冷えは万病のもと!身体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康できれいな身体を手に入れましょう!!

冷えは万病のもと!身体を温めてヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康できれいな身体を手に入れましょう!!

体内が冷えているのに、本人は、自覚していないという人が、実は、沢山いるそうです。 「冷え」と「冷え性」は、違い、冷えている部分がある、と自覚があるのが冷え性、冷えている自覚がなく、身体の中が冷えている人の状態を冷えといいます。 ヒートショックプロテイン(HSP)を補充しケアして、冷え性体質を変えていきましょう!

厚着をして寒さに震える女性
ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)が「冷え症」に効果的な理由!

筋力トレーニングで適度なストレスを加える

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ストレスで傷付いた細胞を修復し、元気にしてくれるたんぱく質です。
身体は、適度なストレスを与えると、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、身体をストレスから守る力が高まります。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると・・・
・傷や病気が治りやすくなる
・疲れにくくなる
・風邪やインフルエンザにかかりにくくなる
・冷え症が改善される

2.実は多い「隠れ冷え症」!?

最近増えている隠れ冷え性

暑がりで冷えなんて関係ない、と思っている人の身体が、実は冷えている暑がり冷えタイプの人もいます。
こういうタイプの人は、身体が冷えているので、快適だと感じる温度が他人より低く、暑がりになっているのです。

こうした隠れ冷え性を見つける一番の目安は、体温です。
隠れ冷え性の人は、体温を測ってみると、おそらく35度台ではないかと思います。

冷えは、女性特有と思いがちですが、最近男性にも増えているそうです。
胃腸が弱い、疲れやすい、運動が苦手、腰痛がある、最近よく眠れない、肩こり、頭痛持ち、目が疲れる、アレルギー体質、関節痛、花粉症、風邪を引きやすいといった症状があります。

★自分が冷えているかチェック!
・1年中膝掛けや靴下が手放せない
・身体がだるくて疲れやすい
・肩がこる
・立ちくらみがする
・脚がむくむ
・階段を上っただけで息切れ、動悸がする
・汗っかき
・暑がりなのに足は冷たい
・お腹を触ると冷たい
・周りの人に顔色が悪いといわれる

朝起きた時に自分の手を脇の下に入れ、そのままその手をおなかにあててみましょう。
おなかが脇の下と同じ位暖かいと感じれば冷え性では、ありませんが、もしおなかの方が冷たく感じたら、あなたの体は、冷えています。

また、夜寝ているときにしょっちゅうトイレに起きるのも冷えの症状です。
普通は、寝ている間は、脳の下垂体という部分から抗利尿ホルモンが分泌されるので、夜はあまり尿意を感じず、尿が出ないのが普通ですが、身体が冷えていると膀胱が委縮してしまい、溜っている尿の量が少なくても、尿意を感じて目が覚めてしまうのです。

3.そもそも「冷え」とは?

身体の不調は冷えが原因かも

冷える原因

1)筋肉量が少ないと生み出せる熱が少ないので慢性的な冷えに結びついてしまいます。

2)自立神経のバランスが乱れると血流が滞り全身に熱が送られなくなってしまいます。
これはエアコンの効いた室内と暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり拡張したりする事でもおこります。

3)食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、筋肉やほかの器官への血流供給が減ってしまい冷えの原因になります。

冷えがもたらすトラブル

疲れやすい・頭痛・めまい・立ちくらみ・肩こり・冷えのぼせ・眠りが浅い・朝起きられない・身体がだるい・食欲がない・腰が痛い・下痢・便秘・むくみ・トイレが近い・生理痛・自律神経失調症・神経痛・関節痛・生理不順・不妊症・しもやけ・膀胱炎・顔のほてり・おへその下の冷え・花粉症など・冷えで深刻なのは内蔵温度の低下です。

4.冷えのタイプと対策法

冷え具合のチェック

あなたの冷えタイプは?
手足が氷のように冷たい → 手足冷えタイプ
お腹に手を当てるとお腹が冷えている → 内臓冷えタイプ
足先だけではなく、お尻や太ももが冷える → 下半身冷えタイプ
全身が冷たい → 全身冷えタイプ

●手足冷えタイプ

手足の先が冷えるタイプで、末端冷え性ともいわれています。
私たちの体は自律神経の働きによって、暑い時には血管を拡張して熱を放出し、寒い時は血管を収縮させて熱を逃さないようにすることで、体温を一定に保つ仕組みがあります。
また、寒い時には内臓が冷えるのを防ぐために、手足の血管を収縮させることで、体の中心部分に優先的に血液がいくよう働きます。

そのため、運動不足や食事量が少なく、体内で熱を十分に作り出すことができないと、末端まで血液が巡りにくくなって、手足が冷えてしまうのです。
このタイプは、ダイエット中の女性に多くみられ、肌トラブルや月経トラブルも起こしやすくなります。

★対策

・筋肉は体の中で最も多くの熱を生み出しますので、運動をして筋肉をつけましょう。
・食事を消化吸収するときには熱が生じますが、これを食事誘発性熱産生といい、特にたんぱく質は食事誘発性熱産生が高い栄養素で、食事にしっかりと取り入れることで、より多くの熱が生み出されます。
・冷えている手足を温めるのももちろん良いですが、内臓を温めてあげることで、手足まで血液が流れやすくなりますので、お腹や背中を温めましょう。
・シャワーだけでなく湯船につかって温まりましょう

●内臓冷えタイプ

手足や体の表面は温かいのに、内臓が冷えてしまうタイプです。
冷えていることに気づきにくく、胃腸の不調などの症状が現れてから気づくこともあり、隠れ冷え性とも呼ばれています。

起床直後にお腹に手を当ててみて冷えている人は、このタイプです。
このタイプは、ストレスによる自律神経の乱れが原因の1つです。

自律神経が乱れることで、末端の血管が収縮せず、内臓に血液を優先的に送れなくなり、内臓が冷えてしまいます。
また、冷たい食べ物や飲み物をよく取る人にも多くみられます。

★対策

冷たい食べ物や飲み物を控えて、温かいものを取りましょう。
生野菜の食べ過ぎやスムージーなどはお腹を冷やしてしまうので、食べ過ぎには注意しましょう。

ストレスを溜め込まず、寝る前などリラックスする時間をつくり、体内時計を整えて、自律神経の乱れを整えましょう。
また、薄着は避け、カイロや腹巻でお腹を温めるのも良いでしょう。

●下半身冷えタイプ

上半身は冷えていないのに、お尻や太もも脚が冷えているタイプです。 このタイプは、加齢により血管が細くなったり、筋力が衰えたりすることで、下半身が血行不良になって起こります。

第二の心臓と呼ばれている「ふくらはぎ」の筋力が弱くなると、足元の血液を心臓に送り返せず、血液循環が悪くなっています。
また、太ももやお尻は脂肪が蓄積されやすく、運動不足や体の冷えによりセルライトが生じます。
セルライトは、老廃物や余分な水分が脂肪細胞に付着してできた塊のことで、毛細血管や水分の通り道であるリンパ管を圧迫し、循環を妨げるため体を冷やします。塩分や水分を多く取ってむくんでいる人や、長時間のデスクワークをしている人にも、多いタイプです。

★対策

太ももやふくらはぎの筋力をつけましょう。
階段を使い、かかとの上げ下げ運動、スクワットなどをして、血流やリンパ液の循環を促しましょう。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢の場合は、時々立ち上がって歩いたり、足のマッサージをしたりして、血液が滞らないように注意しましょう。
むくんでいる場合には塩分や水分を控えて、利尿作用のあるカリウムの多く含む食品(野菜など)を多くとるよう意識しましょう。

●全身冷えタイプ

このタイプは、基礎代謝が低下している高齢者などに多くみられるタイプです。
また、慢性疲労や甲状腺の機能低下による場合もあります。

★対策

基礎代謝を上げるためには、食事をバランスよく取り、適度な運動をすることが大切です。そして、靴下や腹巻きなどで体を冷やさないよう心がけ、体を内側から温めてくれる食材を取るのもよいでしょう。
他のタイプの冷え対策方法も試してみて下さい。

5.まとめ

冷え改善方法の入浴

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、体温より2℃高い温度がいちばん活性化すると言われていますが、表面だけでなく、深部まで温めなくてはいけません。
41℃の少し熱めのお湯に15分間、40℃でしたら20分間つかると、ヒートショックプロテイン(HSP)が活性化するといわれています。

根本から冷えを改善したい場合、週に1~2度くらいのペースでこのヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を試されると、免疫力も高まって体調がよくなるので、ぜひお試しください!
また、体温以上の物を飲んだり食べたりすることが冷えを防ぐ事につながります!

息が切れるくらいの運動を行う 
サウナやエステ、サロンでのスチーマーなどもヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができますが、運動でも増やす事ができます。

ゆっくり歩く散歩程度では、ヒートショックプロテイン(HSP)は増加しませんが、息が切れる位の運動でしたらヒートショックプロテイン(HSP)を増やす事ができます。
例えば、ジョギングをするとしたら、少し疲れるくらいのペースで、毎日30分、2週間程続けてみましょう!!
ただ、運動をやり過ぎると逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少するので、ヒートショックプロテイン(HSP)が最高になる適切な運動をしましょう。

身体を温める食品

ニンジン、カボチャ、玉ねぎ、山芋、肉、魚、鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、味噌、ニンニク、コショウ、シナモン、小豆、黒豆、納豆

身体を温める食品の代表として生姜を挙げる人が多いと思いますが、生姜は、生で食べても身体をほとんど温めません。 生の生姜に含まれるジンゲロールという成分は、刺激は、ありますが、身体を温める事はなく、胃には非常にいいのですが、冷えが解消されるわけでは、ありません。 紅茶に入れて温めたり、蒸して乾燥したものでしたら、ショウがオールという成分が増え、身体を温めてくれます。

始めに、冷えは万病のもと、と言いましたが、反対に言えば、身体を温める事を意識した生活をしていれば、健康体でいられるという事です。 身体を温めて、身体にも、お肌にも、いい事づくしなヒートショックプロテイン(HSP)を貯めていきましょう!!