健康、美肌に欠かせない栄養素、タンパク質!ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を元気に!!

健康、美肌に欠かせない栄養素、タンパク質!ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を元気に!!

たんぱく質が豊富な食材

私たちの体は、水分と脂質を除くと、ほとんどがタンパク質でできています。 筋肉や骨、臓器、皮膚、爪などの主成分もタンパク質です。

ダイエットや、偏った食生活など、さまざまな要因で食生活が乱れることにより、体に必要なタンパク質が不足してしまいます。

タンパク質を補い、ヒートショックプロテイン(HSP)でタンパク質を正常な形に戻すことは、健康、美肌に大きな影響があります。

私たちの体の中で、タンパク質は、とても重要な役割をしているのです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.タンパク質の役割とヒートショックプロテイン(HSP)の関連性

健康とヒートショックプロテイン

私たちの体は、約10万種類のタンパク質から構成されています。
タンパク質は、筋肉や臓器、遺伝子まで含め体内で多くの役割を担っています。

タンパク質が不足すると・・・

1)筋肉量が減少してきます

タンパク質は、筋肉を作る重要な栄養素です。
体内のタンパク質が不足してしまうと、基礎代謝量が落ち、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。
摂取した脂肪が消費されず、内臓の回りに溜まる状態、いわゆる「メタボリックシンドローム」を引き起こしてしまう可能性もあります。

2)お肌や髪にも影響します

みずみずしいお肌を保つために欠かすことのできないコラーゲンも、タンパク質でできています。そのため、体内のタンパク質が不足してしまうと、コラーゲンそのものも減少し、しわやたるみの原因につながるのです。

また、髪の毛の大部分はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。 タンパク質が不足すると、枝毛や切れ毛の原因にもつながり、薄毛を招く可能性もあります。

3)集中力や思考力が低下します

やる気を出してくれるドーパミンや、気持ちをリラックスさせるセロトニンなどの神経伝達物質は、アミノ酸(タンパク質を作る最小成分)からできています。

タンパク質が不足すると、神経伝達物質の働きが鈍くなり、集中力や思考力が低下する可能性があります。

体内のタンパク質が不足してしまうと、体など目に見える部分だけでなく、心にも影響がでてきます。

また、ストレスなどの外的要因によって、体内のタンパク質が正常な構造でなくなってしまうことでも、肌荒れなどのトラブルを引き起こします。

タンパク質の品質管理を行ってくれるのが、ヒートとショックプロテイン(HSP)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)が、体内で壊れたタンパク質を修復したり、分解促進をすることで、正常な働きを取り戻します。
すなわち、健康や美肌に導いてくれるのです。

2.ダイエットに欠かせないタンパク質、HSP入浴法も!

ダイエットとタンパク質

ダイエットをしているのに、なかなか痩せない、ヘルシーな食生活をしているのに体調がよくない、など感じている方・・・タンパク質が不足していることで、筋肉量が減ってしまっているからかもしれません。

健康的にダイエットをするためには、栄養バランスのとれた食事をとり、筋肉量の減少を防ぎ、余分な体脂肪を減らすことが大切です。

タンパク質は、肉類、魚介類、豆・大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれています。
これらの食品には脂質も含まれていることから、ダイエットにより控えてしまうという傾向があります。
これにより、体脂肪が減るだけではなく、筋肉のタンパク質が分解されて筋肉量が減少してしまうのです。

健康的にダイエットをするなら、タンパク質の摂取は必要です。

また、HSP入浴法も、ダイエット効果があるといわれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やすことで、ダイエット効果だけでなく、美肌効果や免疫力を高める効果もあるため、取り入れない手はありません。

3.運動とタンパク質の重要性、そしてヒートショックプロテイン(HSP)も?!

たんぱく質とヒートショックプロテイン

筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質から、できています。

タンパク質は、筋肉、骨、血液の材料となるため、スポーツや筋トレなど、全身を動かすためには、とても大切です。
タンパク質が不足すると、筋肉量が増えないばかりか、骨や血液にも影響がでてきます。
故障しやすくなったり、スポーツ貧血の原因になったりすることもあります。

タンパク質を摂るタイミングも大切です。
トレーニング後の30分は、筋肉アップのためのゴールデンタイムといわれています。
成長ホルモンが活発に分泌され、栄養が最も吸収されやすいのです。
ゴールデンタイムに、タンパク質をとることで、筋肉の修復や再合成に大きな効果がでてきます。
プロテインで補給するのも、おすすめです。

成長ホルモンは、眠っている間にも分泌されるため、寝る1、2時間前に、タンパク質を補給するというのも効果的です。

スポーツや筋トレをする際に、タンパク質は欠かせない栄養素なのです。

筋トレをしたあと、もうひとがんばり、有酸素運動を取り入れることで、脂肪燃焼効率の促進につながります。
筋肉量を落とさず、脂肪量を落としたいときは、この順番で行うと効果が期待できます。
適度な運動により、万能のタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)が体内に増え、さらなる健康体へと導いてくれます。

4.タンパク質を多く含む食品

たんぱく質を多く含む食品(たまご、牛乳、大豆など)

タンパク質は、体内で一度に吸収できる量に限度があるため、朝昼夕と均等に摂ることが理想です。

ツナ

缶詰のため、すぐに食べることができ、手軽にタンパク質の補給ができます。
水煮タイプのツナは、オイル漬けと比べて余分な油分を含んでいないため、おすすめです。

牛乳

牛乳にはタンパク質を吸収するのに役立つミネラルも多く含まれているため、骨を作るのに欠かせない成分も摂取できます。
脂肪の摂取を抑えたい方には、無脂肪牛乳がおすすめです。
牛乳が苦手な方は、豆乳でも大丈夫です。

納豆

植物性タンパク質、そしてカルシウムや鉄分などミネラルも含まれているため、重宝される食材です。
納豆に含まれるビタミンKは骨の中のタンパク質を活性化し、新しい骨の形成を促す効果があります。

5. 熱ストレスによって増産されるタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ジョギングをしてヒーショックプロテインを活性化

タンパク質は、アミノ酸が、ひも状に連なった物質です。

私たちの身体の細胞は、種々のたんぱく質でできており、ストレスをうけたり、また加齢によって、このタンパク質の構造が壊れてしまうことがあります。
壊れたタンパク質は、その働きや機能を失ってしまいます。

タンパク質だらけの細胞の中で、もつれ合ったり、壊れたり、変性したりしないように、タンパク質の折り畳みを管理しているタンパク質があります。
これは、タンパク質の介添え役という意味から、分子シャペロンといわれています。
この分子シャペロンの多くが、熱によって増える、ヒートショックプロテイン(HSP)なのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質で、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなどの力を持っています。
ストレスを防ぎ、免疫力を増強するといった、さまざまな作用によって、私たちの健康を守ってくれます。
また、健康効果だけでなく、みずみすしくハリのあるお肌を保ってくれる、美容効果も期待できます。

身体を元気にし、美容効果も発揮してくれる、とてもうれしい存在のタンパク質です。

しかし、加齢とともに、私たちの細胞の中で、ヒートショックプロテイン(HSP)の産生が減少してきます。
そのため、年齢を重ねていくと、いろいろなストレスや病気を防ぐ力が弱まってしまいます。

日ごろから、加温により、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしておくことが、とても重要になってきます。

日常生活の中で手軽にできる、HSP入浴法や、適度な運動蒸しタオル美容法などが、おすすめです。
入浴のあと、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使うことで、より効果を実感できるのではないでしょうか。

タンパク質不足にならないよう、食生活に気をつけ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、心身を健康に保つ!
少しの配慮で、大きな効果が期待できます。