疲れが取れない!頭が重い!その体調不良、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善できる?!
なんとなく、すっきりせず、体のだるさを感じるという経験は、性別や年齢に関係なく、誰にでも起こるものです。
疲れがとれない、なんとなく頭が重い、めまいがする・・・
病院を受診したものの原因がわからず、体調不良を続くのは、自律神経の乱れが原因かもしれません。
体調不良は、疲れだけでなく、不規則な生活やストレス、あるいは季節などで、自律神経が乱れることからも起こります。
体調不良の改善には、まずは規則正しい生活が大切になってきます。
日常生活の中で、ヒートショックプロテイン(HSP)を体に貯めることで、健康、しいては、免疫力の向上にもつながります。
1.体調不良の原因って何?!
体調不良を引き起こす原因は、さまざまです。
睡眠時間や、食事の時間が不規則だと体内時計が狂ってしまい、体調不良を引き起こすこともあります。昼夜逆転の生活も、脳の疲労感が強くなり、自律神経の乱れを引き起こす原因につながります。
体調不良は、何気なく送っている日常生活と密接な関係にあります。
ストレス
仕事のプレッシャーや、人間関係、環境の変化、生活の変化など、さまざまなストレスがあります。日常生活のなかで、ふりかかるさまざまなストレスにより、自律神経が乱れ、体調不良へとつながっていきます。
また、忙しく休息がなかなかとれなかったり、睡眠不足が続いたりすると、疲労が蓄積していきます。残業などが続き、リラックスできる自由な時間が少なくなると、疲労だけでなくストレスにもつながり、体調不良を引き起こします。
食生活の乱れ
朝は少しでも寝ていたいという理由で、朝食を食べずに出かけたたり、仕事に追われ、ついつい昼食を抜いたりといった生活をしていると、栄養が不足し、疲れやすくなったり、気力が落ちてしまったりします。
コンビニや外食の生活が続き、野菜や果物の摂取量が減り、タンパク質や炭水化物ばかりの食生活になっていませんか。栄養バランスが崩れることでも、体調不良になってしまいます。
食べ過ぎも禁物です。体が必要とする以上のエネルギーを摂取してしまうと、消化のために体に余計な負担をかけてしまいます。
寒暖差などの気候
これといった原因がないのに、心身の不調が続くときは、寒暖差疲労も考えられます。
朝晩の気温は低いのに、日中は汗ばむなど、寒暖差が激しいと自律神経のバランスが崩れやすく、体調不良の原因となります。気温差が激しい環境下では、思っている以上に体に負担がかかってしまうのです。
また、クーラーや冷たい物の過剰摂取により、夏の体の冷えが残っていることにより、胃腸の機能が低下し、疲れが出やすくなることもあります。
もちろん、疾病による体調不良も考えられます。
風邪のひき始めも、だるさを感じることがあるため、長引く場合は受診することも大切です。
2.体調不良と日常生活、そしてヒートショックプロテイン(HSP)!
体調不良を改善するには、まずは、日常生活を見直すことが大切になってきます。
良質な睡眠をとる
体のだるさなど体調不良を感じる原因のひとつとして、自律神経の乱れがあります。
自律神経には、心身を活動モードにする交感神経と、リラックスモードにする副交感神経のふたつがあり、お互いにバランスをとりながら、健康状態を維持しています。
良質な睡眠をとることは、副交感神経を優位にし、心身を疲労から回復させることにつながることにつながります。良質な睡眠は、自律神経を整えるためには、とても大切なことなのです。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、睡眠の質の向上にも影響します。眠る前に、入浴で体を温め、お気に入りの化粧品でお手入れをする、このリラックスタイムが、体も心も元気にしてくれるはずです。
栄養バランスのとれた食事をする
1日3回の食事は、体に栄養を与えるという非常に重要な役割を果たしていますが、バランスがとれていなければ、効果は半減してしまいます。バランスのとれた食事は、健康の保持、増進や生活習慣病の予防など、私たちの心身に大きな影響を与えます。
ビタミンやイミダゾールペプチドは、体のだるさに効果があるとされています。
ビタミンB1には、疲労やストレスから身体を回復させる作用があります。豚肉、大豆、うなぎ、レバー、玄米、きのこなどに多く含まれ、豚肉の脂の少ないヒレやももの部位は、特にいいとされています。
イミダゾールペプチドも、疲労回復に効果があり、鶏肉、特にむね肉に多く含まれています。カツオやマグロ、牛肉や豚肉にも含まれています。
柑橘類などに多く含まれるクエン酸も、疲労回復に効果的といわれています。レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類、キウイフルーツ、イチゴ、梅干しなどに多く含まれています。
3.体調不良とヒートショックプロテイン(HSP)の関係
体調不良の改善には、睡眠や食事とともに、入浴や運動も関わってきます。
ストレス解消だけでなく、体を温めることで、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、更なる健康体へと導いてくれます。
正しい入浴習慣
仕事や家事に追われ、ついつい夜はシャワーで済ませるという人も多いかもしれませんが、シャワーだと体の芯から温まることができません。ゆっくり湯船に浸かり、体の深部まで温めることで、リラックス効果だけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、免疫力が高まり、疲労回復、体調不良の改善へとつながっていきます。
さらに、温浴効果によって、血行が促されたり、筋肉や関節が柔軟になったりすることで、体の疲れをとる効果が期待できます。
ぬるめのお風呂は、疲れた、食欲がない、眠れないといった、体を休めたい時に、熱めのお風呂は、朝風呂、目を覚ましたい時、気分が落ち込んだ時など、気分をシャキッとしたい時におすすめです。
免疫力を高める入浴法として、HSP入浴法があります。
入浴の目安は、40℃の湯で20分、41℃で15分、42℃で10分です。炭酸系の入浴剤を使用すれば、40℃で15分くらいで大丈夫です。
これにより、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、疲労回復だけでなく、免疫力を高めることにより、病気の予防、そして、自律神経を整え、ストレス解消にも効果があります。
適度な運動
運動不足が、体調不良の原因になることもあります。
ジョギングなどの有酸素運動で血液循環をよくすると、疲労の原因物質とされる乳酸が筋肉や肝臓で、より効率的に処理されるようになり、だるさの軽減が期待できます。
この有酸素運動を1日30分、2週間くらい続けることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングやスイミングなど、無理をせず、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
女性に多い冷えの症状や、筋肉量の低下、そして、気圧の変化で体温が低下すると、肩こりや、体の強張りから、体調不良を引き起こしやすくなります。日常的に運動をすること、筋肉量の低下を防ぎ、体をほぐすことで、防ぐことができます。いきなり、ハードなものからではなく、できる範囲のものから始めてみましょう。
まずは、就寝前に軽くストレッチをするだけでも血流が良くなり、体温を上昇させます。体が温まると、頭痛や肩こりの症状の緩和にもつながります。
毎日、適度に運動することで、心地よい疲労感が生まれ、良質な睡眠にもつながり、体調不良の改善も期待できるのです。
4.ヒートショックプロテイン(HSP)で体調不良を吹き飛ばす!(まとめ)
だるさや疲労感などの体調不良は、日常の身近なことがきっかけになっていることがあります。
・おしゃれ重視で、体を冷やすような服装をしていませんか。
・毎日の入浴は、シャワーだけですまさず、ゆっくりお風呂に浸かっていますか。
・ストレッチやジョギングなど、適度に体を動かし、運動をしていますか。
・睡眠不足になっていませんか。
・野菜をしっかりとり、栄養バランスを考えた食事を心がけていますか。
生活のリズムが崩れ、ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経が乱れると、体調不良を招き、免疫力の低下、そして、さまざまな病気の原因につながります。インフルエンザや風邪、そして、コロナの感染リスクも高まってしまうのです。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗ストレス作用から、抗ストレスタンパク質といわれています。自律神経の乱れを整え、ストレス解消、疲労回復など、健康な身体を維持するには、なくてはならない存在です。
体調不良が続くようでしたら、日常生活を少し見直してみるといいかもしれません。
忙しい毎日に、少しリラックスできるひとときを加えてみましょう。
お風呂にゆっくり浸かるもよし、運動でいい汗を流すもよし。
心と体をリラックスし、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を貯めることで、元気に健康に過ごしましょう。