ヒートショックプロテイン(HSP)で、心も体も若返る!日常生活に潜む、若返りのコツとは?!

ヒートショックプロテイン(HSP)で、心も体も若返る!日常生活に潜む、若返りのコツとは?!

ストレッチで身体を整える

30代、40代、そして50代と年齢を重ねることで、肩こり、疲労感、そして、お肌のトラブルなど、お肌や体には、さまざまな症状が現れ始めます。

お肌や体の老化は、誰にでも起こります。年齢を追うごとに、身体の機能が衰えていくのは、仕方のないことです。

ですが・・・スキンケアや生活習慣を正しく行うことで、老化の始まりや見た目年齢を遅らせ、そして、若返りを図ることは可能です。

そこには、若返りのタンパク質である、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな影響をもたらしているのです。

理想的な生活習慣を取り入れることで、いつまでも美しく、元気で健康な身体を保つ!若返りのコツは、ここにあります。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.お肌の若返り・ヒートショックプロテイン(HSP)効果で、お肌の大敵、乾燥を克服!

太陽に手をかざす

年齢を重ねると、どうしても、お肌のバリア機能は落ちてきます。乾燥は、シミしわ毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルの原因につながります。
お肌の若返りを図り、潤いのあるお肌でい続けるためには、刺激をなるべく避けながら、しっかりと保湿してあげることが大切になってきます。

年齢肌を感じさせるしわは、乾燥してできた細かなちりめんじわから、深いしわになっていきます。お肌を常に潤った状態に保つことで、しわの定着を防ぐことができます。

お肌の乾燥を防ぐためには、紫外線対策も必須です。
紫外線は、UV-A、B、Cの三種類があり、なかでもUV-Aは、雲もガラスも突き抜けて、お肌の奥まで届き、お肌を支えるコラーゲンを壊して、しわやたるみをつくる原因になります。外出する際は、冬でも、雨の日でも、日焼け止め対策をするように心がけましょう。

お風呂や蒸しタオルなどで、お肌を温めることで増えるヒートショックプロテイン(HSP) 。これが、紫外線ダメージから、お肌を守ってくれるのをご存知でしょうか。ヒートショックプロテイン(HSP)が体内に増えることで、ダメージを減らし、回復を早めてくれるといわれています。
お肌の若返りには、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな効果をもたらしているのです。

2.体の若返り・若返りホルモンと、若返りタンパク質で健康な身体に!

身体の若返りには良質な睡眠

体の若返りを図るには、若返りホルモンの分泌を促す生活習慣を送ることが大切です。
若返りホルモンとは、子どもが大人になっていく際に必要とする成長ホルモンのことです。
大人になると、成長ホルモンの分泌は、徐々に低下してきますが、代謝を促す役割や、細胞の修復などには不可欠なホルモンであるため、この若返りホルモンの分泌を補う努力が必要になってきます。

若返りホルモンの分泌を促すには、運動や日々の活動量、睡眠など、私たちの日常生活が、大きく関わっています。

良質の睡眠

睡眠中は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を繰り返し、一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返します。成長ホルモンは、寝入ってから2~3時間の間に多く分泌されるといわれています。深いノンレム睡眠で熟睡している時に、最も活発に分泌されます。質の良い睡眠こそが、若返りホルモンの分泌を促進するのです。

適度な運動をする

運動によって筋肉が壊されると、それを修復させるために、成長ホルモンが分泌されます。 ハードな運動でなくても大丈夫です。筋トレを、ゆっくりと休まずに15分程度続けることでも、成長ホルモンは分泌されます。

これに、有酸素運動をプラスすることで、若返りのタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことも可能です。成長ホルモンの促進に加え、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、体はどんどん元気に、そして若返ることでしょう。

3.体内の若返り・腸内美人で美肌効果も促進!

腸内環境を整えるのに良い発酵食品

腸をキレイにして、腸内美人になるためには、乳酸菌と食物繊維の摂取が必要です。
健康に必要なサプリメントや栄養素を摂取しても、腸内がきれいな状態でなければ、栄養をうまく吸収することができません。腸内が汚れていると、体調不良や肌トラブルにもつながります。

体の中から若返るためには、乳酸菌を含んだ食品を摂りましょう。乳酸菌は、体の中から老化の予防をしてくれるだけでなく、免疫力を高め、コレステロールの低減にも効果があります。ヨーグルト、チーズなどの乳製品の他に、発酵食品であるキムチにも、乳酸菌が豊富に含まれています。キムチ以外にも、ぬか漬け、たくあん、しば漬け、すぐき漬けなど、発酵しているお漬物にも乳酸菌が含まれています。

さらに食物繊維は、腸の掃除をする働きと、乳酸菌のエサになる働きがあるため、摂取をおすすめします。食物繊維は、穀物、芋、豆、野菜、果物、海藻、きのこ類などを、偏りのないように摂取することで、水溶性と不溶性食物繊維をバランス良く摂ることができます。食物繊維を多く含むわかめや昆布などの海藻類は、特におすすめです。

この他にも、食生活で気をつけたいことは、いろいろあります。野菜を食べる、髪や肌の素となるタンパク質を摂る、過剰な飲酒を控える、など、バランスのとれた食生活が大切です。
栄養バランスが崩れると、ニキビや乾燥など肌荒れの原因にもなります。健康や美肌は、体の中からも作られます。見た目だけでなく、体の中から老化を防ぎ、若返りを意識する必要があります。

4.若返りのタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!(まとめ)

年齢を重ねても若々しい夫婦

元気のないレタスを50℃の湯で洗うと、シャキッとしたレタスに戻るのは、ご存知でしょうか。50℃洗いした野菜は、ヒートショックプロテイン(HSP)の作用で、50℃洗いしなかった野菜よりも 元気になり、日持ちします。
お肌も同様で、ヒートショックプロテイン(HSP)が若返りのタンパク質である所以が、ここにあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと誰もが体の中に持っているものですが、年齢やストレスによって減少してしまいます。老化を防ぎ、若返りを図るためには、ヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やし、貯めておく必要があります。

日常生活の中で、簡単にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法があります。 42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分、肩まで湯船に浸かり、その後20分~30分、バスタオルやバスローブにくるまり、保温することがポイントです。
体内の深部温度が38℃になるようにすることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
湯船の中で、手首や足首を回したり、肩を上下させたり、マッサージをすることで、血行がよくなり、疲労回復にもつながります。体が熱くなったら、立ち上がったり、湯船に腰掛けたりするなどして、少し休憩しても大丈夫です。週に1~2回を目安に行うようにしましょう。いつもより少し熱めで長めの入浴ですが、大量の汗が出て、入浴後は、心も体もスッキリします。

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、半身浴とは違い、交感神経が刺激されます。そのため寝る直前は避け、入浴後は、ゆっくりリラックスできる時間が取れるタイミングで入浴するようにしましょう。入浴後は、保温状態をキープし、水分補給をしながら、お気に入りの化粧品で保湿ケアをすることで、若返り効果、間違いなしです。

若返りには、ヒートショックプロテイン(HSP)は、なくてはならない存在です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、健康や美容にとって、高い効果を発揮する魔法のような存在なのです。

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