肌荒れしたときのおすすめメイクアップ法は?!ベースメイクの役割と活用法!
年齢やストレス、季節の変わり目など、肌荒れの原因は、いろいろあります。
お肌のトラブルは隠したいけど、メイクをしたら悪化してしまうのでは、
ファンデーションを塗ると、毛穴を防いで皮膚呼吸ができなくなるのでは、
・・・メイクをするのをためらう声をしばしば、耳にします。
お肌がかさかさしたり、かゆくなったり、肌荒れしている時、貴女はメイクをしていますか、
それとも、お肌を休めるためにノーメイク?
1.肌荒れの原因とは!ノーメイクも肌荒れの原因になる?!
お肌が乾燥してカサカサしたり、ポツポツと大人ニキビが気になったり、肌荒れの症状は、さまざまです。季節の変わり目やストレスなどの外的要因など、その原因もいろいろあります。
在宅ワークが増え、外出しないので、紫外線も浴びないし・・・今は、メイクをせずに、お肌を休めているという貴女、それが、肌荒れの原因になっているかもしれません。
お部屋の中にいても、カーテンを通して、紫外線は入ってきます。日焼け止めも塗らず、ノーメイクでいることは逆効果!実は、肌荒れの原因を作っているようなものなのです。
そんな肌荒れが気になる時のベースメイク、どうしていますか。お肌に負担がかかるような気がするから、ファンデーションは塗らないという方が多いのではないでしょうか。
肌荒れしている時のお肌は、バリア機能が低下し、刺激に弱い状態です。ノーメイクのままでいると、お肌は外的刺激を直接受けてしまいます。ファンデーションは、汚れや紫外線といった刺激から、お肌を守ってくれる役割をしてくれます。メイクアップをすることで、お肌にバリアを作ることになるのです。
2.肌荒れはファンデーションで守れることも!メイクアップの役割とは?!
ファンデーションは、お肌を美しく見せるためだけではなく、紫外線や乾燥、ホコリなどの外的刺激から、お肌を守る役割があります。ファンデーションを塗ることで、余分な脂を吸収し、お肌の乾燥を防いでくれます。
ファンデーションは、とても細かい粉体でできているため、お肌を密閉したり、毛穴をふさいだりすることはありません。ファンデーションの粉末は、お肌の中に入り込めない大きさなのです。
肌荒れが気になる時こそ、メイクアップをする、すなわち、ファンデーションで、お肌を外的刺激から守る必要があります。とはいえ、肌荒れしている時のお肌は、デリケートです。どんなファンデーションでも塗ればOKというわけではありません。パラベン無添加、アルコール無添加、パッチテスト済みといった、お肌に優しいタイプのものを選ぶ必要があります。
3.肌荒れが気になるときのメイクアップ、こんなファンデーションがおすすめ!
肌荒れが気になるときは、お肌に刺激を与えないようにしなければなりません。お肌を守るために、メイクアップをすることは必要ですが、普段と同じものを使っていると悪化させる可能性もあります。ファンデーションも、そのときどきに応じで、使い分けることが大切です。
お肌に優しい、低刺激のものがおすすめ
お肌が荒れている時は、肌表面にある角層の水分や油分のバランスが乱れているため、角層のバリア機能が低下し、少しの刺激にも反応してしまいます。敏感肌向けにつくられた、低刺激で、お肌に優しい成分入りのファンデーションがおすすめです。
アルコールや合成界面活性剤などの添加物入りのものは避け、天然成分を使ったものを選びましょう。天然の鉱物が主成分であるミネラルファンデーションは、敏感肌にはおすすめです。肌荒れしたお肌には、油分の少ないルースファンデショーン、あるいは、パウダーファンデーションで、お肌を守ってあげましょう。
薬用有効成分配合のファンデーションなら、メイクしながら、肌荒れケアやニキビ予防もでき、素肌をケアしてくれます。
石鹸オフできるコスメもおすすめ
クレンジング剤は、メイクアップ料を落とすための界面活性剤が使われていることや、お肌をこすることによる摩擦で、お肌に負担をかけてしまう恐れがあります。
洗浄力が強いクレンジング剤ほど、お肌の皮脂を洗い流すことで、バリア機能の低下を招くため、お肌が荒れている時は、できるだけ控えましょう。
クレンジング剤を使わなくても、石鹸で洗い流せるコスメもあるため、肌荒れしている時には、これらを使ってみてはいかがでしょう。
メイクを落とす際は、石鹸をよく泡立て、たっぷりの泡で優しく丁寧に洗顔しましょう。メイクが残っていると、肌荒れがひどくなってしまいます。汚れ落ちがよく、お肌への負担がマイルドな弱アルカリ性の石鹸がおすすめです。
4.肌荒れの原因はマスクかも!?
最近は、外出時のマスクは必需品です。マスクをつけることで、肌荒れする原因は、こんなところにあります。
摩擦
マスクをつける時、ズレを直したりする時など、お肌に、マスクの繊維が擦れる機会が多くあります。摩擦により、角層表面が削られることで、バリア機能が低下し、少しの刺激にも敏感になってしまいます。とくに頬や顎周りはマスクによる摩擦を起こしやすいため、いつも以上に丁寧なスキンケアが必要になってきます。
ムレ
マスクの中は、高温多湿で、雑菌が繁殖しやすい環境です。会話や咳、くしゃみなどで飛んだ唾液によって、マスク内で雑菌が繁殖し、肌荒れの原因につながります。また、マスクの中は、汗や皮脂も増えることから、ニキビや吹き出物もできやすくなります。
乾燥
マスクの中は高温多湿のため、乾燥とは無縁と思われがちですが、マスクを外すと、内部の湿気が蒸散し、お肌表面の水分も蒸発するため乾燥してしまいます。保湿ケアを怠ると、肌荒れなどの肌トラブルにつながっていきます。
繊維などの刺激
一番シンプルなのは、お肌がマスクの素材に負けてしまうため起こる肌荒れです。洗って使う布マスクは、繊維の中に洗剤成分が残っていることで、かぶれや赤みを引き起こすこともあるため注意が必要です。
通気性が気になるなら、センターワイヤーが入っているマスクを使うことで改善されることもあります。素材や大きさなど、自分に合うマスクを選ぶことで、少しでも、お肌への負担を減らすようにしましょう。
5.肌荒れ防止のためのおすすめメイクアップ法!
マスクによって荒れたお肌を治したいから、ファンデーションはちょっとお休み・・・とお考えなら、それは間違いです。
ベースメイクをすることで、マスクがお肌に直接触れるのを防ぎ、着脱による摩擦からも守ってくれます。
ベースメイクは低刺激のもので!
マスクをつけている時のお肌は、蒸れや乾燥、雑菌などで、デリケートな状態です。ベースメイクは、低刺激のものや、薬用の下地やファンデーションを使うと効果的です。薬用ファンデーションや下地を使うことで、ニキビ予防にも効果が期待できます。
ファンデーションは薄塗りでフィット感を!
マスクの着脱による化粧崩れを気にして、厚塗りになっていませんか。厚塗りは、マスクによる摩擦で、逆にヨレやすくなるだけでなく、お肌にも負担がかかります。敏感になっているお肌には、薄づきのメイクアップがポイントです。
ファンデーションをお顔全体に薄く塗ったら、Tゾーンや目元、口まわりなどの崩れやすい部分は、清潔なブラシやスポンジで軽く押さえるようにのばし、フィット感を高めるようにしましょう。
仕上げは、フェイスパウダーとミストで!
保湿成分が入ったフェイスパウダーで仕上げることで、マスクをしていても潤いが保たれます。スキンケア効果の高いフェイスパウダーは、肌荒れ効果だけでなく、乾燥を防ぎ、キメの整ったお肌にしてくれます。
仕上げにミストを使えば、崩れにくさが、よりアップします。ベースメイクの上からシュッとひと吹きするだけで、ファンデーションだけでなく、チークなどのポイントメイクの持続にも効果が期待できます。
6.日々のスキンケアとメイクアップが、肌荒れしないお肌を作る!
お肌は一定のサイクルで、新しく生まれ変わっています。ホルモンバランスやストレスなどで、このサイクルが乱れると、肌荒れなど、さまざまな肌トラブルを引き起こします。
肌荒れで、まず気になるのが、かさつきです。そのままにしておくと、乾燥が進み、皮脂分泌の乱れにより、ニキビや吹き出物にもつながってしまいます。
肌荒れしてしまったお肌は、とてもデリケートな状態です。スキンケアはもちろん、ベースメイクをすることで、外的刺激から守ってあげることが大切です。
スキンケアでしっかり保湿を!
お肌のバリア機能にとって、乾燥は大敵です。お肌のバリア機能を維持するためにも、日頃から、保湿ケアを心がけ、肌荒れしにくいお肌を作るようにしましょう。 まずは、スキンケアをしっかりすることが大切です。夜はもちろん、忙しい朝も、しっかり保湿することを忘れないようにしましょう。
お肌に優しいベースメイクを!
ファンデーションは、お肌を守る一方で、塗り過ぎると、お肌に刺激を与えてしまうだけでなく、肌荒れが、かえって目立ってしまうことにもつながります。また、濃いメイクを落とすために、洗浄力が強いクレンジング剤を使う必要がでてくるのも、避けたい理由のひとつです。
メイクアップのポイントは、薄塗りで、お肌にフィットさせるようにしましょう。パフは、お肌に刺激を与えないよう、抑えるように少しずつ、内から外へと動かしていくのがポイントです。
化粧道具は清潔に!
お肌に優しいファンデーションを使っていても、ファンデーションを塗るアイテムが汚れていては、肌荒れを悪化させてしまいます。メイクアップの際は、スポンジやパフが汚れていないか気をつけましょう。汚れが落ちにくくなったら、新しいものと交換し、常に清潔な状態に保つことが大切です。
7.まとめ
肌荒れなど、お肌に不調を感じた時は、生活習慣を見直すサインです。栄養バランスのとれた食事、適度な運動、そして、質のよい睡眠を心がけましょう。
朝晩のスキンケアをはじめ、まずは、肌荒れしにくいお肌を作ることが大切です。
規則正しい生活で、健やかなお肌を保つことができるように心がけたいものです。