お肌の乾燥で悩んでいませんか?!正しい美容スキンケアで老化をストップ!
乾燥が気になり、さまざまな美容方法を取り入れていても、なかなか改善されない・・・そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
それは、普段の生活習慣が、影響しているかもしれません。
乾燥は、かさつきや粉ふきだけでなく、しわや毛穴の開きなど、あらゆる肌トラブルに、つながります。
そのまま放っておくと、お肌の老化を進める原因にもなってしまいます。
間違った美容法や生活習慣を正し、乾燥しらずの美肌を手に入れましょう。
1.乾燥の原因・・・間違った美容法とは!
加齢やホルモンバランスの乱れ、そして、間違った美容法や生活習慣を送っていると、お肌のバリア機能は低下してしまいます。
これが、乾燥を加速させる原因になります。
美容、スキンケア
毎日の洗顔で、お肌をこすりすぎていたり、体を洗うときに、ナイロンタオルなどで肌を強くこすったりしていませんか。
メイクが落ちにくいからと、洗浄力が強すぎる石鹸や洗顔料を使っていませんか。
美容に気をつけていても、保湿のためと思ってやっているスキンケアが、肌を乾燥させていることもあるのです。
洗顔やメイクのときに、お肌に、必要以上の強い刺激が加わると、角層が傷つけてしまい、水分が逃げやすい状態になります。
また、洗顔のときに、熱いお湯ですすぐと、肌の保湿を担っている天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質、必要な皮脂を洗い流してしまい、保湿力の低下につながります。
日々のスキンケアや体の洗い方も、肌のバリア機能が低下する原因につながります。
お肌のための美容が、乾燥の悪化につながってしまうのです。
生活習慣
お肌のターンオーバーは、約6週間のサイクルで起こります。
すこやかで潤いのあるお肌は、ターンオーバーが正常に行われることで保たれています。
寝る時間が不規則だったり、夜ふかしを続けたりしていると、就寝中に分泌されるはずの成長ホルモンが正常に分泌されなくなり、皮膚のターンオーバーは滞ってしまいます。
また、毎日の食事からとる栄養が偏ると、お肌のバリア機能が低下します。
お肌への悪影響が出やすいのは、ビタミン類の不足です。
特にビタミンB群には、肌のターンオーバーのサイクルを正常に維持する働きがあります。ダイエットや偏食によって、栄養が偏ると、すこやかなお肌が育たなくなり、乾燥へとつながります。
加齢
皮脂には、お肌を外部の刺激から守ったり、角質層の保湿成分や水分が蒸散してしまうのを防いだりする働きがあります。
お肌の保湿力を担っている角層細胞内の天然保湿因子(NMF)や皮脂は、年齢とともに減少します。
加齢により、お肌が乾燥しがちになるのは、このためです。
外界からの刺激
紫外線は、シミやしわ、たるみなど、さまざまな肌老化の原因につながります。
お肌の表面にダメージを与えて日焼けを起こし、角層から水分を奪ってしまいます。
夏は、大量に汗をかくことで、お肌の表面のpHバランスが崩れ、細菌が繁殖し、一時的に肌のバリア機能が低下することがあります。
また、エアコンは、お肌の乾燥をひきおこしてしまいます。
2.水分不足の乾燥肌は美容だけでは補えない
乾燥肌は、肌の内部にある角質の水分量が少なくなっている状態をいいます。
体の水分が不足すると、血液がドロドロになり、血行不良が起こりやすくなります。
そのため、お肌の新陳代謝が悪くなり、皮脂の分泌量が減少することで、乾燥肌につながります。
通常、お肌の水分は、汗をかいたりすることによって減少しますが、体内に蓄えられた水分によって供給され、潤いが保たれています。
美容面や、お肌の機能に気をつけ、保湿ケアを万全におこなっていても、お肌の表面に水分は浸透するものの、体の内部にまでは、なかなか吸収されません。
体の内部から、お肌に潤いを与えるには、適度な水分補給が欠かせないのです。
水分不足による乾燥肌は、強いつっぱり感が続き、肌のツヤや、潤いが失われます。
かゆみを感じたり、洗顔の後のザラザラ、ゴワゴワ感がでることもあります。
水分補給を怠ると、油性肌の人でも、乾燥肌の状態になることがあります。
すべての肌のタイプの人が、水分不足による乾燥肌になる可能性があります。
3.乾燥と水分補給の重要性
乾燥肌には、温かい飲み物を選ぶと効果的です。
はちみつをお湯で割ったものや、ハーブティ、生姜湯などもおすすめです。
水分補給が目的ですので、お水を飲むことでも、効果は期待できますが、冷たいお水は、体温を低下させるため、新陳代謝が悪くなります。
どうしても冷たい飲み物を、というときは、ビタミン配合のジュースなどを選ぶといいかもしれません。
乾燥肌対策で飲んではいけないものに、コーヒーや緑茶などが挙げられます。
タンニンという成分が多く含まれているため、亜鉛の吸収を悪くする働きがあります。
亜鉛が不足すると、お肌の新陳代謝が悪くなるためです。
また、これらの飲料には、カフェインも多く含まれています。カフェインは、利尿作用があるため、水分補給には、カフェインの入っていない飲み物を摂取することをおすすめします。
お肌の水分は汗だけでなく、皮膚の表面からの蒸発でも失われます。
冬場は湿度が低下するため、多くの水分が表皮から蒸発し、乾燥肌になるリスクが高まります。
また、冬場は、喉の渇きを感じにくいので、気づかない間に、水分が不足していることがあります。意識的に、水分を補給するように心がけることが大切です。
乾燥を防ぐには、化粧品でスキンケアをするといった美容面だけでなく、水分補給が、とても重要です。
4.正しい美容ケアで、乾燥しないお肌に!(まとめ)
お肌の乾燥には、水分補給も重要ですが、正しいスキンケアも忘れてはいけません。
お肌の乾燥を予防し、改善するためには、角質層を育むスキンケアが大切です。
まず、クレンジングで気をつけたいのは、皮脂と細胞間脂質の落としすぎです。
汚れが落ちないからといって、時間をかけてゴシゴシするのは禁物です。
目元や口元など、落ちにくい化粧品を使っている場合は、専用のクレンジングで、落とすことをおすすめします。ウォータープルーフタイプのマスカラなどは、綿棒などを使って、ポイントだけをしっかり落とすようにすると、お肌への負担が少なくすみます。
乾燥などで、皮膚が敏感になっているときは、コットンの使用も刺激になります。そんなときは、優しく手でケアしてあげましょう。
洗顔の後は、清潔なタオルで、水分をしっかり拭き取りましょう。
水分がお肌に残っていると、皮膚表面の水分が蒸発するときに、お肌の中の水分も一緒に蒸発してしまいます。
お肌が、つっぱった感じがするのは、洗顔後、水分がきれいに拭き取れていないことが原因かもしれません。
洗顔後のお肌に必要なのは、失われた潤いを補うための水分、そしてそれを密閉するための油分です。
洗顔後、タオルドライしてすぐに、保湿ケアを行うことが重要です。
適量の化粧水や乳液を、お肌全体に、むらなく、しっかりと使いましょう。
目元や口の周りなど、乾燥が気になるところには、少し多めに塗るといいかもしれません。
保水、保湿成分配合の美容液をプラスするのも効果的です。
お肌の乾燥には、内的にも外的にも、ケアが大切です。
ケアを続けることで、乾燥を予防し、結果、お肌の若々しさを保つことへとつながります。