美肌美人はクレンジングから!クレンジングはスキンケアの基本です!!

美肌美人はクレンジングから!クレンジングはスキンケアの基本です!!

洗顔後タオルオフする女性

スキンケアといって、まず一番に思い浮かぶのは、保湿ケアや美白ケアで、クレンジングや洗顔は、後回しになっていませんか。

クレンジングって、どうして必要なの?洗顔だけじゃいけないの?
クレンジングと洗顔の違いをよくわかっていないけれど、とりあえずやっている、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クレンジングと洗顔は、それぞれに違う役割があり、スキンケアにとって、一番の要です。
クレンジングが正しくできていないと、美肌にはなれないのです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(57歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.スキンケアの中でのクレンジングの役割

メイクのクレンジング

スキンケアには、洗顔から美容液やクリームまで、さまざまなお手入れがありますが、この中で、お肌にとって、一番大切なのがクレンジング、といっても過言ではありません。

メイクがきちんと落ちていないと、汚れと皮脂が混ざり、ニキビやシミ、色素沈着、たるみ等の肌荒れや吹き出物の原因になってしまいます。
さらに、お肌のターンオーバーを妨げてしまうため、毛穴詰まりやシミ、くすみなども引き起こしてしまいます。

クレンジングの大切さは、お肌を清潔にすることだけではありません。
クレンジングで、お肌を素の状態に戻しておかないと、その後のスキンケアの有効成分が、お肌に浸透していきません。
保湿や美白など、美容効果の高い化粧水や美容液を使っても、メイクがきちんと落ちていないと、その効果が発揮されることはありません。
スキンケアの中で、クレンジングは、とても大切な位置づけにあります。

2.クレンジングと洗顔の違い

洗顔とクレンジング

クレンジングは、メイクの油分を浮かせて落とす役割があり、洗顔は汗や皮脂、古い角質、ほこりなどの汚れを落としてくれます。

クレンジング

主に油性の汚れを落とす。メイク汚れ、毛穴に詰まった汚れ、油くすみなど。

洗顔料

主に水性の汚れを落とす。いらなくなった角質、汗やホコリなど。

クレンジングと洗顔は、どちらか一方だけだと、メイク汚れがきちんと落ちなかったり、肌についた余分な皮脂や毛穴汚れなどが、お肌に残ったりしてしまいます。

普段メイクはあまりしないという方も、洗顔だけでは落としきれない汚れが、たまっていくため、週に1~2回はクレンジングで汚れを落とすことをおすすめします。

クレンジングも洗顔も、スキンケアにとって、それぞれ大切な役割があるのです。

3.クレンジングの種類・・・スキンケアは、クレンジング選びから!

クレンジング選びのポイント

クレンジングには、いろいろな種類があります。

クレンジング選びで大切なのは、自分の肌質とメイクに適したものを見つけることです。
他のスキンケア同様、ケアを怠ったり、お肌に合わないものを使用したりすると、さまざまな肌トラブルの原因になってしまいます。
自分のお肌に合う種類のものを選ぶことが、スキンケアの基本になってきます。お肌の悩みや目的に応じて、数種類を使い分けると、より効果的です。

オイルクレンジング

クレンジング剤の中で、比較的洗浄力が高いのが、クレンジングオイルやクレンジングバームです。しっかりメイクでも、短時間ですっきり落とせるのが特徴です。
洗浄力が優れているということは、合成界面活性剤の配合量が多いことを意味します。油分も多いために、お肌の乾燥を促進させてしまう恐れがあります。

脂性肌の人に選ばれるケースが多いようですが、オイルクレンジングによって、お肌が乾燥し、皮脂量が、さらに増えている可能性があるため、注意が必要です。
スキンケア方法は、まずクレンジングオイルを乾いた手で顔にのせ、クレンジング剤とメイクを素早くなじませたあと、手を濡らして、オイルと水分を混ぜて、乳化させるように使用しましょう。そうすることで、メイクが落ちやすくなるだけでなく、クレンジングオイルがスムーズにすすぎ落ちることにより、お肌への負担が軽減されます。

クリームクレンジング

オイルクレンジングより乾燥せず、しっとりとした洗い上がりが特徴です。
クリームタイプのクレンジング剤は、油分と界面活性剤が適度に配合されているため、刺激が弱い割には、洗浄力があるといえます。

クレンジングクリームには、拭き取りタイプと、洗い流すタイプとがあり、界面活性剤の配合量に違いがあります。
拭き取りタイプのものは、肌に残ることも鑑み、保湿クリームのように、界面活性剤を乳化剤(クリームを作る成分)として使用しています。
洗い流すタイプのものは、乳化剤としての界面活性剤の他に、シャンプーなどと同じ、洗浄成分としての界面活性剤も含まれています。
成分面からみれば、拭き取りタイプのクリームクレンジングのほうが、お肌にやさしいといえますが、コットンなどで拭き取る際に、お肌をこすって痛める可能性があります。スキンケアは優しく!・・・お肌のしっとり感を損なうことなく、使用するようにしましょう。

ジェルクレンジング

クレンジングジェルは、オイルとクリームのちょうど中間といった使い心地のクレンジング剤で、弾力のあるテクスチャーが特徴です。洗浄力は比較的弱く、さっぱりとした洗い上がりなので、べたつくのが苦手という方におすすめです。水性、油性、オイルフリーなど、様々なタイプがあります。
毛穴の汚れに特化しているホットクレンジングも、ジェルタイプのものになります。

ミルククレンジング

ミルクのようなしっとりとしたテクスチャーのため、洗い上がりは乾燥せず、潤いが感じられます。ミルクタイプはお肌への負担が少ない分、洗浄力も比較的弱めなので、ナチュラルメイクの時や、お肌が敏感になっている時におすすめです。
ゆっくり丁寧に、メイクとなじませるのが、スキンケアのポイントです。

ローションクレンジング

クレンジングローションは、さらさらとして水のような液体で、粘り気はほとんどなく、ウォーターベースなので、ぬめりやベタつきが少なく、みずみずしい質感です。
拭き取りタイプ、洗い流すタイプ、まつ毛エクステをしている人でも使えるオイルフリーのタイプなどがあります。保湿成分を含んでいるものが多く、メイクを落としながら化粧水までのスキンケアを同時にできるものもあります。

クレンジングシート

クレンジング剤を染み込ませたシートで、さっと拭くだけでメイク落としができるので、外出時に持ち歩くアイテムとしても便利です。
油性タイプと、水性タイプがあり、濃いメイクを落としたいとき、ナチュラルメイクやメイク直しなど、使い分けることができます。スキンケアの手軽さが人気ですが、拭き取るときに、お肌への負担が大きいため、普段使いにするのではなく、メイク落としがどうしても面倒なときなどに使うようにするといいかもしれません。

4.クレンジングでスキンケア!美肌になるためのコツは!

クレンジングでスキンケア

クレンジングの目的は、ただ落とせばいいというものではありません。メイクを落とすことに気を取られすぎて、ゴシゴシこすってしまっては、肌を傷つけてしまうことになります。ゆっくりと、優しくマッサージするようにスキンケアをすることで、お肌の汚れを落としていきましょう。

お肌に密着したメイクを落とすために使うため、それなりに強い成分が含まれているものもあります。クレンジングをした後は、洗顔料で、しっかり洗い流すことも大切です。
不足した水分を補う化粧水や、お肌をコーティングする乳液、美容液などでのスキンケアも、忘れないようにしましょう。

こすらず、手早く、しっかりと!

お肌をゴシゴシとこすったり、クレンジングにかける時間が長すぎたりすると、お肌に負担がかかってしまいます。
クレンジングの時間は、クレンジング剤を顔につけてから洗い流すまで、30秒で済ませるのがベストといわれています。洗い残しは、ニキビなどの肌トラブルの原因になるので、鏡を見て、すすぎ残しがないか、しっかりチェックしましょう。

すすぎは、ぬるま湯で!

すすぎの水が、熱すぎると、お肌の油分を落としすぎて、乾燥を招いてしまいます。
また、冷たすぎる水では、メイクを充分に落としきれず、肌荒れの原因につながってしまいます。すすぎの際は、熱すぎたり、冷たすぎたりせず、ぬるま湯で洗い流しましょう。目安にしたいのは30度くらいといわれています。頬に触れて、その温かさと同じくらいの温度です。

クレンジングのあとは、保湿を!

メイクや汚れを落としたクレンジング後のお肌は、乾燥しています。また、洗顔したあと、保湿ケアをしないと、お肌の水分がさらに逃げてしまいます。
お気に入りの化粧品で、しっかりスキンケアをしましょう。

5.スキンケアの基本、クレンジングで、スベスベ美肌に!

クレンジングですべすべ美肌

なんとなく、お肌の調子が悪く、化粧水や乳液などで保湿ケアを念入りにしたり、パックをしてみたり・・・スキンケアをいろいろ試しても改善されない、そんなときは、クレンジングが原因かもしれません。
メイク汚れや皮脂づまり、古い角質などが落としきれずに残っている状態のお肌を、古肌といいます。女性の多くが、この古肌を実感したことがあるといわれています。

クレンジングで、汚れが落としきれていないと、肌トラブルを招くだけでなく、基礎化粧品の浸透を妨げることにもなります。どんなに高級なスキンケアアイテムを使っても、意味がなくなってしまうのです。フラットな、素のお肌になるために、クレンジングは、とても大切なのです。

少し余裕のあるときは、クレンジング、洗顔に、蒸しタオルをプラスしてみることを、おすすめします。
蒸しタオルで、顔全体を温めてから、クレンジングをすることで、古い角質が柔らかくなり、汚れ落ちがよくなります。顔を温めることで、お肌に、ヒートショックプロテイン(HSP) が溜まり、美肌効果をより一層高めてくれます。

6.まとめ

クレンジングのポイントは、その日のお肌のコンディションに合わせることです。
メイクの濃さや、お肌の状態で、クレンジング剤を変え、お肌のストレスを解消してあげることが、美肌へとつながります。
スキンケアはクレンジングから!しっかり汚れを落とし、スベスベの素肌を持ち続けましょう。