入浴や運動のやりすぎでヒートショックプロテイン(HSP)が減少?!ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増やす頻度とは!

入浴や運動のやりすぎでヒートショックプロテイン(HSP)が減少?!ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増やす頻度とは!

木陰で休む

近頃、よくヒートショックプロテイン(HSP)という言葉を耳にします。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、ヒートショック、つまり身体に熱によるストレスが加わることによって増加し、傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質です。

ストレス解消、美肌作り、疲労回復、免疫力アップなど、魅力的な効果が目白押し!
入浴や運動など、身近な日常生活の中で、簡単に増やすことができます。

でも、やりすぎたら逆効果というのを、ご存知でしょうか。
ヒートショックプロテイン(HSP)を効率的に増やすには、その頻度が重要になってきます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)とは・・・その効果と頻度

運動後の水分補給

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと、私たちの体に備わっている特殊たんぱく質です。ヒートショックという言葉にあるように、体に熱が加わったときに、このタンパク質が作られます。ストレスから身体を守り、自己回復力を高めてくれるタンパク質で、さまざまなストレスによって傷ついたタンパク質を、元のきれいな形に戻す働きがあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、免疫力が上がったり、コラーゲンの生成や代謝を活発にするといった、健康や美容の効果が期待できます。免疫細胞の働きを活発にしたり、疲労感の原因である乳酸の発生を抑制したりする作用をもった、私たちの身体にとって、とても嬉しい働きをしてくれるものです。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加すると、基礎体力が底上げされるだけでなく、シワやたるみの予防や、紫外線によるしみ、炎症防止にまで効果があるといわれています。老化速度を緩やかにし、アンチエイジングにもつながります。

しかし、ヒートショックプロテイン(HSP)は、年齢やストレスで減少してしまいます。
年齢とともに、ケガが治りにくかったり、体調を崩すと、なかなか治らないのは、ヒートショックプロテイン(HSP)が減少していることが関係しているといわれています。

体内に減少したヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、精神的な緊張や運動、または紫外線や放射線、加圧や低酸素など、体がストレスと感じる刺激を与えることが必要です。なかでも、一番効率的かつ効果的なのが、体を温めることです。

そして、その頻度を守ることが、大切になってきます。

2.HSP入浴法、最適頻度は週2回で!

入浴頻度がHSPと関係あり

体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、まず入浴があります。
シャワーだけでは、体の深部体温まで上げることができません。
温かいお風呂にゆっくり浸かることは、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすだけでなく、体をリラックスさせ、1日の疲れを癒してくれることでしょう。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、42°なら10分、41°なら15分、40°なら20分の入浴が目安です。炭酸系の入浴剤を入れることによって、40°なら15分の入浴で、ヒートショックプロテイン(HSP)の増加が見込まれます。

できれば、肩までしっかり浸かるのが理想ですが、暑さで途中つらくなったら、湯船から出て休憩しても大丈夫です。無理のないよう、入浴を楽しみましょう。

10分くらい浸かると、自然に体温は1度ほど高くなり、そのままさらに10分ほど浸かれば1.5度ほど高くなります。体温を38度に上げることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を効果的に増加させることができるといわれています。

入浴後は、体温を37℃前後に保つことが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすポイントとなります。体の水分をタオルで拭いたら、すぐに着替えて、10分程度は、暖かい部屋で、体温をキープするために保温することを意識しましょう。
入浴前や入浴後の水分補給は、常温の水がおすすめです。

ヒートショックプロテイン(HSP)をうまく増加させる頻度は、週に2回だといわれています。これは、入浴の2日後をピークに、3日前後までヒートショックプロテイン(HSP)が増加する傾向にあるとされるためです。
ヒートショックプロテイン(HSP)が減少し始める3~4日後に、次のHSP入浴をすることが効果的であるため、週2回の頻度で行うことが最適なのです。

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、適度な頻度で、適度な運動を!

ジョギングで体を温める

運動で、体を温めることでも、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

適度な運動で、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、さまざまな効果が期待できます。 ・免疫力の向上
免疫力が上がることで、病気のリスクを減らし、健康な身体を維持することができます。
・代謝の促進
基礎代謝が促進されることで、痩せやすい体を作ることができます。ダイエットにも効果的です。
・乳酸の遅延化
運動すると発生する乳酸は疲労物質とされており、この乳酸の発生を遅らせることで、疲れにくい体にすることができます。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、運動のなかでも、有酸素運動が適しているといわれています。有酸素運動とは、筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のことをいいます。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングといった運動が代表的です。

外での運動は、ちょっと・・・という方は、まずは室内でできる有酸素運動から始めてみてはいかがでしょう。

踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。

ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

頻度は、ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。
運動をやりすぎると、ヒートショックプロテイン(HSP)の減少につながるだけでなく、健康を損ねることにもなりかねます。
適度な運動を心がけ、心身共にリラックスできるよう、体を動かすことが大切です。

4.やりすぎは逆効果!頻度を守り、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!

自宅でヒートショックプロテインケア

ヒートショックプロテイン(HSP)の魅力ある、さまざまな効果を期待するあまり、頻度を間違い、やりすぎてしまうと、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすどころか、減少につながってしまいます。

入浴では、2日後にピークを迎え、3日前後まで増加し、7日後に戻るというデータがあります。この研究の結果から、週に2回、3日おきの頻度が最適だといわれています。

運動も同じで、頻度を間違えると、ヒートショックプロテイン(HSP)の減少につながります。 トレーニングの2週間後に、最大のヒートショックプロテイン(HSP)の増加が見込めるといわれています。
大切な試合を控えている方は、試合の前の2~3週間のトレーニングが、最も効率よくできるため、おすすめです。ヒートショックプロテイン(HSP)には、疲労回復、運動能力向上の効果があるため、タイミングをうまく合わせると、効果が期待できます。

そして、試合の1~2日前に、ゆっくり湯船に浸かり、HSP入浴を取り入れれば、最強のコンディションになること、間違いなしです。

5.まとめ

頻度を間違えず、うまくタイミングを合わせることで、ヒートショックプロテイン(HSP)の効果は、ますます期待できます。是非、お試しください。

エステ効果を自宅で実感!ヒートショックプロテイン(HSP)の魅力とは!?

エステ効果を自宅で実感!ヒートショックプロテイン(HSP)の魅力とは!?

エステティシャン

スチームをあてて毛穴を開かせ、マッサージで小顔に、リンパマッサージで、むくみをとり、スッキリボディに、エステサロンにいくと、さまざまな施術を受けることができます。

でも、コロナ禍の昨今、外出もままならず。自分磨きをお休みしているという方!自宅で、エステと同じような効果が実感できる、そんな方法があります。

自宅で過ごす時間が増えている今、その時間を有効活用してみませんか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.エステサロンのインディバ効果、その陰にはヒートショックプロテイン(HSP) が!

エステのオイルマッサージ

エステに行くと、スチームで顔を温めたり、ホットストーンで体を温めてマッサージをしたりと、温めて行う施術が数多くあります。

また、最近では、インディバによる施術も人気です。
インディバとは、電磁波エネルギーによる高周波温熱機器です。高周波エネルギーを利用して、体内の深部体温を上げ、体内の熱を通常の3~5℃、部位によっては7℃まで上昇させ、体の芯から温めることができます。

深部体温を上げることで、血流やリンパの流れを改善し、代謝が促進され、老廃物の排出やお肌のターンオーバーが活発になり、デトックス効果、肌トラブルの予防につながります。血流が改善されることで、コリをほぐし、顔周りの筋肉をゆるめて目元や頬など顔全体のリフトアップ効果も期待できます。
また、脂肪やセルライトの燃焼をすることで、ダイエット効果も期待できるなど、さまざまなメリットがあります。

エステの施術で、ホットストーンやインディバを用いるのは、深部体温を上げることで、美容や痩身に、より効果が期待されるためです。ここには、ヒートショックプロテイン(HSP)の力が影響しています。

2.ヒートショックプロテイン(HSP)の効果とは!? 美肌にはHSP70とHSP47を!

美肌とヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、筋肉や皮膚など、人間の体を構成するタンパク質の一種で、私たちの体内に存在しています。免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなど、私たちの体を元気にしてくれる大きな役割があります。
そして、なにより、美肌にも効果があるのです。

紫外線などによるダメージを補修し、お肌を守ります

ヒートショックプロテイン(HSP)70は、ダメージを受けた細胞を、ストレスがかかる前の状態に修復、整備する働きを持っています。リフレッシュしたお肌に生まれ変わるのを助けてくれる、とても大切な存在です。

ヒートショックプロテイン(HSP)70を体内に増やすことで、年齢や紫外線などのストレスに負けないお肌をつくることができるのです。

コラーゲンの生成を助ける働きがあります

ートショックプロテイン(HSP)47は、疲労や老化、ストレスで歪んだコラーゲンを、正しい構造になるよう手助けし、質の高いコラーゲンにするのを助ける働きがあります。コラーゲンの質を保つには、ヒートショックプロテイン(HSP)47は必要不可欠です。
ヒートショックプロテイン(HSP)47が増えることで、肌荒れを防ぎ、プルプルのお肌に導いてくれるのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、名前のとおり、ヒート(熱)・ショック(刺激)・プロテイン(タンパク質)、熱の刺激によって発生するタンパク質です。

体温を38℃に上げることで、効果的にヒートショックプロテイン(HSP)が増えるといわれています。エステで、インディバやホットストーンを用いるのは、深部体温を高め施術することで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美肌、美容効果を高めるためなのです。

3.自宅でエステ!蒸しタオルでヒートショックプロテイン(HSP)を増やしプルプルお肌に!

ホットタオル美容

美肌を保ちたい、お腹周りのお肉をなんとかしたいと思いながらも、忙しくてエステに行く時間がとれない、コロナ禍の昨今、人と接するのはちょっと・・・と、そのままにしていませんか。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、自宅でも簡単に増やすことができます。
蒸しタオルひとつで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、プルプルお肌になることができます。自宅でエステと同じような効果を実感することができるのです。

蒸しタオルの作り方

水に濡らしたタオルを、おしぼりのようにクルクル巻きます。電子レンジで、500~600Wで30秒~1分ほど温めるだけで、蒸しタオルのできあがりです。

蒸しタオルを使うことで、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、エステ効果抜群!ハリのあるお肌へと導いてくれます。そして、この蒸しタオル美容法は、ヒートショックプロテイン(HSP)効果の他にも、さまざまな美容効果が見込めます。

美容成分の浸透を高めスキンケア効果UP

蒸しタオルの熱と蒸気で、毛穴が開き、毛穴に詰まった角栓や古い角質がやわらかくなり、クレンジングや洗顔で落としきれなかった汚れを落としてくれます。詰まっていた汚れを取り除くことで、化粧水や美容液が浸透しやすくなり、美容成分が奥まで浸透することにより、美肌効果UPにつながります。

お肌のくすみやむくみ、クマを改善

蒸しタオルで顔を温めた後、洗顔をすることで、血流が促進され、むくみやお肌のくすみが改善されます。目の下のクマは、血流が滞ることでできるといわれています。蒸しタオルを目元にあてることで、目の周りの血行が良くなり、クマが目立たなくなり、お肌のトーンアップにつながります。

お肌のターンオーバーを助ける

お肌は本来、皮膚のターンオーバーによって、一定のサイクルで新しく生まれ変わります。このサイクルが乱れてしまうと、肌トラブルの原因になってしまいます。蒸しタオルで温めることにより、血流が良くなり、ターンオーバーのサイクルを活性化させることができ、美肌に導いてくれます。

蒸しタオルで温めたお肌は、水分が蒸発して乾燥しやすい状態です。

化粧水で、たっぶり保湿をしたあとは、美容液やクリームで、しっかり蓋をすることを忘れないようにしましょう。お気に入りの化粧品でスキンケアすることで、お肌を心も潤い、ストレス解消にもつながります。

4.自宅でエステ!HSP入浴法で、健康プラス、ダイエット効果を!

気になるお腹のたるみ

自宅で簡単にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、入浴が一番適しているといわれています。HSP入浴法は、免疫力をあげ、健康に効果があるだけでなく、ダイエット効果も期待できます。

体温が上がり、消費エネルギーが増えるため、中性脂肪が減少します。血流も良くなり、汗をかくことにより、老廃物の排出がスムーズになります。また、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、基礎代謝が上がることで、余分な脂肪が燃焼されるため、ダイエットに適しているのです。

週に2回ほど、42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分を目安に湯船にゆっくり浸かることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
もちろん、これだけで痩せるわけではありませんが、痩せやすい体を作ることにより、ダイエットに適した環境を整えることができるのです。

5.プラスαを期待するなら、お風呂上がりのリンパマッサージ

首のリンパマッサージ

お風呂上がりは、体が温まり、血行が良くなり、体がリラックスしているため、血液やリンパ液も流れが良くなっています。このタイミングで、リンパマッサージをすることで、むくみやコリの改善に加え、基礎代謝があがることで、体の引き締め効果も期待できます。

リンパマッサージは、鎖骨から始めるようにしましょう。
リンパ液は一方向に流れており、鎖骨まわりにあるリンパ節は、全身から回収した老廃物の出口のようになっています。出口に近いところほど、詰まりが生じることが多く、まずはここの流れを良くすることが、全身の流れにつながります。
鎖骨、首肩、顔、脇や腕、お腹、脚の付け根、脚全体という流れを意識してマッサージしていきましょう。

リンパの流れがよくなると、体内の老廃物や、疲労物質を排出してくれるため、
・むくみがとれ、たるみが引き上げられる
・代謝がよくなり、ダイエット効果が期待できる
・血行が促進され、冷えが解消する
などの効果が期待できます。

リンパ管は、皮膚のすぐ下を通っているため、強くマッサージするのはNGです。優しくさするだけで十分に効果が期待できます。手の平でゆっくりと包み込むように行いましょう。
お風呂上がりのルーティンとして、取り入れてみてはいかがでしょう。

6.ダイエットには、自宅でできる有酸素運動も効果あり!

自宅でできるダイエットのための運動

健康に、ダイエットに、少し運動してみるのも、おすすめです。
有酸素運動をすることで、美肌の味方、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます!

自粛生活が続く中、外出するのも控えなければならない昨今。ストレス解消も含め、お家でできるエクササイズを、いくつか紹介します。

マウンテンクライマー

マウンテンクライマーは、自宅でできる有酸素運動の中では、比較的静かにでき、効果があるといわれています。

1.両手両足を床につきます
2.片足の膝を胸に引き寄せ、そのまま5秒キープします
3.次は逆の足の膝を、同じように胸に引き寄せ、そのまま5秒キープします
4.これを3セット行います

両手両足を床についた際、お腹の力が抜けて腰が反らないように気をつけましょう。

スロースクワット

1.足を肩幅と同じくらいに開き、つま先は少し外に向けます
2.腕を胸の前で組みます
3.つま先より膝が前にでないように、身体をゆっくり下げてきます
4.太腿と床と並行になったら、今度はゆっくりと上げていきます
5.まずは、10回を目安に行います

1から5まで数を数えながら下がり、また1から5まで数えながら上がりましょう。声を出して数えると、呼吸(息)を止めることなく運動できるので、おすすめです。

有酸素運動は、呼吸を止めないことがポイントです。酸素をたくさん取り込むことで、脂肪の燃焼につながります。無理のない範囲で、継続することを心がけましょう。

7.自宅時間を有効活用、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし自宅エステを!

自宅エステ効果を実感

年齢を重ねても、いつまでも美しくい続けたいと願うのは、女性にとって永遠のテーマです。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、そんな女性の願いを叶えてくれる、大きな味方です。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと、私たちの体の中にあるタンパク質の一種ですが、加齢とともに、その生成量は減少してしまいます。若い頃に比べ、年齢肌の自己回復力が遅いのは、そのためです。

エステに行って、メンテナンスをするのも、ひとつの方法ですが、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、自宅でも、自分磨きは可能です。

入浴蒸しタオル運動など、日常生活を少し工夫することで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美肌、健康へと導いてくれます。

食事だけでヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるのは難しいですが、入浴や運動とあわせて、体を温める根菜類(にんじん、ごぼう、大根など)や香味野菜(ニラ、ニンニク、生姜など)を摂取することで、より効果は期待できます。

8.まとめ

自宅に居ながらにして、エステ効果を実感する!
自宅時間がたっぷりある今だからこそ、女に磨きをかける、いい機会です。是非、いろいろなことにチャレンジしてみてください。

疲れが取れない!頭が重い!その体調不良、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善できる?!

疲れが取れない!頭が重い!その体調不良、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善できる?!

目頭を押さえる女性

なんとなく、すっきりせず、体のだるさを感じるという経験は、性別や年齢に関係なく、誰にでも起こるものです。

疲れがとれない、なんとなく頭が重い、めまいがする・・・
病院を受診したものの原因がわからず、体調不良を続くのは、自律神経の乱れが原因かもしれません。

体調不良は、疲れだけでなく、不規則な生活やストレス、あるいは季節などで、自律神経が乱れることからも起こります。

体調不良の改善には、まずは規則正しい生活が大切になってきます。
日常生活の中で、ヒートショックプロテイン(HSP)を体に貯めることで、健康、しいては、免疫力の向上にもつながります。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.体調不良の原因って何?!

体調不良でソファーに寄り掛かる

体調不良を引き起こす原因は、さまざまです。
睡眠時間や、食事の時間が不規則だと体内時計が狂ってしまい、体調不良を引き起こすこともあります。昼夜逆転の生活も、脳の疲労感が強くなり、自律神経の乱れを引き起こす原因につながります。
体調不良は、何気なく送っている日常生活と密接な関係にあります。

ストレス

仕事のプレッシャーや、人間関係、環境の変化、生活の変化など、さまざまなストレスがあります。日常生活のなかで、ふりかかるさまざまなストレスにより、自律神経が乱れ、体調不良へとつながっていきます。

また、忙しく休息がなかなかとれなかったり、睡眠不足が続いたりすると、疲労が蓄積していきます。残業などが続き、リラックスできる自由な時間が少なくなると、疲労だけでなくストレスにもつながり、体調不良を引き起こします。

食生活の乱れ

朝は少しでも寝ていたいという理由で、朝食を食べずに出かけたたり、仕事に追われ、ついつい昼食を抜いたりといった生活をしていると、栄養が不足し、疲れやすくなったり、気力が落ちてしまったりします。

コンビニや外食の生活が続き、野菜や果物の摂取量が減り、タンパク質や炭水化物ばかりの食生活になっていませんか。栄養バランスが崩れることでも、体調不良になってしまいます。

食べ過ぎも禁物です。体が必要とする以上のエネルギーを摂取してしまうと、消化のために体に余計な負担をかけてしまいます。

寒暖差などの気候

これといった原因がないのに、心身の不調が続くときは、寒暖差疲労も考えられます。
朝晩の気温は低いのに、日中は汗ばむなど、寒暖差が激しいと自律神経のバランスが崩れやすく、体調不良の原因となります。気温差が激しい環境下では、思っている以上に体に負担がかかってしまうのです。

また、クーラーや冷たい物の過剰摂取により、夏の体の冷えが残っていることにより、胃腸の機能が低下し、疲れが出やすくなることもあります。

もちろん、疾病による体調不良も考えられます。
風邪のひき始めも、だるさを感じることがあるため、長引く場合は受診することも大切です。

2.体調不良と日常生活、そしてヒートショックプロテイン(HSP)!

体調不良は日常生活でケア

体調不良を改善するには、まずは、日常生活を見直すことが大切になってきます。

良質な睡眠をとる

体のだるさなど体調不良を感じる原因のひとつとして、自律神経の乱れがあります。
自律神経には、心身を活動モードにする交感神経と、リラックスモードにする副交感神経のふたつがあり、お互いにバランスをとりながら、健康状態を維持しています。

良質な睡眠をとることは、副交感神経を優位にし、心身を疲労から回復させることにつながることにつながります。良質な睡眠は、自律神経を整えるためには、とても大切なことなのです。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、睡眠の質の向上にも影響します。眠る前に、入浴で体を温め、お気に入りの化粧品でお手入れをする、このリラックスタイムが、体も心も元気にしてくれるはずです。

栄養バランスのとれた食事をする

1日3回の食事は、体に栄養を与えるという非常に重要な役割を果たしていますが、バランスがとれていなければ、効果は半減してしまいます。バランスのとれた食事は、健康の保持、増進や生活習慣病の予防など、私たちの心身に大きな影響を与えます。

ビタミンやイミダゾールペプチドは、体のだるさに効果があるとされています。
ビタミンB1には、疲労やストレスから身体を回復させる作用があります。豚肉、大豆、うなぎ、レバー、玄米、きのこなどに多く含まれ、豚肉の脂の少ないヒレやももの部位は、特にいいとされています。

イミダゾールペプチドも、疲労回復に効果があり、鶏肉、特にむね肉に多く含まれています。カツオやマグロ、牛肉や豚肉にも含まれています。

柑橘類などに多く含まれるクエン酸も、疲労回復に効果的といわれています。レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類、キウイフルーツ、イチゴ、梅干しなどに多く含まれています。

3.体調不良とヒートショックプロテイン(HSP)の関係

体調不良と関係のある運動

体調不良の改善には、睡眠や食事とともに、入浴や運動も関わってきます。
ストレス解消だけでなく、体を温めることで、体内のヒートショックプロテイン(HSP)が増え、更なる健康体へと導いてくれます。

正しい入浴習慣

仕事や家事に追われ、ついつい夜はシャワーで済ませるという人も多いかもしれませんが、シャワーだと体の芯から温まることができません。ゆっくり湯船に浸かり、体の深部まで温めることで、リラックス効果だけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、免疫力が高まり、疲労回復、体調不良の改善へとつながっていきます。

さらに、温浴効果によって、血行が促されたり、筋肉や関節が柔軟になったりすることで、体の疲れをとる効果が期待できます。

ぬるめのお風呂は、疲れた、食欲がない、眠れないといった、体を休めたい時に、熱めのお風呂は、朝風呂、目を覚ましたい時、気分が落ち込んだ時など、気分をシャキッとしたい時におすすめです。

免疫力を高める入浴法として、HSP入浴法があります。
入浴の目安は、40℃の湯で20分、41℃で15分、42℃で10分です。炭酸系の入浴剤を使用すれば、40℃で15分くらいで大丈夫です。
これにより、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、疲労回復だけでなく、免疫力を高めることにより、病気の予防、そして、自律神経を整え、ストレス解消にも効果があります。

適度な運動

運動不足が、体調不良の原因になることもあります。
ジョギングなどの有酸素運動で血液循環をよくすると、疲労の原因物質とされる乳酸が筋肉や肝臓で、より効率的に処理されるようになり、だるさの軽減が期待できます。
この有酸素運動を1日30分、2週間くらい続けることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
ウォーキング、ジョギング、サイクリングやスイミングなど、無理をせず、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

女性に多い冷えの症状や、筋肉量の低下、そして、気圧の変化で体温が低下すると、肩こりや、体の強張りから、体調不良を引き起こしやすくなります。日常的に運動をすること、筋肉量の低下を防ぎ、体をほぐすことで、防ぐことができます。いきなり、ハードなものからではなく、できる範囲のものから始めてみましょう。

まずは、就寝前に軽くストレッチをするだけでも血流が良くなり、体温を上昇させます。体が温まると、頭痛や肩こりの症状の緩和にもつながります。
毎日、適度に運動することで、心地よい疲労感が生まれ、良質な睡眠にもつながり、体調不良の改善も期待できるのです。

4.ヒートショックプロテイン(HSP)で体調不良を吹き飛ばす!(まとめ)

体調不良を吹き飛ばす

だるさや疲労感などの体調不良は、日常の身近なことがきっかけになっていることがあります。
・おしゃれ重視で、体を冷やすような服装をしていませんか。
・毎日の入浴は、シャワーだけですまさず、ゆっくりお風呂に浸かっていますか。
・ストレッチやジョギングなど、適度に体を動かし、運動をしていますか。
・睡眠不足になっていませんか。
・野菜をしっかりとり、栄養バランスを考えた食事を心がけていますか。

生活のリズムが崩れ、ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
自律神経が乱れると、体調不良を招き、免疫力の低下、そして、さまざまな病気の原因につながります。インフルエンザや風邪、そして、コロナの感染リスクも高まってしまうのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗ストレス作用から、抗ストレスタンパク質といわれています。自律神経の乱れを整え、ストレス解消、疲労回復など、健康な身体を維持するには、なくてはならない存在です。

体調不良が続くようでしたら、日常生活を少し見直してみるといいかもしれません。
忙しい毎日に、少しリラックスできるひとときを加えてみましょう。
お風呂にゆっくり浸かるもよし、運動でいい汗を流すもよし。
心と体をリラックスし、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を貯めることで、元気に健康に過ごしましょう。

自宅でできるエイジングケア!元気の秘訣は、ヒートショックプロテイン(HSP)!!

自宅でできるエイジングケア!元気の秘訣は、ヒートショックプロテイン(HSP)!!

自宅を掃除

健康で、元気に、歳を重ねていくには、やはり、身体のメンテナンスは必要です。
忙しくて時間がとれない、出かけるのは億劫、と嘆いている貴女・・・ジムやサロンに行かなくても、自宅で、メンテナンスは可能です。

ヒートショックプロテイン(HSP)を、ご存知でしょうか。
若返りのタンパク質といわれるヒートショックプロテイン(HSP)には、美肌作り、疲労回復、免疫力アップなど、さまざまな効果が期待できます。

自宅で、お風呂にゆっくり浸かったり、運動をしたり、そんな日常生活から、ヒートショックプロテイン(HSP)は、増やすことができます。

年齢とともに減少するヒートショックプロテイン(HSP)を、体内に増やすことで、美肌や健康へと導いてくれます。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることは、身体を元気にすることにつながっているのです。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.運動不足は老化を招く!自宅でできる運動でヒートショックプロテイン(HSP)を!

自宅でオンライン講座のストレッチ

運動をすることは、とても大切なことです。人間は、持っている機能を使わないと、驚くようなスピードでその機能は低下していきます。筋肉は使わなければ短期間でも急激に衰えていき、同時に体力の低下を招くことになります。
適度な運動は、身体の機能面だけでなく、病気の予防にも繋がります。運動することにより、心も身体も健康で豊かな生活を送ることができ、生活の質の向上にもつながるのです。

自宅で運動といえば、筋トレをイメージする方が多いと思いますが、有酸素運動を行うことで、身体にとって大切なヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、スタミナ増強や怪我予防ばかりでなく、代謝が活発になることからダイエット効果や免疫力アップによる風邪予防効果もあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、日常生活の疲れを軽減し、病気の予防、回復などに効果があり、いつまでも若々しく健康でいることをサポートしてくれるのです。

踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。
ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

2.自宅で食事を楽しみながら、アンチエイジング!

自宅でできるアンチエイジング

自宅でできるアンチエイジングに、食事はとても大切です。

体内にある活性酸素は、病原菌やウイルスから体を守る重要な働きをする一方で、過剰に発生すると細胞を傷つけてしまいます。細胞がスムーズに働かなくなることにより、酸化が起こります。活性酸素により細胞が酸化することは、シミやたるみなどお肌のトラブルをはじめとした老化の原因につながっていきます。

健康に過ごすには、抗酸化作用のある栄養素をバランスよく食べることが基本です。

【ビタミンC】

ビタミンCは水溶性なので、生で食べるのが、おすすめです。
緑黄色野菜(パプリカ、ブロッコリーなど)や、果物(キウイフルーツ、いちご、柿、柑橘類など)に多く含まれます。

【ビタミンE】

ビタミンEは油に溶けやすい性質があるため、油を使うと体内に吸収されやすくなります。
緑黄色野菜を炒めて食べると、他のビタミンも同時に摂ることができるので、より効果的になります。
種実類(ごま、アーモンド、ピーナッツなど)や、かぼちゃ、アボカド、うなぎに多く含まれます。

【ポリフェノール類】

ポリフェノールは野菜の色素や苦味、渋味の成分となる化合物の総称で、ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。
プルーンやりんご、あずき、カカオ、赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶などに含まれます。
果物は、皮にも豊富に含まれているため、皮ごと食べるのが、おすすめです。

【ミネラル類】

ミネラルは、熱に強く、水に溶けやすい性質ですので、茹でるよりも蒸すのが、おすすめです。煮込んだときは、煮汁ごといただくと、より効果的です。
魚介類(桜えび、うるめいわしなど)、海藻類(わかめ、のり、昆布など)や、納豆などに含まれます。

【カロテノイド】

カロテノイドは油溶性のため、油を使った調理方法で食べると体内に吸収されやすくなります。
濃い色の野菜や、黄色、オレンジ、赤色の色素成分の果物などに含まれます。
トマト、ほうれん草、みかん、そして、一番のおすすめは赤いパプリカです。
赤いパプリカには、カロテノイドの中でも、抗酸化力が強いキサントフィルという成分が豊富に含まれています。

これらの栄養素をバランスよく取り入れ、自宅での食事を楽しみましょう。

3.自宅のお風呂で、健康に!HSP入浴法!

自宅でHSP入浴法

最近、湯船に浸からず、シャワーだけで済ませてしまう人が増えているといわれています。

シャワーだけでは体温も十分に上がらず、お風呂がもたらす温熱効果がしっかりと発揮されません。体が温まらなければ、血液が循環せず、疲労回復効果も低くなってしまうのです。

温熱効果で血流が増えることで、体の隅々の細胞まで血液が行き渡ります。新陳代謝が活発になることで、体がすっきりリフレッシュするのです。また、お風呂の水圧(静水圧)には、血液循環を促す効果がありますが、シャワーではその効果が望めません。

病気の予防や疲れた体を元気にする、HSP入浴法があります。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、傷んだ細胞を修復してくれるタンパク質の一種で、自己回復力や免疫力を高め、健康な体へと導いてくれます。

40℃〜42℃の熱めのお湯に、しっかりと肩まで浸かり、体温を38℃まで上げることによって、体内にヒートショックプロテイン(HSP)を増加させます。
お風呂から上がったら、体を冷やさないように、10分から15分保温することが大切です。タオルを巻いたり靴下を履いたりして温度を保ちましょう。水分補給も忘れずに。

自宅でのリラクゼーションのひとつとして、お風呂は欠かせません。
ゆっくり、湯船に浸かり、1日の疲れを癒しましょう。

4.自宅で、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!(まとめ)

自宅でヒートショックプロテインケア

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと私たちの肌に備わっている特殊たんぱく質で、傷んだ細胞を修復する働きを持っています。自己回復力や免疫力を高め、疲労感の原因である乳酸の発生を抑制したりする作用をもった、身体にとって、とても頼もしい存在です。

自己回復力が高まると、怪我の治りが早くなるだけでなく、お肌の状態も良くなります。免疫力が高まれば、病気に負けない身体を作ることができます。

しかし、健康や美肌を支えるヒートショックプロテイン(HSP)は、年齢とともに減少してしまうため、加温療法により、増やす必要があります。

自宅で簡単に取り入れることができるのが入浴です。
1日の疲れを癒すお風呂に浸かるだけで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

少し忙しい日は、蒸しタオルを使ってみるのもいいかもしれません。
蒸しタオル美容法
1.タオルをロールケーキ状にし、水に濡らし、軽く絞ります。
2.電子レンジで、約1分(700W の場合)温めます。
3.温めたタオルを顔にのせます(約5分)

運動や食事など、日常生活を少し見直し、工夫することで、身体は元気になれます。
外出がままならない、コロナ禍の昨今。自宅で、快適に過ごす「暮らし」を見つめなおす、いい機会かもしれません。

炭酸美容のもたらす美肌効果とは!炭酸の効果で、ヒートショックプロテイン(HSP)がさらに増える?!

炭酸美容のもたらす美肌効果とは!炭酸の効果で、ヒートショックプロテイン(HSP)がさらに増える?!

鏡で顔をチェックする女性

炭酸ときくと、まず、飲む炭酸水が多く知られています。
満腹感を得られ、ダイエットにも効果が期待できるため、お水の代わりとして飲んだり、シュワシュワ感を楽しんだり・・・

そんな炭酸水が、健康や美容に効果があるのは、ご存知でしょうか。
炭酸には、血行促進をはじめ、健康や美容にとって、さまざまな効果が期待できることから、炭酸美容が注目され、化粧品にも使われています。

そんな炭酸の効果と、万能のタンパク質であるヒートショックプロテイン(HSP)効果で、貴女の美肌レベルを上げることができます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美肌レベルを底上げする、炭酸の美容効果!

炭酸のシュワシュワ

炭酸は、お肌と同じ弱酸性のため刺激が少なく、美容効果が期待できます。

お肌の代謝を上げ、活性化します。

分子量が小さい炭酸は、お肌に触れると、炭酸ガスが皮膚を通り抜けて、毛細血管の中まで浸透し、血管を広げ、血行促進につながります。血流が良くなることで酸素や栄養などの供給が活発になり、体の隅々まで行き渡り、老廃物をスムーズに排出してくれます。これにより、細胞が活性化し、肌のターンオーバーが促進され、血色のいい健康なお肌へと導いてくれます。

皮脂や老廃物を取り除き、毛穴の中まで綺麗にしてくれます。

炭酸には、たんぱく質を吸着し、お肌の汚れを一掃してくれる効果があります。
余分な皮脂や古い角質などを吸着し、通常のケアでは落としきれない、毛穴に詰まった小さな汚れも除去してくれます。くすみのないお肌を手に入れることができます。

2.炭酸泉×ヒートショックプロテイン(HSP)で、美容と健康を!

お風呂の効果を上げる炭酸泉

炭酸は、お風呂でも活躍します。いわゆる炭酸泉とよばれるものです。
炭酸泉とは、炭酸ガスが溶け込んだお湯のことで、発泡水のように細かな泡が、お肌を包み、お肌の老廃物を取り除いてくれるだけでなく、炭酸の力で温浴効果を高め、血行を促進することで、全身の血流が良くなり、冷えやむくみの解消につながります。

下半身がむくんで、だるさを感じるという方や、冷え性の方には、とても適した入浴法だといえます。
また、炭酸が、全身の汚れや古い角質を吸着してくれるので、お肌のくすみが解消し、スベスベのお肌にしてくれるのも魅力です。

炭酸泉は、通常の入浴と比べると、体の中に生成されるヒートショックプロテイン(HSP)が多く生成されます。ヒートショックプロテイン(HSP)は、疲労回復や免疫力アップ、そして美肌にも効果があるため、炭酸の効果に加え、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、より美肌になれるというわけです。

お風呂に入るだけで、元気になり、お肌もスベスベになれる!炭酸とヒートショックプロテイン(HSP)は、最強の組み合わせなのです。

3.炭酸で美肌に!最強美肌には、ヒートショックプロテイン(HSP)も!

美肌効果抜群の炭酸パック

炭酸水が、お肌に触れると、毛穴がキュッと引き締まるような感覚があります。
これは、お肌を形成するタンパク質を引き締めるアストリンゼント効果によるもので、収れん化粧水のようにお肌をひきしめ、お肌のキメを整えることができます。

炭酸泡クレンジングをご存知でしょうか。
炭酸が作るきめ細かい泡が、お肌の表面に残る古い角質や汚れを柔らかくして、毛穴の奥の汚れまで落としてくれます。炭酸ガスが弾け、シュワシュワしているときに、毛穴の汚れが取り除かれています。さらに炭酸が持つ血行促進作用により、お肌のターンオーバーが整い、美肌へと導いてくれます。

お肌の古くなった角質が取り除かれるため、スベスベの柔らかなお肌になり、炭酸が角層に浸透することにより、クレンジングに配合されている美容成分や、化粧水などの基礎化粧品の美容成分の浸透もよくなります。

さらなる効果を期待するなら、蒸しタオルで、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのはいかがでしょう。 電子レンジなどで40度から42度に温めた蒸しタオルで、顔全体を温めましょう。さらに血行が促進され、お肌にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、美肌効果が倍増します。

蒸しタオルは血行をよくする反面、お肌が乾燥しやすい状態になってしまうため、蒸しタオルの後は、すぐに保湿ケアが必要です。お気に入りの化粧品で保湿ケアを忘れないようにしましょう。

4.顔だけでなく、頭皮も炭酸美容でスッキリ!

炭酸効果でサラサラ髪

頭皮のクレンジングも、肌ケアと同様に、炭酸美容が効果的です。
髪の毛も、炭酸と同じ弱酸性のため、髪にもやさしく、負担がかかりません。
肌のクレンジングと同じように、頭皮クレンジングで、シャンプーでは落とし切れない皮脂や古い角質などをしっかり除去してくれます。炭酸ガスは、皮脂やホコリなどの汚れに反応すると気泡となり、気泡は皮脂や汚れを包むように取り込んでくれるため、頭皮を強くこすり痛めることなく、クレンジングができます。

マッサージをすれば、頭皮の血行を促進することで、抜け毛や白髪の予防、改善などエイジングケアにも役立つといわれています。

炭酸でクレンジングすることで、シャンプーより心地よく、スッキリとした爽快感を実感でき、リフレッシュ効果やストレス解消にもつながります。

また、炭酸は、ダメージヘアなどのpHバランスが崩れた髪に使うことで、髪の毛本来のもつ正常なpH値に戻してくれる効果があるといわれています。
週に1、2回することで、頭皮が元気になり、さらさらヘアになれます。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を引き出す、炭酸の魅力(まとめ)

炭酸のシュワシュワに含まれる秘密のパワー

炭酸が、美容にもたらす効果で、一番大きいのは血行促進です。
毛細血管の血行が促進され、血流が増えることで、体のすみずみまで、酸素や栄養分がしっかりと運ばれていくことになります。これにより新陳代謝が活性化されて、お肌のターンオーバーも整えられるため、スベスベの美肌になっていきます。

炭酸には、タンパク質を吸着するという性質もあるため、メイクや皮脂、古い角質などの汚れを吸着します。炭酸の分子は、とても小さいので、皮膚に浸透し、毛穴の汚れもしっかり落としてくれるのです。

そして、炭酸は血管を拡張するため、早く身体を温めることができます。
炭酸泉での入浴は、通常のお湯より低い温度、そして、短時間の入浴で、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加させることができます。より簡単に、HSP入浴法が実現できるということです。
42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安とされているHSP入浴法ですが、熱いお湯が苦手な方、あるいは負担がかかることが懸念される高齢者にとっては、大きな利点です。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、年齢やストレスにより減少してしまうため、増やし、そして貯めていくことが重要です。
炭酸美容で血行を促進された身体は、普段より容易に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができるため、これを逃す手はありません。

炭酸クレンジングした顔を蒸しタオルで温めたり、炭酸泉のお風呂に浸かったりすることで、ヒートショックプロテイン(HSP)が増え、健康や美肌など、さまざまな効果が期待できます。

炭酸美容×ヒートショックプロテイン(HSP)で、是非、美肌レベルを上げてみてください。

体の保温は、健康への第一歩!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、免疫力アップを!!

体の保温は、健康への第一歩!ヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、免疫力アップを!!

寒さ対策グッズと体温計

私たちの体は、気温などを問わず、常に同じくらいの体温に保たれています。
つまり、一定のところで保温されている状態です。

近年、平熱が36℃以下という、低体温の人が増えているといわれています。
体が冷えると、血流が悪くなり、免疫力も低下します。

冷えた体を温めることは、おうちで簡単にできます。
体温を上げ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、免疫力が上がり、ウイルスに負けない健康な体につながります。

健康維持には、体を温め、保温することが、とても大切です。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.健康には、保温とヒートショックプロテイン(HSP)!

体温を保つことは健康につながります

体を保温することは、逆に言えば、体を冷やさないことにつながります。
体を冷やさず、体を温め、その状態を保つことが大切です。

体を温める(体温が上がる)ことで、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、覚醒状態で、生命活動を維持するために必要最低限なエネルギーです。
昨今多いとされる低体温。体温が35℃台の人の体では代謝が、スムーズに行われません。基礎代謝が低下すると、低体温や冷えだけでなく、お肌の新陳代謝も悪くなり、肌トラブルにもつながります。

病気にかからないよう、健康に過ごすには、適度な運動バランスの取れた食事、規則正しい生活習慣に気をつけて、免疫力をあげておくことが大切です。
運動により基礎代謝を上げ、血流をよくし、バランスのとれた食事を摂ることで腸内環境を整え、そして、普段から体を温め、保温することが、健康な体つくりへとつながっていきます。

運動により増えたヒートショックプロテイン(HSP)も、免疫力アップ、そして、健康に大きな効果が期待できます。

2.自律神経は体温調節にも影響!冷えの改善にはHSP入浴法!

冷え対策にはやっぱりお風呂!

体を温め、保温するのに、一番身近で簡単に取り入れることができるのが入浴です。
シャワーだけでは、体の芯まで温めることはできません。ゆっくり湯船に浸かり、疲れを癒し、体も心も元気にしましょう。

HSP入浴法は、ご存知でしょうか。 熱めのお湯(40~42度)で20分程度入浴し、38度程度を目安に体温を上げます。入浴後は、熱を逃がさないようにして保温します。
普段の入浴の中に、週に2度ほど、HSP入浴法を取り入れるだけで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、ストレス解消だけでなく、免疫力が上がり、健康や美肌を手にいれることができます。
さらに、湯船に浸かりながら、お腹や体全体をマッサージすることで、血流の巡りがよくなり、疲れた身体にとっては、最高のリラックスタイムとなることでしょう。

体を温め、保温するには、自宅での入浴だけでなく、岩盤浴やサウナもあります。
岩盤浴とは、温められた石の上に横になり、岩盤から発する遠赤外線などの温熱効果を得る入浴方法で、体の芯まで温めることができます。
岩盤浴とサウナは、体の温め方が大きく異なります。サウナは体の表面を温めていきますが、岩盤浴は体の芯から温めていくのが特徴です。
発汗が始まった時には、体温が38℃前後にはなっているため、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

入浴をはじめ、サウナや岩盤浴を正しく利用することで、体が温まるだけでなく、身体が、もともともっていた根本力を高めることができるのです。

3.適度な運動で、体をポカポカ、保温状態に!

身体を温める運動のスクワット

体を保温することは、適度な運動をすることでも可能です。
運動量の低下にともなって、筋肉量は減少します。筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。基礎代謝が下がれば、エネルギーが消費されにくくなり、内臓脂肪が増加し、生活習慣病を招くことにもつながります。

普段から、運動をすることで、基礎代謝が上がり、体温を上げることができます。体が温まり、保温されます。血行が促進されることにより、血液の中の栄養素や白血球が全身の細胞に届き、免疫力が上がることで、コロナやインフルエンザなどのウィルス感染による病気の予防にもつながります。

まずは、おうちでできるものから、始めてみてはいかがでしょう。
たとえば、スクワット・・・
ふくらはぎや太もも、腰の筋肉を鍛えることができます。下半身の脂肪が落ちるとともに、必要な筋肉がつくので、引き締まった下半身をつくりながら、血行を改善できます。
入浴後に行えば、入浴と運動で体温が上がることにより、万能のタンパク質であるヒートショックプロテイン(HSP)の生成に、大きな効果が期待できます。
また、適度な疲労感から、質の良い睡眠にもつながります。

運動は、肥満や生活習慣病の予防にもなり、さまざまなメリットが得られます。自宅にいることが増え、ついつい運動不足になりがちですが、少し体を動かしてみませんか。

4.体を温める食材で、体を保温する!

身体を温める食材の代表はショウガ

体を温め、保温するには、食事も大切です。体が温まる食材だけでなく、食事を摂ること自体にも意味があります。体内に熱が生まれ、体温が上がるのです。

体を温める食材といえば、まず生姜があります。
スープに入れたり、炒め物に使ったり、生姜には、さまざまな使い道があります。生姜は、体を温めるだけでなく、細菌の増殖を抑え、免疫力を高めたり、脂肪を分解し、基礎代謝を上げる働きもあります。
また、生の生姜に含まれているジンゲロール、加熱、乾燥で変化するショウガオールは、抗酸化物質であるため、活性酸素による老化を予防してくれる効果が期待できます。
入浴や運動で貯めたヒートショックプロテイン(HSP)が合わされば、健康パワー倍増です。

生姜が苦手という方に・・・体を温め、保温してくれる食材は、他にもあります。
冬に旬を迎える食材、または寒い地域でとれる食材です。主なものには、カボチャやカリフラワー、ねぎ、ゴボウ、ニンジン、レンコンなどがあります。りんごやさくらんぼなど、寒い地域で栽培されているものにも、保温効果が期待できます。

赤や黒、オレンジなど暖色系の食材にも、体を温め、保温する効果が期待できます。ニンジンやカボチャ、トウガラシ、ゴボウなどがあります。

ゴボウ、山芋、レンコン、ニンジン、カブなど、土の中で成長する野菜にも、体を温め保温する効果があるといわれています。

寒い季節に旬を迎える食材を積極的に摂り、体を温め、保温しましょう。

5.加温で貯めたヒートショックプロテイン(HSP)で、体を保温し、健康に!

足湯も保温効果ばっちり!

身体をポカポカの状態にするためには、シャワーだけではなく、湯船に浸かる入浴や、適度な運動、体を温めるといわれる食べ物の摂取など、いろいろあります。 体の保温には、首を温めるのも、効果的です。首や手首は、体の表面に近いところに、血管が流れているため、これらを冷やさず、熱を逃さないようにするためにも、首の部分を温めることは効果的です。また、足湯もおすすめです。下半身を温めておくと、戻ってくる血液も温かいままですから、体全体が温まるのです。

体が温まり、保温状態にあることで、代謝や血流の促進につながります。 血流がスムーズに流れることで、身体のすみずみまで免疫細胞がめぐり、病原菌の発見や撃退につながっていきます。

また、体を温めることによって、熱によるストレスが加わることにより、ヒートショックプロテイン(HSP)が、体内で増加します。 ヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫細胞の働きを強化したり、乳酸の発生を遅らせるなど、身体にとって、とても頼もしい存在です。 免疫力を上げ、健康で元気に、そして、美肌にも効果が期待できます。

6.まとめ

体を低体温にせず、温め、保温することは、とても大切です。
これからの寒い時期、風邪、インフルエンザ、そしてコロナに負けないためにも、しっかり体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)を貯め、免疫力アップに備えましょう。

身体の不調は自律神経の乱れが原因?!体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善を!

身体の不調は自律神経の乱れが原因?!体を温め、ヒートショックプロテイン(HSP)で改善を!

頭を抱えて悩む女性

ストレスや不規則な生活習慣が重なり、自律神経が乱れると、私たちの身体には、さまざまな不調が現れます。

人間関係の悩みや、仕事でのプレッシャーなどの精神的なストレス、過労による肉体疲労など、その原因はさまざまです。

なんとなく身体がだるい、眠れない、イライラする、といった身体の不調を感じたら、自律神経が乱れているサインかもしれません。

自律神経を整えるためには、生活習慣を見直し、適度な運動を取り入れ、そして、体を冷やさないことなどが大切です。

温活は、自律神経を整え、さらに、体内のヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、健康な体へと導いてくれます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.身体の不調、自律神経の乱れかも?!

スマートフォンでオンライン会話

自律神経とは、身体の働きを調整する神経のことで、交感神経と副交感神経のふたつからできています。
交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は逆に休ませるといった役割があります。
自律神経のバランスが崩れると、身体のコントロールがうまくいかなくなり、頭痛、めまい、吐き気などの胃腸の不調、全身の倦怠感、動悸、気分の落ち込み、などといった、さまざまな不調が生じてきます。

女性では、月経前や、更年期など、女性ホルモンが急激に低下することで、自律神経が乱れやすくなります。
気圧や気温、湿度などの気候の変化がきっかけとなって生じる不調である気象病も、自律神経の乱れが原因であるといわれています。

自律神経は、生活習慣にも大きく影響されます。
スマートフォンやパソコンを長時間見ていると、交感神経が刺激されます。
夜眠る前に、交感神経が刺激されると、脳神経が興奮し、眠気がなくなってしまうのです。生活サイクルの乱れから、自律神経に不調をきたすことで、睡眠障害を招く恐れがあります。
また、姿勢が悪く、前屈みになっていると、副交感神経の働きが悪くなり、不調の原因につながります。

2.自律神経が乱れやすい更年期、ヒートショックプロテイン(HSP)の影響も!

自立神経の乱れは身体の不調に

更年期では、卵巣機能の低下から、女性ホルモンの分泌量が減少することにより、自律神経の調和が乱れ、さまざまな症状があらわれます。

ほてり、のぼせ、頭痛、めまい、むくみ、動悸など、更年期に起こる体調不良の多くは、血行の悪化により、臓器の機能が低下して起こります。血行を左右する、自律神経を整えておくことで、更年期の症状を軽減することができます。

また、加齢に伴い、体内のヒートショックプロテイン(HSP)生成量が減少することで、ストレス、そして、免疫力の低下へとつながっていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)の中には、加齢により低下した女性ホルモンを、より効率的に作用する働きもあるため、入浴や適度な運動により、減少を防ぐ必要があるのです。

3.自律神経は体温調節にも影響!冷えの改善にはHSP入浴法!

手足の冷えは自律神経の乱れかも?

自律神経は、消化吸収、呼吸、代謝、分泌などとともに、体温調節を行い、私たちの体や精神を安定した状態に保つために大切な働きをしています。

血行は、自律神経によって調節されています。
自律神経は、血管の周りに巻き付いているため、ストレスなどで交感神経が働きすぎると、血管が収縮し、血行が悪くなります。 反対にリラックスして副交感神経が活発になると、血管が拡張して、血行が良くなるのです。
冷え性の最大の原因は、この自律神経のバランスが乱れることにあります。

冷えの改善には、入浴がおすすめです。
温かいお風呂にゆっくり浸かることで、体の芯から温め、そして、体内に、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことで、健康や美肌につながります。

運動で体を動かすことも、冷えの改善には有効的です。

4.ストレスで自律神経が乱れたら・・・運動でヒートショックプロテイン(HSP)を!呼吸でリラックスを!

外の空気を吸ってリラックス

強いストレスがかかり続けると、交感神経が優位にたち、自律神経のバランスが崩れ、身体に不調があらわれます。
不安や緊張、あるいは抑うつなどの不快な気分を感じるなど、ストレスが慢性的に続くことで、緊張信号が過度に出ることにより、自律神経のバランスが崩れてしまうのです。

自律神経のバランスを整えるためには、ストレスをできるだけ溜め込まずに発散させ、規則正しい生活を送ることが大切です。

普段、意識することなく行っている呼吸ですが、呼吸によって自律神経に働きかけ、心身をリラックスさせることができます。
呼吸法には、自律神経の交感神経と副交感神経、それぞれの働きを高めるものがあるため、その使い分けを意識することがポイントとなります。

呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸があります。 胸式呼吸とは、普段、無意識に誰もが行っている呼吸です。腹式呼吸とは、ヨガなどに用いられる、横隔膜の動きを重点においた呼吸法です。

胸式呼吸は、交感神経が優位になった状態ですが、腹式呼吸は、副交感神経を活性化させる呼吸法です。
腹式呼吸は、おなかが膨らむイメージで、鼻から息を吸い、吐くときにはおなかをへこませるイメージで行います。胸式呼吸とは異なり、ゆっくりとした呼吸法となるため、心身をリラックスした状態に導いてくれます。一般的に、深呼吸をすると落ち着くといわれていますが、ただ深く息を吸うだけではなく、腹式呼吸を意識することがリラックスのポイントになります。

人は、ストレスや不安を感じている時は、呼吸は浅くなり、普段より速くなります。反対に、リラックスしている時には深く、落ち着いたリズムでの呼吸をしています。
浅く速い呼吸は不安を生み、深くゆっくりとした呼吸はリラックスを生じるのです。ストレスや不安を感じている時は、呼吸の方から心身の状態にアプローチし、自分自身で落ち着かせてあげることが大切になってきます。

ストレス解消には、腹式呼吸を取り入れるヨガだけでなく、体を動かすことが、とても有効的です。
適度な運動をすることで、心臓から血液が送り出され、セロトニンをはじめとした神経伝達物質が活性化し、爽快な気分になれます。
そして、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、自律神経を整えてくれることで、更なる効果が期待できます。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)で自律神経を整える!(まとめ)

自律神経を整える生活習慣

自律神経は、あらゆる内臓器官を促進、抑制し調節する神経で、自動的に機能するのが特徴です。
自律神経は、私たちの身体を常にベストな状態にしようとしています。暑い時に汗をかいて体温を下げたり、食事をした時に食べ物を消化するといったことも、自律神経の働きのひとつです。私たちの体の生命維持機能をコントロールする、大切な役割を担っています。

自律神経が乱れると、心身にさまざまな不調が現れます。つまり、自律神経を整えるということは、心身の健康を保つことになります。

自律神経のバランスが崩れないようにするためには、生活習慣を整えることが大切です。
そして、その多くは、ヒートショックプロテイン(HSP)と大きな関わりがあります。

適度な運動をする

適度な運動は、ストレス解消につながります。いきなり、ハードな運動を取り入れても続きません。まずは、ジョギングやヨガなど、無理のない範囲で、体を動かしましょう。

お風呂に浸かる

ついつい、シャワーで済ませてしまっているという方も少なくないと思いますが、夜に、ゆっくりと湯船に浸かることで得られるメリットは、たくさんあります。心身がリラックスした状態になることで、良質の睡眠にもつながります。

週に2度ほど、HSP入浴法を取り入れることで、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、健康な体へと導いてくれます。

良質な睡眠

自律神経のバランスを整えるには、良質な睡眠は必要不可欠です。副交感神経が働く睡眠時は、心身の疲れを解消し、成長ホルモンを分泌し、細胞の修復も行われる大切な時間です。就寝前は、スマホなどを見ることなく、リラックスした状態で、眠りにつくことをおすすめします。

栄養バランスのとれた食事

日々の食事からとる栄養は、自律神経のバランスに、大きく関わってきます。
普段の食生活で不足しがちなミネラルやビタミンは、抗ストレスや、自律神経のバランスを保つために、大切な栄養素です。
偏ることなく、バランスのとれた食事をするようにしましょう。

首を温める

自律神経を整えるためには、首を温めることが効果的だといわれています。首を温めることで、全身の血流が良くなり、冷えや疲れも、解消されやすくなります。血流が良くなることで、首や肩こりの解消し、心身のリラックスにもつながります。

首を温める方法としては、蒸しタオルがおすすめです。首元と合わせて、目元も温めると、よりリラックスし、効果大です。

運動、入浴、蒸しタオルなど、加温することにより、自律神経を整えることができます。
加温は、リラックス効果により、ストレス解消につながるだけでなく、ヒートショックプロテイン(HSP)の生成にもつながります。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、自律神経の調節作用や睡眠の質の改善、そして、うつ症状の改善にも効果があるといわれています。

不規則な生活習慣やストレスなどにより、自律神経は乱れてしまいます。
疲れを感じた日は、ゆっくり湯船に浸かり、身体を休めることが大切です。

ヒートショックプロテイン(HSP)で、心も体も若返る!日常生活に潜む、若返りのコツとは?!

ヒートショックプロテイン(HSP)で、心も体も若返る!日常生活に潜む、若返りのコツとは?!

ストレッチで身体を整える

30代、40代、そして50代と年齢を重ねることで、肩こり、疲労感、そして、お肌のトラブルなど、お肌や体には、さまざまな症状が現れ始めます。

お肌や体の老化は、誰にでも起こります。年齢を追うごとに、身体の機能が衰えていくのは、仕方のないことです。

ですが・・・スキンケアや生活習慣を正しく行うことで、老化の始まりや見た目年齢を遅らせ、そして、若返りを図ることは可能です。

そこには、若返りのタンパク質である、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな影響をもたらしているのです。

理想的な生活習慣を取り入れることで、いつまでも美しく、元気で健康な身体を保つ!若返りのコツは、ここにあります。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.お肌の若返り・ヒートショックプロテイン(HSP)効果で、お肌の大敵、乾燥を克服!

太陽に手をかざす

年齢を重ねると、どうしても、お肌のバリア機能は落ちてきます。乾燥は、シミしわ毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルの原因につながります。
お肌の若返りを図り、潤いのあるお肌でい続けるためには、刺激をなるべく避けながら、しっかりと保湿してあげることが大切になってきます。

年齢肌を感じさせるしわは、乾燥してできた細かなちりめんじわから、深いしわになっていきます。お肌を常に潤った状態に保つことで、しわの定着を防ぐことができます。

お肌の乾燥を防ぐためには、紫外線対策も必須です。
紫外線は、UV-A、B、Cの三種類があり、なかでもUV-Aは、雲もガラスも突き抜けて、お肌の奥まで届き、お肌を支えるコラーゲンを壊して、しわやたるみをつくる原因になります。外出する際は、冬でも、雨の日でも、日焼け止め対策をするように心がけましょう。

お風呂や蒸しタオルなどで、お肌を温めることで増えるヒートショックプロテイン(HSP) 。これが、紫外線ダメージから、お肌を守ってくれるのをご存知でしょうか。ヒートショックプロテイン(HSP)が体内に増えることで、ダメージを減らし、回復を早めてくれるといわれています。
お肌の若返りには、ヒートショックプロテイン(HSP)が大きな効果をもたらしているのです。

2.体の若返り・若返りホルモンと、若返りタンパク質で健康な身体に!

身体の若返りには良質な睡眠

体の若返りを図るには、若返りホルモンの分泌を促す生活習慣を送ることが大切です。
若返りホルモンとは、子どもが大人になっていく際に必要とする成長ホルモンのことです。
大人になると、成長ホルモンの分泌は、徐々に低下してきますが、代謝を促す役割や、細胞の修復などには不可欠なホルモンであるため、この若返りホルモンの分泌を補う努力が必要になってきます。

若返りホルモンの分泌を促すには、運動や日々の活動量、睡眠など、私たちの日常生活が、大きく関わっています。

良質の睡眠

睡眠中は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を繰り返し、一晩にノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回繰り返します。成長ホルモンは、寝入ってから2~3時間の間に多く分泌されるといわれています。深いノンレム睡眠で熟睡している時に、最も活発に分泌されます。質の良い睡眠こそが、若返りホルモンの分泌を促進するのです。

適度な運動をする

運動によって筋肉が壊されると、それを修復させるために、成長ホルモンが分泌されます。 ハードな運動でなくても大丈夫です。筋トレを、ゆっくりと休まずに15分程度続けることでも、成長ホルモンは分泌されます。

これに、有酸素運動をプラスすることで、若返りのタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことも可能です。成長ホルモンの促進に加え、体内にヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、体はどんどん元気に、そして若返ることでしょう。

3.体内の若返り・腸内美人で美肌効果も促進!

腸内環境を整えるのに良い発酵食品

腸をキレイにして、腸内美人になるためには、乳酸菌と食物繊維の摂取が必要です。
健康に必要なサプリメントや栄養素を摂取しても、腸内がきれいな状態でなければ、栄養をうまく吸収することができません。腸内が汚れていると、体調不良や肌トラブルにもつながります。

体の中から若返るためには、乳酸菌を含んだ食品を摂りましょう。乳酸菌は、体の中から老化の予防をしてくれるだけでなく、免疫力を高め、コレステロールの低減にも効果があります。ヨーグルト、チーズなどの乳製品の他に、発酵食品であるキムチにも、乳酸菌が豊富に含まれています。キムチ以外にも、ぬか漬け、たくあん、しば漬け、すぐき漬けなど、発酵しているお漬物にも乳酸菌が含まれています。

さらに食物繊維は、腸の掃除をする働きと、乳酸菌のエサになる働きがあるため、摂取をおすすめします。食物繊維は、穀物、芋、豆、野菜、果物、海藻、きのこ類などを、偏りのないように摂取することで、水溶性と不溶性食物繊維をバランス良く摂ることができます。食物繊維を多く含むわかめや昆布などの海藻類は、特におすすめです。

この他にも、食生活で気をつけたいことは、いろいろあります。野菜を食べる、髪や肌の素となるタンパク質を摂る、過剰な飲酒を控える、など、バランスのとれた食生活が大切です。
栄養バランスが崩れると、ニキビや乾燥など肌荒れの原因にもなります。健康や美肌は、体の中からも作られます。見た目だけでなく、体の中から老化を防ぎ、若返りを意識する必要があります。

4.若返りのタンパク質、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!(まとめ)

年齢を重ねても若々しい夫婦

元気のないレタスを50℃の湯で洗うと、シャキッとしたレタスに戻るのは、ご存知でしょうか。50℃洗いした野菜は、ヒートショックプロテイン(HSP)の作用で、50℃洗いしなかった野菜よりも 元気になり、日持ちします。
お肌も同様で、ヒートショックプロテイン(HSP)が若返りのタンパク質である所以が、ここにあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、もともと誰もが体の中に持っているものですが、年齢やストレスによって減少してしまいます。老化を防ぎ、若返りを図るためには、ヒートショックプロテイン(HSP)を体内に増やし、貯めておく必要があります。

日常生活の中で、簡単にヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法があります。 42℃なら10分、41℃なら15分、40℃なら20分、肩まで湯船に浸かり、その後20分~30分、バスタオルやバスローブにくるまり、保温することがポイントです。
体内の深部温度が38℃になるようにすることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。
湯船の中で、手首や足首を回したり、肩を上下させたり、マッサージをすることで、血行がよくなり、疲労回復にもつながります。体が熱くなったら、立ち上がったり、湯船に腰掛けたりするなどして、少し休憩しても大丈夫です。週に1~2回を目安に行うようにしましょう。いつもより少し熱めで長めの入浴ですが、大量の汗が出て、入浴後は、心も体もスッキリします。

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、半身浴とは違い、交感神経が刺激されます。そのため寝る直前は避け、入浴後は、ゆっくりリラックスできる時間が取れるタイミングで入浴するようにしましょう。入浴後は、保温状態をキープし、水分補給をしながら、お気に入りの化粧品で保湿ケアをすることで、若返り効果、間違いなしです。

若返りには、ヒートショックプロテイン(HSP)は、なくてはならない存在です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、健康や美容にとって、高い効果を発揮する魔法のような存在なのです。

岩盤浴でヒートショックプロテイン(HSP)を増やして免疫力をアップ!

岩盤浴でヒートショックプロテイン(HSP)を増やして免疫力をアップ!

さまざまなストレスダメージ(損傷)からタンパク質を修復する働きがあり、「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれるヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫力を高める働きも備えています。免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなったり、腸の調子が悪くなるなど、病気になりやすくなったり、症状が長引いたり、感染を繰り返したりすることになるので、健康で元気な毎日のために、ヒートショックプロテイン(HSP)はしっかり増やしておきたいもの!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法として、自宅でできるヒートショックプロテイン(HSP)入浴法だけではなく、様々な効果を期待できる岩盤浴も活用してみませんか?

身体のバランスを整える岩盤浴
MASAKO

MASAKO

35年以上、化粧品・美容業界で美と健康に携わる仕事に従事してきた50代女性。いくつになってもイキイキと輝いて日々を楽しんでいくために必要な「身体と心と肌のメンテナンス」をテーマに、いろいろな情報を発信していきます。

1.ヒートショックプロテイン(HSP)で免疫力アップ!身体も肌も元気に!

元気があれば免疫力も活性

もともと私たちの肌や身体に存在し「若返りタンパク質」と呼ばれる特殊なたんぱく質ヒートショックプロテイン(HSP)は、紫外線や熱、外部からの刺激物やウィルス、細菌、熱、精神的なストレスなどでダメージ(損傷)を受けないように、タンパク質を「守る働き」、ダメージ(損傷)を受けて構造がおかしくなったタンパク質を「修復する働き」、 ダメージが大きすぎて修復できなくなったタンパク質を「分解して排出する働き」があり、「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれています。

タンパク質は、私たちの身体の中のあらゆる場所に存在しています。タンパク質は身体を作っている筋肉、臓器、皮膚、骨、毛髪などの主要成分であり、また体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料でもあります。こういった身体の中の大切な部分の損傷は、病気や不調の原因になるため、ヒートショックプロテイン(HSP)の修復機能はとても重要です。

また、ヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫力を高める働きも備えています。
数多くの細胞がうまく役割を分担し、連携して機能している免疫システムの中で、ヒートショックプロテイン(HSP)はNK細胞(ナチュラルキラー細胞)や樹状細胞と深く関わって免疫力を高める役目を果たしているのです。つまり、ヒートショックプロテイン(HSP)が減ってしまうと、免疫力が低下するということ!

免疫力が低下すると、病原菌やウイルスから身体を守る働きが弱くなって、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなったり、腸の調子が悪くなるなど、病気になりやすくなったり、症状が長引いたり、感染を繰り返したりすることになるので、健康で元気な毎日のために、ヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やしておきたいですよね!

またヒートショックプロテイン(HSP)は、肌の力を弱めて老化を加速させる原因となる、紫外線による炎症やダメージ、酸化ダメージ、ストレスダメージのケアのためにも必要です。

美と健康のために、加齢やストレスで減少するヒートショックプロテイン(HSP)をしっかり増やしていきましょう!

2.岩盤浴でヒートショックプロテイン(HSP)を増やそう

岩盤浴の素材は天然鉱石

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしたいと思った時に、自宅でできるヒートショックプロテイン(HSP)入浴法をご存じの方は多いことと思いますが、岩盤浴でもヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

熱ストレス(40℃~42℃)で最も効果的に増加するヒートショックプロテイン(HSP)を増やすための入浴法は、体温が38℃をこえるくらい身体の芯まで温まった後に、その熱を冷まさず、10~15分くらい37℃くらいにキープするように保温しますが、岩盤浴は、温められた天然鉱石の上に寝転んで身体を温めます。

岩盤浴は天然鉱石の温度が約40℃〜60℃、湿度が60℃~80℃程度の蒸し暑い室内で、身体の芯からゆっくり、じっくり温まり、熱が身体にこもる状態にできるのでヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのにぴったりです!

岩盤浴で使用されている天然鉱石の遠赤外線とマイナスイオンの健康効果も期待が高まります。その時の体調によってどの鉱石の岩盤浴にするかを選ぶのも楽しみな岩盤浴。時には気分を変えて岩盤浴でヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてみませんか?

〇ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法についてはこちらをご覧ください。

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

〇ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためにサウナを活用するという手もあります。
サウナとヒートショックプロテイン(HSP)については、こちらをご覧ください。

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす岩盤浴の入り方

岩盤浴の準備-タオルと水分補給

岩盤浴は大量に汗をかくので、脱水状態にならないように水分補給を十分にするよう気をつけましょう。水分補給をする時には、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすために温めた体を冷やさないよう、冷たいものではなく温かいものか常温の飲み物をとることがポイントです。

【岩盤浴の入り方】

☆岩盤浴を始める前に、お風呂や足湯、シャワーなどで身体を温めておくと岩盤浴を始めた時に、身体の芯まで早く温まり、汗をかきやすくなります。
☆岩盤浴はたっぷり汗をかくので、始める前にしっかり水分をとっておきます。

① 最初に、うつ伏せになりお腹側から10分程度温まります。
② 次に仰向けになり10分~15分程度温まります。
③ その後5~10分程度休憩をとります。

この時に、たっぷり水分補給をします。
冷たいものを飲みたくなりますが、せっかく温まった体を冷やさないよう常温または温かい飲み物を飲むことがポイントです。
また、体温が下がりすぎてしまわないように、あまり休憩を長くとりすぎないように注意しましょう。

④ ①~③を3回程度繰り返します。

4.岩盤浴のアンチエイジング効果

岩盤浴効果で美肌を

岩盤浴に使用される天然鉱石は、主に天然石や岩石となります。石なら何でもよいというわけではなく、ゲルマニウム、ラジウム陶板、トルマリン、アメジスト、麦飯石のように遠赤外線やマイナスイオンを発生する特別な天然鉱石が使われていて、その種類によって体への働きかけが異なると言われています。

岩盤浴は身体を温めヒートショックプロテイン(HSP)を増やしてくれるだけではなく、遠赤外線とマイナスイオンの働きかけ、そして大量に汗をかくことで身体の中に溜まった毒素や老廃物を排出する効果があります。

血液やリンパの流れを促進、新陳代謝の活性化、むくみや冷え性、肩こりなどの改善、疲労回復、リラックス効果やアンチエイジング効果、ダイエット効果に加え、岩盤浴を続けることで体温(平熱)が上がるとも言われています。

岩盤浴に行った翌日は、身体が軽く感じます。肌のくすみも抜けて、しっとりつるつる!美容と健康、アンチエイジングのためにもっと活用したいと思っています。

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす岩盤浴で体温アップ&免疫力アップ

体温を上げると免疫力がアップ

体温が上がると血液の流れがよくなり代謝も免疫力も高まります。

血液は私たちの体全体に酸素と栄養と酸素を送り届け、老廃物を回収するだけではなく、免疫機能を持つ白血球は細菌やウィルスなどの異物から私たちを守ってくれています。

体温が下がると血流が悪くなって免疫力は低下。「体温が1℃下がると、免疫力が30%下がる」逆に「体温が1℃上がると、免疫力は30%上がる」とも言われています

また、「がん細胞」や「ウイルス感染細胞」を攻撃してくれる「NK細胞」という免疫細胞は体温が36.5℃以上だと活発に働いてくれるそうです。

昭和30年ころには、平均体温値は36.9℃だったという報告もありますが、その当時に比べて今の体温はかなり下がっていると言われています。確かに、自分も含めて身の回りで平均体温が36.7℃以上というお話は聞かないような気がします。

美容と健康のために、普段から体を冷やさないように注意したいものですね。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして免疫力アップ!さらに岩盤浴で平熱が上がって免疫力がアップ!なんて、とても魅力的だと思いませんか?

体温、低体温、温活についてはこちらをご覧ください。

体温は健康のバロメーター!温活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やし、美と健康を手に入れる!!

【参考】
昭和32年に東京大学の田坂定孝教授のグループによって発表された、日本人の平均体温値の研究によると、平均体温値は36.9℃だったそうです。(東京都内の10歳殻0歳の健康な男女約3000人の平均値)

6.まとめ

汗を拭く女性

さまざまなストレスダメージ(損傷)からタンパク質を修復する働きがあり、「ストレス防御タンパク質」とも呼ばれるヒートショックプロテイン(HSP)は、免疫力を高める働きも備えています。免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなど、病気になりやすくなったり、症状が長引いたり、感染を繰り返したりすることになるので、ヒートショックプロテインが少なくなっているままにはしておけないですよね!

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法などだけではなく、様々な効果を期待できる岩盤浴も選択肢の一つです。

岩盤浴はヒートショックプロテイン(HSP)を増やすだけではなく、天然鉱石の遠赤外線とマイナスイオンの健康効果、大量に汗をかくことで身体の中に溜まった毒素や老廃物を排出、血液やリンパの流れを促進、新陳代謝の活性化、むくみや冷え性、肩こりなどの改善、疲労回復やリラックス効果、アンチエイジング、ダイエットなど、さまざまな効果が期待できます。

さらに、岩盤浴を続けることで体温(平熱)が上がるとも言われています。
体温が上がると血液の流れがよくなり代謝も免疫力も高まり、「NK細胞」という免疫細胞は体温が36.5℃以上だと活発に働いてくれるそうです。

ヒートショックプロテインが増えて免疫力がアップ、血流を促進させて免疫力がアップ、平均体温が上がって免疫力アップ!美容と健康、アンチエイジングのために岩盤浴への期待が高まりませんか?

免疫力やヒートショックプロテイン(HSP)のこと、日常生活でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法については下記の記事をご覧ください。

免疫力を上げるカギはヒートショックプロテイン(HSP)にあった!

「入浴でHSPが増える?!・・・入浴好きな人の肌が美しいわけ」

「サウナの驚くべき効果ヒートショックプロテイン(HSP)と血流促進の最強タッグ」

温泉が叶える健康美容法 ~ヒートショックプロテイン(HSP)と熱は人類根源の健康美容法~

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人体と細胞

温泉には、人の心に安らぎを与えるだけでなく、実際に身体の状態を上げ、病気や怪我を防ぎ、回復させる力があります。全国各地には、かつて戦国時代に歴戦の武将が傷を癒したと言われる温泉が数多く存在します。温泉旅行に行くと、病気の治療効果が伝えられている温泉はいたるところにあることに驚きますよね!
このように、温泉の熱による湯治が健康にいいという概念は、大昔から経験的に知られています。現代に生きる私たちも、温泉に入るだけで身も心も癒されるイメージを簡単に想起できるのではないでしょうか。

この温泉効果は、科学的に実際の効果が証明されているのです!
病気の治療・健康維持にとどまらず、アンチエイジングを含んだ美容効果にまで及びます。その正体がヒートショックプロテイン(HSP)という、特殊なタンパク質です。
ヒートショックプロテイン(HSP)が具体的に何をもたらし、温泉とどういう関係にあるかを紐解いていきます。

温泉に行くとき、ただ漠然と湯に身を静めるだけでなく、自分の美と健康にとても有益であることにより意識が向きます。本稿を読めば新たな世界に引き込まれるはずです!

交告承己

美容アドバイザー

この記事は美容管理アドバイザー交告 承己(こうけつ うい)が執筆しました

日々、お肌について悩むお客様からのご相談をお受けしているお肌美容の専門家です。おひとりおひとりに対して懇切丁寧に、アドバイスをさせていただいております。スポーツ記者だった経歴を活かし、運動や健康管理の側面からも、美容に関して鋭く迫ります!

健康的で肌の美しい女性

1.ヒートショックプロテイン(HSP)の自然治癒作用

免疫力が子どもは高い、と言われます。これを読んでいただいている皆さんも、たとえば幼少期に転んでけがをしたり、擦りむいてしまったときに「そんなものは放っておけば治る!」「お風呂に入って寝たら治る!」と言われてしまったことはありませんか?

まさにこれは、人が本来持っている自然治癒力のことです。けがをしたり病気になったりしたとき、人間は本来そうしたダメージを再生する機能を持っています。
ヒートショックプロテイン(HSP)がその機能の正体です。我々の健康や美しさにとって重要なキーとなります。その仕組みを見ていきましょう!

老齢の女性

1-1 健康も美肌も自然治癒のおかげ

温泉は、実は自然治癒力ととても大きな関連性があります。
全国の温泉で喧伝されている効能を思い起こしてみましょう。たとえば“リウマチに効果的!”、“ツルツルの美肌になれる”、“怪我が治る”など、多くの効果を求めて全国から温泉に人は出向きます。これは温泉に入ることで、身体の中にある自然治癒力が高まることと結びつくのです。つまり、温泉の熱が身体に働きかけること大事!ということです。

血流の改善や、体温の上昇による血液循環の高揚による「いい気持ち」というだけではありません。近年明らかになってきたのが、熱によって生じるヒートショックプロテイン(HSP)です。
人間の身体が怪我や体調不良などに陥るのは、何らかの原因でタンパク質の構造が崩れ、正常に機能しなくなってしまうことが理由です。

肌荒れなど、お肌の症状も同じです。紫外線や強風のダメージ、或いはストレスや不規則な生活などによってタンパク質が崩れ、お肌ダメージとしての症状が顕在化します。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、崩れたタンパク質の構造を正常化してくれるのです。ヒートショックプロテイン(HSP)は、加齢やストレスで減っていくため、それによってタンパク質の修復ができなくなることが、老化現象が引き起こされる原因ともされています。

健康も美肌も自然治癒、ヒートショックプロテイン(HSP)のおかげで維持ができます。
温泉は最も手軽に効率よく、ヒートショックプロテイン(HSP)を産生できる手段です。その仕組みを、次の項目で見ていきましょう。

活動的な女性

1-2 ヒートショックプロテイン(HSP)が司るストレス防御

ヒートショックプロテイン(HSP)はもともと体内に存在する物資ではありますが、ヒートショック(熱ショック)と付けられた名称が示すように、身体に熱負荷がかかることによって、細胞内に発現するという特殊なタンパク質です。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、傷ついたタンパク質がストレスから守られ、そのことによって免疫力も上がり、総じて健康や美容が保たれていることが、最近の研究で明らかになってきました。
つまり、温泉にゆっくり浸かることで身体の芯から温まるとヒートショックプロテイン(HSP)が増え、身体の機能が整備されるため病気や不調が治りやすくなるのです。
人間の身体は、水分を除けば後の大部分はタンパク質で構成されています。

身体のなかでは、常に新しいタンパク質が作られ、必要な場所に送られています。その際、新たに産生されたタンパク質は、きちんと決まった正しい構造に作られなければなりません。同時に古くなって機能を失ったタンパク質は、きちんと分解されて処理されなければなりません。

こうしたタンパク質の一連のサイクルにおいて、まるで付き人やマネージャーのようにサポートしているのがヒートショックプロテイン(HSP)なのです。タンパク質がストレスやショックで正常な構造から崩れそうになるとき、ヒートショックプロテイン(HSP)はストレス防御の盾となってタンパク質を守るために増加し、ダメージを防御し修復するのです。
ヒートショックプロテイン(HSP)が司るストレス防御の全貌が以上です。

細胞を守るイメージ図

2.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法とは?

ヒートショックプロテイン(HSP)の働きについて、ここまで見てきました。
次はいよいよメインテーマの温泉との関連性について迫ります。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためには、どうすればよいのか?
そのことに着目したとき、温泉が必然的にクローズアップされます。いったいどういうことなのかを、早速みていきましょう!

外敵から人体を守る細胞

2-1 温泉効果!熱によって増やす

そもそもヒートショックプロテイン(HSP)と名付けられたきっかけは、1960年代にイタリア人の研究家が、高温で飼育していたハエに、特異的な遺伝子を発見したことでした。
論文に発表され、高温という熱ショックによって発現する物質として、ヒートショックプロテイン(HSP)、すなわち熱ショックタンパク質と呼ばれるようになったのです。科学が進歩した現代の研究において、より簡潔で具体的なヒートショックプロテイン(HSP)の増加方法が明らかとなってきました。それが、「適温における長めの入浴」という事実です。

一般のお風呂のような42℃の水温で、5分間というような入浴方法では、ヒートショックプロテイン(HSP)は増加しません。しかし、40℃前後のお湯でも20分以上の入浴をした場合は、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することが明らかとなったのです。また、硫黄などの無機成分が含まれている温泉だと保温力などが通常よりも上がり、ヒートショックプロテイン(HSP)の上昇率が上がることもわかってきました。
このように、熱によって増えるヒートショックプロテイン(HSP)の特徴を考えた時に、お風呂に入る習慣のある日本人のメリットが浮かび上がります!

髪の美しい女性

2-2 温泉がもたらす健康で愉快な老後

温泉に入るという、人生における一大お楽しみイベントは、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすための重要なキーをすべて満たしていることが、おわかりいただけたと思います。
ヒートショックプロテイン(HSP)の産生力は、年齢を重ねることにつれて低下していきます。高齢者はそれゆえに、免疫力やストレス耐性が下がってしまいます。

温泉はそんな高齢者の老後に、愉快なひと時と健康を届けてくれます!少なくなってしまったヒートショックプロテインを補いながら、のんびりストレスを解消することで、身体環境は大きく改善していくことが期待されます。これは美容においても同様です。

定年などを迎え、プランが何もないとお嘆きの方がいらっしゃるならば、是非温泉巡りなどでゆったりした生活を送ってみて下さい。身体の調子が整うと、また新たな意欲や目標が見つかるかもしれませんよ!

3.まとめ

健康と美肌の秘訣は自然治癒力にあり、自然治癒力を維持していくにはタンパク質を正常な状態に保つ必要があることがわかりました。そしてそのためには、ヒートショックプロテイン(HSP)を意識することが大変重要であることがご理解いただけたかと思います。温泉はヒートショックプロテイン(HSP)を活性化させるまたとない最適な手段なのです!

暖かい温泉にゆっくり浸かることは、ご年配の方だけでなく日々の暮らしに忙殺されそうな働き盛りの方にとっても、ひとときの憩いとなるでしょう。気分的にもスッキリしますしますよね♪

この記事をお読みいただけた方はぜひ、次回からヒートショックプロテイン(HSP)を意識して、少しゆっくりめに温泉に浸かってみてください。あなたの身体の自然治癒力を取り戻すことで、これからの人生をより元気に美しく送って頂けることを願っています。