最近テレビでも話題のヒートショックプロテイン(HSP)、実は、ダイエットにも効果が期待できます!
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると代謝が高まり、筋肉が付きやすくなるので、ダイエットにも効果が期待できるのです!
1.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法でダイエット
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を行うと、体温を高めることができます。体温を高めることで基礎代謝が上昇し、脂肪を燃焼する効果があります。毎日意識しないでお風呂に入っている方も多いと思いますが、実は入り方を少し工夫するとお風呂でダイエット効果を高めることが期待できます。
お風呂が好きな方は、少しぬるめのお湯に胸あたりまで浸かって長く入る、半身浴をされることが多いと思いますが、それよりもおすすめなのが「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」です!
ヒートショックプロテイン(HSP)は38℃前後で活性化されるので、お風呂はヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させるのに最適な場所です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、加圧トレーニングやホットヨガでも増やすことができると言われていますが、お風呂に入るほうが簡単で続けやすいので、できるだけ簡単にダイエット効果を得たい方には「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」はおすすめです。
2.そもそもヒートショックプロテイン(HSP)とは何でしょう?
「ヒートショックプロテイン(HSP)」とは、熱の刺激を受けた時体内で活性化されるタンパク質のことで、傷ついた細胞を修復するためのタンパク質です。
人間の体の細胞は、タンパク質で作られていて、内臓、筋肉、骨、皮膚、血液、髪、爪などを作っているのは、タンパク質です。
このようにタンパク質は、私たち人間にとって重要な成分ですが、タンパク質は傷つきやすくデリケートな面もあり、ストレス、疲労、加齢、紫外線など、日常生活におけるさまざまな原因によって、タンパク質は傷つきます。
ですが、傷ついたタンパク質を修復し元気にするためのタンパク質が人間の体には元々備わっており、それが「ヒートショックプロテイン(HSP)」です。
3.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法のやり方
1.肩が浸かるくらいまで40〜42℃のお湯を張る
※こうすることで体温を38℃近くまで高め、ヒートショックプロテイン(HSP)をより活性化させることができます。
2.シャワーなどで浴室を温める
3.バスタオル、着替えを速やかに行えるようにする
4.水分を摂るために1L程の水(常温)を用意する
※冷たい水を飲むと体温が下がるので、常温のものを飲みましょう。
5.お風呂に肩まで浸かり、こまめに水分補給しながら10〜20分程入る
※40℃なら20分、41℃なら15分、42℃なら10分程度を目安に
6.お風呂から上がり、速やかに着替え体温の高い状態を20分程維持する
※入浴が終わった後も高い体温を維持することでダイエットに効果的なヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の効果を高める事ができます
ヒートショックプロテイン(HSP)は活性化されると2、3日は活性が高い状態が続くと言われているので「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」は毎日行わなくてもよく、週に2〜3回行えばOKです!
4.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法 その他のダイエット効果
スタミナがアップ!
体を動かすためにはエネルギーを作り出す必要がありますが、体内でエネルギーを作り出す器官にミトコンドリアというものがあります。
ヒートショックプロテイン(HSP)が活性化するとミトコンドリアが増え、持久力の向上にも効果的という事が知られています。
ダイエットのために運動のパフォーマンスを上げるのにも、「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」は役に立ちます。
むくみの改善
体温を上げ血流が良くなることで、むくみの予防・改善にもなります。特に脚の太さが気になる方は、むくみを解消するのが近道です。
美肌効果
また、体温が上がり血流が良くなることで、リンパの流れが促進され、余分な水分や老廃物が排出されやすくなることも美肌に影響しています。
5.ダイエットを成功させる習慣
空腹のメリット
朝、昼、夕と3食ごはんを食べ、合間におやつを食べてる人も多いと思います。
私たちは、1日3食食べることが当たり前、と思って生活していますが、空腹には、沢山のメリットがあります。
・空腹時は免疫力がアップする
・空腹は美肌をつくる
・空腹は長寿の秘訣
・空腹は血液をサラサラにする効果がある
・空腹時は記憶力がアップする
など、ダイエットの相乗効果が期待できるので、ぜひ、食べる前に本当におなかが空いているのかと、自分に問いかけてみて下さい!
ダイエットを成功させるためには、まず毎日の習慣から改善していきましょう。
毎日体重計に乗る
ダイエットを成功させるためには、毎日体重計に乗りましょう。自分はこれだけ食べると〇g増える、何を食べると太りやすい、と理解するためにも、毎日決まったタイミングで必ず体重を測るようにしましょう。
歩く
普段、電車を利用している方なら一駅前で降りて歩きましょう。また、普段車で移動している方は、近くのスーパーやコンビニなどは、歩く習慣をつけ、エレベーターやエスカレーターを使わないようにしましょう。
ストレスを溜めない
ストレスが溜まると、食欲が減退する人もいますが、反対に過食に走ってしまう人も多いと思います。
イライラしながら食べることで、普段なら考えられないような量を食べてしまった、という経験のある人もいると思います。ストレスのない生活というのは、難しいですが、食べ物以外でのストレス解消法を見つけたり、自分の考え方を見直したりして、ストレスによる過食を防ぎましょう。
お菓子を買い置きしない
あるとついつい食べてしまうので、買い置きせず、本当に食べたい時は、歩いて買いに行けばいいだけの事なので、お菓子をストックしないようにしましょう。
大抵、ついつい食べてしまうという時は、ストレス解消のための場合が多いので、何か食べたくなった場合には、おすすめのおやつを!
★おすすめおやつ★
ナッツ
ナッツは太らないおやつの代表格です。アーモンドはビタミンEや食物繊維が豊富です。カシューナッツはビタミンB1や亜鉛、ピスタチオは鉄分やカリウムクルミはαリノレン酸が含まれビタミンAやB2を含みます。 カロリーが高いので、1日20粒程度を目安に食べましょう。
[目安カロリー]
アーモンド1粒:約6kcal
クルミ1粒:40kcal
カシューナッツ1粒:7~9kcal
ピスタチオ1粒:3kcal
ヨーグルト・チーズ・卵
チーズやヨーグルトはたんぱく質、脂肪、カルシウムが豊富です。少量でも腹持ちがよく、おやつに最適です。卵はたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルもバランスよく含む“完全食”です。食べすぎにさえ注意すれば、手軽なおやつとしてお薦めです。
[目安カロリー]
カマンベールチーズ1切れ:約50kcal
無糖ヨーグルト100g:62kcal
ゆで卵1個(100g)151kcal
ビターチョコレート
カカオ70%以上のビターチョコは、1切れ27kcal程度なので、チーズやヨーグルトなどと組み合わせると、より満腹感も高まります。ただ食べすぎはカロリーオーバーになるので注意が必要です。
また、ミルクチョコやホワイトチョコは糖分や脂肪が多くなりすぎるのでおすすめできません。
[目安カロリー]
1切れ:約27kcal
果物
果物に含まれる果糖は、血糖値を上げづらく、ビタミンCや食物繊維もとれるので、いいですが、ショ糖も含むので、食べすぎないように注意しましょう。
リンゴ中1個にチーズかヨーグルトを加えても、カロリーオーバーにはならず、たんぱく質との組み合わせで食べると腹持ちもよくなります
[目安カロリー]
ブドウ1粒:6~10kcal
みかん中1個:34kcal
リンゴ中1個:145kcal
キウイ1/2個:46kcal
6.まとめ
ダイエットをする目的は、ただ体重を減らせばよいというものでは、なく、美と健康を手に入れて今より輝いた自分になるためです!
すでに適正体重であるにもかかわらず、もっともっと痩せたい、という考えは、健康上もよくありません。あくまでも適正体重を大幅に上回っている人が、美と健康を取り戻すためにするダイエットすると考えましょう!
そして、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして代謝を高め、楽しんでダイエットに励みましょう!