化粧品の原料や成分を知ることは大切です!あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)増えますか?!

化粧品の原料や成分を知ることは大切です!あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)増えますか?!

様々な化粧品サンプル

化粧品は、使われている原料や成分を全て表示することになっています。
それぞれの製品に、どんな原料が使われているか、簡単に調べることができるのです。

年齢肌に必要な原料や成分といえば、コラーゲン、フラーレン、セラミドなどなど聞きなじみのあるものが多数あります。

最近、よく耳にする、ヒートショックプロテイン(HSP)
このヒートショックプロテイン(HSP)が、年齢肌に必要な原料コラーゲンを助けてくれるのをご存知ですか。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.化粧品の原料-化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)が増える?!

化粧品に含まれる様々な成分の図

化粧品を選ぶとき、何に気をつけていますか。
さっぱりやしっとりなどの使用感、色や香り、容器の使い勝手・・・など
人によって基準はさまざまですが、まずは自分のお肌に合うかどうかが一番大事なこと!
それを判断する大きな手がかりになるのが、原料です。

化粧品原料の主なものには、油性原料、界面活性剤、保湿剤、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色材類、香料などがあります。
それらが、お肌を潤す、使い心地や機能性を上げる、品質を安定させる、メイクアイテムの色数を増やすなど、さまざまな働きをしてくれています。

女性にとって、生活必需品とも言える化粧品。
化粧品は、医薬品と異なり、製造・販売は届出のみでできるので、その原料は一部を除いて制限がないといえるでしょう。

たとえば、アルプスに咲いているエーデルワイスから抽出したエキスのような、特定の高原植物の抽出物など入手困難な素材や高価な素材、他の工業原料としては使いにくい素材が使えるのも、化粧品だからこそです。

厳選された原料や成分、そして、優れた工程を経た化粧品を使うことで、年齢肌に必要なヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます!

2.化粧品の全成分表示、ヒートショックプロテイン(HSP)が増える成分を見極める!

ナチュラル・オーガニック化粧品

使う原料への制限がない分、化粧品には配合する成分すべてを表示することが義務付けられています。この全成分表示は、肌トラブルが生じた場合に原因の究明や対処の手がかりになる重要なものになります。
全成分表示は、その化粧品で使われている全ての原料をさします。
使用している原料を、全て記載しないといけないという国のルールがあり、各社その法律にのっとって、箱や容器に記載があります。記載がないと違法になります。

原料に対してアレルギーがあるかないか、自分の肌に合うか合わないかを消費者自らが見て、判断してくださいという意図によるものです。

全成分表示の基本は、大きく分けて3つになります。
・使用している全ての原料を記載する
・配合量の多い順に記載する
・ただし1%以下は順不同でよい

まず、どの原料や成分が、自分の肌悩みの解消に必要なのかを知ることが大事です。
ハリのある若々しいお肌を手にれるために必要なヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができる原料や成分を含んでいるかを見極めることも必要になってきます。

3.原料による肌への危険成分、知っていますか

いろいろなコスメアイテム

肌に危険な原料としては、どのような物があるでしょうか。

特に多い肌トラブルのケースは、アルコールや界面活性剤という成分に起因することが多いといわれています。

界面活性剤は、肌の油分を取り除き、その下にある角質層を壊してしまう恐れがあります。

どんなにいい成分が配合されていても、肌に刺激や負担を与えてしまう石油系油脂、アルコール、鉱物油、合成香料、合成着色料のような添加物・成分が配合されていては、本末転倒です。
ヒートショックプロテイン(HSP)の他に、どんな成分が配合されているのか、お肌に必要な成分をきちんと見極めることが重要です。原料や成分を把握しておくことは、敏感肌の方はもとより、自分のお肌を守るためにはとても大切なことです。

4.同じ原料=同等の価値?!

オーガニック化粧品

ほぼ同じ原料、同じ成分が記載され、使われているはずなのに、価格が何倍も違う・・・こんな経験はありませんか。

高級ブランド化粧品と、コンビニなどでも売られている比較的安価な化粧品の原料、成分がまったく同じ、ということで、その安価な化粧品が大人気に!ということも現実にあります。

同じ効果や効能が得られるのであれば、高価なものより、少しでも安価なものを、と思ってしまうのは、当たり前のことです。

でも、ここには大きな落とし穴があるのです!
同じ原料や成分だから、中身が同じ、効果や効能も同じ、というのは、大きな間違いです。

化粧品にしても、石鹸や洗剤にしても、使用している原料や成分そのものも大事ですが、そのプロセス=製造工程も、大変重要になってきます。

まったく同じ原料を使用しても、製造のプロセスの違いで、まったく違うものができ上がるということは、化学的には十分にありえることです。
このような細かい製造プロセスこそが、メーカーそれぞれの独自のノウハウであったり、価値であったりするわけです。

もちろん、高級化粧品の方が優れていて、安価なものが駄目だというわけではありません。
ただ、単純に原料、成分の比較だけで、その商品の品質や価値を語るというのは、間違っているということです。

5.アンチエイジングに重要な原料や成分・・・コラーゲンとヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ヒートショックプロテイン配合化粧品のストレピア

健康食品や化粧品の「美と健康」の代名詞ともいわれるコラーゲン。

私たち人間の体は、約60兆もの細胞が集まってできているといわれます。
その細胞同士を結びつけるのに欠かせないのが、コラーゲンです。

コラーゲンが、タンパク質の一種であることをご存知でしょうか?

一般的に人間の身体の60%はタンパク質でできていて、その3分の1はコラーゲンだといわれています。
コラーゲンは、年齢肌には欠かせないものです。
しかし、年齢を重ねるごとに吸収率が低下し、また、コラーゲンを合成する力が衰えていくといわれているため、体内でコラーゲンを増やすことが難しくなってきます。

加齢とともに減少していくコラーゲンはただ補うだけではなく、肌自身のチカラで作り出せるように、年齢なりの対策をすることが重要になってきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、正常なコラーゲンを作るのに大きな効果があり、ストレスで傷ついた体を癒す働きがあるほか、体のコンディションを整えてくれます。

このヒートショックプロテイン(HSP)によって、お肌の中、しかも本来ふっくらさせたい真皮(表皮の内側にある層)という部位に、コラーゲンを増やして、ハリのある肌を作っていきます。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、入浴運動などの加温療法により増やすことができるのは有名ですが…
毎日のスキンケアに欠かせない化粧品からも補い、増やすことができます!

化粧品の原料や成分、一度確認してみてください。
あなたの化粧品でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことは、できますか。

スチーマーの役割と効果!温熱ケアでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!!

AC

スチーマーの役割と効果!温熱ケアでヒートショックプロテイン(HSP)を増やす!!

バスローブを巻いて保温する女の子

さまざまな化粧品を使って、入念にスキンケアを行っているつもりなのに、洗顔後の肌につっぱりを感じたり、頬や口元がカサついたり、ということはありませんか。

紫外線など季節や環境の影響、肌のターンオーバーの乱れや年齢など、様々なことで、肌の保湿力は低下します。

衣類に使うスチーマー・・・アイロンは、高温に熱した金属の重しでプレス、シワを伸ばすのに対して、衣類スチーマーは、蒸気を噴き付けて固まった繊維をほぐしてシワを伸ばす仕組みのものです。

これと同じ原理で、蒸気を発生させて、肌の保湿を補ってくれる、美顔スチーマー。
温熱ケアにより、保湿だけでなく、体の不調を整えたり、免疫細胞の働きを高めるヒートショックプロテイン(HSP)も増やすことができます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.美顔スチーマーでヒートショックプロテイン(HSP)も増える!

いろいろな美顔方法をためす女性のイラスト

保湿やクレンジングが手軽にできる「美顔スチーマー」。フェイススチーマーとも呼ばれ、温かい蒸気を当てて毛穴を開き、肌を潤したり、柔らげたりすことにより、肌トラブルの解消に効果があります。

美顔スチーマーは、細かい粒子でできた水蒸気を顔やデコルテなどにあてることで、肌の表面だけでなく、肌の奥まで潤いを届けることで、乾燥肌の改善が期待できるのです。

置き型、携帯型と用途によっての使い分けが可能です。
・水分量の変化
・スチームの当り具合
・使いやすさ

スチーマーによる温熱ケアで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができ、お肌の保湿だけでなく、しみ、しわ、たるみの改善、そして、体の免疫力まで高めることも期待できます。

2.スチーマーで得られる効果、ヒートショックプロテイン(HSP)でスベスベお肌に!

スチーマーの美容効果を実感する女性

1.スチーマーの温かい蒸気を当てることで血行促進の効果を得ることができます。
スチーマーから出る暖かい蒸気を浴びることで、顔の血管が拡張され、血流の流れが良くなります。寒い時期は、血管が縮んで血流が悪くなりがちですので、スチーマーを当てることで血管をほぐすことができるのです。

そして温熱が加わることにより、お肌の中にヒートショックプロテイン(HSP)が増え、ストレスダメージを受けた肌を補修&リセットし、健やかなお肌へと導きます。

2.細かな蒸気を当てることで毛穴の奥にある汚れも落とすことができます。スチーマーを使うことで毛穴が開き、普段のクレンジングでは落としきれない毛穴の奥の汚れまで落としてくれる効果があります。ブツブツ毛穴、黒ずみ、顔のくすみといった悩みが解消できます。

毛穴の奥の汚れを取り除くことで、化粧水、乳液などのスキンケアの浸透力が増しモチモチ、スベスベのお肌を手に入れることができます。

おうちでワンランク上のスキンケアを!と考えるなら、美顔スチーマーは優れものかもしれません。

3.スチーマーの上手な使い方…工夫次第でいろいろな効果が!

スチーマーを使う準備をする女性のイラスト

スチーマーは、使うタイミングによって、得られる効果が違ってきます。

1.クレンジング前に使う場合

スチーマー導入のおすすめのタイミングひとつめは、クレンジング前です。
クレンジング前に温かい蒸気を当て、毛穴が開いた状態でクレンジングをすると、普通にクレンジングする時より、クレンジング効果が高く、洗い残しを防ぐことができます。
スチーマーの蒸気を浴びながら、クレンジングをすると、さらにクレンジング効果を高めることができます。

2.化粧前に使う場合

朝、メイクをする時に、少し余裕があるときは、スチーマーを使うのもおすすめです。
肌を温めることで顔色を良くしたり、肌を柔らかくすることができます。

3.スキンケア前に使う場合

クレンジング、洗顔を済ませたあとに、温かい蒸気を当てることで、肌が柔らかくなり、スキンケアの浸透力がアップします。

4.なりたい肌は?!スチーマーのいろいろな機能

スチーマーでリラックス効果を実感する女性

スチーマーには、さまざま機能があります。

1.肌にハリを出せる温冷機能

スチーマーの機能に、温スチームと冷スチームを交互に噴出するものがあります。
温スチームで肌を温めて柔らかくし、角質層までミストを浸透させて保湿力を高めます。このとき、HSPが増えるのも大きな魅力です!
次に、肌を冷やすことで、引き締め効果が得られます。
また、温・冷スチームを交互に当てることで、血行促進効果も期待できます。

2.メイクや汚れを落とすクレンジング機能

クレンジングの際に美顔スチーマーを使用することで、毛穴の奥のメイク汚れや油分までクレンジングが届きます。

3.リラックスできるアロマ機能

スチームと同時にアロマの香りを楽しむことができるものもあります。リラックス効果を高めてくれるので、心地良く美肌ケアを行うことができます。

5.お手軽なスチーマー「蒸しタオル」でもヒートショックプロテイン(HSP)が増える!

蒸しタオル

スチーマーを使ってみたいけど、買うには・・・と迷っているかたは、まず蒸しタオルから試してみてはいかがでしょう。

蒸しタオルを肌に乗せると毛穴が開くので、より深い部分の汚れを落とすことができます。スチーム効果も見込めるので、十分に開いた毛穴を通して、美容液などが浸透しやすくなります。
スチーマーがない方には是非!おうちにあるタオルで代用できるのです!

・蒸しタオル美容法

1.タオルをロールケーキ状にし、水に濡らし、軽く絞ります。
2.電子レンジで、約1分(700W の場合)温めます。
3.温めたタオルを顔にのせます(約5分)

顔を洗うことで冷えてしまうお肌表面を蒸しタオルで温めると、温度差により血行が促進され、ヒートショックプロテイン(HSP)が増えるといわれています。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、お肌にあるコラーゲンの合成力を高めるため、この洗顔後蒸しタオルの手順を続けていると、お肌がふっくらしてくるのが感じられると思います。

このとき、タオルを加熱しすぎて顔を火傷しないよう、くれぐれも注意してくだい。
蒸しタオルのうれしいポイントは、肌に優しく、自分でこまめに調節が利くところです。スチーマーをうまく使えないかもと不安なかたにも、おすすめです。

毛穴の黒ずみは、角栓とその周囲に存在するメラニン色素や、皮脂についた汚れなどです。本来であれば、その黒ずみは皮膚のターンオーバーにより、自然と取れていくものなのですが、その周期が乱れるとうまく機能せずに残ってしまいます。

角栓や毛穴の汚れを無理なく落とす効果が期待できるほか、タオルの熱によって毛細血管の血流を良くして、肌のターンオーバーを活性化させることも見込めます。

6.温熱効果でヒートショックプロテインを増やす!(まとめ)

HSP効果で肌ケアが楽しくなった女性

ストレス、疲労、加齢など、さまざまな要因で細胞がダメージを受け、傷ついてしまうと、細胞は正常な働きができなくなり、疲れやすくなったり、不調を感じたり、病気になってしまったりします。

その傷ついた細胞を修復するためのタンパク質、それがヒートショックプロテイン(HSP)です。傷ついた細胞を修復し、体を元気にするのがヒートショックプロテイン(HSP)の役割なのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、体を温めると増えるたんぱく質で、これが多いと疲れにくくなったり、免疫力が高まり、風邪やインフルエンザなど病気になりにくくなるなど、体調を改善してくれる作用があります。

このヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに必要なのは、熱ストレスです。
40~42℃のお風呂に10~20分間浸かる HSP入浴法は有名ですが、入浴以外の方法として、温めた蒸しタオルを顔にのせる、蒸しタオル美容法も効果的です。

さらに最近は、温熱ケアを取り入れたスチーマーなど、さまざまな美容家電が増えてきています。42℃に温めながら毛穴をクレンジングしたり、保湿しつつ、ヒートショックプロテイン(HSP)も増やしてくれるので、取り入れてみるのもいいかもしれません。

スチーマーには毛穴を開き、潤いを与える効果があります。
スチーマーを当て終わった後、フタの役割である保湿を怠ると、開いたままの毛穴の奥の潤いが蒸発してしまいます。
化粧水、乳液、クリームなど、しっかりスキンケアをすることが大切です。

化粧品選びは、まず基礎化粧品から!キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌美人に!!

化粧品選びは、まず基礎化粧品から!キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)で貴女も美肌美人に!!

頬に触れる美肌美人

化粧品と一言でいっても、さまざまなアイテムがあります。洗顔料やクレンジング、化粧水や乳液、クリームといった基礎化粧品の他、日焼け止め、ベースメイク、ポイントメイク…などなど。

今、使っている化粧品が本当に自分の肌に合っているのか・・・・・
もっと値段の高いもののほうが効果が出るんじゃないか・・・・・

まずは自分の肌にあった化粧品とは、どのようなものかを見極めることが、とても大事になってきます。

しみしわ、たるみ、くすみ・・・女性の悩みはいろいろ。これらは、ただ化粧水やクリームを塗るだけでは解決しません!

ヒートショックプロテイン(HSP) を増やすことで、お肌が若返り、元気になることをご存じですか。
キレイの味方ヒートショックプロテイン(HSP)は、毎日使用する化粧品から増やすことができます。
このヒートショックプロテイン(HSP)で、貴女も今日から美肌美人に!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.基礎化粧品でお肌は変わる!・・・コラーゲンとヒートショックプロテイン(HSP)

基礎化粧品ストレピアのセット

化粧品の効果を最大限に引き出すには、自分の肌質にあった化粧品選びと正しい使い方をすることが大切です。

紫外線や乾燥などで毎日酷使している肌をいたわり、元気にするために基礎化粧品があります。

基礎化粧品は、ポイントメイクなどとは違い、肌そのものに栄養を与えるものです。いくらメイクが上手でも、肌がボロボロでは、だいなしです。

最近よく耳にする、ヒートショックプロテイン(HSP)!
これこそが大事な役割をします。

美肌といえば、コラーゲン!というイメージがありますが・・・
たしかにコラーゲンは皮膚に多く存在し、弾力や強度に関与しており、これが壊れると肌の質も低下してしまいます。しかし、コラーゲンは、化粧品で直接作用させることはできません。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、その特徴を活かしてコラーゲンを修復し、生成を増やすといった健康や美容を促進する効果を持っています。

すなわち、ヒートショックプロテイン(HSP)を配合している基礎化粧品を使うことで、あなたも、美肌美人になれるのです。

2.基礎化粧品の役割・・・時短でも、しっかりヒートショックプロテイン(HSP)が!

花の香りをかぐリラックスした女性

普段生活していると、空気の汚れやストレス、乾燥、疲労など、知らない間に、肌はダメージを負っています。

健康で本来あるべき肌の状態に整えるために、スキンケアは欠かせません。そのスキンケアの基本となるのが、基礎化粧品です。

健康的な肌とは
・皮膚に弾力とハリがある
・しっとりと水分が保たれている
・透明感がありキメが整っている
・血行が良く、血色がいい

基礎化粧品には、クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリームなどがあります。
基礎化粧品は、肌を清潔にし、水分や美容成分で保湿をして、肌を守ってくれる大切な役割があります。

1.クレンジング

ファンデーションや口紅などメイクアップのアイテムは、油性の成分が多く、水洗いではなかなか落とすことができません。メイクをきれいに落とし、毛穴に詰まった汚れや黒ずみを落とすことができるものが最適です。

2.洗顔

洗顔は、皮脂や古い角質を取り除く役割をしています。
またクレンジングで洗い残したメイクや皮脂、汗の汚れを落とします。肌が汚れているままだと、雑菌が増殖し、肌を痛めてしまいます。
メイクのノリも断然変わってしまいます。

3.化粧水

洗顔をして放っておくと、肌の水分が失われます。
化粧水は、洗顔で失われた水分を補い、水分を角質層に浸透させ肌を整える役割があります。
皮膚は油分を含んでいるので普通の水は浸透しません。
化粧水も、ほとんどが水でできていますが、皮膚を柔らかくする成分や、美容成分、保湿成分を含むことで肌に浸透しやすくなっています。

4.乳液

乳液は、化粧水がなじんだ肌から水分が失われないように油分で蓋をして、保湿する役割があります。
また、洗顔で失われた皮脂膜に代わり、肌の表面を保護してくれます。

5.美容液

美容液は、肌の悩みを予防する働きがあります。
美白、保湿、ニキビケアなど、肌の状態に合わせて、化粧水や乳液にプラスして美容液を使うと効果的です。

女性にとって欠かせないスキンケアですが・・・
忙しい毎日の中で、時間をかけることができない、面倒くさい、という人も多い現実。

オールインワン化粧品は、そんな面倒なスキンケアを、簡単に、時間をかけずに済ますことができる、基礎化粧品です。
オールインワン化粧品で、手間暇かけなくても、しっかりヒートショックプロテイン(HSP)を摂ることができる!そんなオールインワンの化粧品もあります。

いつまでも若々しい美肌を手に入れたいなら、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品がおすすめです!

3.化粧品選びのコツ・・・お肌のタイプ、知っていますか

美容方法をお互いに試す女性

化粧品を選ぶ時に一番大切なのは、自分の肌の特徴を知っておくことです。
普通肌、混合肌、脂性肌、敏感肌は、もちろんのこと、どんな成分に弱いかなど、肌の声に耳を傾けましょう。

肌のタイプは4種類、水分量と皮脂量で決まります。

1.普通肌

皮脂の分泌が多すぎず少なすぎず、肌がかさついていない状態なら、普通肌です。
理想的な肌の状態といわれます。基礎化粧品で、基本的なお手入れを怠らずに、常によい状態を保つことが重要です。

2.脂性肌

顔が皮脂でべたべたしがちなら、脂性肌です。
特に額と鼻をつないだTゾーンは、皮脂の分泌が多いため、べたつきがちです。
皮脂が過剰に分泌されると、にきびや肌荒れの原因になるため、余分な皮脂は、こまめに取ることが大切です。

基礎化粧品で、皮脂吸着力の優れたものを選ぶことにより、余分な皮脂をきちんと落とすことを重視したケアが大切です。
しっかり落としたいからといって、ごしごしこすることは禁物!肌を痛める原因になってしまいます。

3.乾燥肌

肌が全体的に乾燥していて、かさかさしているなら、乾燥肌です。
皮脂の分泌が少ないため、肌の表面の水分が蒸発しやすい状態です。
基礎化粧品で、油分と水分の両方を与え、保湿力とバリアー機能を高める必要があります。

4.混合肌

混合肌とは、顔の中に脂性肌と乾燥肌の両方が存在している状態です。
たとえば、Tゾーンは皮脂でべたべたしているのに、頬やフェイスラインはかさかさしている、といった状態です。

べたべたしている部分は皮脂を取り除きつつ、乾燥している部分は油分と水分をこまめに与える必要があり、手間がかかります。
化粧品選びに難しいかもしれません。

化粧品を選ぶ際、CMや大手メーカーに捉われすぎず、自分の肌の状態をきちんと把握することは、とても大事なことです。

4.化粧品の成分・・・エイジングケアにはヒートショックプロテイン(HSP)が必要?!

肌に優しいナチュラルな化粧品

肌に優しいものを使いたい、アレルギーが気になるなど、化粧品選びには、いろいろなこだわりがあります。
若いうちは、それほど気にならなかった化粧品の成分も、30代、40代、50代と、お肌の悩みが増えるにつれ、気になってくるものです。

1.高保湿成分

乾燥は、小じわやくすみ、毛穴といった、あらゆる肌トラブルの原因になります。
このため、肌をしっかり潤してくれる、高保湿成分が配合されたエイジングケア化粧品を選ぶことが大切です。

2.肌悩み成分

より効果的なエイジングケアのためには、高保湿成分に加えて、肌悩みに効く成分を配合した化粧品を選ぶことが重要です。

年齢を重ねていくと、たるみやしみしわ毛穴といった悩みは、多かれ少なかれ誰にも出てきます。
年齢による肌悩みを効果的にケアすることができる、エイジングケアの化粧品を選ぶことが大切です。

こうした加齢による肌悩みは、体内のヒートショックプロテイン(HSP)の減少が関わっています。
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、まず思いつくのが HSP入浴法
ですが・・・ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使えば、もっと簡単に増やすことができます!

5.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やして、キレイを手に入れる!(まとめ)

子供を抱っこする若々しいママ

メディアでは、さまざまな化粧品メーカーのCMが流れ、使うだけで美肌になったり、若返るような気になってしまいます。
しかし、肌は千差万別。本当に自分に合う化粧品の選び方は、別なところにあります。

・CMの言葉や映像に惑わされない
・激安化粧品は原材料に手抜きの可能性大

最近、化粧品や健康・医療の分野で注目されている成分があります。
それはヒートショックプロテイン(HSP)という、熱によって増えるタンパク質です。
このヒートショックプロテイン(HSP)が、私たちの体の中にあるコラーゲンという組織を修復したり、リフォームしたりして、体をリフレッシュしてくれることがわかり、注目を集めています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることで、肌の中で壊れたコラーゲンやその他のタンパク質を修復し、また修復できないほど傷んでしまったタンパク質は分解します。 ヒートショックプロテイン(HSP)は肌の細胞を元気にして、美肌・美容に大きな効果があります。

では、このヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには、どうすればいいのでしょうか。
HSP入浴法は、とても有名ですが、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を使うことで、もっと簡単に増やすことができるのです!

いつまでも美しく若々しいお肌を保つことは、自分への自信にも、つながります。
日々の規則正しい生活に加え、ヒートショックプロテイン(HSP)配合の化粧品を取り入れてケアするだけで、貴女も美肌美人に!

エイジングケアによって、いつまでも自信にあふれた美しい自分でいる!・・・とても、ステキなことだと思いませんか。

適度な運動していますか?!ヒートショックプロテイン(HSP)で、いつまでも若く健康でいられるために!

適度な運動していますか?!ヒートショックプロテイン(HSP)で、いつまでも若く健康でいられるために!

ヨガマットをもった子供

日頃、適度な運動をしていますか?
健康診断などの結果を見て、医師から、こんな言葉をかけられたことはありませんか。 そう言われたところで、すぐに運動を始める人は少ないのが現状です。

運動は健康のためになる、病気や肥満の予防になる、と頭ではわかっていても、 いざとなると、何から始めたらいいかわからない、忙しくて暇がない、 なかには、歳をとれば、いろいろな数値が悪くなるのも仕方がない、と諦めている人も。

歳を重ねれば、思うように動けなくなってしまう、その前に! 少し自分の体に負荷を加え、鍛えてみてはいかがでしょう。

運動は心身のリフレッシュだけでなく、 運動をすることで、全身の細胞に ヒートショックプロテイン(HSP) を増やすことができます。 このヒートショックプロテイン(HSP)が、体を元気にしてくれるのです!

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.運動の重要性…運動でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすには!

準備運動をする男女

運動すれば身体に良いことはなんとなくわかっていても、その理由をしっかり理解している人は少ないのではないでしょうか。
運動をする重要性とは何なのでしょう。

1-1 肥満の予防

運動不足で懸念されるのが肥満のリスクです。
食事から摂取したエネルギー量と、運動により消費するエネルギー量のバランスが崩れ、エネルギーが余った分は脂肪として、体に蓄積されてしまいます。
この状態が繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。
運動をすることにより、この肥満を防ぐことができます。

また、筋力トレーニングにより、筋肉量が増えると基礎代謝がアップします。代謝がアップすることにより、食べても太りにくい体質を維持することができます。

1-2 生活習慣病の予防

運動不足で肥満になると、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病になるリスクが高くなります。
生活習慣病は運動不足だけでなく、更年期によるホルモンバランスの崩れにも起因するといわれています。
歳を重ねるにつれ、運動不足などが重なり、生活習慣病を引き起こしてしまうのです。
運動をすることによって、こうした生活習慣病の予防にも繋がります。

1-3 身体の機能や筋力の維持、強化

病気で何日も寝込んだり、怪我をして動けなくなったりしたあとに、疲れやすかったり、普段のように動けないなど、体力の衰えを感じた経験がある人は多いと思います。

人間は、持っている機能を使わないと、驚くようなスピードでその機能は低下していきます。
このように、筋肉は使わなければ短期間でも急激に衰えていき、同時に体力の低下を招くことになります。

運動=身体を動かすことで、筋力は維持、強化されます。
立ったり歩いたり、階段を上る、ものを動かすなど、日常生活を送るためには筋力が必要です。

運動することで必要な筋肉、機能が維持されているのです。

また筋肉量は成長期に増え、その後加齢とともに減少していきます。
しかし、筋肉は骨とは違い、いくつになっても運動(トレーニング)を行えば増やすことができる組織です。
運動を継続し筋力を維持強化することは、体力を保つために不可欠なのです。

この筋力トレーニング(筋トレ)を行った後、もうワンステップ!
有酸素運動を取り入れることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を大幅に増加させることができます。
ヒートショックプロテイン(HSP)が増えることにより、病気の予防や美肌、しいては、健康な体を作ることができます。

2.運動の効果

ストレッチをする女の子

適度な運動は、身体の機能面だけでなく、病気の予防にも繋がります。
運動することにより、心も身体も健康で豊かな生活を送ることができ、生活の質の向上にもつながるのです。

運動の具体的な効果は・・・
・健康的な体形を維持することができる
・体力、筋力の維持および向上をはかることができる
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防につながる
・加齢に伴う生活機能の低下を防ぐことができる
・心肺機能が向上することにより疲れにくい体になる
・腰や膝の痛み、また、肩こりの改善につながる
免疫力、抵抗力が高まり、風邪などのウイルス感染を防ぐことができる

運動による効果は、このような身体的な効果だけでなく、心や精神的な部分にも影響します。
運動をすることにより、気分転換やストレス解消をはかれるだけでなく、認知症や不定愁訴の低減にも効果があるといわれています。

3.室内でもできる運動…自宅でダイエット!そしてヒートショックプロテイン(HSP)も増える!!

スクワット運動をする女性

コロナウイルス感染で脅かされる昨今。
自宅で、運動不足を解消し、ストレス発散するのは、いかがでしょうか。

室内では主に無酸素運動で筋トレをしているという人が多いと思いますが、有酸素運動をおこなえば、自宅で効果的なダイエットも期待できます。

筋肉をしっかりつけ、余計な脂肪を落とした体を手に入れたい…
そんな目標を持ってトレーニングされている人には、「筋トレ→有酸素運動」の順番がおすすめです。筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が高まり、運動していないときにも脂肪分解を高める効果が期待できます。
このとき、有酸素運動を組み合わせることによって、脂肪燃焼効率の促進につながります。
これにより、知らず知らずのうちに元気の源である、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させています。

運動した後はお風呂で汗を流して疲労回復!
有酸素運動と入浴効果により、ヒートショックプロテイン(HSP)を、より効果的に増やすことになります。
まさに一石二鳥、いや、一石三鳥ということです!

3-1 踏み台昇降運動

踏み台昇降は、階段や踏み台を使って、昇り降りを繰り返すだけの簡単な運動です。
ほかの運動に比べて消費カロリーは低いですが、ウォーキングやジョギングよりも足腰への負担が少なく、場所や天気などにかかわらずできるため、初心者の方にもおすすめです。テレビなどを見ながら手軽にできるのも魅力です。

3-2 もも上げ運動

太ももを交互に高く上げる、もも上げ運動も、有酸素運動です。
上半身と下半身をつなぐ大腰筋など、インナーマッスルのトレーニングとしても効果的です。スクワットより足腰への負担が少ない簡単な運動ですが、回数を増やせば息もそれなりに上がってきます。

3-3 ハーフスクワット運動

筋トレのイメージが強いスクワットですが、有酸素運動にもなります。
有酸素運動の効果を重視したい場合は、腰を完全に下ろさず、中腰程度でしゃがむのを止める「ハーフスクワット」を時間をかけて行いましょう。回数をこなすよりも、1回1回をゆっくり行うことを意識し、時間をかけて取り組んでください。

4.運動のあとの体が欲しているものは…栄養補給でヒートショックプロテイン(HSP)も倍増!

腹筋運動をする女性

運動のあとの食事は筋肉を作るためには、とても大切です。

運動後やトレーニング後の私たちの体は、さまざまな筋肉細胞が傷ついている状態です。 筋肉細胞が傷つくと聞くと驚いてしまうかもしれませんが、筋肉にアプローチするトレーニングをしていれば傷つくのは、あたりまえのことです。 傷ついた細胞はタンパク質によって修復されますが、運動後の食事をジュースやサラダなどで済ませてしまうと筋肉の修復には効果が不十分です。 そのため、運動のあとは、栄養バランスのとれた食事が大切になってきます。

運動のあと、15分以内にプロテインを飲むと、ヒートショックプロテイン(HSP)が有効に増えるというデータがあります。 運動のあとの体は、大量にエネルギーや栄養素を消費したために一種の飢餓状態です。 飢餓状態の体へ食事やプロテインを与えてあげるとみるみる吸収されます。 つまり、運動後は栄養素の吸収率が高くなるのです。

運動のあとに積極的に摂取してほしい栄養素は、タンパク質、炭水化物(糖質)、アミノ酸、 電解質(ミネラル)だといわれています。 頑張ってトレーニングをした後は、特にタンパク質の補給を心がけることが大切です。 体内でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす手助けをします。

5.疲れた身体を元気にするヒートショックプロテイン(HSP)(まとめ)

ストレッチ体操をする女性

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復するという特徴を持ったタンパク質です。熱ショックタンパク質とも呼ばれ、すべての人間の細胞のなかに、元々あるタンパク質の1つです。
免疫力を高める、コラーゲンの生成を増やす、代謝を活発にする、といった健康や美容を促進する効果が期待できるため、近ごろメディアなどで注目されています。

このヒーショックプロテイン(HSP)を効果的に増やすには、熱ストレスを与える(体を温める)こと。
入浴によりヒートショックプロテイン(HSP)を増加させるのは有名ですが、運動でも増やすことができます。

ハアハアと少し息が上がる程度の有酸素運動を1日30分以上、2週間継続すると、ヒートショックプロテイン(HSP)は効果的に増加するといわれています。

ヒートショックプロテイン(HSP)が増加することで、スタミナ増強や怪我予防ばかりでなく、代謝が活発になることからダイエット効果免疫力アップによる風邪予防効果もあります。

ヒートショックプロテイン(HSP)は、日常生活の疲れを軽減し、病気の予防、回復などに効果があり、いつまでも若々しく健康でいることをサポートしてくれるのです。

ならば、このヒートショックプロテイン(HSP)をたくさん手に入れるために!と、頑張りすぎてはいけません。運動を過度にすると、逆にヒートショックプロテイン(HSP)は減少してしまいますので、気をつけてください。

コロナ自粛により、自宅にいることが増えているこの機会に、気分転換をかねて、運動を始めてみてはいかがでしょうか。

適度な運動をすることで、いつまでも元気で、若々しい体を手に入れましょう。

入浴でヒートショックプロテイン(HSP)が増える?!入浴好きな人の肌が美しいわけ

入浴でヒートショックプロテイン(HSP)が増える?!入浴好きな人の肌が美しいわけ

入浴する赤ちゃん

1日の疲れ、あなたは、どんな方法で解消していますか。
蓄積された疲れは、マッサージだけでは、なかなかとれないもの。
入浴は、そんな疲れた身体を癒し、元気にしてくれます。

さっとシャワーを浴びただけの人と、湯船にゆっくり浸かった人とでは、疲れの取れ方が全然違います。

湯船に浸かるだけで、とても簡単に、美しいお肌と、ストレスフリーな身体を手に入れることができるのをご存知でしょうか。
入浴することで増える、ヒートショックプロテイン(HSP)
このヒートショックプロテイ(HSP)が、いつまでも、美しく、若々しいあなたをサポートしてくれます。

伊勢香里

この記事は伊勢香里(56歳)が執筆しました

人気女性誌の元読者モデル

美と健康について好奇心旺盛で、いつのまにかストレピアの虜に!無理をしすぎず、頑張りすぎず、日常生活で若さと美しさを育んでいくためのお役立ち情報を発信していければと思っています。

1.入浴好きな人のお肌がきれいなのはヒートショックプロテイン(HSP)のおかげ?!

バスローブをまいた女の子

一日の疲れを取ってリラックスできるひととき、入浴。
入浴の温熱効果は、体にとってはストレスになっているのはご存知でしょうか。

とはいえ、このストレスは、普通のストレスとは少し違います。
ストレスという言葉を聞くと、体に悪いものと思ってしまいがちですが、入浴の温熱効果、体温上昇ストレスは、シミやシワを防ぎ、肌の若々しさを保つために役立ってくれる、うれしいストレスだということがわかりました。
その要因になっているのが、「ヒートショックプロテイン(HSP)」の存在です。
ヒートショックプロテイン(HSP)は、体温が上昇することで作り出されるたんぱく質で、細胞の自己修復効果を促すといわれています。

入浴は、身体を清潔にするためや、リラックスするためと捉えられていましたが、少しの工夫で、美肌につながる入浴へと変えることができるのです。

2.お風呂に浸かる、その意義とは

バスタブに入る赤ちゃん

入浴する理由を考えると、大きく、次のことに絞られてくると思います。

1.体を洗う、清潔にする
2.リラックスする
3. 体を温める

以上の3つなら・・・
1.体を洗うだけならシャワーでもできる
2.リラックスしたり、癒される方法なら、入浴以外でもできる
3.冬はわかるけれど、夏は、暑くて湯船に浸かるなんてできない

そう言われるとシャワーだけでも十分!となってしまいそうですが・・・ 入浴の醍醐味は、お風呂!
すなわち、湯船に浸かることで、シャワーでは得られない利点、効果を得ることができます。

最近忙しいから…面倒くさいから…と
入浴をシャワーだけで済ませている人も、もしかして多いのでは?
入浴の際、健康の為にも美容のためにも、湯船に浸かることはとても大切です。

入浴時は10分だけでも湯船に浸かる・・・
これにより、美肌=ヒートショックプロテイン(HSP)を得ることに大きな効果があります。

3.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすためには入浴が一番!
シャワーの人は実は損している?!

シャワーに手をあてている

疲れをとるための入浴法で、最も重要なのは「全身浴で、肩まで湯船に浸かること」だといわれています。

最近、若い人たちの「お風呂離れ」が指摘されています。
入浴時、湯船に浸からず、シャワーだけで済ませてしまう人が増えているのです。
ホテルでもユニットバスの導入が多いため、なかなか、ゆったり肩まで浸かる、というのは難しいのかもしれません。

しかし、シャワーだけの入浴では、体温も十分に上がらず、入浴がもたらす温熱効果がしっかりと発揮されません。体が温まらなければ、血液が循環せず、疲労回復効果も低くなってしまいます。

入浴時、お風呂の温熱によって体が温まると、たくさんの血液が体中を巡るようになります。
温熱効果で血流が増えることで、体の隅々の細胞まで血液が行き渡ります。新陳代謝が活発になることで、体がすっきりリフレッシュするのです。また、お風呂の水圧(静水圧)には、血液循環を促す効果がありますが、シャワーではその効果は望めないのです。

そして何より、シャワーだけの入浴では、美肌を保つヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことはできません!
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに、一番効率的かつ効果的なのが、体を温めること!
つまり、ヒートショックプロテイン(HSP)をもっとも手軽に増やすことができるのが、入浴、湯船に浸かることなのです。

4.疲れをとる入浴法とは!
ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす温度は?!

入浴してリラックスしている女性

1.お湯の温度を調節する
入浴の際、日本人が好む風呂の温度は40度〜42度といわれています。
欧米人の好む38度と比較すると高温ですが・・・
この40度〜42度という温度が、ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに一番適した温度といわれています。

ぬるめのお湯に入ると…
血圧が低下、内臓が活発になる、筋肉がゆるみ体がリラックス状態になります。

熱めのお湯に入ると…
血圧が上昇し、内臓の働きが弱まります。筋肉が緊張し体は興奮状態になります。

ぬるめのお風呂は、疲れた、食欲がない、眠れないといった「体を休めたい」時にオススメの温度、熱めのお風呂は、朝風呂、目を覚ましたい時、気分が落ち込んだ時など、「気分をシャキッとしたい」時におすすめの温度ということになります。

入浴して、目を覚まそうと思ってお風呂に入ったけれど、逆に眠くなってしまった…という経験のある方は、もしかして、ぬるめのお風呂に入っていませんでしたか?
逆に、疲れを取ろうと思ってお風呂に入っていたのに、熱めのお風呂に入っていたという方は、疲れが取れないばかりか、「もう少し頑張ろう!」という張り切った状態になっていたかもしれません。

5.入浴時間が長いと、入浴効果がなくなる?!
10分の入浴でヒートショックプロテイン(HSP)が!

入浴後に湯冷めしないようにタオルを巻く女性

入浴により、1日の疲れを癒すことで、疲労回復や血行促進にも効果があります。
健康を保つ意味でも、毎日しっかり入浴することは必要です。

ダイエット美容、健康のために半身浴をしたり、入浴時間が1時間以上と、長い方も多いと思います。
しかし、長時間入浴は健康になるどころか、逆効果となってしまうこともあるのをご存知でしょうか。

入浴することで得られるメリットはたくさんありますが、ベストな方法で入浴を行わないとデメリットとなる原因になりかねません。

長風呂(30分以上の入浴)はデメリットのほうが圧倒的に多いのです。

5-1 大量の汗をかくので脱水症状になる

入浴の際、無理をして、長時間、湯船に浸かっていると脱水症状になります。
入浴によって、もしダイエットをされているのであれば注意してください。
これは発汗効果の延長上にある症状。気が付けばフラフラしている場合があります。

5-2 交感神経が刺激され、寝つきが悪くなる

入浴で、湯船にゆっくり浸かって、体がポカポカ温まり、ゆっくり眠れる ・・・入浴には、そんなイメージがあるかと思います。 でも、長風呂となると状況は変わってきます。 熱めのお風呂に入ると、さらに神経が高ぶってしまいます。

[副交感神経]
リラックスした状態のときに働く神経。休息をとっているときや、睡眠中に優位になる。

[交感神経]
カラダを活発に活動させるときに働く神経。ストレスを感じているときなどには交感神経が優位になる。

人間は、体温が下降するときに眠気を感じます
入浴すると、体温や心拍数が上がるため、いったん交感神経が強まり、目が覚めたような感覚になりますが、お風呂から出ると今度は体温が徐々に下降していき、徐々に眠気を感じ、自然に眠ることができるようになるのです。

つまり、交感神経が高ぶった状態が続いていることにより、なかなか眠れなくなってしまうのです。

5-3 お風呂の水圧で体に負荷がかかる

入浴で、湯船に浸かることで体には水圧がかかります。
これは、血行がよくなるということを意味するのですが、実は、心臓にも負荷がかかっています。
入浴が短時間なら、血行促進で良いことなのですが、入浴時間が長くなると、心臓にかかる負荷が大きくなり、よくありません。
入浴関連の死亡事故は1年間に15,000人とも言われており、これに加え致命的とまではいかない入浴関連での事故は相当な数にのぼると推定されます。

5-4 肌の油脂が落ちて肌が荒れる

長い時間、入浴(湯船に浸かる)することで、お肌の表面の油分やセラミドが必要以上に流れてしまいます。
そうなると、角質層が水分を保つことができなくなってしまいます。すなわち、お肌がカサカサになってしまうのです!

5-5 ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのに、長い入浴時間は必要はありません。

お湯の温度42℃で入浴10分、41℃で入浴15分、40℃で入浴20分が目安といわれています。
血行促進作用のある入浴剤を使用すると、40℃で入浴15分が目安です。

6.入浴で得られる3つの効果

入浴後にヨガをする女性

入浴には、身体の汚れを落とし、清潔にするほかに、3つの効果があるといわれています。

6-1 浮力によるリラックス効果

お湯の中では浮力がかかり、体の重さが約9分の1になります。
入浴することにより、常に体を支えてくれている筋肉や関節など身体の緊張が緩み、心身に高いリラックス効果が得られます

6-2 温熱による血流促進効果

入浴により、身体を温めるということは、血の巡りを良くしてくれます。
巡りが良くなることで、発汗作用や新陳代謝が活発になり、血液中の老廃物や疲労物質が運び去られます。ドロドロの血液からサラサラな血液へと変わっていくのです。
また、この温熱効果によりヒートショックプロテイン(HSP)を増やすことができます。

6-3 水圧による呼吸の活性効果

お湯の量が多いほど水圧がかかり、肺は空気を取り込もうとします。
そして呼吸が深まり、心拍数が上がります。それによって、血の巡りが良くなり、むくみや冷えの改善に繋がります。

入浴の際、湯船に浸かった時に「ふう〜」とつい出てしまうのは、このためかもしれません。

7.ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法で美肌を手に入れましょう(まとめ)

入浴して気持ちよさそうな女性

適温、適時間、湯船につかり、入浴することにより体の清潔を保持するだけでなく、日々のストレス解消や、リラックス効果に、大きな効果が得られます。

そして、なかでも、入浴により、体内のヒートショックプロテインを増やす方法は昨今、大変注目されています。
いわゆるヒートショックプロテイン(HSP)入浴法です。

ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んだ細胞を修復するという特徴を持ったタンパク質です。
熱ショックタンパク質とも呼ばれ、すべての人間の細胞のなかに、元々あるタンパク質の1つです。
体に熱による刺激が加わったとき、つまり体温の上昇するタイミングで作られる(あるいは増える)ことから、ヒートショック(熱ショック)という名前がつけられています。

免疫力を高める、コラーゲンの生成を増やす、代謝を活発にする、といった健康や美容を促進する効果が期待できるため、近ごろメディアなどで注目されています。

ヒートショックプロテイン(HSP)はストレスを与えることによって、増えると言われています。
具体的には、紫外線を浴びる、適度な運動をする、加圧する、低酸素状態をつくる、加熱するなどのストレスを身体に与えなければ増やすことはできません。

このヒートショックプロテイン(HSP)を日常の生活習慣の中で、増やす方法があります!
日本の入浴習慣、お風呂文化です。
これを利用することで、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させることができるのです。

ヒートショックプロテイン(HSP)入浴法は、とても簡単に実践できます。

40℃〜42℃の熱めのお湯に10分から20分間浸かるだけで補えるのです。
それによって体温を上げることができ、ヒートショックプロテイン(HSP)を増加させやすい状態にします。

入浴後は、熱を逃さないようにてして、10分から15分ほど保温することも大切になってきます。
体の水分をしっかり拭き取り、体が冷えないように衣類を身につけて保温します。
また、この時に水分補給をしっかりすることも大変重要です。
水分補給には、冷たいものを避け、常温、もしくは温かい飲み物をおすすめします。
冷たい飲み物は保温後に飲みましょう。
入浴前後で500mlの水分補給を目安にしてください。

ちなみにこの入浴法でヒートショックプロテイン(HSP)を増やすのは、週に2回程度の割合が最適と言われています。
あまり頻繁にやりすぎると、体が、だんだん熱ストレスを感じなくなってしまうのです。

増加したヒートショックプロテイン(HSP)は1週間ほど体内に残り、その力を発揮します。
ヒートショックプロテイン(HSP)のパワーがピークを迎えるのは、入浴から2日後といわれているので、元気になりたい日、勝負したい日から逆算してこの入浴法を試してみるのもいいかもしれません。

日々の入浴習慣に取り入れて、疲れ知らずの身体にしましょう。

コロナ疲れで、元気がなくなってしまった方にこそ、オススメしたいこの入浴方法。
今日から、このヒートショックプロテイン(HSP)入浴法を取り入れてみてはいかがでしょう。

あなたの入浴ライフが、より有意義になりますように・・・!