いつの時代も気になる毛穴の開き、毛穴の黒ずみ。そして40代以降から始まる、乾燥毛穴、たるみ毛穴。美容の神成分「ヒートショックプロテイン」をうまく活用して毛穴改善

いつの時代も気になる毛穴の開き、毛穴の黒ずみ。そして40代以降から始まる、乾燥毛穴、たるみ毛穴。美容の神成分「ヒートショックプロテイン」をうまく活用して毛穴改善

コスメコンシェルジュ 川子

この記事はコスメコンシェルジュ 川子が執筆しました

日本化粧品検定1級

元国際線キャビンアテンダント。若い頃は今思えば大したことのない毛穴、たるみに、肌の悩みに何十万もかけてエステに通い、有名どころの海外コスメは全て網羅、ホットヨガにもジムにも通い、肌、体形の維持!そんな若かりし頃を過ごしたアラフォーワーママが調べに調べて簡単&効果がある美容法を紹介します。

毛穴の目立ち、気になりますよね?たまごの殻をむいたようにツルッとした肌の人もいるのに、どうして自分はこんなんなの?と気になってしまう事も多いはず。

肌質は遺伝によるものも多いのですが、生活様式や食べ物、ケアの仕方で悪化を予防することも、改善することだってできるんです。
特に40代以降の毛穴の悩みは、諦めないで、是非ヒートショックプロテインの力を借りてゆで卵肌を目指して!

1.美容の神成分「ヒートショックプロテイン」って?

シャキっとしたレタス

50度のお湯でレタスを洗うと、しな~としたレタスがシャキッとする映像を見たことがある人も多いと思います。
これがヒートショックプロテイン(HSP)現象の一つ。熱ショック(ヒートショック)を与えることでヒートショックプロテイン(HSP)が増加し鮮度を復活させたのです。

このようにヒートショックプロテイン(HSP)には野菜を新鮮な状態に戻すだけでなく
1.傷ついた細胞を再生
2.メラニンの生成や炎症を抑制する美肌効果
3.紫外線による活性酸素がコラーゲンを分解しシワの原因になるのを抑制
4.「乳酸」の産生を抑え疲労防止
5. 免疫細胞の一種であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させ病気を予防

この様に、様々な美肌効果や健康へ様々な良い影響が確認されています。神成分と言われるのもうなずけますね。

2.気になる毛穴の種類

一口に「毛穴」といってもその種類や原因はさまざま。年代によっても変わってきます。

1.開き毛穴(皮脂過剰分泌型)
2.詰まり毛穴/Tゾーンの毛穴に多い
3.乾燥毛穴/Tゾーン以外が多い
4.帯状毛穴(たるみ型)/頬の毛穴に多い

ご自身の毛穴の状態がどの毛穴タイプがご存知ですか?若さゆえの毛穴は1の開き毛穴だけ!後はしっかりヒートショックプロテインを取り入れたケアが必要です!

3.若さゆえの毛穴「開き毛穴(皮脂過剰分泌型)」

顔を手で隠す若い女性

オイリー肌によくみられる、毛穴ひとつひとつが開いたように見える毛穴。皮脂の過剰分泌が原因で 余分な皮脂が詰まり毛穴が押し開かれている状態。

皮脂は本来、汗と混ざり合って皮脂膜になり、肌の乾燥を防いでくれるので必要なものですが、過剰に分泌されると、ベタつきやニキビなど、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
顔全体に見受けられますが、特にTゾーン、小鼻、鼻の脇の頬など、皮脂分泌の盛んな場所に目立ちやすいのが特徴です。

皮脂分泌の盛んな10-20代に多い症状ですが、気になるからと、あぶらとり紙などで、過剰な皮脂を取りすぎたり、ごしごし洗顔は厳禁です。
また、甘いものや糖質、脂質の取りすぎは皮脂の分泌を増やしてしまいます。毛穴が気になる時は、甘い物や揚げ物などをなるべく控えましょう。

肌の乾燥もターンオーバーを低下させるため、洗顔後などはたっぷりと水分補給をし保湿を心がけましょう。
若さゆえの毛穴ですが、開き毛穴が改善されないまま過ごしていると、加齢によってたるみ毛穴へと変化していきます。早めの段階でケアすることがまず大切です。

4.ヒートショックプロテインを活用した加齢毛穴ケア

4-1 詰まり毛穴とその対策

イチゴ鼻のイメージ

詰り毛穴は毛穴に詰まった角質や皮脂やメイク残りなどが放置され、石灰化された状態です。Tゾーンの毛穴に多く、毛穴が黒ずんでいる場合は、それが酸化している可能性があります。毎日落とせていると思ってたメイクや汚れが、なかなか落とせていなかったということ。 本来は黒ずみが出来る前に対策を取っていると取れやすいのですが黒ずみになったものは、かなり頑固です。

今ありがちな、毛穴が目立たなくなるという下地クリームやファンデーション、テカリをおさえる、皮脂が出にくくなる、という下地クリームやファンデーションを使っていると、 商品によっては、毛穴に詰まってしまうこともあります。毛穴に悩みがあるから、それを隠したくてメイクしているのに、それが、黒ずみを悪化させてしまうという負のスパイラルなのです。

また、洗浄力の強いオイルクレンジングは汚れを取る力は強いですが、その成分(油)が毛穴に詰り易く黒ずみを逆に悪化させている場合もあるため注意が必要です。

対策としては毛穴の汚れ、皮脂やメイク汚れを朝・夜と洗顔料を使ってしっかりと落とすのが一番大切。お勧めなのは、スチーム美顔器。なければ蒸しタオルでも大丈夫ですが、蒸気を使いながら、皮脂を浮き上がらせてメイクを落とすとしっかりクレンジングできるほか、加温によりヒートショックプロテイン(HSP)が増えるから一石二鳥。毛穴の黒ずみが取れた時は、「あれ?余計毛穴広がった?」と感じる事も多いのですが、ヒートショックプロテインで満たされた肌は、徐々に内側からふっくらもちっとした肌に仕上がります。もちろんハリも出るので毛穴が断然小さく目立たなくなります。

クレンジング、洗顔後は、化粧水や乳液で保湿をしましょう。 大人のニキビはターンオーバーに 原因があることが多いのですが、ヒートショックプロテインはターンオーバーを正常化する作用もあるので是非肌内で増やしておいて損はありません。

4-2 乾燥毛穴とその対策

乾燥肌のイメージ砂漠

まさに乾燥が原因の毛穴。肌のいちばん外側にある角層から水分が失われ、お肌の水分が足りない状態が続くと、カサカサして角質層が厚くなり、肌表面がゴワゴワして硬くなっていきます。さらに外的刺激から肌を守る「バリア機能」が低下し、肌は砂漠のような乾燥状態になり、肌のキメが乱れ、毛穴が目立ってくるのです。

対策としては乾燥からくる毛穴の開きのため、とにかく保湿をしっかりとすることが一番!乾燥を防いで角層のバリア機能を保つには、丁寧な保湿ケアが大切です。毎日のスキンケアでは、化粧水と乳液を順に肌になじませ、水分と油分のバランスを整えましょう。

前述の通り、ヒートショックプロテインは、身体に備わっている自己回復を呼び覚ます、細胞内の傷ついたタンパク質を修復してくれる成分で、ストレス防御タンパクとも言われます。
紫外線や乾燥などのストレスダメージからヒートショックプロテインが守ってくれ、回復を早めてくれるので肌表面がゴワゴワしてくるまえにヒートショックプロテインを増やすケアを取り入れしょう。
温度差でヒートショックプロテインを増やすことが出来るので、40~42℃のお風呂に10~20分間浸かることで、しっかり顔や身体を温めた後は、冷蔵庫で冷やした化粧水をお風呂の中で重ね付けするのがおススメ。
温度差によりヒートショックプロテインが生成されるほか、お風呂を上がった瞬間から進むと言われる乾燥も防げるので大変効果的です。

4-3 たるみ毛穴とその対策

自分の肌をみて悩む女性

コラーゲン等の減少によって、毛穴を支えきれなくなることが原因。本来は丸い形をしている毛穴ですが、肌がたるんでしまうと、ほおの毛穴がタテに伸びて目立つように。
たるみにともなう毛穴の開きは、しずくのような形が特徴。 ほおを指でピッと引っ張ると毛穴が目立たなくなる場合は、たるみが原因かもしれません。

たるみ毛穴は、加齢によって真皮のコラーゲンやエラスチンが減ってしまったことが大きな原因なので、コラーゲンやエラスチンを増やすケアを取り入れましょう。
ヒートショックプロテインは真皮の線維芽細胞に作用し、コラーゲンやエラスチンを増やすことがわかっています。コラーゲンやエラスチンが増えることでお肌のハリ感が増し、たるみの改善効果が期待できます。
その為、ヒートショックプロテインが補充できるタイプのスキンケアやビタミンC誘導体やナイアシンが配合された化粧品を使うことが近道かつ有効です。
また、皮膚のターンオーバーを促進するレチノール配合の化粧品も、肌のハリを高め、毛穴の落ち込みを目立ちにくくできるのでオススメです。
また、たるみ毛穴は毛穴が黒く見えても汚れが詰まっているわけではないため、強く洗うと乾燥して肌荒れを招くので気をつけましょう。

5.まとめ

ヒートショックプロテインは、肌のターンオーバーを促し毛穴に詰まった角質を剥がれ落としてくれたり、乾燥から守ってくれたり、内側からふっくら持ち上げてくれたりと、毛穴悩みにはもってこいの神成分でということは分かって頂けましたか?

しかし、毛穴トラブル全般に言えますが、 紫外線や喫煙は大敵です。真皮内に存在する肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを変性させたり、コラーゲンを破壊する酵素を増やしたり悪影響が多いため、若いうちから気をつけて行きましょうね!

いつまでも、輝き続ける女性でいるために !美容には欠かせないヒートショックプロテイン(HSP)の魅力!

いつまでも、輝き続ける女性でいるために!美容には欠かせないヒートショックプロテイン(HSP)の魅力!

机に置かれた美容コスメアイテム

美容とは、スキンケア、ボディケア、ヘアメイクなどを通して、キレイに近づくことをいいます。

いつまでも若々しく、キレイでいたい…アンチエイジングや老化予防は、女性にとって、永遠のテーマです。

年齢を重ねると増えてくる、しみ、しわ、たるみなどの肌トラブル。
悩みの大小はあるにせよ、女性にとっては避けて通れないことです。

無理な若作りは必要ないけれど、いつまでも輝く女性でいたい!
こういった美容やおしゃれへの関心や願望はあるけれど、何を参考にしていいかわからない、どんな方法があるかわからない、といった声も・・・・

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、実現します!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、健康で輝く女性になってみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美容と健康・・・HSP入浴法

入浴アイテムがそろったバスタイム

ヒートショックプロテイン(HSP)は、細胞内の傷ついたタンパク質を修復し、またその損傷を防ぐ成分のことです。 肌を作っているのもタンパク質。このヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やすことで、美肌効果だけでなく、自律神経を整えて睡眠を安定させたり、免疫を高めたりする効果も期待できるといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が、コラーゲンやその他のたんぱく質の日常的な傷害を修復し、常に元気なたんぱく質、元気な細胞にするとともに、肌の免疫力も高めるというわけです。
体の中から肌を美しくしてくれるのです。

美容効果を上げるお風呂の入り方、ご存知ですか。

HSP入浴法
1.入浴前に水分補給をしっかりしましょう。
2.お風呂の温度は、40℃~42℃が最適です。入浴中に、お湯の温度が下がらないように気をつけましょう。
3.体温が38℃くらいまで上昇するのが理想です。
42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分が目安です。
4.入浴後は保温が大事です。体が冷えないように気をつけましょう。

週に2回くらい取り入れることで、肌のターンオーバーを活性化し、美肌へと導いてくれます。

2.美容は洗顔から!洗顔&蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)が活性化する?!

美容に欠かせない蒸しタオル

洗顔は、大抵の人にとっては日課のようなものですが、美容にとっては、どんな化粧品を使うことより、大切なことです。

年齢を重ねるごとに、ターンオーバーが遅くなり、しみ、しわなどの肌トラブルが起きやすくなるのには、正しい洗顔ができていないことも、ひとつの理由にあるようです。
洗顔は、健康で美しいお肌をつくるための基本のスキンケアなのです。

そこで、この洗顔にひと工夫することで、大きな効果が得られます。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす美容方法の中で、誰でも手軽にできるのが、蒸しタオルを使った洗顔方法です。またの名を、温冷洗顔方法といいます。

自宅にあるもので簡単にできて、美容にいいといわれる「蒸しタオル」
ここにも、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす魔法が隠されています。

蒸しタオル美容法
1.タオルをロールケーキ状にし、水に濡らし、軽く絞ります。
2.電子レンジで、約1分(700W の場合)温めます。
3.温めたタオルを顔にのせます(約5分)

顔を洗うことで冷えてしまうお肌表面を蒸しタオルで温めると、温度差により血行が促進され、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えます。 ヒートショックプロテイン(HSP)は、お肌にあるコラーゲンの合成力を高めるため、洗顔→蒸しタオルの手順を続けていると、お肌がふっくらしてくるのが感じられると思います。

このとき、タオルの温め過ぎには、注意が必要です。

蒸しタオルで5分程度お顔全体を温めたら、スキンケアで潤いを補給することが大切です。 蒸しタオルは血行をよくする反面、肌が乾燥しやすい状態になります。蒸しタオルの後は、美容液や化粧水などで、すぐに保湿ケアをするよう心がけましょう。

3.美容の原点、基礎化粧品!ヒートショックプロテイン(HSP)入っていますか?!

ヒートショックプロテイン含有化粧品ストレピア

美容といえば、毎日のスキンケアに使っている基礎化粧品も大きく関わってきます。
気がつけば、ずいぶん前から同じものを使っている、ということはないでしょうか。
新しものを試すのも面倒だし、とりあえず、これで大丈夫!となんとなく使い続けていませんか。

そんなに違和感がなくても、その状況に慣れてしまっているだけで、今、お肌が必要としている成分を補っていないかもしれません。
30代のお肌におすすめの化粧品と、50代におすすめの化粧品では、違います。
今のお肌に必要なものを使わなければ、お肌の老化を早めてしまう恐れも出てきてしまうのです。

自分にあった美容法を求めるには、まず自分のお肌にあった基礎化粧品を見つけなければなりません。

エイジングケアに必要な成分、それが今注目のヒートショックプロテイン(HSP)です!
ヒートショックプロテイン(HSP)は、気になるお肌のトラブルをやっつけてくれるのです。

炎症や赤みには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)が紫外線やストレスから細胞を守り、日焼けなどの炎症を抑えます。
しわやたるみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)が疲労や活性酸素、老化による弱ったコラーゲンを修復して、ハリのある健やかで美しいお肌を保ってくれます。
しみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)がメラニンの生産を抑制してシミを防ぎます。
気になる毛穴の黒ずみには・・・ヒートショックプロテイン(HSP)がコラーゲンの生成を高めハリのある肌に導き、毛穴の目立たないお肌にしてくれます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、美容にとって、とても大切なエイジング成分ですが、これだけを取り入れていれば、すべての肌悩みが解決し、若々しい肌になれるというわけではありません。

どんなにいい成分が配合されていても、お肌に刺激や負担を与えてしまう石油系油脂、アルコール、鉱物油、合成香料、合成着色料のような添加物・成分が配合されていては、本末転倒です。
ヒートショックプロテイン(HSP)の他に、どんな成分が配合されているのか、お肌に必要な成分をきちんと見極めることが重要です。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)で、心も体も美しく(まとめ)

美容の味方健康的な食物

美容とは、体の内側と外側の両方から、よいコンディションに整えることにより、美しくなることです。
すなわち、体が健康であることも大切になってきます。
美容を構成するスキンケア・ボディケア・ヘアメイクに、体や心の健康を保つ、ヘルスケアも必要です。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、美肌だけなく、自己回復力や免疫力を高め、疲れにくい身体を手に入れることができます。

自己回復力が向上するとケガの治りが早くなるだけではなく、お肌の状態もよくなります。
また、免疫力が高まれば病気に負けない健康な体をつくることができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させることで、免疫細胞の一種であり、がん細胞を攻撃してくれるNK細胞も活性化してくれるため、ガン予防になるともいわれています。

食事面では、タンパク質を多く含む肉や魚、大豆などを中心にバランスの良い食生活を心がけましょう。

体の健康が心の健康をもたらし、心の健康が外見を美しくしたいという意識につながります。また、人からキレイと言われることで、心が豊かになり、体の健康につながっていきます。

シャワーだけじゃなく、湯船に浸かってみる!
ストレッチや運動をしてみる!
洗顔のあとに、蒸しタオル美容法を取り入れてみる!
日常生活の中で、できることは、たくさんあります。

初めは小さなことでも、続けていくことで、だんだんと自分の意識が変化していきます。
美容は、自分を大切にすること!

是非、できることから始めてみてください。

気になる年齢肌の原因はこれだった?!年齢と共に減るたんぱく質「ヒートショックプロテイン(HSP)」。キレイを諦めたくない貴女へおすすめ。40代からの損しない生き方を伝授します!

気になる年齢肌の原因はこれだった?!年齢と共に減るたんぱく質「ヒートショックプロテイン(HSP)」。キレイを諦めたくない貴女へおすすめ。40代からの損しない生き方を伝授します!

「あなたは年齢を重ねる事が楽しみですか?」「それとも嫌ですか?」
そう尋ねられた時、何割の人が「年齢を重ねるのが楽しみ」と答えるでしょうか?
大多数の人が「若いままでいたい!」と答えますよね。
では、何故多くの人は「年齢を重ねたくない」のでしょうか?

バースデーケーキ

年齢を重ねたくない原因に、実はヒートショックプロテインが大きく関わっているんです!
ヒートショックプロテインの効果なんて「嘘」と思っている貴女は絶対損しています!

コスメコンシェルジュ 川子

この記事はコスメコンシェルジュ 川子が執筆しました

日本化粧品検定1級

元国際線キャビンアテンダント。若い頃は今思えば大したことのない毛穴、たるみに、肌の悩みに何十万もかけてエステに通い、有名どころの海外コスメは全て網羅、ホットヨガにもジムにも通い、肌、体形の維持!そんな若かりし頃を過ごしたアラフォーワーママが調べに調べて簡単&効果がある美容法を紹介します。

1.年齢を重ねると変わる見た目の変化

鏡を見て見た目年齢の違いを感じる女性

40歳を越えたころ、ふとした瞬間に気づきます。
「こんなはずじゃなかったけど?」と…
「あれ?なんか、変」と…

例えば
★もっと似合っていると思ってた洋服、今はただの若作りに見える。
★子供の手の甲と比べたときに気づく、ハリのない自分の手。
★三面鏡で愕然。いきなり存在するシミ。
★笑ってるつもりなのに、下がってる口角。(一人でテレビ見てる表情なんて最悪。)
★顔も体もとにかく肌質が変わった

若かりし頃に、見た目にある程度自信があった人ほど、その落胆ぶりについていけないという現象が起こりやすいようです。筆者の周りもまさにそう!自分の武器である「美ぼう」が崩れていくのは辛いですよね。

筆者は幸か不幸か、見た目に自信のある方ではなかったので、落胆は友人ほどではなかったですが(笑)、だからこそ、今!「ヒートショックプロテイン」の力を借りて、後半の人生は誰よりも自信を持って謳歌したいと考えています!

2.肌を守り、シミ予防に効果がある「HSP70」

ヒートショックプロテインってなに?

では、ヒートショックプロテイン(HSP)ってそもそもなんなのでしょうか?

ヒートショックプロテイン(HSP)は私たちの体に起こるあらゆるダメージを修復し守ってくれる成分のこと。最近医療の現場でも大注目の成分ですが、実は人はみんな持っている成分なのです。

私たちの体を構成する成分は60%が水分で、それ以外はほとんどたんぱく質。内臓、筋肉、骨、皮膚、血液、髪、爪なども全て「たんぱく質」で、なんと10万種類以上ものたんぱく質の種類からできています。ただ、それらの「たんぱく質」はデリケートで、傷つきやすく、日常生活において、ストレス、疲労、加齢、活性酸素、紫外線などの原因ですぐダメージを受けてしまいます。

ですが、その「たんぱく質」をケアしてくれる「たんぱく質」が人間の体には備わっています。それが「ヒートショックプロテイン(HSP)」です。傷ついた細胞を修復し、体を元気にするのが「ヒートショックプロテイン(HSP)」の役割です。

万能成分と言われるのも納得ですね。

3.ヒートショックプロテインがあれば、年齢の悩みが怖くなくなる

ほほに手をあてる年齢悩みのない女性

では、たんぱく質が傷つくと、具体的に美容面ではどのようなダメージが出てくるかご存知でしょうか?

●がさつき、ごわつき、肌の凹凸がでてくる。

●肌荒れ、赤みが出て、なかなか治らない

●肌リズムが崩れ、シミができやすくなる

●肌に弾力がなくなり、たるみ、シワ、毛穴が出てくる

書いているだけでも恐ろしいです・・・

でも、ご安心を!万能成分「ヒートショックプロテイン」があればこんな症状を解決してくれるのです!

ヒートショックプロテインの具体的な働きはこちら!
●疲労や活性酸素、老化による弱ったコラーゲンを修復するため、ふっくらハリのある潤い美肌を保ってくれます。
●紫外線やストレスから細胞を守り、日焼けなどの炎症を抑えてくれます。
●メラニンの生産を抑制してシミを防いでくれます。
●コラーゲンの生成によりふっくら内側から持ち上がったお肌はたるみやしわ、毛穴が目立ちにくくしてくれます。

そう、つまりヒートショックプロテインがあればこんなに多くの悩みを解決することができるのです。

加齢と共に減るヒートショックプロテイン。
まさに減ってしまうからこそ、出てくる美容面の悩み、ならば、逆に増やすことができたら?「そう、悩みは解決できるのです!」

4.ヒートショックプロテインの増やしかた

サウナ前の準備、飲料水とタオル

ではどうやってヒートショックプロテインを増やせばいいでしょうか?
一番有名なのはサウナや入浴法ですね。サウナや入浴法に関してはこちらに詳しく記載しているので参考にしてください。

有酸素運動もヒートショックプロテインを増やすのには効果的と言われています。

そのほかにも、ヒートショックプロテイン(HSP)を刺激できるような使用方法のスキンケアもあるようです。
簡単時短にヒートショックプロテインを増やせるので、是非試してみたいですよね!

5.年齢を重ねる事を楽しもう

3世代家族の写真

ヒートショックプロテインを増やせば、どんどん自分に自信がわいてきます。
筆者も今の自分の肌が一番好きです。若い頃よりも一番自信があります。
ヒートショックプロテインを増やしたからと言って20歳に戻れるわけではありません。でも、確実に同年代よりもキラキラ、美しいと断言できます。
そして、更に自分を磨くために、その他にも筆者がやっていることをご紹介するので参考にしてください!

肌細胞が生まれ変わる肌リズムを停滞させない

1分間に3億個の細胞が死滅し、100〜500億個の細胞が新しくできるといわれています。
この肌リズムが崩れてくると、剥がれるはずのシミもそのまま停滞し、立派な勲章に代わります。ゴールデンタイムと言われる22-2時は何が何でもしっかりとした睡眠をとりましょう。
旦那が寝たからビデオタイム♪と、20代の俳優にキュンキュンしている場合ではありません。(ホルモン的にはいいかもしれませんが。笑)

シワシワにならないよう食べ物をを心がける。

炭水化物や、甘い物、脂っこい物ばかりを好んで食べていると、“AGEs”という老化を促進させる黄褐色の物質が体内で発生、透明感を失わせ、さらにコラーゲンを硬化させるためハリや弾力のない肌になってしまいます。たんぱく質を意識した食事を心がけましょう!
旦那様の今夜の食事がいらないからと、インスタントもので済ませているとひどい目に遭いますよ!

老化の原因の8割を占めるといわれる光老化を防ぐ!

「ちょっとそこまでの買い物だから大丈夫」、「冬だから紫外線少ないはず」と日焼け止めをつけなかったり、日傘を使わなかったりしてませんか?
特に油断しがちな冬は太陽の位置が低いため、紫外線が顔を直撃。その油断がシミを生成するのです。一年を通して日焼け対策を徹底しましょう。
また、スマホやパソコンのブルーライトも光老化を加速させます。使いすぎに注意しましょう。

適度な運動を心がける

若いころと食べる量も、食生活も変わってないのに、どんどん太っていく。
これは代謝が落ちていることが原因。
ダイエットの為にも健康維持の為にも適度な運動を心がけましょう。
運動により体温が上がると代謝が活発になり、脂肪も燃焼しやすくなります。
また血流も良くなり汗も出るので、老廃物の排出もスムーズになります。
前述のヒートショックプロテインを増やすためにも運動は欠かせませんよ。

ストレスを溜めない生活を送る

近所付き合いや親戚付き合い、子供絡みの付き合い。自分だけの気分でふるまうことができない年齢ですよね。
そんなストレスは、暴飲暴食を引き起こしたり、睡眠障害を引き起こしたりします。
ストレスのたまった生活は美容の大敵。体全体の血管が収縮し、血流が悪くなり、くすみ、むくみなどを引き起こしてしまいますよ。
寝る直前に忘れる術を身に付けましょう。

6.まとめ

いかがでしたか? 若いころの「美」は遺伝によるものも多いかもしれません。
でも、年齢を重ねてからの「美」はまさに芸術作品。芸術作品を作り上げるには努力も必要です。
むしろ当たり前のことかもしれません。
そういった意味ではヒートショックプロテインを増やすというのは非常に手軽に「美」を手に入れる神成分だと筆者は考えます。
是非、ご自身に合った「ヒートショックプロテイン」の増やしかたで、人生の後半戦を自信をもって楽しんで歩んでほしいと思います!

あなたの体、ヒートショックプロテイン(HSP)で守られています!幅広い、その種類と効果をご存知ですか?

あなたの体、ヒートショックプロテイン(HSP)で守られています!幅広い、その種類と効果、ご存知ですか?

リフレッシュするイメージ

最近、化粧品や健康、医療の分野で注目されている成分、ヒートショックプロテイン(HSP)。
このヒートショックプロテイン(HSP)が、私たちの体の中にあるコラーゲンという組織を修復し、体をリフレッシュしてくれることがわかり、注目を集めています。

元気のないレタスを、50℃のお湯に浸すと、シャキッとよみがえってくることが話題になっているのをご存知ですか。
これはヒートショックプロテイン(HSP)によるものなのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)には、様々な種類があります。
分子量によって分けられ、大きく分けると10種類以上、細かく分けると100種類以上といわれています。
そして、そのいずれもが、生命にとって重要な働きをしています。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)の種類と効果

ミントとアイスキューブ

1.紫外線によりダメージを受けた肌を守り、再生してくれます!

ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP70はダメージで異常を起こしてしまった状態を、一度分解して正常に戻す働きがあります。肌をリフレッシュしてくれるのです。

また、このヒートショックプロテイン(HSP)により、しわを防いだり、色黒やしみの原因になるメラニンの生産を抑制することで、しみを防いだりしてくれます。

2.コラーゲンの生成を助けます!

ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP47は、潤いや、みずみずしいお肌を保つのに欠かせないコラーゲンの生成を助けます。

また疲労や老化、ストレスで壊れてしまったコラーゲンを、再生することにより、肌のハリを高め、しみやたるみを防いでくれます。
それにより、肌荒れにも効果があるといわれています。

3.不調の素、老化の素である、活性酸素から守ります!

ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP32は病気や老化の素といわれている活性酸素を無害化してくれます。
アンチエイジングとして、健康と美容に大きな効果があります。

4.体力や代謝を上げてくれます!

ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP60 は細胞内のミトコンドリアへタンパク質を送ることにより、体を動かすエネルギー作る働きをしてくれます。

タンパク質がきれいに整っていないと、人間の体は、免疫や代謝が低下してしまいます。
HSP60は、タンパク質をきれいな状態に保つ働きにも影響があります。

5.病気の原因を防いでくれます!

タンパク質は、長いひも状になっています。
疲労やストレスにより、このひもが絡まってしまうと、本来の働きができなくなってしまいます。
ヒートショックプロテイン(HSP)のうち、HSP104は、このひも状のタンパク質の絡まりを防ぎ、元の状態に戻してくれます。

タンパク質のひもが絡まった状態が続くと、アルツハイマーなどの病気の原因にもなるといわれています。

上記のヒートショックプロテイン(HSP)の種類の中でも、美容効果について注目が集まっているのが、HSP70とHSP47です。

みずみずしさのイメージ

2.肌を守り、シミ予防に効果がある「HSP70」

ヒートショックプロテイン(HSP)の代表的タンパク質ともいわれているHSP70は、細胞を保護する作用があります。

タンパク質を細胞内に運び込み、細胞が受けているストレスの状態に応じて、働き方を変えながら細胞を保護してくれます。

紫外線ダメージからの修復が不十分であると、細胞の機能が衰え、肌の悩みも加速してしまいます。
HSP70は、紫外線ダメージから肌を守り、色黒・シミの原因となるメラニンの抑制をしたり、しわを防いだり、と重要な役割があります。
HSP70を高めることができれば、年齢や紫外線などのストレスに負けない肌をつくることができるのです。

3.コラーゲンの生成をサポートし、ハリや弾力のある肌づくりを助ける「HSP47」

コラーゲンは、タンパク質のひとつです。肌の土台である真皮は、約70%がコラーゲン繊維で占められています。
コラーゲンが肌に与える効果として、弾力を与える、水分を保ちながら潤いを与える、などがあり、これらは、潤いや、若々しくハリのある肌をなどに、とても重要なものとなります。

コラーゲンは、合成と分解が常に繰り返され、このバランスを保ちながら、新しく入れ替わっています。 しかし、年齢を重ねると、新しく生成されるコラーゲンの量が少なくなります。
さらにコラーゲンが作られても、正しく働くように質を高めないと意味がありません。
肌を支えきれず、シワやたるみの原因になるのです。

この正常なコラーゲンをつくるためには、HSP47が必要です。
体内でのコラーゲンの生成に不可欠な物質で、HSP47 が増える=コラーゲンも増える、ということになります。
つまり、HSP47が多いとコラーゲンがたくさん生産され、HSP47が少ないとコラーゲンも減ってきます。

近年の研究で明らかになってきたのは、HSP47の減少が、お肌のシワの数や深さに極めて大きな影響があるということです。
つまり、シワになる大きな原因のひとつが、コラーゲンの減少にあります。
このコラーゲンの減少は、HSP47の不足が主な原因です。

若々しい潤いのある肌には、コラーゲンの量を増やすだけでなく、正しく働けるように質を高めることも必要であり、コラーゲンの質を保つには、HSP47が不可欠になってくるのです。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)で、いつまでも若々しく元気な貴女でいるために(まとめ)

若々しさを保つためにストレッチをする女性

肌には本来、ダメージから回復する力、自己回復力が備わっています。
しかし、年齢を重ねると、紫外線ダメージや、しみ、しわ、たるみなど・・・多かれ少なかれ、こういった悩みが出てきます。
これは、体に起こったダメージを自己回復力だけでは、防ぎきれなくなってしまうためです。

そこで、注目されるのが、ヒートショックプロテイン(HSP)!

ヒートショックプロテイン(HSP)を体内で増やす方法は、いろいろあります。
まず、 HSP入浴法
お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。週に2回程度の割合で行うことで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。1日の疲れを癒してくれる入浴が、全身の細胞も癒してくれるというわけです。

そして日頃のスキンケアで、このヒートショックプロテイン(HSP)を増やすこともできます。何気なく選んでいた基礎化粧品を、ヒートショックプロテイン(HSP)配合のものに変えることで、アンチエイジングに立ち向かう美肌を手に入れることができるのです。

この他にも、蒸しタオルを使った美容法や、サウナなど、加温により、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

少し、ハアハアと息が上がる程度の有酸素運動を30分以上、2週間続けることでも、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

様々なストレスから、身体を守ってくれるヒートショックプロテイン(HSP)。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させることで、紫外線やストレスから細胞を守り、弱ったコラーゲンを修復して、若々しくみずみずしいお肌にしてくれます。

そして、ヒートショックプロテイン(HSP)は、お肌(美容)だけでなく、鬱や癌などの病気の治療や予防、回復をサポートし、心のケア(ストレス)にも大きな効果があるといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、美肌と、心身の健康を貴女に与えてくれます。

効果的な美容・健康法 カギはヒートショックプロテイン

効果的な美容・健康法 カギはヒートショックプロテイン

さわやかな雰囲気の女性

綺麗になりたい、長生きしたい、元気に毎日を過ごしたい。
人間なら誰しも、胸に抱く生涯のテーマが、美容と健康ではないでしょうか。
本稿では数ある美容・健康法のなかでも、特に“効果的”な方法を解説します。
そして美容と健康に共通するカギとして、ヒートショックプロテインをご紹介します。
ぜひ、今日から実践してみてください!

交告承己

美容アドバイザー

この記事は美容管理アドバイザー交告 承己(こうけつ うい)が執筆しました

日々、お肌について悩むお客様からのご相談をお受けしているお肌美容の専門家です。おひとりおひとりに対して懇切丁寧に、アドバイスをさせていただいております。スポーツ記者だった経歴を活かし、運動や健康管理の側面からも、美容に関して鋭く迫ります!

1.効果的な美容法とは?

洗顔をする女性

効果的な美容法といわれて、思い浮かぶことは何でしょうか。頭でイメージが出来たとしても、意外に言葉で説明しようとすると、具体的に浮かばない方も多いかもしれません。効果的な美容法を項目別に、解説していきます。

1-1 洗顔

毎日行う洗顔は、やはり最も重要な美容法としてあげられるでしょう。「顔」こそ、ヒトのすべてが表れます。洗顔の基礎こそ、身体の美容法にも繋がる大切なテーマです。もとめられるのは、正しい洗顔です。

クレンジングや洗顔を行う際、無意識に汚れが気になるところや不快に感じる箇所に指を使って洗ってしまっていませんか?お顔の肌はとても傷つきやすいので、力を入れて洗うのは厳禁です。お顔を洗う際に使う箇所は、手のひらです。

手のひらで優しく、大きく回すように洗顔してみてください。指先に力を入れてはいけません。擦ってもいけません。とにかく力を入れずに洗うこと、それが洗顔のすべてと言っても過言ではないです!
指先を使う機会は、お顔の細かい箇所に限られます。お鼻のまわりなどです。その際も擦ってはいけません。とにかくやさしく馴染ませましょう。

私自身、どうしてもニキビなどができている気になるところを強く洗ってしまい、余計に刺激を与えてお肌にダメージを与えてしまっていた苦い経験が…。ゴシゴシ洗ってしまっていた方は是非参考にしていただいて、効果的な洗顔に切り替えてみてください♪

1-2 化粧品の選び方

洗顔法をおさらいしたら早速実践となるところですが、その前に、洗顔に使う化粧品について考えてみましょう。毎日使うものだからこそ、簡単なイメージや価格だけで決めてしまうのは禁物です。 注意したいのは、石油系合成界面活性剤を使用している商品です。使う事ではっきりした変化を感じる、あるいは使った瞬間にしっとりする。こうした使用感を演出するために使われているのが、石油系合成界面活性剤なのです。

使用し続けることで、一時的な潤いは得られるかもしれませんが、肌のバリア機能は弱まっていくことが考えられます。肌本来が持っている、自ら潤う力が落ちていき、中・長期的な視点で見た時に、スキンケア効果としての成果はむしろマイナスに働いてしまうのです。

基礎化粧品の本来の役割は、一時的な実感としての潤いを肌に与えることではなく、その人その人のお肌にとって最適な、長期的にお肌の状態が改善させていくものです。

普通肌の方は、お好みでお選びいただいて特に差支えがないでしょう。日本人に一番多いと言われる混合肌の方、または乾燥肌の方は、肌を刺激しないシンプルなケアができる化粧品を選びましょう。皮脂が過剰に分泌してしまっているため、保湿が大切となります。添加物が少なく低刺激で、特に自然由来の成分が使用されているものを選ぶとよいでしょう。

1-3 蒸しタオル美容法

蒸しタオル美容法を試す女性のイラスト

ストレスや睡眠不足が続くと、お肌のターンオーバーの周期が乱れます。そうすると皮脂についた汚れなどがうまく落ちず、溜まってしまい、毛穴の黒ずみや肌荒れに繋がってしまいます。そこで手軽で効果的なのが、「蒸しタオル美容法」です。

蒸しタオルを顔に当てることで、毛穴が開き、溜まった汚れが落ちやすくなります。血流も良くなり、その後の美容液なども浸透しやすくなるので、肌のトーンにお悩みの方にピッタリ!ぜひ実践してみてください。

用意するのはフェイスタオルとお湯だけ。通常のクレンジング洗顔を行っていただき、お風呂の温度程度のお湯にタオルを浸し、滴が垂れない程度に絞りましょう。鼻以外の箇所にタオルを乗せ、冷めてくるまでキープ。冷めてきたら取りましょう。簡単ですよね♪

この一連の流れを、週に3回ほど行ってみてください。あまり過度にやりすぎると、お肌にとって必要な皮脂までとってしまう可能性があるので、週に3回以内のペースがベストかと思います。

蒸しタオル美容法を行った後は、お肌が乾燥しやすい状態ですので、すぐに保湿を行ってください。蒸しタオルをいつものスキンケアの間に挟むことで、効果的な結果を得られやすくなるので、早速トライしてみてはいかがでしょうか。

2.効果的な健康法とは?

効果的な健康法は、社会に多く喧伝されています。今回は効果的な方法を、ポイントを抑えながら改めて項目別に紹介していきたいと思います。それぞれの特徴や利点がありますが、自分に一番合った方法を見つけてみてください。

2-1 サウナ

サウナの健康法を試す男女

結論を先に述べると、サウナは健康に非常に効果的です。
それは血流がよくなるから!
内臓機能が高まり、食事や排せつのリズムが生まれます。血液の流れが全身に栄養を届けますので、身体全体の機能が上がるのです。
そのことは美容にも好影響があり、十分な栄養が届けられたお肌には、ツヤやハリがうまれます。

重要なことは、ただしい方法でサウナを利用することです。
サウナは汗を大量にかくので、入る前の水分補給は欠かせません。
きちんと水分補給をすることで脱水を防ぎ、いい汗をかくことができます。
スムーズな水分補給にはイオンウォーター系のドリンクがおすすめです。

身体を洗い、いざサウナ室へ!

のぼせないためにタオルをかぶり、10分弱をめどにしてみましょう。
座る段が高いほど熱さが増すので、最初はなるべく下段に座りましょう。

サウナ室をでたら、2分間の水風呂タイム!

かけ湯をして汗を洗い流し、ゆっくりと全身を冷水に馴染ませてください。
そのあとは10分くらいかけて、じっくりと休憩室で休憩し、身体を整えましょう。
この時も水分補給を忘れずに!サウナの前と後の水分補給は必ず守りましょう。

10分や2分はあくまで目安として、まず頭に置いておいてください。
個人差やサウナ室によって温度も異なるため、慣れていない方は我慢せず、出たいときに出ましょう。
だんだん自分のタイミングがわかってきたら、効果的なサウナがもっと楽しめるようになった証拠です♪

健康にも美容にも効果的なサウナ。自分のペースで楽しんでみて下さい。

2-2 ダイエット

ダイエットの方法もいろいろ紹介されていると思いますが、単に痩せるということだけでなく、それが美容や健康につながってこそ、効果的なダイエットといえます。
今回は日常生活を見直すことで行うことが可能なダイエット法をご提案します。

ダイエットで最も重要なことが継続です。
そのためには、無理なく自然に習慣にできる内容が一番!
無理にジムや教室に通わなくても、すぐに実践できるダイエット法は、実は身近な日常に転がっています。

まずは鏡の前に全身を映し、毎日立ってみましょう。
欠かさずに自分の身体を観察し、むくんでいないか、変化はないか、冷えていないかなどを確認してください。まず自分で意識を持ち、保つこと。ここから始めてみることをおすすめします。
立った時にビシッと決まるボディラインを生み出す秘訣は、ズバリ“姿勢”です。意識するポイントは1つ「両足でしっかり立つ」これだけです。
できているようで実は意外とできていないかも、という方もいらっしゃるかもしれません。
しっかり立つことで、正しい筋肉が正しく働き、筋力も徐々にアップしていきますよ♪今日から試してみて下さい!

あとは意外なところですが、お部屋やオフィスのお片付けが、お勧めです。
お掃除は全身を使い、適度な運動となります。また、部屋を整頓することで、ストレスと煩わしさが無くなるので、自らが決めた目標や継続を達成しやすい心境に変わっていきます。
一石二鳥のお掃除は成功への第一歩です!

最後に食事についてです。忙しいライフワークをなかなか変えられない方でも、例えばコンビニの食事でも少しの工夫で大きな差が生まれます。
例えばお弁当なら、ご飯が少なく、おかずの種類が多いものを選びましょう。多くの栄養素を摂取でき、たんぱく質も補うことが可能です。
もしサラダなど野菜類を買えた場合は、ご飯よりも前に食べてください。野菜には食物繊維が多く、食後の血糖値の上昇を抑えるほか、脂質の吸収も抑えてくれます。
冬場ですと、おでんはカロリーも低く、おかずの種類も豊富なためお勧めです。手軽に食べられ、しかも温まるので、こちらも一石二鳥ですね!

ダイエットは、日常の工夫や、ちょっとした意識変化で成し遂げられます。肩ひじ張らず、自然体で自分らしく、はじめてみましょう。

2-3 階段上り

階段を上がる女性

「運動」と聞いて、何を連想しますか?ランニング、ジム、ヨガ…。色々ありますが、時間や費用・体力を使うものが多いと思います。
効果を実感するには、1日だけのトライでは無意味です。いきなりの運動はむしろ、身体に大きな負担をかけます。

効果的な運動は、もっと身近にあります。

人間の最も身近かつ基本的な運動は“歩く”ことですが、更に抜群の効果があるのが階段を上ることです。
その理由は「腸腰筋」といって、姿勢改善やお腹引き締めに対して、重要視されている筋肉です。
背骨と脚の付け根を結ぶ「大腰筋」と、骨盤と脚の付け根を結ぶ「腸骨筋」「小腰筋」を合わせた筋肉のことで、上半身と下半身を結ぶ筋肉で、股関節を曲げるときにも使います。

階段を上るとき、ひざが足のより前に出ては駄目です。ひざだけを使っていてはどれだけ上っても意味がありません。足の裏ぜんぶで踏み込む意識が大切。

足が自然とももから上がるようになります。足をももから上げることが、腸腰筋の鍛え方になるわけです。

もう一つ大事な点はヘソより5㎝下くらいの箇所に意識を置いて階段を上りましょう。
自然と正しい姿勢となり、身体全体が連動するようになります。上記の点を頭に入れて階段を上れば、今日から簡単健康習慣がはじまります。美肌・美人への導火線となっていきますよ!

3.効果のカギはヒートショックプロテイン

ここまで、効果的な美容法と効果的な健康法をご紹介しました。実のところ美容と健康は表裏一体です。
皆様はヒートショックプロテインという単語を聞いたことがありますか?
美容・健康の両者に関与するカギとして、ヒートショックプロテインについてご紹介します。

3-1 ヒートショックプロテインとは?

くつろぐ親子

ヒートショックプロテインは、もともと人間の体内に存在する特殊なタンパク質の1種で、「若返りタンパク質」とも呼ばれています。
だいたい25歳前後より、だんだんと身体の中から失われていくとされ、加齢やストレスなども減少の一因といわれています。
若いときは、けがや病気になっても回復が早いように、ヒートショックプロテインは自然治癒力としての身体の回復力を担う一旦とされており、体内にたくさんあることで必然的に免疫力が高まるため、風邪や病気になっても回復が早くなるのです。
従って、健康にとって極めて重要とされています。

近年では癌治療や、アスリートの怪我に対する対策としてなどでも、ヒートショックプロテインの存在が注目されており、健康分野においてヒートショックプロテインを高めることの重要性が盛んに唱えられています。

ヒートショックという名前からも連想されますが、ヒートショックプロテインは熱ショックにより特異的に誘導されることがわかっています。
すなわちお風呂の時間が、効果的にヒートショックプロテインを身体の中に算出できる時間といわれています。
日本には古来より“湯治”の伝統文化がありますが、このことは科学的にも身体の調子を上向ける根拠が示されており、ヒートショックプロテインの有能さが近年証明されております。

3-2 ヒートショックプロテインと美容

ヒートショックプロテイン効果は、美容面でもいえます。
加齢や疲労、生活習慣の乱れなどあらゆる原因でタンパク質の構造が崩れ機能が落ちると、ヒートショックプロテインが肌内に豊富に存在するときはすぐに、正常にもどす働きをしてくれますが、ヒートショックプロテインが減ってしまうとダメージに対する修正機能が間に合わず、そのことが老化症状としてお肌に表出します。
このように、肌老化の大きな原因の1つとして、ヒートショックプロテインの減少があげられているのです。

肌に最も悪い影響を及ぼすのは紫外線といわれています。
紫外線が皮膚の細胞を死滅させ、それによって起こる炎症反応によって傷害がさらに広がってしまうのが、いわゆる“肌荒れ”です。
ヒートショックプロテインが肌内にたくさんあると、紫外線による細胞死を抑え、炎症反応を強く抑制するので、簡単には肌荒れにならない肌環境をつくられるというわけです。
肌の弾力やハリも維持してくれるので、シワもできにくくなります。

4.まとめ

森林で深呼吸する女性

効果的な美容法、効果的な健康法をご紹介しましたが、決して身構える必要はなく、日常のちょっとしたことからのきっかけで始められるものばかりであることが、お判りいただけたのではないでしょうか。
すぐに結果を得ようというのではなく、少しずつでも継続していくことで、効果を見出していくことができれば、きっと生活の様相も変わってきて楽しくなるはずです♪

そして、覚えていただきたいキーワードがヒートショックプロテインでした。身体の機能を維持するタンパク質ですが、お肌や美容にとっても、大変関連性の高い成分です。
今後のキーワードとして、頭に置きながら是非、快適な美容・健康ライフを送りましょう!

化粧品の原料や成分を知ることは大切です!あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)増えますか?!

化粧品の原料や成分を知ることは大切です!あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)増えますか?!

様々な化粧品サンプル

化粧品は、使われている原料や成分を全て表示することになっています。
それぞれの製品に、どんな原料が使われているか、簡単に調べることができるのです。

年齢肌に必要な原料や成分といえば、コラーゲン、フラーレン、セラミドなどなど聞きなじみのあるものが多数あります。

最近、よく耳にする、ヒートショックプロテイン(HSP)
このヒートショックプロテイン(HSP)が、年齢肌に必要な原料コラーゲンを助けてくれるのをご存知ですか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.化粧品の原料-化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)が増える?!

化粧品に含まれる様々な成分の図

化粧品を選ぶとき、何に気をつけていますか。
さっぱりやしっとりなどの使用感、色や香り、容器の使い勝手・・・など
人によって基準はさまざまですが、まずは自分のお肌に合うかどうかが一番大事なこと!
それを判断する大きな手がかりになるのが、原料です。

化粧品原料の主なものには、油性原料、界面活性剤、保湿剤、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色材類、香料などがあります。
それらが、お肌を潤す、使い心地や機能性を上げる、品質を安定させる、メイクアイテムの色数を増やすなど、さまざまな働きをしてくれています。

女性にとって、生活必需品とも言える化粧品。
化粧品は、医薬品と異なり、製造・販売は届出のみでできるので、その原料は一部を除いて制限がないといえるでしょう。

たとえば、アルプスに咲いているエーデルワイスから抽出したエキスのような、特定の高原植物の抽出物など入手困難な素材や高価な素材、他の工業原料としては使いにくい素材が使えるのも、化粧品だからこそです。

厳選された原料や成分、そして、優れた工程を経た化粧品を使うことで、年齢肌に必要なヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます!

2.化粧品の全成分表示、ヒートショックプロテイン(HSP)が増える成分を見極める!

ナチュラル・オーガニック化粧品

使う原料への制限がない分、化粧品には配合する成分すべてを表示することが義務付けられています。この全成分表示は、肌トラブルが生じた場合に原因の究明や対処の手がかりになる重要なものになります。
全成分表示は、その化粧品で使われている全ての原料をさします。
使用している原料を、全て記載しないといけないという国のルールがあり、各社その法律にのっとって、箱や容器に記載があります。記載がないと違法になります。

原料に対してアレルギーがあるかないか、自分の肌に合うか合わないかを消費者自らが見て、判断してくださいという意図によるものです。

全成分表示の基本は、大きく分けて3つになります。
・使用している全ての原料を記載する
・配合量の多い順に記載する
・ただし1%以下は順不同でよい

まず、どの原料や成分が、自分の肌悩みの解消に必要なのかを知ることが大事です。
ハリのある若々しいお肌を手にれるために必要なヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができる原料や成分を含んでいるかを見極めることも必要になってきます。

3.原料による肌への危険成分、知っていますか

いろいろなコスメアイテム

肌に危険な原料としては、どのような物があるでしょうか。

特に多い肌トラブルのケースは、アルコールや界面活性剤という成分に起因することが多いといわれています。

界面活性剤は、肌の油分を取り除き、その下にある角質層を壊してしまう恐れがあります。

どんなにいい成分が配合されていても、肌に刺激や負担を与えてしまう石油系油脂、アルコール、鉱物油、合成香料、合成着色料のような添加物・成分が配合されていては、本末転倒です。
ヒートショックプロテイン(HSP)の他に、どんな成分が配合されているのか、お肌に必要な成分をきちんと見極めることが重要です。原料や成分を把握しておくことは、敏感肌の方はもとより、自分のお肌を守るためにはとても大切なことです。

4.同じ原料=同等の価値?!

オーガニック化粧品

ほぼ同じ原料、同じ成分が記載され、使われているはずなのに、価格が何倍も違う・・・こんな経験はありませんか。

高級ブランド化粧品と、コンビニなどでも売られている比較的安価な化粧品の原料、成分がまったく同じ、ということで、その安価な化粧品が大人気に!ということも現実にあります。

同じ効果や効能が得られるのであれば、高価なものより、少しでも安価なものを、と思ってしまうのは、当たり前のことです。

でも、ここには大きな落とし穴があるのです!
同じ原料や成分だから、中身が同じ、効果や効能も同じ、というのは、大きな間違いです。

化粧品にしても、石鹸や洗剤にしても、使用している原料や成分そのものも大事ですが、そのプロセス=製造工程も、大変重要になってきます。

まったく同じ原料を使用しても、製造のプロセスの違いで、まったく違うものができ上がるということは、化学的には十分にありえることです。
このような細かい製造プロセスこそが、メーカーそれぞれの独自のノウハウであったり、価値であったりするわけです。

もちろん、高級化粧品の方が優れていて、安価なものが駄目だというわけではありません。
ただ、単純に原料、成分の比較だけで、その商品の品質や価値を語るというのは、間違っているということです。

5.アンチエイジングに重要な原料や成分・・・コラーゲンとヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ヒートショックプロテイン配合化粧品のストレピア

健康食品や化粧品の「美と健康」の代名詞ともいわれるコラーゲン。

私たち人間の体は、約60兆もの細胞が集まってできているといわれます。
その細胞同士を結びつけるのに欠かせないのが、コラーゲンです。

コラーゲンが、タンパク質の一種であることをご存知でしょうか?

一般的に人間の身体の60%はタンパク質でできていて、その3分の1はコラーゲンだといわれています。
コラーゲンは、年齢肌には欠かせないものです。
しかし、年齢を重ねるごとに吸収率が低下し、また、コラーゲンを合成する力が衰えていくといわれているため、体内でコラーゲンを増やすことが難しくなってきます。

加齢とともに減少していくコラーゲンはただ補うだけではなく、肌自身のチカラで作り出せるように、年齢なりの対策をすることが重要になってきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、正常なコラーゲンを作るのに大きな効果があり、ストレスで傷ついた体を癒す働きがあるほか、体のコンディションを整えてくれます。

このヒートショックプロテイン(HSP)によって、お肌の中、しかも本来ふっくらさせたい真皮(表皮の内側にある層)という部位に、コラーゲンを増やして、ハリのある肌を作っていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、入浴運動などの加温療法により増やすことができるのは有名ですが…
毎日のスキンケアに欠かせない化粧品からも補い、増やすことができます!

化粧品の原料や成分、一度確認してみてください。
あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことは、できますか。

スチーマーの役割と効果!温熱ケアでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!!

AC

スチーマーの役割と効果!温熱ケアでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!!

バスローブを巻いて保温する女の子

さまざまな化粧品を使って、入念にスキンケアを行っているつもりなのに、洗顔後の肌につっぱりを感じたり、頬や口元がカサついたり、ということはありませんか。

紫外線など季節や環境の影響、肌のターンオーバーの乱れや年齢など、様々なことで、肌の保湿力は低下します。

衣類に使うスチーマー・・・アイロンは、高温に熱した金属の重しでプレス、シワを伸ばすのに対して、衣類スチーマーは、蒸気を噴き付けて固まった繊維をほぐしてシワを伸ばす仕組みのものです。

これと同じ原理で、蒸気を発生させて、肌の保湿を補ってくれる、美顔スチーマー。
温熱ケアにより、保湿だけでなく、体の不調を整えたり、免疫細胞の働きを高めるヒートショックプロテイン(HSP)も増やすことができます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美顔スチーマーでヒートショックプロテイン(HSP)も増える!

いろいろな美顔方法をためす女性のイラスト

保湿やクレンジングが手軽にできる「美顔スチーマー」。フェイススチーマーとも呼ばれ、温かい蒸気を当てて毛穴を開き、肌を潤したり、柔らげたりすことにより、肌トラブルの解消に効果があります。

美顔スチーマーは、細かい粒子でできた水蒸気を顔やデコルテなどにあてることで、肌の表面だけでなく、肌の奥まで潤いを届けることで、乾燥肌の改善が期待できるのです。

置き型、携帯型と用途によっての使い分けが可能です。
・水分量の変化
・スチームの当り具合
・使いやすさ

スチーマーによる温熱ケアで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができ、お肌の保湿だけでなく、しみ、しわ、たるみの改善、そして、体の免疫力まで高めることも期待できます。

2.スチーマーで得られる効果、ヒートショックプロテイン(HSP)でスベスベお肌に!

スチーマーの美容効果を実感する女性

1.スチーマーの温かい蒸気を当てることで血行促進の効果を得ることができます。
スチーマーから出る暖かい蒸気を浴びることで、顔の血管が拡張され、血流の流れが良くなります。寒い時期は、血管が縮んで血流が悪くなりがちですので、スチーマーを当てることで血管をほぐすことができるのです。

そして温熱が加わることにより、お肌の中にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、ストレスダメージを受けた肌を補修&リセットし、健やかなお肌へと導きます。

2.細かな蒸気を当てることで毛穴の奥にある汚れも落とすことができます。スチーマーを使うことで毛穴が開き、普段のクレンジングでは落としきれない毛穴の奥の汚れまで落としてくれる効果があります。ブツブツ毛穴、黒ずみ、顔のくすみといった悩みが解消できます。

毛穴の奥の汚れを取り除くことで、化粧水、乳液などのスキンケアの浸透力が増しモチモチ、スベスベのお肌を手に入れることができます。

おうちでワンランク上のスキンケアを!と考えるなら、美顔スチーマーは優れものかもしれません。

3.スチーマーの上手な使い方…工夫次第でいろいろな効果が!

スチーマーを使う準備をする女性のイラスト

スチーマーは、使うタイミングによって、得られる効果が違ってきます。

1.クレンジング前に使う場合

スチーマー導入のおすすめのタイミングひとつめは、クレンジング前です。
クレンジング前に温かい蒸気を当て、毛穴が開いた状態でクレンジングをすると、普通にクレンジングする時より、クレンジング効果が高く、洗い残しを防ぐことができます。
スチーマーの蒸気を浴びながら、クレンジングをすると、さらにクレンジング効果を高めることができます。

2.化粧前に使う場合

朝、メイクをする時に、少し余裕があるときは、スチーマーを使うのもおすすめです。
肌を温めることで顔色を良くしたり、肌を柔らかくすることができます。

3.スキンケア前に使う場合

クレンジング、洗顔を済ませたあとに、温かい蒸気を当てることで、肌が柔らかくなり、スキンケアの浸透力がアップします。

4.なりたい肌は?!スチーマーのいろいろな機能

スチーマーでリラックス効果を実感する女性

スチーマーには、さまざま機能があります。

1.肌にハリを出せる温冷機能

スチーマーの機能に、温スチームと冷スチームを交互に噴出するものがあります。
温スチームで肌を温めて柔らかくし、角質層までミストを浸透させて保湿力を高めます。このとき、HSPが増えるのも大きな魅力です!
次に、肌を冷やすことで、引き締め効果が得られます。
また、温・冷スチームを交互に当てることで、血行促進効果も期待できます。

2.メイクや汚れを落とすクレンジング機能

クレンジングの際に美顔スチーマーを使用することで、毛穴の奥のメイク汚れや油分までクレンジングが届きます。

3.リラックスできるアロマ機能

スチームと同時にアロマの香りを楽しむことができるものもあります。リラックス効果を高めてくれるので、心地良く美肌ケアを行うことができます。

5.お手軽なスチーマー「蒸しタオル」でもヒートショックプロテイン(HSP)が増える!

蒸しタオル

スチーマーを使ってみたいけど、買うには・・・と迷っているかたは、まず蒸しタオルから試してみてはいかがでしょう。

蒸しタオルを肌に乗せると毛穴が開くので、より深い部分の汚れを落とすことができます。スチーム効果も見込めるので、十分に開いた毛穴を通して、美容液などが浸透しやすくなります。
スチーマーがない方には是非!おうちにあるタオルで代用できるのです!

・蒸しタオル美容法

1.タオルをロールケーキ状にし、水に濡らし、軽く絞ります。
2.電子レンジで、約1分(700W の場合)温めます。
3.温めたタオルを顔にのせます(約5分)

顔を洗うことで冷えてしまうお肌表面を蒸しタオルで温めると、温度差により血行が促進され、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えるといわれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、お肌にあるコラーゲンの合成力を高めるため、この洗顔後蒸しタオルの手順を続けていると、お肌がふっくらしてくるのが感じられると思います。

このとき、タオルを加熱しすぎて顔を火傷しないよう、くれぐれも注意してくだい。
蒸しタオルのうれしいポイントは、肌に優しく、自分でこまめに調節が利くところです。スチーマーをうまく使えないかもと不安なかたにも、おすすめです。

毛穴の黒ずみは、角栓とその周囲に存在するメラニン色素や、皮脂についた汚れなどです。本来であれば、その黒ずみは皮膚のターンオーバーにより、自然と取れていくものなのですが、その周期が乱れるとうまく機能せずに残ってしまいます。

角栓や毛穴の汚れを無理なく落とす効果が期待できるほか、タオルの熱によって毛細血管の血流を良くして、肌のターンオーバーを活性化させることも見込めます。

6.温熱効果でヒートショックプロテインを増やす!(まとめ)

HSP効果で肌ケアが楽しくなった女性

ストレス、疲労、加齢など、さまざまな要因で細胞がダメージを受け、傷ついてしまうと、細胞は正常な働きができなくなり、疲れやすくなったり、不調を感じたり、病気になってしまったりします。

その傷ついた細胞を修復するためのタンパク質、それがヒートショックプロテイン(HSP)です。傷ついた細胞を修復し、体を元気にするのがヒートショックプロテイン(HSP)の役割なのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、体を温めると増えるたんぱく質で、これが多いと疲れにくくなったり、免疫力が高まり、風邪やインフルエンザなど病気になりにくくなるなど、体調を改善してくれる作用があります。

このヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに必要なのは、熱ストレスです。
40~42℃のお風呂に10~20分間浸かる HSP入浴法は有名ですが、入浴以外の方法として、温めた蒸しタオルを顔にのせる、蒸しタオル美容法も効果的です。

さらに最近は、温熱ケアを取り入れたスチーマーなど、さまざまな美容家電が増えてきています。42℃に温めながら毛穴をクレンジングしたり、保湿しつつ、ヒートショックプロテイン(HSP)も増やしてくれるので、取り入れてみるのもいいかもしれません。

スチーマーには毛穴を開き、潤いを与える効果があります。
スチーマーを当て終わった後、フタの役割である保湿を怠ると、開いたままの毛穴の奥の潤いが蒸発してしまいます。
化粧水、乳液、クリームなど、しっかりスキンケアをすることが大切です。

最近テレビでも話題のヒートショックプロテイン(HSP)、実は、ダイエットにも効果が期待できます!

最近テレビでも話題のヒートショックプロテイン(HSP)、実は、ダイエットにも効果が期待できます!

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えると代謝が高まり、筋肉が付きやすくなるので、ダイエットにも効果が期待できるのです!

ダイエットの効果をメジャーではかる
ストレピア美容部員 担当:石井

この記事はストレピア美容部員 担当:石井が執筆しました

化粧品検定2級

お電話で、お客様からのお肌悩みなどのご相談をお受けしています。美容、健康、筋トレについて、新しい情報が入るとすぐに試してみたくなる45歳独身女子。実際自分が試してみて良かった事、調べて興味を持った事、お役立ち情報をお伝えしていきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法でダイエット

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を行うと、体温を高めることができます。体温を高めることで基礎代謝が上昇し、脂肪を燃焼する効果があります。毎日意識しないでお風呂に入っている方も多いと思いますが、実は入り方を少し工夫するとお風呂でダイエット効果を高めることが期待できます。

お風呂が好きな方は、少しぬるめのお湯に胸あたりまで浸かって長く入る、半身浴をされることが多いと思いますが、それよりもおすすめなのが「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」です!

ヒートショックプロテイン(HSP)は38℃前後で活性化されるので、お風呂はヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させるのに最適な場所です。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、加圧トレーニングやホットヨガでも増やすことができると言われていますが、お風呂に入るほうが簡単で続けやすいので、できるだけ簡単にダイエット効果を得たい方には「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」はおすすめです。

入浴してくつろぐ女性

2.そもそもヒートショックプロテイン(HSP)とは何でしょう?

「ヒートショックプロテイン(HSP)」とは、熱の刺激を受けた時体内で活性化されるタンパク質のことで、傷ついた細胞を修復するためのタンパク質です。

人間の体の細胞は、タンパク質で作られていて、内臓、筋肉、骨、皮膚、血液、髪、爪などを作っているのは、タンパク質です。

このようにタンパク質は、私たち人間にとって重要な成分ですが、タンパク質は傷つきやすくデリケートな面もあり、ストレス、疲労、加齢、紫外線など、日常生活におけるさまざまな原因によって、タンパク質は傷つきます。
ですが、傷ついたタンパク質を修復し元気にするためのタンパク質が人間の体には元々備わっており、それが「ヒートショックプロテイン(HSP)」です。

筋力トレーニングをする女性

3.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法のやり方

1.肩が浸かるくらいまで40〜42℃のお湯を張る
※こうすることで体温を38℃近くまで高め、ヒートショックプロテイン(HSP)をより活性化させることができます。
2.シャワーなどで浴室を温める
3.バスタオル、着替えを速やかに行えるようにする
4.水分を摂るために1L程の水(常温)を用意する
※冷たい水を飲むと体温が下がるので、常温のものを飲みましょう。
5.お風呂に肩まで浸かり、こまめに水分補給しながら10〜20分程入る
※40℃なら20分、41℃なら15分、42℃なら10分程度を目安に
6.お風呂から上がり、速やかに着替え体温の高い状態を20分程維持する
入浴が終わった後も高い体温を維持することでダイエットに効果的なヒートショックプロテイン(HSP)入浴法の効果を高める事ができます

ヒートショックプロテイン(HSP)は活性化されると2、3日は活性が高い状態が続くと言われているので「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」は毎日行わなくてもよく、週に2〜3回行えばOKです!

4.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法 その他のダイエット効果

スタミナがアップ!

体を動かすためにはエネルギーを作り出す必要がありますが、体内でエネルギーを作り出す器官にミトコンドリアというものがあります。
ヒートショックプロテイン(HSP)が活性化するとミトコンドリアが増え、持久力の向上にも効果的という事が知られています。
ダイエットのために運動のパフォーマンスを上げるのにも、「ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法」は役に立ちます。

むくみの改善

体温を上げ血流が良くなることで、むくみの予防・改善にもなります。特に脚の太さが気になる方は、むくみを解消するのが近道です。

美肌効果

また、体温が上がり血流が良くなることで、リンパの流れが促進され、余分な水分や老廃物が排出されやすくなることも美肌に影響しています。

ダイエット効果で昔のズボンがぶかぶかになった女性

5.ダイエットを成功させる習慣

空腹のメリット

朝、昼、夕と3食ごはんを食べ、合間におやつを食べてる人も多いと思います。
私たちは、1日3食食べることが当たり前、と思って生活していますが、空腹には、沢山のメリットがあります。

・空腹時は免疫力がアップする
・空腹は美肌をつくる
・空腹は長寿の秘訣
・空腹は血液をサラサラにする効果がある
・空腹時は記憶力がアップする

など、ダイエットの相乗効果が期待できるので、ぜひ、食べる前に本当におなかが空いているのかと、自分に問いかけてみて下さい!
ダイエットを成功させるためには、まず毎日の習慣から改善していきましょう。

毎日体重計に乗る

ダイエットを成功させるためには、毎日体重計に乗りましょう。自分はこれだけ食べると〇g増える、何を食べると太りやすい、と理解するためにも、毎日決まったタイミングで必ず体重を測るようにしましょう。

歩く

普段、電車を利用している方なら一駅前で降りて歩きましょう。また、普段車で移動している方は、近くのスーパーやコンビニなどは、歩く習慣をつけ、エレベーターやエスカレーターを使わないようにしましょう。

ストレスを溜めない

ストレスが溜まると、食欲が減退する人もいますが、反対に過食に走ってしまう人も多いと思います。
イライラしながら食べることで、普段なら考えられないような量を食べてしまった、という経験のある人もいると思います。ストレスのない生活というのは、難しいですが、食べ物以外でのストレス解消法を見つけたり、自分の考え方を見直したりして、ストレスによる過食を防ぎましょう。

お菓子を買い置きしない

あるとついつい食べてしまうので、買い置きせず、本当に食べたい時は、歩いて買いに行けばいいだけの事なので、お菓子をストックしないようにしましょう。
大抵、ついつい食べてしまうという時は、ストレス解消のための場合が多いので、何か食べたくなった場合には、おすすめのおやつを!

ダイエット中のおやつに最適なナッツ

★おすすめおやつ★

ナッツ

ナッツは太らないおやつの代表格です。アーモンドはビタミンEや食物繊維が豊富です。カシューナッツはビタミンB1や亜鉛、ピスタチオは鉄分やカリウムクルミはαリノレン酸が含まれビタミンAやB2を含みます。 カロリーが高いので、1日20粒程度を目安に食べましょう。

[目安カロリー]
アーモンド1粒:約6kcal
クルミ1粒:40kcal
カシューナッツ1粒:7~9kcal
ピスタチオ1粒:3kcal

ヨーグルト・チーズ・卵

チーズやヨーグルトはたんぱく質、脂肪、カルシウムが豊富です。少量でも腹持ちがよく、おやつに最適です。卵はたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルもバランスよく含む“完全食”です。食べすぎにさえ注意すれば、手軽なおやつとしてお薦めです。

[目安カロリー]
カマンベールチーズ1切れ:約50kcal
無糖ヨーグルト100g:62kcal
ゆで卵1個(100g)151kcal

ビターチョコレート

カカオ70%以上のビターチョコは、1切れ27kcal程度なので、チーズやヨーグルトなどと組み合わせると、より満腹感も高まります。ただ食べすぎはカロリーオーバーになるので注意が必要です。
また、ミルクチョコやホワイトチョコは糖分や脂肪が多くなりすぎるのでおすすめできません。

[目安カロリー]
1切れ:約27kcal

果物

果物に含まれる果糖は、血糖値を上げづらく、ビタミンCや食物繊維もとれるので、いいですが、ショ糖も含むので、食べすぎないように注意しましょう。
リンゴ中1個にチーズかヨーグルトを加えても、カロリーオーバーにはならず、たんぱく質との組み合わせで食べると腹持ちもよくなります

[目安カロリー]
ブドウ1粒:6~10kcal
みかん中1個:34kcal
リンゴ中1個:145kcal
キウイ1/2個:46kcal

ダイエットに最適な野菜中心の食事

6.まとめ

ダイエットをする目的は、ただ体重を減らせばよいというものでは、なく、美と健康を手に入れて今より輝いた自分になるためです!
すでに適正体重であるにもかかわらず、もっともっと痩せたい、という考えは、健康上もよくありません。あくまでも適正体重を大幅に上回っている人が、美と健康を取り戻すためにするダイエットすると考えましょう!

そして、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして代謝を高め、楽しんでダイエットに励みましょう!

化粧品選びは、まず基礎化粧品から!キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌美人に!!

化粧品選びは、まず基礎化粧品から!キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌美人に!!

頬に触れる美肌美人

化粧品と一言でいっても、さまざまなアイテムがあります。洗顔料やクレンジング、化粧水や乳液、クリームといった基礎化粧品の他、日焼け止め、ベースメイク、ポイントメイク…などなど。

今、使っている化粧品が本当に自分の肌に合っているのか・・・・・
もっと値段の高いもののほうが効果が出るんじゃないか・・・・・

まずは自分の肌にあった化粧品とは、どのようなものかを見極めることが、とても大事になってきます。

しみしわ、たるみ、くすみ・・・女性の悩みはいろいろ。これらは、ただ化粧水やクリームを塗るだけでは解決しません!

ヒートショックプロテイン(HSP) を増やすことで、お肌が若返り、元気になることをご存じですか。
キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)は、毎日使用する化粧品から増やすことができます。
このヒートショックプロテイン(HSP)で、貴女も今日から美肌美人に!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.基礎化粧品でお肌は変わる!・・・コラーゲンとヒートショックプロテイン(HSP)

基礎化粧品ストレピアのセット

化粧品の効果を最大限に引き出すには、自分の肌質にあった化粧品選びと正しい使い方をすることが大切です。

紫外線や乾燥などで毎日酷使している肌をいたわり、元気にするために基礎化粧品があります。

基礎化粧品は、ポイントメイクなどとは違い、肌そのものに栄養を与えるものです。いくらメイクが上手でも、肌がボロボロでは、だいなしです。

最近よく耳にする、ヒートショックプロテイン(HSP)!
これこそが大事な役割をします。

美肌といえば、コラーゲン!というイメージがありますが・・・
たしかにコラーゲンは皮膚に多く存在し、弾力や強度に関与しており、これが壊れると肌の質も低下してしまいます。しかし、コラーゲンは、化粧品で直接作用させることはできません。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、その特徴を活かしてコラーゲンを修復し、生成を増やすといった健康や美容を促進する効果を持っています。

すなわち、ヒートショックプロテイン(HSP)を配合している基礎化粧品を使うことで、あなたも、美肌美人になれるのです。

2.基礎化粧品の役割・・・時短でも、しっかりヒートショックプロテイン(HSP)が!

花の香りをかぐリラックスした女性

普段生活していると、空気の汚れやストレス、乾燥、疲労など、知らない間に、肌はダメージを負っています。

健康で本来あるべき肌の状態に整えるために、スキンケアは欠かせません。そのスキンケアの基本となるのが、基礎化粧品です。

健康的な肌とは
・皮膚に弾力とハリがある
・しっとりと水分が保たれている
・透明感がありキメが整っている
・血行が良く、血色がいい

基礎化粧品には、クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリームなどがあります。
基礎化粧品は、肌を清潔にし、水分や美容成分で保湿をして、肌を守ってくれる大切な役割があります。

1.クレンジング

ファンデーションや口紅などメイクアップのアイテムは、油性の成分が多く、水洗いではなかなか落とすことができません。メイクをきれいに落とし、毛穴に詰まった汚れや黒ずみを落とすことができるものが最適です。

2.洗顔

洗顔は、皮脂や古い角質を取り除く役割をしています。
またクレンジングで洗い残したメイクや皮脂、汗の汚れを落とします。肌が汚れているままだと、雑菌が増殖し、肌を痛めてしまいます。
メイクのノリも断然変わってしまいます。

3.化粧水

洗顔をして放っておくと、肌の水分が失われます。
化粧水は、洗顔で失われた水分を補い、水分を角質層に浸透させ肌を整える役割があります。
皮膚は油分を含んでいるので普通の水は浸透しません。
化粧水も、ほとんどが水でできていますが、皮膚を柔らかくする成分や、美容成分、保湿成分を含むことで肌に浸透しやすくなっています。

4.乳液

乳液は、化粧水がなじんだ肌から水分が失われないように油分で蓋をして、保湿する役割があります。
また、洗顔で失われた皮脂膜に代わり、肌の表面を保護してくれます。

5.美容液

美容液は、肌の悩みを予防する働きがあります。
美白、保湿、ニキビケアなど、肌の状態に合わせて、化粧水や乳液にプラスして美容液を使うと効果的です。

女性にとって欠かせないスキンケアですが・・・
忙しい毎日の中で、時間をかけることができない、面倒くさい、という人も多い現実。

オールインワン化粧品は、そんな面倒なスキンケアを、簡単に、時間をかけずに済ますことができる、基礎化粧品です。
オールインワン化粧品で、手間暇かけなくても、しっかりヒートショックプロテイン(HSP)を摂ることができる!そんなオールインワンの化粧品もあります。

いつまでも若々しい美肌を手に入れたいなら、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品がおすすめです!

3.化粧品選びのコツ・・・お肌のタイプ、知っていますか

美容方法をお互いに試す女性

化粧品を選ぶ時に一番大切なのは、自分の肌の特徴を知っておくことです。
普通肌、混合肌、脂性肌、敏感肌は、もちろんのこと、どんな成分に弱いかなど、肌の声に耳を傾けましょう。

肌のタイプは4種類、水分量と皮脂量で決まります。

1.普通肌

皮脂の分泌が多すぎず少なすぎず、肌がかさついていない状態なら、普通肌です。
理想的な肌の状態といわれます。基礎化粧品で、基本的なお手入れを怠らずに、常によい状態を保つことが重要です。

2.脂性肌

顔が皮脂でべたべたしがちなら、脂性肌です。
特に額と鼻をつないだTゾーンは、皮脂の分泌が多いため、べたつきがちです。
皮脂が過剰に分泌されると、にきびや肌荒れの原因になるため、余分な皮脂は、こまめに取ることが大切です。

基礎化粧品で、皮脂吸着力の優れたものを選ぶことにより、余分な皮脂をきちんと落とすことを重視したケアが大切です。
しっかり落としたいからといって、ごしごしこすることは禁物!肌を痛める原因になってしまいます。

3.乾燥肌

肌が全体的に乾燥していて、かさかさしているなら、乾燥肌です。
皮脂の分泌が少ないため、肌の表面の水分が蒸発しやすい状態です。
基礎化粧品で、油分と水分の両方を与え、保湿力とバリアー機能を高める必要があります。

4.混合肌

混合肌とは、顔の中に脂性肌と乾燥肌の両方が存在している状態です。
たとえば、Tゾーンは皮脂でべたべたしているのに、頬やフェイスラインはかさかさしている、といった状態です。

べたべたしている部分は皮脂を取り除きつつ、乾燥している部分は油分と水分をこまめに与える必要があり、手間がかかります。
化粧品選びに難しいかもしれません。

化粧品を選ぶ際、CMや大手メーカーに捉われすぎず、自分の肌の状態をきちんと把握することは、とても大事なことです。

4.化粧品の成分・・・エイジングケアにはヒートショックプロテイン(HSP)が必要?!

肌に優しいナチュラルな化粧品

肌に優しいものを使いたい、アレルギーが気になるなど、化粧品選びには、いろいろなこだわりがあります。
若いうちは、それほど気にならなかった化粧品の成分も、30代、40代、50代と、お肌の悩みが増えるにつれ、気になってくるものです。

1.高保湿成分

乾燥は、小じわやくすみ、毛穴といった、あらゆる肌トラブルの原因になります。
このため、肌をしっかり潤してくれる、高保湿成分が配合されたエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。

2.肌悩み成分

より効果的なエイジングケアのためには、高保湿成分に加えて、肌悩みに効く成分を配合した化粧品を選ぶことが重要です。

年齢を重ねていくと、たるみやしみしわ毛穴といった悩みは、多かれ少なかれ誰にも出てきます。
年齢による肌悩みを効果的にケアすることができる、エイジングケアの化粧品を選ぶことが大切です。

こうした加齢による肌悩みは、体内のヒートショックプロテイン(HSP)の減少が関わっています。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、まず思いつくのが HSP入浴法
ですが・・・ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使えば、もっと簡単に増やすことができます!

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、キレイを手に入れる!(まとめ)

子供を抱っこする若々しいママ

メディアでは、さまざまな化粧品メーカーのCMが流れ、使うだけで美肌になったり、若返るような気になってしまいます。
しかし、肌は千差万別。本当に自分に合う化粧品の選び方は、別なところにあります。

・CMの言葉や映像に惑わされない
・激安化粧品は原材料に手抜きの可能性大

最近、化粧品や健康・医療の分野で注目されている成分があります。
それはヒートショックプロテイン(HSP)という、熱によって増えるタンパク質です。
このヒートショックプロテイン(HSP)が、私たちの体の中にあるコラーゲンという組織を修復したり、リフォームしたりして、体をリフレッシュしてくれることがわかり、注目を集めています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、肌の中で壊れたコラーゲンやその他のタンパク質を修復し、また修復できないほど傷んでしまったタンパク質は分解します。 ヒートショックプロテイン(HSP)は肌の細胞を元気にして、美肌・美容に大きな効果があります。

では、このヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、どうすればいいのでしょうか。
HSP入浴法は、とても有名ですが、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使うことで、もっと簡単に増やすことができるのです!

いつまでも美しく若々しいお肌を保つことは、自分への自信にも、つながります。
日々の規則正しい生活に加え、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を取り入れてケアするだけで、貴女も美肌美人に!

エイジングケアによって、いつまでも自信にあふれた美しい自分でいる!・・・とても、ステキなことだと思いませんか。

アスリートから学ぶ健康・美容法お風呂とサウナとヒートショックプロテイン(HSP)

アスリートから学ぶ健康・美容法お風呂とサウナとヒートショックプロテイン(HSP)

健康的に鍛え抜かれたアスリート

アスリートのお肌って、ツヤツヤ輝いていると思いませんか?
なにか特別なケアをしているのかな、と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
でも実はもっと必然的な理由があるのです!

ヒートショックプロテイン(HSP)という単語を聞いたことはありますか?
ヒートショックプロテイン(HSP)は、アスリートも最注目の健康・美容キーワードです。アスリートがいかにヒートショックプロテイン(HSP)を意識しているかを知ることが、大事なポイントとなってきます。

アスリートがなぜ美しく、健康に人生を送っているかを分析していくうえで、「アスリートだから生まれつき持っているものが一般人とは違う」という意識ではなく「アスリートだからこそできていることを私たちが学ぶ」という意識に変えることが大事です。そして学んだことを実践してみることが、成功の秘訣です。

さァ、早速発見の旅に出かけましょう!

交告承己

美容アドバイザー

この記事は美容管理アドバイザー交告 承己(こうけつ うい)が執筆しました

日々、お肌について悩むお客様からのご相談をお受けしているお肌美容の専門家です。おひとりおひとりに対して懇切丁寧に、アドバイスをさせていただいております。スポーツ記者だった経歴を活かし、運動や健康管理の側面からも、美容に関して鋭く迫ります!

1.アスリートとヒートショックプロテイン(HSP)を結ぶお風呂!

入浴タイム前の女性

アスリートは毎日が練習の日々ですが、勝負の日は当然「試合当日」になります。ただ単に練習を詰め込むだけでは疲労が溜まり、本来の実力を大事な時に発揮できなくなる可能性があります。試合本番に向けて最高のコンディションをあわせ、そのときに最も輝いている自分を披露できるようにするのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復する働きがある特殊なタンパク質です。それと同時に、乳酸の発生を遅らせる効果も併せ持っています。日々の疲労などで乳酸が溜まると、倦怠感や筋肉の凝りにつながっていきます。ヒートショックプロテイン(HSP)を溜めていくことで乳酸を減少させ、いい状態の身体環境に導いているのです。

私達も日々のお仕事や家事などで疲労は溜まっていますよね。ではアスリートのようにヒートショックプロテイン(HSP)をどのように意識したらいいでしょうか。アスリートが取り入れており、さらに最も私たちが取り入れやすいのがお風呂です!いままでの入浴に、ちょっとだけ意識を加えていただくだけで、より効果的となります。それでは早速みていきましょう!

1-1 ヒートショックプロテインはお風呂で増やせ!

効果的なHSP入浴法を示すイラスト

ヒートショック(熱ショック)という名称がつくことからもご想像できるかと思いますが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるためには、身体の深部の体温(深部体温)を上げることが必要となります。なので、たとえばシャワーのようにサッと浴びただけでは身体の表面は温まりますが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことにはならないのです。

最も効果的なのが「お風呂」です!

お風呂は疲労回復やリラックス効果がありますが、今日からはアスリートの方々と同様に、ヒートショックプロテイン(HSP)を意識して入浴をしてみましょう。そのためには正しい入浴法を頭に入れることが大事!

いわゆる“ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法”です。
ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法のポイントは以下の6点です。

・自分の平熱から+1.5度を目安に
・入浴前の水分補給
・40~42度で約20分入浴
・舌下温を計り、体温(深部)の上昇をチェック
・入浴後は冷やさない、温めすぎない
・2〜3日に1回でOK

まず入浴を前に、体温計で体温を計ります。ヒートショックプロテイン(HSP)を体内で生成するためには、体温を38度まで上げながら保温をすることが必要となります。ここは重要な点ですので、頭にいれておいてください。
しかし例えば平熱が低い人などが、いきなり体温を38度まで上げようとすると、身体に大きな負担がかかります。なので、平熱+1.5度を目安に、体温アップを目指してみましょう。
「いざ入浴」の前に、脱水を防ぐために水分をしっかりと摂ることをお忘れなく!

お風呂の温度は40~42度に設定しましょう。その状態で湯船に10分ほど浸かります。途中身体を洗い、更に10分ほど浸かることで、体温は約1.5度自然に上がっています。合計20分前後の入浴時間です。湯上がり後に、舌下温(舌の下部に体温計を入れて計ってください)で確認します。湯上がり後の保温も大事です。特に冬場は部屋を暖め、身体を冷やさないようにしましょう。これを週2回ほど実践します。2~3日に1回の割合でOKです。その後体温は自然に下がりますが、入浴によって生成されたヒートショックプロテイン(HSP)は1週間ほど体内に残ります。蓄積されたヒートショックプロテイン(HSP)の効果が最大に表れるのは入浴の2日後とされているので、自分の調子を最も上げたい日を設定し、そこから逆算して計画を立てるのもよいでしょう。あなたの勝負の日に向けて、心身がブラッシュアップされていきますよ!

1-2 交代浴で免疫力アップ!

自宅で簡単シャワーで温冷交代浴

アスリートの多くは、氷のうやアイスバスを使って患部を冷やします。これは、炎症を抑える意味で非常に効果的であるためです。野球がお好きな方は、投球を終えたピッチャーが、肩にアイシングをかけて休息している姿を見たことがあるかもしれません。これも投球ストレスで大きな負荷がかかることで起こる肩や肘の炎症を抑える効果があります。しかし、冷やしっぱなしでは冷やした箇所が固まってしまうので、ケガなどがない場合は、冷やした部分を動かして温めます。血流なども滞り、機能が落ちてしまうので、冷やした後は意識的に動かしたり温めるというふうに、交互の刺激がとても重要です。

そこでアスリートが積極的に取り入れているのが交代浴です。水風呂1分→暖かいお風呂4分の交代浴を3、4回繰り返したりすることが一般的とされています。
交代浴はヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、傷ついたタンパク質の修復力を早め、細胞をストレスから防ぐ効果があります。また老廃物を排出し疲労も軽減されるため、美肌や免疫の向上にもつながります。

一般のご家庭では、アスリートのような水風呂はなかなか難しいと思います。そこで活用したいのがシャワーです。水風呂の代わりに、10~15度くらいの冷水を足元から浴びましょう。

大事なことは無理をしないことです。冷水シャワーを浴びる時間は10~30秒くらいでも効果がありますし、冬の寒い時期は全身ではなく足元だけにしたり、冷水をお湯で少し温めたぬるま湯に変えても問題ないです!自分の体調と相談しながら、効果的に行ってみて下さいね♪

1-3 お風呂上がりのストレッチで“プチ運動”

お風呂上がりのストレッチをする女性

アスリートは質のいい睡眠をとらねばなりません。日々膨大なエネルギーを消費し、しかもそのピークを試合に合わせるためには、当然睡眠による疲労回復が重要となります。しかし、睡眠が影響を及ぼすことは一般人も変わりありません。アスリートが取り入れている“プチ運動”を是非とりいれてみてください!

お風呂上がりのストレッチは筋肉を和らげる効果があり、ヒートショックプロテイン(HSP)の生成に大事な保温のための最適な運動になるほか、寝返りを打ちやすい身体に変えてくれます。睡眠時に同じ体勢で朝まで寝ていると、逆に疲れが溜まりやすくなるので、寝返りしやすい身体にしておくことで翌朝のコンディションが変わってきます。行うのはたったの2種類のエクササイズだけ!

①肩(広背筋)を伸ばす

②開脚(股関節)を柔らかく

①は特にデスクワークをされている方に効果的です。肩回りを動かしてほぐすことで、ずいぶんと楽になり疲れも改善されるはずです。正座した状態から両腕から前方に伸ばします。この時両腕は天井を向けた状態でくっつけましょう。腕は伸ばし、お尻は後ろに引っ張られるイメージで30秒。これを2回行いましょう。脇腹や肩が伸びる間隔を意識してみてください!

②地面に座った状態から、ヒザの裏側をしっかりと地面につけて両足をゆっくり開きます。ヒザを曲げずに、身体を前方に倒します。おへそをしっかりと前向きの状態で維持します。痛いと思ったら無理をせずに、出来る範囲を少しずつ増やしていきましょう。「股関節は年齢を表す」と言います。身体が歪み、猫背になりやすくなり、同時に血行も悪くなります。折角ヒートショックプロテイン(HSP)を溜めて頂いても、それが美容や健康にも活かされない身体とならないよう、気を付けましょう!

2.アスリートがハマるサウナの秘密 その驚くべき効果

サウナで疲労とストレスを解消

疲労やストレスはヒートショックプロテイン(HSP)にとって天敵です。ヒートショックプロテイン(HSP)は、実はもともと私たちの身体の中にあるタンパク質なのですが、25歳ころを境に減り始めるばかりか、疲労やストレスによってさらに減ってしまうのです。アスリートは特に、常に疲労とストレスがつきまといます。うまく自分の心や身体とつきあい、試合に向けてコンディションを整えるだけでなく、精神状態も最高の状態に持っていかなければなりません。

そこで重要となるのがストレス発散ですが、アスリートが取り入れる習慣にサウナがあります。サウナから得られるヒートショックプロテイン(HSP)効果がその大きな理由です。お風呂よりも爽快感が得られることや、より効果的であることも挙げられます。
一般の方にとってもサウナは健康と美容にとても役立ちます。正しい知識と入り方を学べば、誰でもどんな時でも、心身が充実した貴方へと変身させてくれるのです♪

2-1 ヒートショックプロテイン(HSP)はサウナと相性抜群!?

サウナ全景図

私たちの身体は約60兆という膨大な数の細胞で作られており、そのほとんどがタンパク質からできています。細胞に熱(ヒートショック)を加えると細胞内のタンパク質はダメージを受けますが、その時に同時にヒートショックプロテイン(HSP)が生まれます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ダメージを受けたタンパク質を元通りにケアします。細胞は疲労、血流の悪化、外部からの紫外線など、さまざまなストレスによってもダメージを受けますが、これらの細胞異常に効果を発揮するのがヒートショックプロテイン(HSP)なのです。

もともと我々が持っている自然治癒力機能として、ヒートショックプロテイン(HSP)が体内にたくさんあることで、怪我や病気に強い身体になります。また、紫外線などの外的ダメージにも有効なので、肌荒れやシミ・シワといった症状にも強いお肌になれるのです。そんなヒートショックプロテイン(HSP)が38度の体温で生成されることは、すでに触れているので大丈夫かと思います! サウナは発汗が始まった時には、体温が38度前後になっています。熱ストレスを受けて体温が38度を超えてくると、ヒートショックプロテイン(HSP)が効果的に増えます。

サウナを正しく利用することで、身体がもともと保有していた「根本力」を高めることができます。アスリートだけでなく、健康と美容を目指す方々にとってもサウナはとてもおすすめです。サウナはヒートショックプロテイン(HSP)との相性が抜群なのです♪

2-2 覚えたいサウナの入り方

サウナ後に水風呂に浸かる女性

ヒートショックプロテイン(HSP)を効果的に高めるためにも、サウナに入る際の注意点についてみていきましょう。
サウナは正しい知識を身に着けてこそ、安全かつ効果的に楽しめます。難しいことは全くございませんので、本稿をご覧になってから、すぐに実践可能です!

まずサウナ室に入る前にシャワーで身体を濡らします。温めてから入ることで汗が出やすくなります。濡らしたら、タオルで軽くふきましょう。濡れたままよりも汗を効率的にかきやすくなりますし、他人へのマナーとしても身体を軽くふいてからのほうが望ましいです。

サウナ室に入ったら、自分がリラックスできる位置と体勢で座りましょう。サウナに費やす時間は大体10~15分を目安と覚えておいてください。暑さの感じ方や汗のかき方には個人差があります。大事なことは「無理をしないこと」です。15分以上の長時間入ることは、かえって疲労を招き脱水症状など身体に負担をかけてしまうことにも繋がりますのでやめましょう。

サウナ室を出たらぬるめのシャワーで汗を流し、水風呂に入ります。水風呂の時間は、2分前後が目安ですが、30秒や1分でも効果はあるので無理のないように。初めての方や水風呂が苦手だと感じる方は、水風呂を控えても問題ありません。その場合は20度くらいのシャワーを浴びてクールダウンしてから、休憩に入りましょう。

水風呂から出たら水気を拭いて休息室でゆっくり休憩となります。休憩は大体10分くらいが目安です。身体が冷え切らないうちに、またサウナに入りましょう。休息室の椅子やリクライニングシートに深く腰掛けてリラックスしてください。これがいわゆる「ととのう」時間となります。温度変化による発汗とストレスがヒートショックプロテイン(HSP)を生成し、そこからの急激な解放が心地よいフレッシュな感覚をもたらします。「サウナ」「水風呂」「休憩」を2~3回繰り返します。
これがサウナの基本的な入浴方法です。意外と簡単ですよ♪

3.まとめ

アスリートの様な健康美の女性

アスリートはお風呂やサウナを日常生活やトレーニングの一部として取り入れています。私たちも今日から、ヒートショックプロテイン(HSP)を意識して増やしていくために、生活の中に取り入れていくことができれば、今までよりも健康と美容を兼ね備えたボディに変えていくことができるというわけです!ヒートショックプロテイン(HSP)は年齢と共にどうしても減ってしまうものですが、このように増やしていく意識があれば、若々しさと美しさを維持できるのですね!(年齢とHSPもご参照ください)

お風呂とサウナは一見、ほとんど同じように思われるかもしれません。ただ当然ながら似て非なるものです。それぞれの特色やメリットを考えて、取り入れたいものです。
お風呂は「静水圧効果」が働くので、水圧で血管が細くなってしまいます。水圧がかかるため心臓に持病などお持ちの方にとってはどうしても負担がかかってきます。サウナは水圧がなく、温熱だけで血管を拡げるこができます。水圧による負担はありません。サウナは急激な温度変化による熱ストレスでヒートショックプロテイン(HSP)を育むことになりますので、慣れていない方や体質的に合わない方が無理に行うと、身体に負担となることもあります。

お風呂においてもサウナにおいても、ともに正しい知識を持って、無理なくご利用いただくことで効果が期待できます。お風呂はもともと生活習慣の一部ですので、少しのアレンジでヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を誰もがすぐに取り入れることが出来るでしょうし、サウナは慣れてくれば身体への負担なくすっきりとリフレッシュし、心身の状態を一新することができます。ご自身に合っている方法を見つけてみましょう!
アスリートのような健康と美容を、ぜひ身体の奥底に植え付けてみて下さいね♪