけつ」って、ご存知ですか。
う=潤い
な=滑らかさ
は=はり
だ=弾力
け=血色
つ=艶
の6つのコンディションが整っているお肌が、美肌と呼ばれるお肌だといわれています。
健康でハリのあるお肌は、女性にとって理想です。
日々の習慣やスキンケアによって、美肌をキープすることは可能です。
身体にヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美肌を手に入れましょう!
1.美肌にはコラーゲン、そしてヒートショックプロテイン(HSP)!
私たちのお肌は、表皮、真皮、皮下組織の3層からできています。
表皮の内側にある真皮は、お肌の組織の大部分を占め、見た目の老化に一番関係が深いといわれています。真皮は、主にコラーゲンからできています。その他、ヒアルロン酸、エラスチンなどで構成され、美肌になるための、お肌のハリや弾力を生み出しています。
お肌の中の健康なコラーゲンの量は、年齢を重ねるごとに減少していきます。25歳をピークに、40歳では約1/2、60歳で約1/3になってしまうといわれています。これは、加齢により、お肌の新陳代謝が悪くなり、古くなったコラーゲンが分解されず、新しい健康なコラーゲンができなくなってしまうのが原因です。加齢とともに、お肌にハリや弾力がなくなり、美肌から遠ざかるのは、このためです。
減少したコラーゲンを補うには、まず保湿が大切です。化粧品に配合されているコラーゲンは、お肌の潤いを保つための保湿成分に分類されます。その形態によって保湿のメカニズムは異なりますが、いずれも、角層の潤いをしっかり保持し、お肌にハリを与え、美肌へと導いてくれます。
美肌に必要なコラーゲンを増やすには、ヒートショックプロテイン(HSP) も大きく関係しています。ヒートショックプロテイン(HSP)47は、コラーゲンと結合して、コラーゲンの生成を助け、コラーゲンの品質管理も行っています。コラーゲンの質を高めることにも影響しているのです。
加齢とともに減少する、コラーゲン、そして、ヒートショックプロテイン(HSP)を、いかに、お肌に増やしていくかが、美肌にとって大きなポイントになってきます。
2.美肌の大敵、ブツブツ毛穴!正しい洗顔とヒートショックプロテイン(HSP)
スベスベの美肌になるには、毛穴の黒ずみ、開き、たるみは大敵です。
クレンジングや洗顔が正しくできていないと、メイクや汚れが、お肌に残り、それが皮脂や古い角質と混ざり、毛穴の中に蓄積していきます。これが、ブツブツとした黒ずみ毛穴となります。
美肌でいるためには、正しいクレンジングや洗顔をすることで、毛穴ケアをしっかり行い、この毎日分泌される皮脂や汚れを取り除いていかなくてはいけません。
2-1 毛穴ケアは、まず正しい洗顔から
美肌でいるためには、まず正しい洗顔をすることが大切です。ゴシゴシこすらず丁寧に、ぬるま湯で汚れを優しく洗い流して、皮膚を刺激しないようにしましょう。
毛穴が気になるからといって、洗顔のしすぎは、よくありません。洗顔の回数は、1日2回。毛穴の黒ずみが気になるからといって、1日に何度も洗顔すると、お肌の負担になり、お肌のバリア機能が低下してしまいます。お肌の潤いが不足すると、皮脂が潤いを取り戻そうとして、必要以上に皮脂腺が活発になり、余分な皮脂が分泌されることで、毛穴に詰まりやすくなり、逆効果となってしまいます。
2-2 洗顔+温熱効果、入浴や蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)をどうしても毛穴の汚れが気になるときは、夜の洗顔を少し工夫してみましょう。
入浴のとき、湯船にゆっくり浸かった後に、洗顔をしてみてください。温熱効果により、毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。
また、蒸しタオルで、鼻(顔)を温めてからの洗顔も、毛穴ケアには効果的です。
蒸しタオルを使うと、お肌が柔らかくなり、毛穴の汚れも取れやすくなります。
洗顔の前に蒸しタオルをプラスするだけで、毛穴汚れも、すっきり落とすことができます。
さらに、蒸しタオルでお肌を温めることにより、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美肌効果に加え、疲労回復、免疫力アップなど、さまざまな効果が期待できます。
また、洗顔の後に、蒸しタオルをすると、スキンケアの浸透がよくなるので、しっかり保湿をしたい時は、このタイミングがおすすめです。
2-3 サウナで、ヒートショックプロテイン(HSP)効果増大
少し時間がとれたら、リフレッシュをかね、サウナに行くのも効果的です。
蒸しタオルの効果同様、蒸気をあてると角質がふやけて、毛穴の入口が柔らかくなるので、汚れを落としやすくなります。サウナの熱い空気が体を温め、蒸気が水分となり、お肌につくため、毛穴が開きます。
サウナやお風呂で血行がよくなることで、お肌の代謝が上がり、美肌効果が期待できます。
サウナで、血行をよくしてから、冷水もしくは冷たいタオルで冷やすことにより、さらなる血行促進につながり、毛穴の引き締め効果が期待できます。毛穴を引き締めることで、保湿の際に使用した化粧水や美容液の成分をしっかりとお肌に閉じ込めることができ、美肌へとつながります。
3.美肌キープには、紫外線、日焼け対策を!ヒートショックプロテイン(HSP)で紫外線予防!
紫外線は、お肌の乾燥やしわ、しみ、そばかすなど、あらゆる肌トラブルの原因となります。美肌を保つには、紫外線対策や、日焼け対策をしっかり行うことが必須です。
日焼け止めを塗ることはもちろん、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことも忘れてはいけません。ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、ヒートショックプロテイン(HSP)70は、紫外線保護の役割があります。ヒートショックプロテイン(HSP)70を高めることができれば、年齢や紫外線などのストレスから、お肌を守ることができるのです。
しかし、年齢とともに体内のヒートショックプロテイン(HSP)は減少していきます。年齢肌の自己回復力が落ちるのはこのためです。
美肌をキープするためには、日頃から入浴や適度な運動で、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、貯めておくことが重要になってきます。
4.美肌と免疫力、お肌にも免疫力がある!?
私たちの周りには、ウイルスや細菌のような有害物質がたくさん存在しています。これらの有害物質から、身体を守ってくれているのが免疫です。
免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、体調を崩したり、体調にさまざまな変化が生じます。これは体だけでなく、お肌にも同じことがいえるといわれています。
4-1 肌免疫とは
肌免疫とは、お肌本来が持つ防衛機能です。
肌免疫の機能が下がると、お肌が異物などの刺激を受け、肌荒れなどの肌トラブルが起きてしまいます。トラブルを未然に防ぎ、肌本来の美しくなろうとする力を発揮させるためには、肌免疫を上げておく必要があります。
4-2 美肌=肌免疫を下げないために、ヒートショックプロテイン(HSP)で生活改善
肌免疫は、加齢や乱れた生活習慣によって下がってしまいます。加齢を止めることはできませんが、生活習慣を改善し、肌免疫を下げないように気をつけることは可能です。
生活習慣を整えるうえで、大きく関わっているのがヒートショックプロテイン(HSP)です。
入浴や運動とあわせて、体を温める根菜類(にんじん、ごぼう、大根など)や、香味野菜(ニラ、ニンニク、生姜など)を摂取することで、体の中にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
きのこ類や海藻類、パン酵母などに多く含まれている βグルカンも、身体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させる作用があるとされています。
体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えると、質の良い睡眠をもたらすことができます。ヒートショックプロテイン(HSP)70は、深い眠りである、徐波睡眠が長くなることが確認されており、脳のストレスをコントロールする指令塔に働きかけることで、眠りを改善すると考えられています。
こうして生活習慣が改善されることにより、肌免疫が上がり、美肌へとつながっていきます。
美肌につながる肌免疫のアップに、ヒートショックプロテイン(HSP)は大きく関わっているのです。
5.美肌習慣は、ヒートショックプロテイン(HSP)から!(まとめ)
美肌づくりは容易ではありません。当たり前のことが、なかなかできないのが日常です。
スキンケアや生活習慣を少しずつ見直し、身体の外側と内側の両方から、お肌にアプローチし、美肌習慣を身につけることが大切になってきます。
まずは、年齢とともに減少していくヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことを意識しましょう。
バランスのいい食事をとり、1日の終わりは、シャワーではなく、ゆっくり湯船に浸かりましょう。湯船に浸かることで、疲れがとれるだけでなく、美肌、そして免疫力のアップにつながるヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
この習慣が、質のよい睡眠へとつながり、やがては、美肌へとつながります。
美肌習慣を身に着け、継続したケアを行うことで、自分らしい健康的な美肌を手にすることができるはずです。
諦めず、コツコツと続けていくことが美肌を手にいれる、成功の秘訣です。