適度な運動していますか?!ヒートショックプロテイン(HSP)で、いつまでも若く健康でいられるために!

適度な運動していますか?!ヒートショックプロテイン(HSP)で、いつまでも若く健康でいられるために!

ヨガマットをもった子供

日頃、適度な運動をしていますか?
健康診断などの結果を見て、医師から、こんな言葉をかけられたことはありませんか。 そう言われたところで、すぐに運動を始める人は少ないのが現状です。

運動は健康のためになる、病気や肥満の予防になる、と頭ではわかっていても、 いざとなると、何から始めたらいいかわからない、忙しくて暇がない、 なかには、歳をとれば、いろいろな数値が悪くなるのも仕方がない、と諦めている人も。

歳を重ねれば、思うように動けなくなってしまう、その前に! 少し自分の体に負荷を加え、鍛えてみてはいかがでしょう。

運動は心身のリフレッシュだけでなく、 運動をすることで、全身の細胞に ヒートショックプロテイン(HSP) を増やすことができます。 このヒートショックプロテイン(HSP)が、体を元気にしてくれるのです!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.運動の重要性…運動でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには!

準備運動をする男女

運動すれば身体に良いことはなんとなくわかっていても、その理由をしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。
運動をする重要性とは何なのでしょう。

1-1 肥満の予防

運動不足で懸念されるのが肥満のリスクです。
食事から摂取したエネルギー量と、運動により消費するエネルギー量のバランスが崩れ、エネルギーが余った分は脂肪として、体に蓄積されてしまいます。
この状態が繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。
運動をすることにより、この肥満を防ぐことができます。

また、筋力トレーニングにより、筋肉量が増えると基礎代謝がアップします。代謝がアップすることにより、食べても太りにくい体質を維持することができます。

1-2 生活習慣病の予防

運動不足で肥満になると、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。
生活習慣病は運動不足だけでなく、更年期によるホルモンバランスの崩れにも起因するといわれています。
歳を重ねるにつれ、運動不足などが重なり、生活習慣病を引き起こしてしまうのです。
運動をすることによって、こうした生活習慣病の予防にも繋がります。

1-3 身体の機能や筋力の維持、強化

病気で何日も寝込んだり、怪我をして動けなくなったりしたあとに、疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力の衰えを感じた経験がある人は多いと思います。

人間は、持っている機能を使わないと、驚くようなスピードでその機能は低下していきます。
このように、筋肉は使わなければ短期間でも急激に衰えていき、同時に体力の低下を招くことになります。

運動=身体を動かすことで、筋力は維持、強化されます。
立ったり歩いたり、階段を上る、ものを動かすなど、日常生活を送るためには筋力が必要です。

運動することで必要な筋肉、機能が維持されているのです。

また筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。
しかし、筋肉は骨とは違い、いくつになっても運動(トレーニング)を行えば増やすことができる組織です。
運動を継続し筋力を維持強化することは、体力を保つために不可欠なのです。

この筋力トレーニング(筋トレ)を行った後、もうワンステップ!
有酸素運動を取り入れることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を大幅に増加させることができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、病気の予防や美肌、しいては、健康な体を作ることができます。

2.運動の効果

ストレッチをする女の子

適度な運動は、身体の機能面だけでなく、病気の予防にも繋がります。
運動することにより、心も身体も健康で豊かな生活を送ることができ、生活の質の向上にもつながるのです。

運動の具体的な効果は・・・
・健康的な体形を維持することができる
・体力、筋力の維持および向上をはかることができる
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防につながる
・加齢に伴う生活機能の低下を防ぐことができる
・心肺機能が向上することにより疲れにくい体になる
・腰や膝の痛み、また、肩こりの改善につながる
免疫力、抵抗力が高まり、風邪などのウイルス感染を防ぐことができる

運動による効果は、このような身体的な効果だけでなく、心や精神的な部分にも影響します。
運動をすることにより、気分転換やストレス解消をはかれるだけでなく、認知症や不定愁訴の低減にも効果があるといわれています。

3.室内でもできる運動…自宅でダイエット!そしてヒートショックプロテイン(HSP)も増える!!

スクワット運動をする女性

コロナウイルス感染で脅かされる昨今。
自宅で、運動不足を解消し、ストレス発散するのは、いかがでしょうか。

室内では主に無酸素運動で筋トレをしているという人が多いと思いますが、有酸素運動をおこなえば、自宅で効果的なダイエットも期待できます。

筋肉をしっかりつけ、余計な脂肪を落とした体を手に入れたい…
そんな目標を持ってトレーニングされている人には、「筋トレ→有酸素運動」の順番がおすすめです。筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動していないときにも脂肪分解を高める効果が期待できます。
このとき、有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながります。
これにより、知らず知らずのうちに元気の源である、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させています。

運動した後はお風呂で汗を流して疲労回復!
有酸素運動と入浴効果により、ヒートショックプロテイン(HSP)を、より効果的に増やすことになります。
まさに一石二鳥、いや、一石三鳥ということです!

3-1 踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。
ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

3-2 もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

3-3 ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

4.運動のあとの体が欲しているものは…栄養補給でヒートショックプロテイン(HSP)も倍増!

腹筋運動をする女性

運動のあとの食事は筋肉を作るためには、とても大切です。

運動後やトレーニング後の私たちの体は、さまざまな筋肉細胞が傷ついている状態です。 筋肉細胞が傷つくと聞くと驚いてしまうかもしれませんが、筋肉にアプローチするトレーニングをしていれば傷つくのは、あたりまえのことです。 傷ついた細胞はタンパク質によって修復されますが、運動後の食事をジュースやサラダなどで済ませてしまうと筋肉の修復には効果が不十分です。 そのため、運動のあとは、栄養バランスのとれた食事が大切になってきます。

運動のあと、15分以内にプロテインを飲むと、ヒートショックプロテイン(HSP)が有効に増えるというデータがあります。 運動のあとの体は、大量にエネルギーや栄養素を消費したために一種の飢餓状態です。 飢餓状態の体へ食事やプロテインを与えてあげるとみるみる吸収されます。 つまり、運動後は栄養素の吸収率が高くなるのです。

運動のあとに積極的に摂取してほしい栄養素は、タンパク質、炭水化物(糖質)、アミノ酸、 電解質(ミネラル)だといわれています。 頑張ってトレーニングをした後は、特にタンパク質の補給を心がけることが大切です。 体内でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす手助けをします。

5.疲れた身体を元気にするヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ストレッチ体操をする女性

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復するという特徴を持ったタンパク質です。熱ショックタンパク質とも呼ばれ、すべての人間の細胞のなかに、元々あるタンパク質の1つです。
免疫力を高める、コラーゲンの生成を増やす、代謝を活発にする、といった健康や美容を促進する効果が期待できるため、近ごろメディアなどで注目されています。

このヒーショックプロテイン(HSP)を効果的に増やすには、熱ストレスを与える(体を温める)こと。
入浴によりヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるのは有名ですが、運動でも増やすことができます。

ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、スタミナ増強や怪我予防ばかりでなく、代謝が活発になることからダイエット効果免疫力アップによる風邪予防効果もあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、日常生活の疲れを軽減し、病気の予防、回復などに効果があり、いつまでも若々しく健康でいることをサポートしてくれるのです。

ならば、このヒートショックプロテイン(HSP)をたくさん手に入れるために!と、頑張りすぎてはいけません。運動を過度にすると、逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少してしまいますので、気をつけてください。

コロナ自粛により、自宅にいることが増えているこの機会に、気分転換をかねて、運動を始めてみてはいかがでしょうか。

適度な運動をすることで、いつまでも元気で、若々しい体を手に入れましょう。

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